登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) | 解答一覧


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76 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 駆虫薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 駆除した虫体や腸管内に残留する駆虫成分の排出を促すため、 瀉下薬であるヒマシ油が併用される。
b 消化管から吸収 されたサントニンは主に肝臓で代謝されるが、肝臓病の診断を受けた人では、肝障害を悪化させるおそれがある。
c マクリは、フジマツモ科のマクリの全藻を基原とする生薬で、回虫に痙攣を起こさせる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
d パモ酸ピルビニウムは、アセチルコリン伝達を妨げて、回虫及び蟯虫の運動筋を麻痺させる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
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1. (a、b)

2. (a、c)

3. (b、c)

4. (b、d)

5. (c、d)

(b、c)

77 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 心臓などの器官や血液に作用する薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a ゴオウ は、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。
b シンジュ は、ウグイスガイ科のアコヤガイ、シンジュガイ又はクロチョウガイ等の外套膜組成中に病的に形成された顆粒状物質を基原とする生薬で、鎮静作用等を期待して用いられる。
c 苓桂朮甘湯は、強心作用と尿量増加(利尿)作用により、水毒(漢方の考え方で、体の水分が停滞したり偏在して、その循環が悪いことを意味する。)の排出を促す。
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1. 誤 誤 正

2. 誤 正 正

3. 正 誤 誤

4. 正 正 誤

5. 正 正 正

正 正 誤

78 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) コレステロール及びリポタンパク質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a コレステロールは水に溶けやすい物質であるため、血液中では血漿タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在する。
b コレステロールは、胆汁酸や副腎皮質ホルモン等の生理活性物質の産生に重要な物質であり、コレステロールの産生及び代謝は、主として膵臓で行われる。
c 血液中の低密度リポタンパク質(LDL)が多く、高密度リポタンパク質(HDL)が少ないと、心臓病や肥満、動脈硬化症等の生活習慣病につながる危険性が高くなる。
d 血漿中のリポタンパク質のバランスの乱れは、生活習慣病を生じる以前の段階では自覚症状を伴わないことが多い。
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1. 正 誤 正 正

2. 正 誤 誤 誤

3. 誤 正 正 誤

4. 誤 正 誤 正

5. 誤 誤 正 正

誤 誤 正 正

79 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 高コレステロール改善薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 高コレステロール改善薬は、ウエスト周囲径(腹囲)を減少させるなどの痩身効果を目的とする医薬品ではない。
b リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなった場合は、使用を中止する必要がある。
c ビタミンEは、コレステロールの生合成抑制と排泄・異化促進作用、過酸化脂質分解作用を有すると言われている。
d リノール酸 は、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える効果を期待して用いられる。
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1. 正 正 誤 正

2. 誤 正 正 誤

3. 正 誤 正 正

4. 誤 誤 正 正

5. 正 誤 誤 誤

正 誤 誤 誤

80 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 貧血用薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 鉄製剤 は、服用の前後30分にコーヒーを飲むと、鉄の吸収が悪くなることがある。
b 葉酸は、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として配合されている。
c コバルト は、赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12の構成成分であり、硫酸コバルトは、骨髄での造血機能を高める目的で配合されている。
d 鉄欠乏性貧血を予防するため、貧血の症状がみられる以前から継続的に鉄製剤を使用することが適当である。
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1. (a、b)

2. (a、c)

3. (b、c)

4. (b、d)

5. (c、d)

(a、c)


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81 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 循環器用薬に配合されるユビデカレノンに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分である。
b 摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働く。
c 副作用として、胃部不快感、食欲減退、吐きけ 、下痢、発疹・痒みが現れることがある。
d ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。
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1. 正 正 正 誤

2. 正 正 正 正

3. 誤 誤 正 正

4. 正 誤 誤 正

5. 誤 正 誤 誤

正 正 正 誤

82 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 外用痔疾用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a ジブカイン塩酸塩が配合された坐剤及び注入軟膏では、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがある。
b 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、アラントインが用いられる。
c ステロイド性抗炎症成分が配合された坐剤及び注入軟膏では、その含有量によらず長期連用を避ける必要がある。
d シコンはシソ科のコガネバナの根を基原とする生薬で、止血効果を期待して用いられる。
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1. 正 正 正 正

