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平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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ITILのサービスストラテジ段階で管理するサービスポートフォリオの構成要素のうち、サービスパイプラインに収録されるサービスはどれか。
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詳細
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1. 開発が完了し、顧客に提供することが可能なサービス
2. 今後、段階的に停止されたり、取り消されたりするサービス
3. サービスオペレーション段階で実行されているサービス
4. 将来提供する予定である開発中のサービス
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将来提供する予定である開発中のサービス
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2 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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JIS Q 20000-1の関係プロセスの規定における、供給者、サービス提供者及び顧客の3者の関係のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. 供給者、サービス提供者及び顧客は、それぞれ別々の組織(外部)に所属する。
2. 供給者のサービスも含めて、サービス提供者が責任をもって、顧客にサービスを提供する。
3. 供給者は、サービス提供者を顧客とみなしてサービスを提供することはない。
4. 供給者はサービス提供者からサービスや製品を受領して、顧客に提供する。
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供給者のサービスも含めて、サービス提供者が責任をもって、顧客にサービスを提供する。
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3 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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ITサービスマネジメントのプロセスの一つである構成管理を導入することによって得られるメリットはどれか。
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詳細
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1. ITリソースに対する、現在の需要の把握と将来の需要の予測ができる。
2. 緊急事態時でも最低限のITサービス基盤を提供することによって、事業の継続が可能になる。
3. 構成品目の情報を正確に把握することによって、他のプロセスの確実な実施を支援できる。
4. 適正なコストで常に一定した品質でのITサービスが提供されるようになる。
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構成品目の情報を正確に把握することによって、他のプロセスの確実な実施を支援できる。
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4 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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オンラインシステムの性能監視における注意事項のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. OSやネットワークなどの複数の測定項目を定常的に監視する。
2. オンライン時間帯に性能を測定することはサービスレベルの低下につながるので、測定はオフライン時間帯に行う。
3. 性能データのうちの一定期間内の最大値だけに着目し、管理の限界を逸脱しているかどうかを確認する。
4. 性能を測定する感覚は短いほど良い。
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OSやネットワークなどの複数の測定項目を定常的に監視する。
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5 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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レプリケーションが有効な対策となるものはどれか。
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詳細
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1. 悪意によるデータの改ざんを防ぐ。
2. コンピュータウイルスによるデータの破壊を防ぐ。
3. 災害発生時にシステムが長時間停止するのを防ぐ。
4. 操作ミスによるデータの削除を防ぐ。
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災害発生時にシステムが長時間停止するのを防ぐ。
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6 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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システムが障害によって停止したときに行う、システム再開の方法の一つであるウォームスタートの説明はどれか。
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詳細
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1. システムの再立上げの過程で、システム停止時に処理中であったジョブのうち、処理の続行が可能なものは処理を再開させ、入出力キューに残っているものは、そのまま処理の対象とする。
2. システムの初期化のために、イニシャルプログラムローダによってコンフィギュレーション情報を主記憶装置上に展開する。
3. システムの停止で処理が中断したジョブについて、それまでに採取されたチェックポイント情報によって回復作業を実施する。
4. ジャーナルファイルに記録されているデータを使用して、ファイルを障害発生以前の状態に戻す。
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システムの再立上げの過程で、システム停止時に処理中であったジョブのうち、処理の続行が可能なものは処理を再開させ、入出力キューに残っているものは、そのまま処理の対象とする。
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7 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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ITILによれば、インシデントの階層的エスカレーションに該当するものはどれか。
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詳細
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1. 現在の担当者では解決できなかったインシデントの対応を、高度な専門知識をもつサポートグループに委ねる。
2. 現在の担当者では解決できなかったインシデントの対応を、広範にわたる関係者を招集する権限をもつ上級マネージャーに委ねる。
3. 自分のシフト勤務時間内に完了しなかったインシデントの対応を、次のシフト勤務者に委ねる。
4. 中央サービスデスクで受け付けたインシデントの対応を、利用者が属する地域のローカルサービスデスクに委ねる。
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現在の担当者では解決できなかったインシデントの対応を、広範にわたる関係者を招集する権限をもつ上級マネージャーに委ねる。
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8 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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ITILのインシデント管理の方針において、インシデントモデルを定義しておくことによって得られるメリットはどれか。
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詳細
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1. インシデント管理プロセス及びその運用の効率性と有効性を判断するための基準を明確にすることができる。
