15 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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塗料の塗重ね間隔に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
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詳細
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1. 塗装間隔が長いと下層の未乾燥塗膜は、塗り重ねた塗料の溶剤によって膨潤してしわが生じやすくなる。
2. 塗料の乾燥が不十分のうちに次層の塗料を塗り重ねた場合は、下層塗膜中の溶剤の蒸発によって下層塗膜に泡や膨れが生じる。
3. 塗膜が硬化する過程においては、照度の急変、水濡れ、塵芥等の付着を防止し、塗膜上の歩行も禁止しなければならない。
4. 塗膜硬化の確認方法としては、触診で行う指触試験、剥がれや膨潤状態を評価するラビング試験、鉛筆硬度等による塗膜硬度の評価試験がある。
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塗膜硬化の確認方法としては、触診で行う指触試験、剥がれや膨潤状態を評価するラビング試験、鉛筆硬度等による塗膜硬度の評価試験がある。
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16 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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気温が23℃の場合における塗料の希釈に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 無機ジンクリッチプライマーは、エアレススプレーを用いる場合、20(重量%)以下に希釈する。
2. 弱溶剤形ふっ素樹脂塗料上塗は、はけやローラーを用いる場合、10(重量%)以下に希釈する。
3. エポキシ樹脂塗料下塗は、はけやローラーを用いる場合、10(重量%)以下に希釈する。
4. ふっ素樹脂塗料上塗は、エアレススプレーを用いる場合、20(重量%)以下に希釈する。
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無機ジンクリッチプライマーは、エアレススプレーを用いる場合、20(重量%)以下に希釈する。
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17 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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気象条件による塗付作業に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
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詳細
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1. 気温が高い場合は、乾燥が遅くなり、多液形塗料では可使時間が短くなる。
2. 湿度が低い場合は、溶剤の蒸発に伴う表面温度の降下によって、大気中の水分が塗膜面に凝縮し白化現象が生じることがある。
3. 気温が低い場合は、乾燥が早くなり、塵埃や腐食性物質の付着あるいは気象の急変等による悪影響を受けやすくなる。
4. 風が強い場合は、砂塵、海塩粒子、ヒューム等が飛来して未乾燥塗膜に付着する。
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風が強い場合は、砂塵、海塩粒子、ヒューム等が飛来して未乾燥塗膜に付着する。
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18 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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塗替え塗装作業に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 素地調整によって生じたダストには、旧塗膜の有害物を含んでいることが多いので、周辺の土壌や河川を汚さないように十分留意し、適切に廃棄を行わなければならない。
2. 旧塗膜の劣化状態から塩分付着の疑いがある場合は、塩分付着量を調査し、必要に応じて高圧水洗い等によって塩分を除去する必要がある。
3. 古い橋では、部材の角部に面取りや曲面仕上げが行われていないものがあるため、このような場合は膜厚が確保されるように新設時と同様に角部の処理を行う必要がある。
4. 局部補修に用いる超厚膜形エポキシ樹脂塗料は、パテ付け用のへらを用いて塗付した後、軟毛のはけ等を用いて表面を均し、はけ目等が小さくなるように仕上げる。
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局部補修に用いる超厚膜形エポキシ樹脂塗料は、パテ付け用のへらを用いて塗付した後、軟毛のはけ等を用いて表面を均し、はけ目等が小さくなるように仕上げる。
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19 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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労働時間及び休日に関する次ぎの記述のうち,労働基準法上,正しいものはどれか。
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詳細
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1. 使用者は,労働者に対して,毎週少なくとも1回の休日を与えるものとし,これは4週間を通じ4日以上の休日を与える使用者についても適用する。
2. 使用者は,坑内労働においては,労働者が坑口に入った時刻から坑口を出た時刻までの時間を,休憩時間を除き労働時間とみなす。
3. 使用者は,労働者に休憩時間を与える場合には,原則として,休憩時間を一斉に与え,自由に利用させなければならない。
4. 使用者は,労働者を代表する者との書面又は口頭による定めがある場合は,1 週間に 40時間を超えて,労働者を労働させることができる。
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使用者は,労働者に休憩時間を与える場合には,原則として,休憩時間を一斉に与え,自由に利用させなければならない。
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20 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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年少者の就業に関する次ぎの記述のうち,労働基準法上, 誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 使用者は,満18 才に満たない者について,その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。
2. 親権者又は後見人は,未成年者に代わって使用者との間において労働契約を締結しなければならない。
3. 満18 才に満たない者が解雇の日から 14 日以内に帰郷する場合は,使用者は,必要な旅費を負担しなければならない。
4. 未成年者は,独立して賃金を請求することができ,親権者又は後見人は,未成年者の賃金を代わって受け取ってはならない。
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親権者又は後見人は,未成年者に代わって使用者との間において労働契約を締結しなければならない。
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21 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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労働安全衛生法上,作業主任者の選任を必要としない作業は,次のうちどれか。
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詳細
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1. 高さが2m 以上の構造の足場の組み立て,解体又は変更の作業
2. 土止め支保工の切りばり又は腹起こしの取り付け又は取り外しの作業
3. 型枠支保工の組み立て又は解体の作業
4. 掘削面の高さが2m 以上となる地山の掘削作業
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高さが2m 以上の構造の足場の組み立て,解体又は変更の作業
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22 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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建設業法に関する次の記述のうち, 誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 建設工事の請け負い契約が成立した場合,必ず書面をもって請け負い契約書を作成する。
2. 建設業者は,請け負った建設工事を,一括して他人に請け負わせてはならない。
