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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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電動機の制御に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 半間接制御は、巻線形三相誘導電動機の一次側を直接制御器で制御し、二次側を電磁接触器で制御する方式である。
2. 間接制御は、電動機の主回路に挿入した電磁接触器が主回路の開閉を行い、制御器は、その電磁接触器の電磁コイル回路を開閉する方式である。
3. 容量の大きな電動機を直接制御にすると、ハンドル操作が重くなる。
4. 間接制御は、直接制御に比べ、制御器は小型軽量であるが、設備費が高い。
5. 操作用制御器の第1ノッチとして設けられるコースチングノッチは、ブレーキにのみ通電してブレーキを緩めるようになっているノッチで、停止時の衝撃や荷振れを防ぐために有効である。
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半間接制御は、巻線形三相誘導電動機の一次側を直接制御器で制御し、二次側を電磁接触器で制御する方式である。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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クレーンの三相誘導電動機の速度制御方式に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 巻線形三相誘導電動機のダイナミックブレーキ制御は、巻下げの速度制御時に電動機の一次側を交流電源から切り離し、一次側に直流電源を通電して励磁することにより制動力を得るもので、つり荷が重い場合には低速での巻下げができない。
2. 巻線形三相誘導電動機の二次抵抗制御は、固定子の巻線に接続した抵抗器の抵抗値を変化させて速度制御するもので、始動時に緩始動ができる。
3. かご形三相誘導電動機のインバーター制御は、電源の周波数を固定したまま電流値を変えて電動機に供給し回転数を制御するもので、精度の高い速度制御ができる。
4. 巻線形三相誘導電動機の渦電流ブレーキ制御は、電気的なブレーキのためブレーキライニングのような消耗部分がなく、制御性も優れている。
5. 巻線形三相誘導電動機のサイリスターレオナード制御は、負荷に適した速度特性が自由に得られるが、設備費が極めて高い。
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巻線形三相誘導電動機の渦電流ブレーキ制御は、電気的なブレーキのためブレーキライニングのような消耗部分がなく、制御性も優れている。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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回路の絶縁、スパークなどに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. ナイフスイッチは、切るときよりも入れるときの方がスパークが大きいので、入れるときはできるだけスイッチに近づかないようにして、側方などから行う。
2. スパークは、回路にかかる電圧が高いほど大きくなり、その熱で接点の損傷や焼付きを発生させることがある。
3. 絶縁物の絶縁抵抗は、漏えい電流を回路電圧で除したものである。
4. ポリエチレンは、電気の導体である。
5. 電気回路の絶縁抵抗は、ボルトメーターと呼ばれる絶縁抵抗計を用いて測定する。
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スパークは、回路にかかる電圧が高いほど大きくなり、その熱で接点の損傷や焼付きを発生させることがある。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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電気計器の使用方法に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 回路計(テスター)は、直流電圧、交流電圧、直流電流などを、スイッチを切り替えることによって計測できる計器である。
2. 回路計(テスター)では、測定する回路の電圧や電流の大きさの見当がつかない場合は、最初に測定範囲の最大レンジで測定する。
3. アナログテスターでは、正確な値を測定するため、あらかじめ0点調整を行ってから測定する。
4. 電流計は、測定する回路に並列に接続して測定し、電圧計は、測定する回路に直列に接続して測定する。
5. 電流計で大電流を測定する場合は、交流では変流器を、直流では分流器を使用して測定する。
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電流計は、測定する回路に並列に接続して測定し、電圧計は、測定する回路に直列に接続して測定する。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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感電災害及びその防止に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 感電による危険を電流と時間の積によって評価する場合、一般に、500ミリアンペア秒が安全限界とされている。
2. 人体は身体内部の電気抵抗が皮膚の電気抵抗よりも大きいため、電気火傷の影響は皮膚深部には及ばないが、皮膚表面は極めて大きな傷害を受ける。
3. 接地とは、電気装置の導電性の外被(フレームやケース)などを導線で大地につなぐことをいう。
4. 天井クレーンは、走行レールが接地されている場合は、クレーンガーダ上で走行トロリ線の充電部分に身体が接触しても、感電の危険はない。
5. 接地線には、できるだけ抵抗の大きな電線を使った方が丈夫で、安全である。
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接地とは、電気装置の導電性の外被(フレームやケース)などを導線で大地につなぐことをいう。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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図のようにO点に同一平面上の三つの力P1、P2、P3が作用しているとき、これらの合力に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
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1. A
2. B
3. C
4. D
5. E
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D
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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図のように天井クレーンで質量20tの荷をつるとき、レールAが受ける力の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、ガーダ、クラブトロリ及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 28kN
2. 59kN
3. 84kN
4. 137kN
5. 280kN
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59kN