2. 誤 正 誤 誤

3. 誤 誤 正 正

4. 正 誤 誤 正

5. 正 正 正 誤

正 正 正 誤

83 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。

体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、 痒み、排尿困難、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、尿漏れに適すとされるが、胃腸の弱い人、下痢しやすい人では、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢の副作用が現れるおそれがあるため使用を避ける必要があり、また、のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では、のぼせ、動悸等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
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1. 牛車腎気丸

2. 八味地黄丸

3. 六味丸

4. 猪苓湯

5. 竜胆瀉肝湯

八味地黄丸

84 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 婦人薬及びその適用対象となる体質・症状に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 月経の約10~3日前に現れ、月経開始と共に消失する腹部膨満感、頭痛、乳房痛などの身体症状や感情の不安定、抑鬱などの精神症状を主体とするものを、月経前症候群という。
b 妊娠中の女性ホルモン成分の摂取によって胎児の先天性異常の発生が報告されており、妊婦又は妊娠していると思われる女性では、エストラジオ ールを含有する医薬品の使用を避ける必要がある。
c 桂枝茯苓丸は、体力中等度又はやや虚弱で冷えがあるものの胃腸炎、腰痛、神経痛、関節痛、月経痛、頭痛、更年期障害、感冒に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。
d 当帰芍薬散は、体力中等度以上で、のぼせて便秘しがちなものの月経不順、月経困難症、月経痛、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)、痔疾、打撲症に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。
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1. 正 正 誤 誤

2. 正 正 誤 正

3. 正 誤 正 誤

4. 誤 正 正 正

5. 誤 誤 誤 正

正 正 誤 誤

85 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) アレルギー(過敏反応)、内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a ジフェンヒドラミン塩酸塩は、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがあるため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避ける必要がある。
b アレルゲン(抗原)が皮膚や粘膜から体内に入り込むと、その物質を特異的に認識したヒスタミンによって脂肪細胞が刺激され、細胞間の刺激の伝達を担う生理活性物質である免疫グロブリン(抗体)が遊離する。
c 辛夷清肺湯は、体力中等度以上で、濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴うものの鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症に適するとされている。
d ケイガイは、ハクモクレン等の蕾を基原とする生薬で、鎮静、鎮痛の作用を期待して用いられる。
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1. (a、b)

2. (a、c)

3. (a、d)

4. (b、c)

5. (b、d)

(a、c)


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86 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 鼻炎用点鼻薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a テトラヒドロゾリン塩酸塩は、交感神経系を刺激して鼻粘膜を通っている血管を収縮させることにより、鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として用いられる。
b クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対して有効である。
c セチル ピリジニウム塩化物は、ヒスタミンの働きを抑える作用を期待して用いられる。
d リドカインは、鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として配合されている。
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1. (a、c)

2. (a、d)

3. (b、c)

4. (b、d)

5. (c、d)

(a、d)

87 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 眼科用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a プラノプロフェンは、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促すことを目的として用いられる。
b ネオスチグミンメチル硫酸塩は、コリンエステラーゼの働きを抑える作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善する効果を目的として用いられる。
c ヒアルロン酸ナトリウムは、眼粘膜のタンパク質と結合して皮膜を形成することで、外部の刺激から保護することを目的として用いられる。
d サルファ剤は、細菌感染(ブドウ球菌や連鎖球菌)による結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられる。
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1. (a、b)

2. (a、c)

3. (a、d)

4. (b、d)

5. (c、d)

(b、d)

88 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 外皮用薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a ヘパリン類似物質は、創傷面に浸透して、その部位を通っている血管を収縮させることによる止血効果を期待して用いられる。
b 酸化亜鉛は、患部のタンパク質と結合して皮膜を形成し、皮膚を保護する作用を示すため、患部が浸潤又は化膿している場合に用いられる。
c 尿素は、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることによる角質軟化作用を期待して用いられる。
d カンフルは、軽い炎症を起こして反射的な血管の拡張による患部の血行を促す効果を期待して、また、知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して用いられる。
詳細