3. 主任技術者は,工事現場における工事施工の労務管理をつかさどる。
4. 建設業者は,施工技術の確保に努めなければならない。
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主任技術者は,工事現場における工事施工の労務管理をつかさどる。
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23 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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道路法令上,道路占用者が道路を掘削する場合に用いてはならない方法は,次のうちどれか。
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詳細
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1. えぐり掘
2. 溝掘り
3. つぼ掘
4. 推進工法
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えぐり掘
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24 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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河川法上,河川区域内において,河川管理者の許可を必要としないものは,次のうちどれか。
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詳細
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1. 道路橋の橋梁架設工事に伴う河川区域内の工事資材置き場の設置
2. 河川区域内における下水処理場の排水口付近に積もった土砂の排除
3. 河川区域内の土地における竹林の伐採
4. 河川区域内上空の送電線の架設
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河川区域内における下水処理場の排水口付近に積もった土砂の排除
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25 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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建築基準法上,主要構造部に該当しないものは,次のうちどれか。
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詳細
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1. 床
2. 階段
3. 付け柱
4. 屋根
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付け柱
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26 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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火薬類取り締まり法上,火薬類の取り扱いに関する次の記述のうち, 誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 消費場所においては,薬包に雷管を取り付ける等の作業を行うために,火工所を設けなければならない。
2. 火工所に火薬類を存置する場合には,見張り人を必要に応じて配置しなければならない。
3. 火工所以外の場所においては,薬包に雷管を取り付ける作業を行ってはならない。
4. 火工所には,原則として薬包に雷管を取り付けるために必要な火薬類以外の火薬類を持ち込んではならない。
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火工所に火薬類を存置する場合には,見張り人を必要に応じて配置しなければならない。
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27 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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騒音規制法上,指定地域内において特定建設作業を伴う建設工事を施工する者が,作業開始前に市町村長に実施の届け出をしなければならない期限として,正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 3日前まで
2. 5日前まで
3. 7日前まで
4. 10日前まで
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7日前まで
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2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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振動規制法上,指定地域内において行う特定建設作業に該当するものは,次のうちどれか。
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詳細
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1. もんけん式くい打機を使用する作業
2. 圧入式くい打くい抜き機を使用する作業
3. 油圧式くい抜き機を使用する作業
4. ディーゼルハンマのくい打ち機を使用する作業
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ディーゼルハンマのくい打ち機を使用する作業
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29 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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港則法上,特定港内での航路,及び航法に関する次の記述のうち, 誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 航路から航路外に出ようとする船舶は,航路を航行する他の船舶の進路を避けなければならない。
2. 船舶は,港内において防波堤,埠ふ頭,又は停泊船舶などを右げんに見て航行するときは,できるだけこれに遠ざかって航行しなければならない。
3. 船舶は,航路内においては,原則として投びょうし,またはえい航している船舶を放してはならない。
4. 船舶は,航路内において他の船舶と行き会うときは,右側を航行しなければならない。
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船舶は,港内において防波堤,埠ふ頭,又は停泊船舶などを右げんに見て航行するときは,できるだけこれに遠ざかって航行しなければならない。
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30 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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公共工事標準請負契約約款に関する次の記述のうち, 誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 受注者は,不用となった支給材料又は貸与品を発注者に返還しなければならない。
2. 発注者は,工事の完成検査において,工事目的物を最小限度破壊して検査することができる。
3. 現場代理人,主任技術者(監理技術者)及び専門技術者は,これを兼ねることができない。
4. 発注者は,必要があるときは,設計図書の変更内容を受注者に通知して,設計図書を変更することができる。
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現場代理人,主任技術者(監理技術者)及び専門技術者は,これを兼ねることができない。
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31 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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下図は道路橋の断面図を示したものであるが,(イ)~(ニ)の構造名称に関する組み合せとして,適当なものは次のうちどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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32 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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建設機械の用途に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
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詳細
