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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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クレーンの電動機の制御に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. ゼロノッチインターロックは、各制御器のハンドルが停止位置になければ、主電磁接触器を投入できないようにしたものである。
2. 間接制御では、シーケンサーを使用することにより、直接制御に比べ、いろいろな自動運転や速度制御を容易に行うことができる。
3. 間接制御は、直接制御に比べ、制御器は小型・軽量であるが、設備費が高い。
4. 直接制御は、容量の大きな電動機では制御器のハンドル操作が重くなるので使用できない。
5. 半間接制御は、巻線形三相誘導電動機の一次側を直接制御器で直接制御し、二次側を電磁接触器で間接制御する方式である。
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半間接制御は、巻線形三相誘導電動機の一次側を直接制御器で直接制御し、二次側を電磁接触器で間接制御する方式である。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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クレーンの三相誘導電動機の速度制御方式などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. かご形三相誘導電動機で、電源電圧を直接電動機の端子にかけて始動させることを全電圧始動という。
2. かご形三相誘導電動機では、電源回路に抵抗器、リアクトル、サイリスターなどを挿入し、電動機の始動電流を抑えて、緩始動を行う方法がある。
3. 巻線形三相誘導電動機の二次抵抗制御は、固定子の巻線に接続した抵抗器の抵抗値を変化させて速度制御するもので、始動時に緩始動ができる。
4. 巻線形三相誘導電動機の渦電流ブレーキ制御は、電気的なブレーキであり機械的な摩擦力を利用しないため、消耗部分がなく、制御性も優れている。
5. 巻線形三相誘導電動機の電動油圧押上機ブレーキ制御は、速度制御用に設置した電動油圧押上機ブレーキの操作電源を電動機の二次側回路に接続し、制動力を制御するもので、巻下げ時に電動機の回転速度が遅くなれば制動力を小さくするように自動的に調整し、安定した低速運転を行うものである。
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巻線形三相誘導電動機の二次抵抗制御は、固定子の巻線に接続した抵抗器の抵抗値を変化させて速度制御するもので、始動時に緩始動ができる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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クレーンの電気機器の故障の原因などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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1. 電動機が起動した後、回転数が上がらない場合の原因の一つとして、電源の電圧降下が大きいことが挙げられる。
2. 電動機が全く起動しない場合の原因の一つとして、配線の端子が外れていることが挙げられる。
3. 過電流継電器が作動する場合の原因の一つとして、回路が短絡していることが挙げられる。
4. 三相誘導電動機がうなるが起動しない場合の原因の一つとして、一次側電源回路の三相の配線のうち2線が断線していることが挙げられる。
5. 集電装置の火花が激しい場合の原因の一つとして、集電子が摩耗していることが挙げられる。
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三相誘導電動機がうなるが起動しない場合の原因の一つとして、一次側電源回路の三相の配線のうち2線が断線していることが挙げられる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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一般的に電気をよく通す導体及び電気を通しにくい絶縁体(不導体)に区分されるものの組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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感電及びその防止に関する次のAからEの記述について、適切なもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 感電による人体への影響の程度は、電流の大きさ、通電時間、電流の種類、体質などの条件により異なる。
B 電気によるやけどには、アークなどの高熱による熱傷のほか、電流通過に伴い発生するジュール熱によって引き起こされる、皮膚や内部組織の傷害がある。
C 接地抵抗は小さいほど良いので、接地線は十分な太さのものを使用する。
D 天井クレーンは、鋼製の走行車輪を経て走行レールに接触しているため、走行レールが接地されている場合は、クレーンガーダ上で走行トロリ線の充電部分に身体が接触しても、感電の危険はない。
E 感電による危険を電流と時間の積によって評価する場合、一般に、500ミリアンペア秒が安全限界とされている。
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詳細
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1. A,B,C
2. A,C
3. B,C,D
4. C,D,E
5. D,E
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A,B,C
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31 |
クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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力に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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1. 多数の力が一点に作用し、つり合っているとき、これらの力の合力は「0」になる。
2. 一直線上に作用する二つの力の合力の大きさは、その二つの力の大きさを乗じて求められる。
3. 力の大きさと向きが変わらなければ、力の作用点が変わっても物体に与える効果は変わらない。
4. 力の大きさをF、回転軸の中心から力の作用線に下ろした垂線の長さをLとすれば、力のモーメントMは、M=F/Lで求められる。
5. 小さな物体の一点に大きさが異なり向きが一直線上にない二つの力が作用して物体が動くとき、その物体は大きい力の方向に動く。
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多数の力が一点に作用し、つり合っているとき、これらの力の合力は「0」になる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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図のような天びん棒で荷Wをワイヤロープでつり下げ、つり合うとき、天びん棒を支えるための力Fの値は(1)~(5)のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s²とし、天びん棒及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 147N
