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第二種衛生管理者(平成29年10月) |
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腎臓・泌尿器系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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1. 腎臓の腎小体では、糸球体から血液中の血球及び蛋白質以外の成分がボウマン嚢に濾し出され、原尿が生成される。
2. 腎臓の尿細管では、原尿に含まれる大部分の水分及び身体に必要な成分が血液中に再吸収され、残りが尿として生成される。
3. 腎臓は、背骨の両側に左右一対あり、それぞれの腎臓から複数の尿管が出て、膀胱につながっている。
4. 尿は淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、通常、弱酸性である。
5. 尿の約95%は水分で、約5%が固形物であるが、その成分が全身の健康状態をよく反映するので、尿検査は健康診断などで広く行われている。
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腎臓は、背骨の両側に左右一対あり、それぞれの腎臓から複数の尿管が出て、膀胱につながっている。
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第二種衛生管理者(平成29年10月) |
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神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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1. 神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。
2. 体性神経は、運動及び感覚に関与し、自律神経は、呼吸、循環などに関与する。
3. 大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
4. 交感神経系と副交感神経系は、各種臓器において双方の神経が分布し、相反する作用を有している。
5. 交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加したり、消化管の運動を高める。
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交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加したり、消化管の運動を高める。
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第二種衛生管理者(平成29年10月) |
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下の図は眼球の水平断面図であるが、図中に「網掛け」又は「点線円」で示すAからEの部位に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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1. Aの「網掛け」部分は角膜で、これが歪んでいたり、表面に凹凸があるために、見た物体の像が網膜上に正しく結ばないものを乱視という。
2. Bの「網掛け」部分は虹彩で、光量に応じて瞳孔の径を変える。
3. Cの「網掛け」部分は硝子体で、これの厚さを変えることにより焦点距離を調節して網膜上に像を結ぶようにしている。
4. Dの「網掛け」部分は網膜で、ここには、明るい所で働き色を感じる錐状体と、暗い所で働き弱い光を感じる杆状体の2種類の視細胞がある。
5. Eの「点線円」部分は中心窩で、視力の鋭敏な部位である。
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Cの「網掛け」部分は硝子体で、これの厚さを変えることにより焦点距離を調節して網膜上に像を結ぶようにしている。
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第二種衛生管理者(平成29年10月) |
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ストレスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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1. 個人の能力や感性に適合しないストレッサーは、心理的には不安、焦燥感、抑うつ感などを、身体的には疲労を生じることがある。
2. 典型的なストレス反応として、副腎皮質ホルモンの分泌の著しい減少がある。
3. ストレスにより、発汗、手足の震えなど自律神経系の障害が生じることがある。
4. ストレスにより、高血圧症、狭心症、十二指腸潰瘍などの疾患が生じることがある。
5. 昇進、転勤、配置替えなどがストレスの原因となることがある。
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典型的なストレス反応として、副腎皮質ホルモンの分泌の著しい減少がある。
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第二種衛生管理者(平成29年10月) |
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ホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
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1. コルチゾール ------ 副腎皮質 ------ 血糖量の増加
2. メラトニン -------- 副腎髄質 ------ 体液中の塩類バランスの調節
3. パラソルモン ------ 副甲状腺 ------ 血中のカルシウム量の調節
4. インスリン -------- 膵臓 ---------- 血糖量の減少
5. グルカゴン -------- 膵臓 ---------- 血糖量の増加
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メラトニン -------- 副腎髄質 ------ 体液中の塩類バランスの調節
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