平成18年(2006年)宅建

問題.1 / 50 
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次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

1. 契約締結交渉中の一方の当事者が契約交渉を打ち切ったとしても、契約締結に至っていない契約準備段階である以上、損害賠償責任が発生することはない。
2. 民法第1条第2項が規定する信義誠実の原則は、契約解釈の際の基準であり、信義誠実の原則に反しても、権利の行使や義務の履行そのものは制約を受けない。
3. 時効は、一定時間の経過という客観的事実によって発生するので、消滅時効の援用が権利の濫用となることはない。
4. 所有権に基づく妨害排除請求が権利の濫用となる場合には、妨害排除請求が認められることはない。
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