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第二種衛生管理者(令和3年4月) |
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血液に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 血漿中の蛋白質のうち、アルブミンは血液の浸透圧の維持に関与している。
2. 血漿中の水溶性蛋白質であるフィブリンがフィブリノーゲンに変化する現象が、血液の凝集反応である。
3. 赤血球は、損傷部位から血管外に出ると、血液凝固を促進させる物質を放出する。
4. 血液中に占める白血球の容積の割合をヘマトクリットといい、感染や炎症があると増加する。
5. 血小板は、体内に侵入してきた細菌やウイルスを貪食する働きがある。
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血漿中の蛋白質のうち、アルブミンは血液の浸透圧の維持に関与している。
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第二種衛生管理者(令和3年4月) |
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感覚又は感覚器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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1. 眼軸が短過ぎるために、平行光線が網膜の後方で像を結ぶものを遠視という。
2. 嗅覚と味覚は化学感覚ともいわれ、物質の化学的性質を認知する感覚である。
3. 温度感覚は、皮膚のほか口腔などの粘膜にも存在し、一般に冷覚の方が温覚よりも鋭敏である。
4. 深部感覚は、内臓の動きや炎症などを感じて、内臓痛を認識する感覚である。
5. 中耳にある鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれている。
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深部感覚は、内臓の動きや炎症などを感じて、内臓痛を認識する感覚である。
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第二種衛生管理者(令和3年4月) |
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抗体に関する次の文中の内に入れるAからCの語句の組合せとして、適切なものは次のうちどれか。
「抗体とは、体内に入ってきた[ A ]に対して[ B ]免疫において作られる[ C ]と呼ばれる蛋白質のことで、[ A ]に特異的に結合し、[ A ]の働きを抑える働きがある。」
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詳細
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1. A:化学物質 B:体液性 C:アルブミン
2. A:化学物質 B:細胞性 C:免疫グロブリン
3. A:抗原 B:体液性 C:アルブミン
4. A:抗原 B:体液性 C:免疫グロブリン
5. A:抗原 B:細胞性 C:アルブミン
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A:抗原 B:体液性 C:免疫グロブリン
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第二種衛生管理者(令和3年4月) |
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代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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1. 代謝において、細胞に取り入れられた体脂肪、グリコーゲンなどが分解されてエネルギーを発生し、ATPが合成されることを同化という。
2. 代謝において、体内に摂取された栄養素が、種々の化学反応によって、ATPに蓄えられたエネルギーを用いて、細胞を構成する蛋白質などの生体に必要な物質に合成されることを異化という。
3. 基礎代謝は、心臓の拍動、呼吸運動、体温保持などに必要な代謝で、基礎代謝量は、覚醒、横臥、安静時の測定値で表される。
4. エネルギー代謝率は、一定時間中に体内で消費された酸素と排出された二酸化炭素の容積比で表される。
5. エネルギー代謝率は、生理的負担だけでなく、精神的及び感覚的な側面をも考慮した作業強度を表す指標としても用いられる。
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基礎代謝は、心臓の拍動、呼吸運動、体温保持などに必要な代謝で、基礎代謝量は、覚醒、横臥、安静時の測定値で表される。
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第二種衛生管理者(令和3年4月) |
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筋肉に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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1. 横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、心筋などの内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。
2. 筋肉は神経からの刺激によって収縮するが、神経より疲労しにくい。
3. 荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。
4. 強い力を必要とする運動を続けていると、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。
5. 筋肉自体が収縮して出す最大筋力は、筋肉の断面積1cm2当たりの平均値をとると、性差や年齢差がほとんどない。
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筋肉自体が収縮して出す最大筋力は、筋肉の断面積1cm2当たりの平均値をとると、性差や年齢差がほとんどない。
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