2. 過去のインシデントについて、履歴、カテゴリ、及び解決するために取られた処置を容易に参照することができる。
3. 繰り返し発生するインシデントを、事前に定義した経路で、事前に定義した期間内に処理することができる。
4. 根本原因が判明していない問題に対する解決策を提供することができる。
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繰り返し発生するインシデントを、事前に定義した経路で、事前に定義した期間内に処理することができる。
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9 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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ITILのITサービス継続性管理の達成目標に関する説明として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. 災害が起こった後、一定期間内にシステムを復旧し、事業を継続させる。
2. 災害だけでなく、インシデントも含めた対策を実施する。
3. 災害によって被害を被った情報システムの構成を修復する。
4. 災害の発生を予測したプロアクティブな予防措置よりも、事後の復旧に重点を置く。
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災害が起こった後、一定期間内にシステムを復旧し、事業を継続させる。
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10 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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ITILによれば、既存及び新規の全てのサービスに対してビジネスインパクト分析を行うことを役割とするマネージャはどれか。
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詳細
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1. ITサービス継続性管理プロセス・マネージャ
2. 可用性管理プロセス・マネージャ
3. キャパシティ管理プロセス・マネージャ
4. サービスレベル管理プロセス・マネージャ
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ITサービス継続性管理プロセス・マネージャ
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11 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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ITサービスマネジメントにおけるサービスレベル管理プロセスの活動はどれか。
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詳細
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1. ITサービスの提供に必要な予算に対して、適切な資金を確保する。
2. 現在のリソースのチューニングと最適化、及び将来のリソース要件に関する予測を記載した計画を作成する。
3. 災害や障害などで事業が中断しても、要求されたサービス機能を合意された期間内に確実に復旧できるように、ビジネスインパクトの評価や復旧優先順位を明確にする。
4. 提供するITサービスとその目標値などについて、ITサービスプロバイダが顧客との間で合意書を交わす。
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提供するITサービスとその目標値などについて、ITサービスプロバイダが顧客との間で合意書を交わす。
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12 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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JIS Q 20000-1におけるサービス継続及び可用性管理プロセスで行う活動はどれか。
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詳細
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1. インシデント及び問題の影響を識別し、これを最小限に抑える、又は回避するための手順を採用する。
2. サービス全体の可用性などの要求事項を、事業計画、SLA及びリスクを考慮して特定する。
3. サービスの容量・能力を監視し、サービスのパフォーマンスを調整して、かつ、適切な容量・能力を提供するための定義し、これに合意して、かつ、文書化する。
4. 提供する個々のサービスを定義し、これに合意して、かつ、文書化する。
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サービス全体の可用性などの要求事項を、事業計画、SLA及びリスクを考慮して特定する。
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平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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サービス提供時間帯が毎日6~20時のシステムにおいて、ある月の停止時間、修復時間及びシステムメンテナンス時間は次のとおりであった。このとき、この月の可用性は何%か。ここで、1か月の稼働日数は30日、可用性(%)は少数第2位を四捨五入するものとする。
(停止時間、修復時間及びシステムメンテナンス時間)
・システム障害によるサービス提供時間内の停止時間:7時間
・システム障害によるサービス提供時間外の修復時間:3時間
・サービス提供時間外のシステムメンテナンス時間:8時間
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詳細
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1. 95.7
2. 97.6
3. 98.3
4. 99.0
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98.3
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14 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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ITILにおいて、可用性管理のリアクティブな活動で用いる技法はどれか。
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詳細
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1. 故障樹解析
2. コンポーネント障害インパクト分析
3. サービス障害分析
4. 単一障害点分析
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サービス障害分析
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平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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ITサービスマネジメントの情報セキュリティ管理プロセスに対して、JIS Q 20000-1が要求している事項はどれか。
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詳細
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1. 潜在的な問題を低減させるために、予防処置を取らなければならない。
2. ディジタルの構成品目の原本を、物理的又は電子的にセキュリティが保たれた書庫で管理しなければならない。
3. 変更要求が情報セキュリティ基本方針及び管理策に与える影響を評価しなければならない。
4. 変更要求の受入れについての意思決定では、リスク、事業利益及び技術的実現可能性を考慮しなければならない。
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変更要求が情報セキュリティ基本方針及び管理策に与える影響を評価しなければならない。
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16 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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システムの本番移行に支障を来すリスクに対するコントロールを監査するチェックポイントはどれか。
