エックス線作業主任者(令和6年4月)

問題.34 / 40 
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エックス線の直接作用と間接作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1). エックス線光子と生体内の水分子を構成する原子との相互作用の結果生成されたラジカルが、直接、生体高分子に損傷を与える作用が直接作用である。
(2). エックス線光子によって生じた二次電子が、生体高分子の電離又は励起を行うことによって、生体高分子に損傷を与える作用が間接作用である。
(3). 低LET放射線が生体に与える影響は、間接作用によるものより直接作用によるものの方が大きい。
(4). 生体中にシステイン、システアミンなどのSH基を有する化合物が存在すると放射線効果が軽減されることは、主に直接作用により説明される。
(5). 溶液中の酵素の濃度を変えて一定線量のエックス線を照射するとき、酵素の全分子のうち、エックス線の直接作用によって不活性化される分子の占める割合は、酵素の濃度によらず一定である。
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令和6年度 4月実施分 公表問題 エックス線の生体に与える影響に関する知識

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