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2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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ある金属体の温度が 20 ℃ のとき、その抵抗値が 10 Ωである。この金属体の温度が 45 ℃のときの抵抗値〔Ω〕として、正しいものはどれか。ただし、抵抗温度係数は 0.004 ℃⁻¹ で一定とし、外部の影響は受けないものとする。
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詳細
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1. 9 Ω
2. 11 Ω
3. 12 Ω
4. 13 Ω
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11 Ω
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2 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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図に示めすように、真空中に +Q₁〔C〕、−Q₂〔C〕の二つの点電荷を r〔m〕隔てて置いたとき、これらの電荷の間に働く静電力F〔N〕の大きさを表す式として、正しいものはどれか。
ただし、真空中の誘電率は ε0〔F/m〕とする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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3 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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図に示めす回路において、A−B 間の合成抵抗がスイッチ S を開閉しても変わらないとき、抵抗Rの値〔Ω〕として、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 2 Ω
2. 5 Ω
3. 7 Ω
4. 12 Ω
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2 Ω
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4 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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内部抵抗0.04 Ω、定格電流10 A の電流計を 50 A まで測定範囲を拡大するときの回路として、正しいものはどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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5 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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同期発電機に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 同期インピーダンスが大きくなれば、短絡比も大きくなる。
2. 定格速度、無負荷で運転している場合において、界磁電流を大きくすれば、端子電圧は 上昇し、やがて飽和する。
3. 界磁電流には、 直流が用いられる。
4. 同期速度は、 周波数と 極数の関係により定まる。
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同期インピーダンスが大きくなれば、短絡比も大きくなる。
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6 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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変圧器の損失に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。
ただし、電圧及び 周波数は一定とする。
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詳細
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1. 鉄損は、負荷電流に比例する。
2. 鉄損は、ヒステリシス損が含まれる。
3. 銅損は、負荷電流の2 乗に比例する。
4. 銅損は、負荷損に分類される。
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鉄損は、負荷電流に比例する。
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7 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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空気遮断器と比較した、ガス遮断器に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 耐震性に優れている。
2. 消弧能力が優れている。
3. 遮断時の騒音が大きい。
4. 小電流遮断時の異常電圧が小さい。
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遮断時の騒音が大きい。
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8 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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汽力発電所の熱効率の向上対策として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 復水器の真空度を高くする。
2. 抽気した 蒸気で 給水を加熱する。
3. タービン入口の 蒸気の圧力を低くする。
4. タービン途中の 蒸気をボイラで再熱する。
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タービン入口の 蒸気の圧力を低くする。
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9 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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変電所に用いる分路リアクトルに関する次ぎの記述のうち、 [ ]に当てはまる語句の組み合わせとして、適当なものはどれか。
「分路リアクトルは、深夜などの軽負荷時に [ ア ] の負荷が少なくなったとき、 長距離送電線やケーブル系統などの [ イ ] 電流による、受電端の電圧上昇を抑制するために用いる。」
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詳細
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1. 誘導性 進相
2. 誘導性 遅相
3. 容量性 進相
4. 容量性 遅相
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誘導性 進相
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10 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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配電系統に 生じる電力損失の軽減対策として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 放電クランプを設置する。
2. 太い電線に張り換える。
3. 負荷の不平衡を是正する。
4. 負荷の力率を改善する。
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放電クランプを設置する。
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11 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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LED 照明に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. LEは、pn 接合した半導体の 順方向に電圧をかけると発光する現象を利用した光源である。
2. LEランプの光束は、蛍光ランプと比べて 周囲温度による影響を受けやすい。
3. 白色LE照明には、青色に発光する LEとその 光りが当たると発光する蛍光体で構成されたものがある。
4. LEモジュールの寿命は、点灯しなくなるまでの総点灯時間、又は全光束が所定の値以下になるまでの総点灯時間のいずれか 短い時間である。
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LEランプの光束は、蛍光ランプと比べて 周囲温度による影響を受けやすい。
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12 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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電気加熱の方式に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 誘電加熱は、誘電体損による発熱を利用する。
2. アーク加熱は、電極間に 生ずる放電を利用する。
3. 赤外線加熱は、マイクロ波による分子振動を利用する。
4. 誘導加熱は、渦電流で 生じるジュール熱を利用する。
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赤外線加熱は、マイクロ波による分子振動を利用する。
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13 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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水力発電所に用いられる水車発電機に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。
ただし、発電機は同期発電機とする。
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詳細
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1. 回転速度は、タービン発電機より遅い。
2. 短絡比は、タービン発電機より大きい。
