第一種衛生管理者(平成31年4月)

問題.16 / 44 
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作業環境における有害因子による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1). 電離放射線による中枢神経系障害は、確率的影響に分類され、被ばく線量がしきい値を超えると、発生率及び重症度が線量に対応して増加する。
(2). 熱けいれんは、高温環境下での労働において、皮膚の血管に血液がたまり、脳への血液の流れが少なくなることにより発生し、めまいや失神などの症状がみられる。
(3). 金属熱は、金属の溶融作業などで亜鉛や銅のヒュームを吸入したときに発生し、悪寒、発熱、関節痛などの症状がみられる。
(4). 凍瘡(そう)は、皮膚組織の凍結壊(え)死を伴うしもやけのことで、0°C以下の寒冷にばく露することによって発生する。
(5). 潜水業務における減圧症は、浮上による減圧に伴い、血液中に溶け込んでいた酸素が気泡となり、血管を閉塞したり組織を圧迫することにより発生する。
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