介護福祉士国家試験(第31回)(平成30年度)

問題.1 / 125 
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Aさん(82歳,女性,要介護2)は,夫を7年前に看取り,その後は一人暮らしをしている。夜中にトイレに行った時に転倒し,大腿骨頸部を骨折(fracture)して3か月入院した。自宅に手すりをつけ,段差をなくす住宅改修をした後,退院した。何かにつかまれば,いすからの立ち上がりや歩行ができる。人と関わるのは苦手なため自宅での生活が中心である。遠方に一人息子が住んでおり,月に1度は様子を見に帰ってくる。週3回,訪問介護(ホームヘルプサービス)の買物代行や部屋の掃除などの生活援助を利用している。Aさんはできるだけ自分のことは自分で行い,このまま自宅での生活を継続したいと希望している。訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問したときに,Aさんは一人暮らしを続けることが不安であると告げた。

Aさんに対する訪問介護員(ホームヘルパー)の応答として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1. 「訪問介護(ホームヘルプサービス)を毎日利用したらどうですか」
2. 「一人暮らしは大変なので息子さんと同居したらどうですか」
3. 「また転ぶかもしれないと思っているのですか」
4. 「グループホームに入居することを考えたらどうですか」
5. 「手すりをつけたし,段差もなくしたので転びませんよ」
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平成30年度 過去問題 人間の尊厳と自立

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