3. 立て軸形は亜軸方向の荷重を支えるスラスト軸受けを有する。
4. 回転子は、軸方向に長い円筒形が多く使用される。
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回転子は、軸方向に長い円筒形が多く使用される。
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14 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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変電所に設置する油入変圧器の内部異常を検出するための継電器として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 比率差動継電器
2. 過電圧継電器
3. 衝撃圧力継電器
4. 過電流継電器
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過電圧継電器
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15 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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電力系統における保護継電システムの構成に必要な機器として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 断路器
2. 計器用変成器
3. 保護継電器
4. 遮断器
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断路器
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16 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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架空電線路の架空地線に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 電線への 直撃雷を防止する効果がある。
2. 鉄塔の塔脚接地抵抗を小さくする効果がある。
3. 誘導雷により電線に発生する異常電圧を低減する効果がある。
4. 送電線の地絡故障による通信線への電磁誘導障害を軽減する効果がある。
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鉄塔の塔脚接地抵抗を小さくする効果がある。
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17 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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架空送電線路のねん架の目的として、適当なものはどれか。
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詳細
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1. 電線の着雪を防止する。
2. 電線に加わる風圧荷重を低減させる。
3. 電線のインダクタンスを減少させ、静電容量を増加させる。
4. 各相の作用インダクタンス、作用静電容量を平衡させる。
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各相の作用インダクタンス、作用静電容量を平衡させる。
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18 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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架空送電線路で 生じる電力損失として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. コロナ損
2. 抵抗損
3. 誘電損
4. がいし漏れ損
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誘電損
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19 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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地中電線路における電力ケーブルの絶縁劣れっ化の状態を測定する方法として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 部分放電測定
2. 誘電正接測定
3. 接地抵抗測定
4. 直流漏れ電流測定
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接地抵抗測定
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2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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高圧配電線路で一般的に採用されている 中性点接地方式として、適当なものはどれか。
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詳細
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1. 抵抗接地方式
2. 補償リアクトル接地方式
3. 直接接地方式
4. 非接地方式
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非接地方式
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21 |
2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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図において、P 点の水平面照度E[lx]の 値として、正しいものはどれか。
ただし、光源は P 点の 直上にある点光源とし、P 方向の光度I は 200 cd とする。
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詳細
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1. 25 lx
2. 50 lx
3. 75 lx
4. 100 lx
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50 lx
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2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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低圧動力設備に関する記述として、「内線規程」 上、不適当なものはどれか。
ただし、低圧進相用コンデンサは個々この負荷の回路ごとに取り付けるものとする。
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詳細
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1. 低圧進相用コンデンサを、手元開閉器よりも電源側に接続した。
2. 電動機回路の低圧進相用コンデンサは、放電抵抗器付きのものを使用した。
3. 単相の電動機を 15 A 分岐回路に接続したので、過負荷保護装置を省略した。
4. 三相誘導電動機の定格出力が 3.7 kW であったので、始動電流を抑制するための始動装置を省略した。
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低圧進相用コンデンサを、手元開閉器よりも電源側に接続した。
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2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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屋内配線の電気方式として用いられる 中性点を接地した単相線式100/200 V に関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 使用電圧が 200 V であっても、対地電圧は 100 V である。
2. 単相100 V と単相200 V の種類の電圧が取り出せる。
3. 同一容量の負荷に 供給する場合、単相線式100 V に比べて電圧降下が小さくなるが、電力損失は大きくなる。
4. 3極が同時に遮断される場合を除き、 中性線には過電流遮断器を設けない。
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同一容量の負荷に 供給する場合、単相線式100 V に比べて電圧降下が小さくなるが、電力損失は大きくなる。
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2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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高圧受電設備の用語の定義として、「高圧受電設備規程」 上、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 区分開閉器とは、保守点検の際に電路を区分するための開閉装置をいう。
2. CB形とは、主遮断装置として、高圧交流負荷開閉器(LBS) を用いる形式をいう。
3. 短絡電流とは、電路の線間がインピーダンスの少ない状態で接触を生じたことにより、その部分を通じて流れる電流をいう。
4. 地絡電流とは、地絡によって電路の外部に 流出し、電路、機器の損傷などの事故を引き起こすおそれのある電流をいう。
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CB形とは、主遮断装置として、高圧交流負荷開閉器(LBS) を用いる形式をいう。
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2級電気工事施工管理技術検定(令和5年度) 後期 |
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据え置き鉛蓄電池に関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 電解液には、希硫酸を用いる。
2. 放電により、水素ガスが発生する。
3. 回復充電とは、停電により放電した非常用蓄電池の容量回復のために行う充電のことをいう。
4. 制御弁式鉛蓄電池は、電解液を補水する必要がない。
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放電により、水素ガスが発生する。
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