1. 正 正 誤 正

2. 正 誤 正 誤

3. 誤 正 誤 誤

4. 誤 正 正 正

5. 誤 誤 誤 正

誤 誤 誤 正

89 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 外皮用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a インドメタシンは、皮膚の下層にある骨格筋や関節部まで浸透してプロスタグランジンの産生を促す作用を示す。
b ウフェナマートは、炎症を生じた組織に働いて、細胞膜の安定化、活性酸素の生成抑制などの作用により、抗炎症作用を示すと考えられている。
c ステロイド性抗炎症成分は、体の一部分に生じた湿疹、皮膚炎、かぶれ、あせも、虫さされ等の一時的な皮膚症状(ほてり・腫れ・痒み等)の緩和を目的として用いられる。
d フェルビナクには、殺菌作用があり、皮膚感染症に効果があるため、みずむし、たむし等又は化膿している患部への使用が適している。
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1. (a、b)

2. (a、c)

3. (b、c)

4. (b、d)

5. (c、d)

(b、c)

90 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 抗真菌作用を有する外皮用薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 一般的に、じゅくじゅくと湿潤している患部には、軟膏又はクリームが適すとされる。
b 液剤は、有効成分の浸透性が低いため、患部に対する刺激が弱い。
c 湿疹か皮膚糸状菌による皮膚感染かはっきりしない場合、抗真菌成分が配合された医薬品を使用することが適当である。
d シクロピロクスオラミンは、皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、その増殖・生存に必要な物質の輸送機能を妨げ、その増殖を抑える。
詳細

1. (a、b)

2. (a、d)

3. (b、c)

4. (b、d)

5. (c、d)

(a、d)


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91 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 毛髪用薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a ヒノキチオールは、ヒノキ科のタイワンヒノキ、ヒバ等から得られた精油成分で、抗菌、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
b カルプロニウム塩化物は、末梢組織において抗コリン作用を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
c カシュウは、ウコギ科の生薬で、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
詳細

1. 正 正 正

2. 誤 正 正

3. 正 正 誤

4. 正 誤 誤

5. 誤 誤 正

正 誤 誤

92 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 歯痛・歯槽膿漏薬の配合成分とその配合目的の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。

a イソプロピルメチルフェノールーー歯肉溝での細菌の繁殖を抑える
b チモールーーーーーーーーーーーー歯の齲蝕(むし歯)により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮める
c カルバゾクロムーーーーーーーーー炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える
d グリチルリチン酸二カリウムーーー歯周組織の炎症を和らげる
詳細

1. 正 誤 正 誤

2. 正 正 誤 正

3. 正 誤 正 正

4. 誤 正 正 誤

5. 誤 誤 誤 正

正 誤 正 正

93 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 咀嚼剤である禁煙補助剤及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 噛むことにより放出されたニコチンは、主に口腔粘膜から吸収されて循環血液中に移行する。
b 口腔内を酸性にする食品を摂取した後は、しばらくは使用を避けることとされている。
c ニコチンは、アドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を減弱させるおそれがある。
d ニコチンは、インスリンの血糖降下作用を促進して 、効果を増強させるおそれがある。
詳細

1. 正 正 正 正

2. 正 正 誤 誤

3. 正 誤 誤 正

4. 誤 誤 正 誤

5. 誤 正 誤 正

正 正 誤 誤

94 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) ビタミン主薬製剤の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a ビタミンB1は、下垂体や副腎系に作用してホルモン分泌の調節に関与するとされている。
b ビタミンB6は、タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持に重要な栄養素である。
c ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素である。
詳細

1. 誤 正 正

2. 誤 誤 正

3. 正 正 正

4. 正 正 誤

5. 正 誤 誤

誤 正 正

95 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 滋養強壮保健薬の配合成分とその配合目的の組合せのうち、正しいものの組合せはどれか。

a システインーーーーーーーーーーーーーー肝臓においてアルコールを分解する酵素の働きを助け、アセトアルデヒドの代謝を促す
b アミノエチ ルスルホン酸(タウリン)ーー骨格筋の疲労の原因となる乳酸の分解を促す
c アスパラギン酸ナトリウムーーーーーーー虚弱体質、腺病質における骨歯の発育促進、妊娠・授乳期の骨歯の脆弱予防に用いられる
d ヘスペリジンーーーーーーーーーーーーービタミンCの吸収を助ける
詳細

