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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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労働基準法における労働時間等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
ただし、労使協定とは、「労働者の過半数で組織する労働組合(その労働組合がない場合は労働者の過半数を代表する者)と使用者との書面による協定」をいうものとする。
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詳細
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1. 1日8時間を超えて労働させることができるのは、時間外労働の労使協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出た場合に限られている。
2. 労働時間に関する規定の適用については、事業場を異にする場合は労働時間を通算しない。
3. 所定労働時間が7時間30分である事業場において、延長する労働時間が1時間であるときは、少なくとも45分の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
4. 監視又は断続的労働に従事する労働者であって、所轄労働基準監督署長の許可を受けたものについては、労働時間、休憩及び休日に関する規定は適用されない。
5. フレックスタイム制の清算期間は、6か月以内の期間に限られる。
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監視又は断続的労働に従事する労働者であって、所轄労働基準監督署長の許可を受けたものについては、労働時間、休憩及び休日に関する規定は適用されない。
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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労働基準法に定める育児時間に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 生後満1年を超え、満2年に達しない生児を育てる女性労働者は、育児時間を請求することができる。
2. 育児時間は、必ずしも有給としなくてもよい。
3. 育児時間は、1日2回、1回当たり少なくとも30分の時間を請求することができる。
4. 育児時間を請求しない女性労働者に対しては、育児時間を与えなくてもよい。
5. 育児時間中は、育児時間を請求した女性労働者を使用してはならない。
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生後満1年を超え、満2年に達しない生児を育てる女性労働者は、育児時間を請求することができる。
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に基づくメンタルヘルスケアの実施に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
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詳細
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1. 心の健康については、客観的な測定方法が十分確立しておらず、また、心の健康問題の発生過程には個人差が大きく、そのプロセスの把握が難しいという特性がある。
2. 心の健康づくり計画の実施に当たっては、メンタルヘルス不調を早期に発見する「一次予防」、適切な措置を行う「二次予防」及びメンタルヘルス不調となった労働者の職場復帰支援を行う「三次予防」が円滑に行われるようにする必要がある。
3. 労働者の心の健康は、職場配置、人事異動、職場の組織などの要因によって影響を受けるため、メンタルヘルスケアは、人事労務管理と連携しなければ、適切に進まない場合が多いことに留意する。
4. 「セルフケア」、「ラインによるケア」、「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」及び「事業場外資源によるケア」の四つのケアを継続的かつ計画的に行う。
5. メンタルヘルスケアを推進するに当たって、労働者の個人情報を主治医等の医療職や家族から取得する際には、あらかじめこれらの情報を取得する目的を労働者に明らかにして承諾を得るとともに、これらの情報は労働者本人から提出を受けることが望ましい。
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心の健康づくり計画の実施に当たっては、メンタルヘルス不調を早期に発見する「一次予防」、適切な措置を行う「二次予防」及びメンタルヘルス不調となった労働者の職場復帰支援を行う「三次予防」が円滑に行われるようにする必要がある。
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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メタボリックシンドローム診断基準に関する次の文中の( )内に入れるAからCの語句又は数値の組合せとして、正しいものは次の選択肢のうちどれか。
「日本人のメタボリックシンドローム診断基準で、腹部肥満[( A )脂肪の蓄積]とされるのは、腹囲が男性では( B )cm以上、女性では( C )cm以上の場合である。」
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詳細
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1. A:内臓 B:85 C:90
2. A:内臓 B:90 C:85
3. A:皮下 B:85 C:90
4. A:皮下 B:90 C:85
5. A:体 B:95 C:90
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A:内臓 B:85 C:90
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に基づく腰痛予防対策に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 腰部保護ベルトは、全員に使用させるようにする。
2. 重量物取扱い作業の場合、満18歳以上の男子労働者が人力のみで取り扱う物の重量は、体重のおおむね50%以下となるようにする。
3. 重量物取扱い作業に常時従事する労働者に対しては、当該作業に配置する際及びその後1年以内ごとに1回、定期に、医師による腰痛の健康診断を行う。
4. 立ち作業の場合は、身体を安定に保持するため、床面は弾力性のない硬い素材とし、クッション性のない作業靴を使用する。
5. 腰掛け作業の場合の作業姿勢は、椅子に深く腰を掛けて、背もたれで体幹を支え、履物の足裏全体が床に接する姿勢を基本とする。
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腰掛け作業の場合の作業姿勢は、椅子に深く腰を掛けて、背もたれで体幹を支え、履物の足裏全体が床に接する姿勢を基本とする。
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 虚血性心疾患は、門脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
2. 虚血性心疾患発症の危険因子には、高血圧、喫煙、脂質異常症などがある。
3. 虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が起こる心筋梗塞とに大別される。
