1級土木施工管理技術(平成30年度)問題A

問題.19 / 61 
覚えた数 : -

コンクリート構造物の劣化とその特徴に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1). 凍害による劣化のうち、スケーリングは、ペースト部分の品質が劣る場合や適切な空気泡が連行されていない場合に発生するものである。
(2). 塩害による劣化は、コンクリート中の塩化物イオンの存在により鋼材の腐食が進行し、腐食生成物の体積膨張によりコンクリートのひび割れやはく離・はく落や鋼材の断面減少が起こる。
(3). 中性化による劣化は、大気中の二酸化炭素がコンクリート内に侵入しコンクリートの空げき中の水分のpHを上昇させ鋼材の腐食により、ひび割れの発生、かぶりのはく落が起こる。
(4). アルカリシリカ反応による劣化のうち、膨張にともなうひび割れは、コンクリートにひび割れが顕在化するには早くても数年かかるので、竣工検査の段階で目視によって劣化を確認することはできない。
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平成30年度 試験A 第一次検定 過去問題 1級

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