26 |
第二種衛生管理者(平成28年10月) |
|
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか
|
詳細
|
1. 血液は、血漿と有形成分から成り、血液の容積の55%程度を占める血漿中には、アルブミン、グロブリンなどの蛋白質が含まれている。
2. 血液の有形成分には、赤血球、白血球及び血小板があり、赤血球は酸素を組織に供給し、白血球は体内への細菌や異物の侵入を防御し、血小板は止血の機能を有する。
3. 赤血球の寿命は、約120日で、白血球の寿命に比べて長い。
4. 白血球の一種であるリンパ球には、細菌や異物を認識し攻撃するBリンパ球と抗体を産生するTリンパ球などがあり、免疫反応に関与している。
5. 血液の凝固は、血漿中のフィブリノーゲン(線維素原)がフィブリン(線維素)に変化する現象である。
|
白血球の一種であるリンパ球には、細菌や異物を認識し攻撃するBリンパ球と抗体を産生するTリンパ球などがあり、免疫反応に関与している。
|
27 |
第二種衛生管理者(平成28年10月) |
|
感覚又は感覚器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
|
詳細
|
1. 物理化学的な刺激の量と人間が意識する感覚の強度とは、直線的な比例関係にある。
2. 皮膚感覚には、触圧覚、痛覚、温度感覚(温覚・冷覚)などがあり、これらのうち冷覚を感じる冷覚点の密度は他の感覚点に比べて高い。
3. 網膜の錐状体は色を感じ、杆状体は明暗を感じる。
4. 眼軸が短過ぎるために、平行光線が網膜の後方で像を結ぶ状態は近視である。
5. 平衡感覚に関係する器官である前庭及び半規管は、中耳にあって、体の傾きや回転の方向を知覚する。
|
網膜の錐状体は色を感じ、杆状体は明暗を感じる。
|
28 |
第二種衛生管理者(平成28年10月) |
|
ホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. (ホルモン)コルチゾール -------- (内分泌器官)副腎皮質 ----- (はたらき)血糖量の増加
2. (ホルモン)アルドステロン ------ (内分泌器官)副腎皮質 ----- (はたらき)体液中の塩類バランスの調節
3. (ホルモン)パラソルモン -------- (内分泌器官)副腎髄質 ----- (はたらき)血糖量の増加
4. (ホルモン)インスリン ---------- (内分泌器官)膵蔵 --------- (はたらき)血糖量の減少
5. (ホルモン)グルカゴン ---------- (内分泌器官)膵臓 --------- (はたらき)血糖量の増加
|
(ホルモン)パラソルモン -------- (内分泌器官)副腎髄質 ----- (はたらき)血糖量の増加
|
29 |
第二種衛生管理者(平成28年10月) |
|
筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
|
詳細
|
1. 筋肉は、神経から送られてくる刺激によって収縮するが、神経に比べて疲労しやすい。
2. 筋収縮には、グリコーゲン、りん酸化合物などのエネルギー源が必要で、特に、直接のエネルギーはATPの加水分解によってまかなわれる。
3. 筋肉中のグリコーゲンは、筋肉の収縮時に酸素が不足していると、水と二酸化炭素にまで分解されず乳酸になる。
4. 荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。
5. 運動することによって筋肉が太くなることを筋肉の活動性肥大という。
|
荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。
|
30 |
第二種衛生管理者(平成28年10月) |
|
睡眠などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
|
詳細
|
1. 夜間に働いた後の昼間に睡眠する場合は、一般に、就寝から入眠までの時間が長くなり、睡眠時間が短縮し、睡眠の質も低下する。
2. 睡眠と食事は深く関係しているため、就寝直前の過食は、肥満のほか不眠を招くことになる。
3. 松果体から分泌されるメラトニンは、夜間に分泌が上昇するホルモンで、睡眠と覚醒のリズムの調節に関与している。
4. 体内時計の周期は、一般に、約25時間であり、外界の24時間周期に同調して、約1時間のずれが修正される。
5. 基礎代謝量は、生命活動を維持するために必要な最小限のエネルギー量で、睡眠中の測定値で表される。
|
基礎代謝量は、生命活動を維持するために必要な最小限のエネルギー量で、睡眠中の測定値で表される。
|
スポンサー
|