4. 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が長時間続き、1時間以上になることもある。
5. 狭心症の痛みの場所は、心筋梗塞とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても15分以内におさまることが多い。
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虚血性心疾患は、門脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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一次救命処置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 呼吸を確認して普段どおりの息(正常な呼吸)がない場合や約1分間観察しても判断できない場合は、心肺停止とみなし、心肺蘇生を開始する。
2. 心肺蘇生は、胸骨圧迫のみではなく、必ず胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせて行う。
3. 胸骨圧迫は、胸が約5cm沈む強さで胸骨の下半分を圧迫し、1分間に少なくとも60回のテンポで行う。
4. 気道が確保されていない状態で人工呼吸を行うと、吹き込んだ息が胃に流入し、胃が膨張して内容物が口の方に逆流し気道閉塞を招くことがある。
5. 口対口人工呼吸は、傷病者の鼻をつまみ、1回の吹き込みに3秒以上かけて行う。
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気道が確保されていない状態で人工呼吸を行うと、吹き込んだ息が胃に流入し、胃が膨張して内容物が口の方に逆流し気道閉塞を招くことがある。
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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食中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. サルモネラ菌による食中毒は、食品に付着した菌が食品中で増殖した際に生じる毒素により発症する。
2. ボツリヌス菌による毒素は、神経毒である。
3. 黄色ブドウ球菌による毒素は、熱に強い。
4. 腸炎ビブリオ菌は、病原性好塩菌ともいわれる。
5. ウェルシュ菌、セレウス菌及びカンピロバクターは、いずれも細菌性食中毒の原因菌である。
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サルモネラ菌による食中毒は、食品に付着した菌が食品中で増殖した際に生じる毒素により発症する。
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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出血及び止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 体内の全血液量は、体重の13分の1程度で、その約3分の1を短時間に失うと生命が危険な状態となる。
2. 動脈性出血は、鮮紅色を呈する拍動性の出血で、出血量が多いため、早急に、細いゴムひもなどを止血帯として用いて止血する。
3. 静脈性出血は、傷口からゆっくり持続的に湧き出るような出血で、通常、直接圧迫法で止血する。
4. 内出血は、胸腔、腹腔などの体腔内や皮下などの軟部組織への出血で、血液が体外に流出しないものである。
5. 間接圧迫法は、出血部位より心臓に近い部位の動脈を圧迫する方法で、それぞれの部位の止血点を指で骨に向けて強く圧迫するのがコツである。
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動脈性出血は、鮮紅色を呈する拍動性の出血で、出血量が多いため、早急に、細いゴムひもなどを止血帯として用いて止血する。
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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次のうち、正常値に男女による差がないとされているものはどれか。
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詳細
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1. 赤血球数
2. ヘモグロビン量
3. 白血球数
4. 基礎代謝量
5. ヘマトクリット値
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白血球数
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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心臓の働きと血液の循環に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 心臓の中にある洞結節(洞房結節)で発生した刺激が、刺激伝導系を介して心筋に伝わることにより、心臓は規則正しく収縮と拡張を繰り返す。
2. 体循環は、左心室から大動脈に入り、毛細血管を経て静脈血となり右心房に戻ってくる血液の循環である。
3. 肺循環は、右心室から肺静脈を経て肺の毛細血管に入り、肺動脈を通って左心房に戻る血液の循環である。
4. 心臓の拍動は、自律神経の支配を受けている。
5. 大動脈及び肺静脈を流れる血液は、酸素に富む動脈血である。
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肺循環は、右心室から肺静脈を経て肺の毛細血管に入り、肺動脈を通って左心房に戻る血液の循環である。
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 呼吸運動は、横隔膜、肋間筋などの呼吸筋が収縮と弛緩をすることにより行われる。
2. 胸腔の容積が増し、内圧が低くなるにつれ、鼻腔、気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。
3. 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換を外呼吸という。
4. 通常の呼吸の場合の呼気には、酸素が約16%、二酸化炭素が約4%含まれる。
5. 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
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身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
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38 |
第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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消化器系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 三大栄養素のうち、糖質はブドウ糖などに、蛋白質はアミノ酸に、脂肪は脂肪酸とグリセリンに、酵素により分解され、吸収される。
2. 無機塩及びビタミン類は、酵素による分解を受けないでそのまま吸収される。
3. 胆汁はアルカリ性で、蛋白質を分解するトリプシンなどの消化酵素を含んでいる。
4. 胃は、塩酸やペプシノーゲンを分泌して消化を助けるが、水分の吸収はほとんど行わない。