1. (a、b)

2. (a、c)

3. (a、d)

4. (b、c)

5. (b、d)

(a、d)


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96 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 漢方処方製剤及び生薬製剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合には、生後3ヶ月未満の乳児にも使用することができる。
b 漢方医学は古来に中国から伝わったもので、現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤を漢方処方製剤として使用している。
c 漢方薬を使用する場合、漢方独自の病態認識である「証」に基づいて用いることが、有効性及び安全性を確保するために重要であり、病態認識には虚実、陰陽、気血水、五臓などがある。
d 生薬製剤に使用される生薬は、薬用部位とその他の部位、又は類似した基原植物を取り違えると、人体に有害な作用を引き起こすことがある。
詳細

1. (a、b)

2. (a、d)

3. (b、c)

4. (b、d)

5. (c、d)

(c、d)

97 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 生薬成分に関する次の記述のうち、 誤っているものはどれか。 詳細

1. サンシュユは、ヤマノイモ科のヤマノイモ又はナガイモの周皮を除いた根茎(担根体)を基原とする生薬で、主に強壮作用を期待して用いられる。

2. ヨクイニンは、イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とする生薬で、肌荒れやいぼに用いられる。

3. モクツウは、アケビ科のアケビ又はミツバアケビの蔓性の茎を、通例、横切りしたものを基原とする生薬で、尿量増加(利尿)作用を期待して用いられる。

4. カッコンは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。

5. ブクリョウは、サルノコシカケ 科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。

サンシュユは、ヤマノイモ科のヤマノイモ又はナガイモの周皮を除いた根茎(担根体)を基原とする生薬で、主に強壮作用を期待して用いられる。

98 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 殺菌・消毒、消毒薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 殺菌・消毒は物質中のすべての微生物を殺滅又は除去することである。
b 次亜塩素酸ナトリウムは、皮膚刺激性が弱いため、手指の消毒に適している。
c ジクロルイソシアヌル酸ナトリウム(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム)は塩素臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられており、プール等の大型設備の殺菌・消毒に用いられることが多い。
d 日本薬局方に収載されているクレゾール石鹸液(クレゾール石ケン液)は、原液を水で希釈して用いられるが、刺激性が強いため、原液が直接皮膚に付着しないようにする必要がある。
詳細

1. 誤 正 誤 誤

2. 正 正 誤 誤

3. 誤 誤 正 正

4. 正 正 正 正

5. 誤 誤 正 誤

誤 誤 正 正

99 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 殺虫剤の配合成分に関する次の記述のうち、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。

プロポクスルは、代表的な(a )系殺虫成分であり、殺虫作用はアセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と( b )に結合してその働きを阻害することによる。一般に有機リン系殺虫成分に比べて毒性は(c )。
詳細

1. aカーバメイト b不可逆的 c高い

2. aカーバメイト b可逆的  c低い

3. aカーバメイト b不可逆的 c低い

4. aピレスロイド b不可逆的 c低い

5. aピレスロイド b可逆的  c高い

aカーバメイト b可逆的  c低い

100 登録販売者試験(令和元年度)(首都圏エリア) 一般用検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 一般用検査薬には、悪性腫瘍の検査が可能なものがあり、薬局で購入することができる。
b 対象とする生体物質を特異的に検出するように設計されていることから、正しい方法で検体を採取し、一般用検査薬を正しく使用すれば、 偽陰性・擬陽性を完全に排除することができる。
c 尿タンパク検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とする。
d 妊娠検査薬は、尿中のエストラジオールの有無を調べるものである。
詳細

1. 正 正 正 正

2. 正 正 誤 誤

3. 誤 誤 誤 正

4. 誤 誤 正 誤

5. 正 誤 正 誤

誤 誤 正 誤


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