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詳細
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1. システム運用段階で新システムの稼働状況がレビューされ、その結果についてシステム開発部門及びユーザ部門の責任者の承認が得られているか。
2. システム開発段階で抽出された問題への対策が、移行後のシステム改善計画に反映されているか。
3. システム企画段階で、システムの投資対効果が評価されているか。
4. ユーザ部門を含めた各部門の役割と責任と明確にした移行計画が作成されているか。
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ユーザ部門を含めた各部門の役割と責任と明確にした移行計画が作成されているか。
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平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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工程別の生産性が次のとおりのとき、全体の生産性を表す式はどれか。
(工程別の生産性)
設計工程:Xステップ/人月
製造工程:Yステップ/人月
試験工程:Zステップ/人月
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詳細
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1. X+Y+Z
2. (X+Y+Z)/3
3. 1/X+1/Y+1/Z
4. 1/(1/X+1/Y+1/Z)
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1/(1/X+1/Y+1/Z)
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18 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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19 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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20 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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プロセッサの省電力技術の一つであるパワーゲーティングの説明として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. 仕事量に応じて、プロセッサへ供給する電源電圧やクロック周波数を変える。
2. 動作していない回路ブロックへのクロック供給を停止する。
3. 動作していない回路ブロックへの電源供給を遮断する。
4. マルチコアプロセッサにおいて、使用しないコアの消費電力枠を、動作しているコアに割り当てる。
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動作していない回路ブロックへの電源供給を遮断する。
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21 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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ソフトウェアの安全対策の考え方のうち、アフォーダンスに関する記述はどれか。
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詳細
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1. 機能や使い方が直観的に分かるように、コントロールパネルのボタンなどの形、色や配置を工夫することによって、誤操作を低減する。
2. 故障による被害を最小限にとどめるように、ファイルの自動バックアップを行う機能をもたせる。
3. セキュリティ面の保護を複数の手段で講じて、多層で防御する機能をもたせる。
4. 利用者が操作や入力値を誤った場合でも危険な状態が発生しないようにする。
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機能や使い方が直観的に分かるように、コントロールパネルのボタンなどの形、色や配置を工夫することによって、誤操作を低減する。
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22 |
平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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関係データベースのビューに関する記述のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. ビューの元の表に新たな列を追加するときは、既存のビューにも影響が出るので、ビューを再定義する必要がある。
2. ビューの列は、基の表の列名と異なる列を抜き出すように定義するものであり、指定条件を満たす行を抜き出すように定義することはできない。
3. ビューは、元の表から指定した列を抜き出すように定義するものであり、指定条件を満たす行を抜き出すように定義することはできない。
4. 二つ以上の表の結合によって定義されたビューは、いつでも更新操作が可能である。
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ビューの列は、基の表の列名と異なる列を抜き出すように定義するものであり、指定条件を満たす行を抜き出すように定義することはできない。
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平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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磁気ディスク装置や磁気テープ装置などのストレージ(補助記憶装置)を、通常のLANとは別の高速な専用ネットワークで構成する方式はどれか。
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詳細
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1. DAFS
2. DAS
3. NAS
4. SAN
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SAN
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平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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ISO 22301:2012が要求事項を規定している対象はどれか。
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詳細
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1. ITサービスマネジメントシステム
2. 個人情報保護マネジメントシステム
3. 事業継続マネジメントシステム
4. 情報セキュリティマネジメントシステム
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事業継続マネジメントシステム
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平成25年度 秋期 午前Ⅱ ITサービスマネージャ試験 |
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派遣労働者の受入れに関する記述のうち、派遣先責任者の役割、立場として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. 派遣先責任者は、派遣先管理台帳の管理、派遣労働者から申出を受けた苦情への対応、派遣元事業主との連絡調整、派遣労働者の人事記録と考課などの任務を行わなければならない。
2. 派遣先責任者は、派遣就業場所が複数ある場合でも、一人に絞って選任されなければならない。
3. 派遣先責任者は、派遣労働者が従事する業務全般を統括する管理職位の者の内から選任されなければならない。
4. 派遣先責任者は、派遣労働者に直接指揮命令する者に対して、労働者派遣法などの関連法規の規定、労働者派遣契約の内容、派遣元からの通知などを周知しなければならない。
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派遣先責任者は、派遣労働者に直接指揮命令する者に対して、労働者派遣法などの関連法規の規定、労働者派遣契約の内容、派遣元からの通知などを周知しなければならない。
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