2. 294N
3. 441N
4. 735N
5. 980N
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735N
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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下記に掲げる物体の体積を求める計算式として、適切でないものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、πは円周率とする
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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均質な材料でできた固体の物体(以下、本問において「物体」という。)の重心及び安定に関する次のAからEの記述について、適切でないもののみをすべて挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 直方体の物体の置き方を変える場合、重心の位置が高くなるほど安定性は悪くなる。
B 重心の位置が物体の外部にある物体であっても、置き方を変えると重心の位置が物体の内部に移動する場合がある。
C 複雑な形状の物体の重心は、二つ以上の点になる場合があるが、重心の数が多いほどその物体の安定性は良くなる。
D 直方体の物体の置き方を変える場合、物体の底面積が小さくなるほど安定性は悪くなる。
E 水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を通るときは、その物体は元の位置に戻らないで倒れる。
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詳細
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1. A,B,C
2. A,D
3. B,C,D
4. B,C,E
5. C,D,E
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B,C,E
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35 |
クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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物体の運動に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 物体の運動の「速い」、「遅い」の程度を示す量を速さといい、単位時間に物体が移動した距離で表す。
2. 物体が円運動をしているとき、遠心力は、物体の質量が小さいほど小さくなる。
3. 物体が一定の加速度で加速し、その速度が2秒間に10m/sから40m/sになったときの加速度は、4m/s²である。
4. 物体には、外から力が作用しない限り、静止しているときは静止の状態を、運動しているときは同じ速度で運動を続けようとする性質があり、このような性質を慣性という。
5. 荷をつった状態でジブクレーンのジブを旋回させると、荷は旋回する前の作業半径より大きい半径で回るようになる。
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物体が一定の加速度で加速し、その速度が2秒間に10m/sから40m/sになったときの加速度は、4m/s²である。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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図のように、水平な床面に置いた質量Wの物体を床面に沿って引っ張り、動き始める直前の力Fの値が490Nであったとき、Wの値は(1)~(5)のうちどれか。
ただし、接触面の静止摩擦係数は0.2とし、重力の加速度は9.8m/s²とする。
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詳細
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1. 10㎏
2. 98㎏
3. 250㎏
4. 480㎏
5. 960㎏
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250㎏
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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荷重に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには、圧縮荷重とせん断荷重がかかる。
2. 片振り荷重は、大きさは同じであるが、向きが時間とともに変わる荷重である。
3. 荷重が繰返し作用すると、比較的小さな荷重であっても機械や構造物が破壊することがあるが、このような現象を引き起こす荷重を静荷重という。
4. クレーンのフックには、主に圧縮荷重がかかる。
5. クレーンの巻上げドラムには、曲げ荷重とねじり荷重がかかる。
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クレーンの巻上げドラムには、曲げ荷重とねじり荷重がかかる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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図AからCのとおり、同一形状で質量が異なる三つの荷を、それぞれ同じ長さの2本の玉掛け用ワイヤロープを用いて、それぞれ異なるつり角度でつり上げるとき、これらの荷を、1本のワイヤロープにかかる張力の値が小さい順に並べたものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、いずれも荷の左右のつり合いは取れており、左右のワイヤロープの張力は同じとし、ワイヤロープの質量は考えないものとする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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39 |
クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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天井から垂直につるした直径2cmの丸棒の先端に質量100㎏の荷をつり下げるとき、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8 m/s²とし、丸棒の質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 1N/㎟
2. 2N/㎟
3. 3N/㎟
4. 6N/㎟
5. 8N/㎟
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3N/㎟
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和6年(2024年)4月」 |
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図のような滑車を用いて、質量Wの荷をつり上げるとき、荷を支えるために必要な力Fを求める式がそれぞれの図の下部に記載してあるが、これらの力Fを求める式として、誤っているものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、gは重力の加速度とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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