5. 吸収された栄養分は、血液やリンパによって組織に運搬されてエネルギー源などとして利用される。
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胆汁はアルカリ性で、蛋白質を分解するトリプシンなどの消化酵素を含んでいる。
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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体温調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 寒冷な環境においては、皮膚の血管が拡張して血流量を増し、皮膚温を上昇させる。
2. 暑熱な環境においては、内臓の血流量が増加し体内の代謝活動が亢(こう)進することにより、人体からの熱の放散が促進される。
3. 体温調節のように、外部環境が変化しても身体内部の状態を一定に保つ生体の仕組みを同調性といい、筋肉と神経系により調整されている。
4. 体温調節中枢は、小脳にあり、熱の産生と放散とのバランスを維持し体温を一定に保つよう機能している。
5. 熱の放散は、ふく射(放射)、伝導、蒸発などの物理的な過程で行われ、蒸発によるものには、発汗と不感蒸泄がある。
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熱の放散は、ふく射(放射)、伝導、蒸発などの物理的な過程で行われ、蒸発によるものには、発汗と不感蒸泄がある。
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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腎臓又は尿に関する次のAからDの記述について、誤っているものの組合せは次の選択肢のうちどれか。
A ネフロン(腎単位)は、尿を生成する単位構造で、1個の腎小体とそれに続く1本の尿細管から成り、1個の腎臓中に約100万個ある。
B 尿の約95%は水分で、約5%が固形物であるが、その成分は全身の健康状態をよく反映するので、尿検査は健康診断などで広く行われている。
C 腎機能が正常な場合、糖はボウマン囊中に濾(こ)し出されないので尿中には排出されない。
D 腎機能が正常な場合、大部分の蛋白質はボウマン囊中に濾し出されるが、尿細管でほぼ100%再吸収されるので、尿中にはほとんど排出されない。
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詳細
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1. A, B
2. A, C
3. A, D
4. B, C
5. C, D
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C, D
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第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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筋肉に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、心筋などの内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。
2. 筋肉は神経からの刺激によって収縮するが、神経より疲労しにくい。
3. 荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。
4. 強い力を必要とする運動を続けていると、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。
5. 筋肉は、収縮しようとする瞬間に最も大きい力を出す。
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筋肉は、収縮しようとする瞬間に最も大きい力を出す。
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42 |
第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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耳とその機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 耳は、聴覚と平衡感覚をつかさどる器官で、外耳、中耳及び内耳の三つの部位に分けられる。
2. 耳介で集められた音は、鼓膜を振動させ、その振動は耳小骨によって増幅され、内耳に伝えられる。
3. 内耳は、前庭、半規管及び蝸(か)牛の三つの部位からなり、前庭と半規管が平衡感覚、蝸牛が聴覚を分担している。
4. 前庭は、体の回転の方向や速度を感じ、半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じる。
5. 鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれている。
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前庭は、体の回転の方向や速度を感じ、半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じる。
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43 |
第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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睡眠などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 睡眠は、睡眠中の目の動きなどによって、レム睡眠とノンレム睡眠に分類される。
2. 甲状腺ホルモンは、夜間に分泌が上昇するホルモンで、睡眠と覚醒のリズムの調節に関与している。
3. 睡眠と食事は深く関係しているため、就寝直前の過食は、肥満のほか不眠を招くことになる。
4. 夜間に働いた後の昼間に睡眠する場合は、一般に、就寝から入眠までの時間が長くなり、睡眠時間が短縮し、睡眠の質も低下する。
5. 睡眠中には、体温の低下、心拍数の減少などがみられる。
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甲状腺ホルモンは、夜間に分泌が上昇するホルモンで、睡眠と覚醒のリズムの調節に関与している。
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44 |
第一種衛生管理者(令和2年10月) |
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ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. コルチゾール ――― 副腎皮質 ―― 血糖量の増加
2. アルドステロン ―― 副腎皮質 ―― 血中の塩類バランスの調節
3. パラソルモン ――― 副腎髄質 ―― 血糖量の増加
4. インスリン ―――― 膵臓 ―――― 血糖量の減少
5. メラトニン ―――― 松果体 ――― 睡眠の促進
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パラソルモン ――― 副腎髄質 ―― 血糖量の増加
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