一級ボイラー技士(令和元年10月)試験A

問題.2 / 20 
覚えた数 : -

ボイラーに使用する金属材料に関し、次のうち誤っているものはどれか。

(1). 鋳鉄は、炭素含有量が通常5~4%程度の鉄・炭素合金で、溶融点が低く流動性が良いので複雑な形状のものを作ることができるが、鍛造や圧延はできない。
(2). 鋳鉄は、機械加工が困難で、鋳鋼では強度が不足する部品に使用される。
(3). 高炭素鋼は、硬化し割れが発生しやすいので、ボイラーには主として炭素含有量が0.1~0.3%程度の軟鋼が使用される。
(4). 銅合金には、銅と亜鉛の合金の黄銅及び銅とすずの合金の青銅があるが、青銅の方が鋳造しやすく、バルブ、コックなどに使用される。
(5). 合金鋼は、引張強さ、クリープ強さ、耐食性などを改善するために炭素鋼に適量のクロム、ニッケル、モリブデンなどを添加したもので、ボイラーに使用される合金鋼にはモリブデン鋼などがある。
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