一級ボイラー技士(令和7年4月)

問題.5 / 40 
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ボイラー各部の構造及び強さに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。

(1). 胴板を薄肉円筒として取り扱う場合、長手方向の断面に生じる周方向の応力は、周方向の断面に生じる長手方向の応力の1/2倍となる。
(2). 鏡板は、胴又はドラムの両端を覆っている部分をいい、煙管ボイラーのように管を取り付ける鏡板は、特に管板という。
(3). 皿形鏡板は、同材質、同径、同厚の場合、全半球形鏡板より強度が低い。
(4). 炉筒は、燃焼ガスによって加熱され長手方向に膨張しようとするが、鏡板によって拘束されているため、炉筒板内部に圧縮応力が生じる。
(5). 炉筒には、波形炉筒と平形炉筒の外周に補強リングを取り付けたものがあるが、最近では、ほとんど波形炉筒が用いられている。
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