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1. バックホゥは,機械の位置よりも低い位置の掘削に適し,かたい地盤の掘削ができる。
2. トレーラーは,鋼材や建設機械等の質量の大きな荷物を運ぶのに使用される。
3. クラムシェルは,オープンケーソンの掘削等,広い場所での浅い掘削に適している。
4. モーターグレーダは,砂利道の補修に用いられ,路面の精密仕上げに適している。
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クラムシェルは,オープンケーソンの掘削等,広い場所での浅い掘削に適している。
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33 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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塗替え塗装の乾燥塗膜厚の測定に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 素地調整程度が1種の場合,新設塗装の乾燥塗膜厚の評価のうち,ロットの塗膜厚平均値,測定値の最小値,測定値の分布の標準偏差値の管理基準値を適用する。
2. 素地調整程度2種の場合,塗膜厚平均値を塗替え塗装分の目標塗膜厚合計値の 100 % 以上とする。
3. 素地調整程度3種A,3種Bの場合,塗膜厚のばらつきが大きく,測定値の最小値を新設塗装の場合より 10 % 大きくして塗替え塗装分の目標塗膜厚合計値の 80 % 以上とする。
4. 素地調整程度3種C,4種の場合,新設塗装時の乾燥塗膜厚の評価に示す管理基準値のうち,目標塗膜厚合計値と最小値の規定は適用できる。
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素地調整程度3種C,4種の場合,新設塗装時の乾燥塗膜厚の評価に示す管理基準値のうち,目標塗膜厚合計値と最小値の規定は適用できる。
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34 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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仮設工事に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 直接仮設工事と間接仮設工事のうち,現場事務所や労務宿舎等の設備は,間接仮設工事である。
2. 仮設備は,使用目的や期間に応じて構造計算を行うので,労働安全衛生規則の基準に合致しなくてよい。
3. 指定仮設と任意仮設のうち,任意仮設では施工者独自の技術と工夫うや改善の余地が多いので,より合理的な計画を立てることが重要である。
4. 材料は,一般の市販品を使用し,可能な限り規格を統一し,他工事にも転用できるような計画にする。
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仮設備は,使用目的や期間に応じて構造計算を行うので,労働安全衛生規則の基準に合致しなくてよい。
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35 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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作業足場の安全管理に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
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詳細
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1. 作業足場は,労働基本法に規定される内容に従って作業が安全に行えるとともに塗装面にできるだけ接触しないように設置する必要がある。
2. 作業足場は,突風や振動によって作業姿勢が崩れないように足元の安定には特に注意して作ることが重要である。
3. つり足場の組み立て,解体,変更の作業では,主任技術者を選任して作業を行うことが規則で定められている。
4. パネル式つり足場は,鋼管や丸太材等を用いて格子状に組んだ骨組みの上に足場板を並べた作業床を,つりチェーン等のつり材でつり下げた足場である。
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作業足場は,突風や振動によって作業姿勢が崩れないように足元の安定には特に注意して作ることが重要である。
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36 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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有機溶剤中毒予防対策に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 第1種有機溶剤及び第2種有機溶剤に係る有機溶剤業務を行う屋内作業場では,作業環境測定とその評価,結果に応じた適切な改善を行うことが必要である。
2. 有機溶剤を使用する場合は,作業主任者の氏名,職務,有機溶剤が人体に及ぼす作用,取り扱う有機溶剤等の区分の表示を見やすい場所に掲示する。
3. 屋内作業場等において有機溶剤業務に従事させる場合は,その作業場所に有機溶剤の蒸気の発散源を密閉する設備,局所排気装置,プッシュプル型換気装置等を設ける。
4. 消費する有機溶剤等の量が少量で,許容消費量を超えないときは,都道府県知事の適用除外認定を受けることができる。
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消費する有機溶剤等の量が少量で,許容消費量を超えないときは,都道府県知事の適用除外認定を受けることができる。
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37 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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地山の掘削作業の安全確保のため,事業者が行うべき事項に関する次の記述のうち,労働安全衛生法上, 誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 地山の崩壊,埋設物等の損壊等により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは,作業と並行して作業箇所等の調査を行う。
2. 掘削面の高さが規定の高さ以上の場合いは,地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技能講習を修了した者のうちから,地山の掘削作業主任者を選任する。
3. 地山の崩壊等により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは,あらかじめ,土止め支保工を設け,防護網を張り,労働者の立ち入りを禁止するなどの措置を講じる。
4. 運搬機械等が労働者の作業箇所に後進して接近するときは,誘導者を配置し,その者にこれらの機械を誘導させる。
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地山の崩壊,埋設物等の損壊等により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは,作業と並行して作業箇所等の調査を行う。
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38 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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建設工事における環境保全対策に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 土工機械の騒音は,エンジンの回転速度に比例するので,高負荷となる運転は避ける。
2. ブルドーザの騒音振動の発生状況は,前進押し土より後進が,車速が速くなる分小さい。
3. 覆工板を用いる場合い,据付け精度が悪いとガタつきに起因する騒音・振動が発生する。
4. コンクリートの打込み時には,トラックミキサの不必要な空ぶかしをしないよう留意する。
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ブルドーザの騒音振動の発生状況は,前進押し土より後進が,車速が速くなる分小さい。
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39 |
2級土木施工管理技術(鋼構造物塗装)(令和3年度 後期) |
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建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)に定められている特定建設資材に該当しないものは,次のうちどれか。
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詳細
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1. コンクリート及び鉄からなる建設資材
2. 木材
3. アスファルト・コンクリート
4. 土砂
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土砂
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