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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物体の質量及び比重に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 鉛1m3の質量は、約11.4tである。
2. 物体の体積をV、その単位体積当たりの質量をdとすれば、その物体の質量Wは、W=V×dで求められる。
3. 銅の比重は、約8.9である。
4. 形状が立方体で均質な材質でできている物体では、各辺の長さが4倍になると質量は12倍になる。
5. アルミニウム1m3の質量と水2.7m3の質量は、ほぼ同じである。
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形状が立方体で均質な材質でできている物体では、各辺の長さが4倍になると質量は12倍になる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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次の文中の[ ]内に入れるAからCの語句の組合せとして、正しいものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
「水平面に置いてある物体を図に示すように傾けると、この物体に作用している[ A ]により生じた力が合力Wとして重心Gに鉛直に作用し、回転の中心△を支点として、物体を[ B ]とする方向に[ C ]として働く。」
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詳細
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1. A:重力 B:元に戻そう C:モーメント
2. A:重力 B:倒そう C:遠心力
3. A:復元力 B:元に戻そう C:引張応力
4. A:遠心力 B:倒そう C:引張応力
5. A:向心力 B:元に戻そう C:動荷重
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A:重力 B:元に戻そう C:モーメント
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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天井クレーンで荷をつり上げ、つり荷を移動させるためにクレーンを10秒間に4m移動する速度で走行させながら10秒間に3m移動する速度で横行させ続けているとき、つり荷が10秒間に移動する距離は( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
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1. 1m
2. 3m
3. 4m
4. 5m
5. 7m
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5m
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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図のように、水平な床面に置いた質量Wの物体を床面に沿って引っ張り、動き始める直前の力Fの値が980Nであったとき、Wの値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、接触面の静止摩擦係数は0.6とし、重力の加速度は9.8m/s2とする。
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詳細
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1. 60kg
2. 100kg
3. 143kg
4. 167kg
5. 200kg
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167kg
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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荷重に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには、衝撃荷重がかかる。
2. 天井クレーンのガーダには、主に曲げ荷重がかかる。
3. クレーンの巻上げドラムの軸には、曲げ荷重とねじり荷重がかかる。
4. 片振り荷重は、向きは同じであるが、大きさが時間とともに変わる荷重である。
5. クレーンのフックには、主に圧縮荷重がかかる。
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クレーンのフックには、主に圧縮荷重がかかる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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図のような形状の鋳鉄製の直方体を2本の玉掛け用ワイヤロープを用いてつり角度60°でつるとき、1本のワイヤロープにかかる張力の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、鋳鉄の1m3当たりの質量は7.2t、重力の加速度は9.8m/s2とする。また、荷の左右のつり合いは取れており、左右のワイヤロープの張力は同じとし、ワイヤロープ及び荷のつり金具の質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 18kN
2. 20kN
3. 25kN
4. 35kN
5. 41kN
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20kN
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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天井から垂直につるした直径2cmの丸棒の先端に質量200kgの荷をつり下げるとき、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、丸棒の質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 2N/mm2
2. 3N/mm2
3. 6N/mm2
4. 8N/mm2
5. 9N/mm2
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6N/mm2
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 |
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図のような組合せ滑車を用いて質量350kgの荷をつるとき、これを支えるために必要な力Fの値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。
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詳細
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1. 175N
2. 381N
3. 429N
4. 490N
5. 858N
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429N
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