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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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パイプライン制御の特徴はどれか。
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詳細
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1. 複数の命令を同時に実行するために、コンパイラが目的プログラムを生成する段階で、それぞれの命令がどの演算器を使うかをあらかじめ割り振る。
2. 命令が実行される段階で、どの演算器を使うかを動的に決めながら、複数の命令を同時に実行する。
3. 命令の処理をプロセッサ内で複数のステージに細分化し、複数の命令を並列に実行する。
4. 命令を更に細かなマイクロ命令の組合せで実行する。
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命令の処理をプロセッサ内で複数のステージに細分化し、複数の命令を並列に実行する。
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2 |
平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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外部記憶をもたない組込みシステムにおけるMMU (Memory Management Unit) の活用法として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. CPUを介さずにメモリ間データ転送を行うことによって、処理速度を向上させる。
2. 仮想アドレスで主記憶を管理することによって、実装されている物理メモリの容量を超えるメモリ割当てを要求されてもプログラムの動作を継続させる。
3. 入出力レジスタの値をキャッシュすることによって、ハードウェアアクセスを高速化する。
4. プログラムのメモリ領域へのアクセス権限を設定することによって、不正なメモリアクセスを防止する。
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プログラムのメモリ領域へのアクセス権限を設定することによって、不正なメモリアクセスを防止する。
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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磁気ディスク装置と比較したときのフラッシュメモリを用いたSSD (Solid State Drive) の特徴として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. 書換え可能回数が多い。
2. 耐衝撃性が低い。
3. 発熱量が大きい。
4. ランダム読出しが速い。
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ランダム読出しが速い。
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4 |
平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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L1, L2の2レベルで構成されるインクルージョンキャッシュの説明として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. L1に格納されている全てのデータはL2にも格納されている。
2. L1にデータを読み込んだとき、L2にあったデータは削除される。
3. L1にデータを読み込んだときにL1から追い出されたデータはL2に格納される。
4. L1には命令語が、L2には演算データだけが格納される。
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L1に格納されている全てのデータはL2にも格納されている。
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5 |
平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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I2C (Inter-Integrated Circuit) バスの特徴として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. 2線式のシリアルインタフェースで複数のデバイスを接続する。
2. 4線式のシリアルインタフェースで複数のデバイスを接続する。
3. 低電圧差動伝送を採用して高速化したシリアルインタフェースである。
4. 複数のレーンを束ねることによって高速化したシリアルインタフェースである。
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2線式のシリアルインタフェースで複数のデバイスを接続する。
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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二つのタスクが共用する二つの資源を排他的に使用するとき、デッドロックが発生するおそれがある。このデッドロックの発生を防ぐ方法はどれか。
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詳細
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1. 一方のタスクの優先度を高くする。
2. 資源獲得の順序を両方のタスクで同じにする。
3. 資源獲得の順序を両方のタスクで逆にする。
4. 両方のタスクの優先度を同じにする。
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資源獲得の順序を両方のタスクで同じにする。
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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ページング方式の仮想記憶において、あるプロセスが仮想アドレス空間全体に対応したページテーブルをもつ場合、ページテーブルに必要な領域の大きさを2xバイトで表すとすると、xを表す式はどれか。ここで、仮想アドレス空間の大きさは2Lバイト、ページサイズは2Nバイト、ページテーブルの各エントリの大きさは2Eバイトとし、その他の情報については考慮しないものとする。
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詳細
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1. L + N + E
2. L + N - E
3. L - N + E
4. L - N - E
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L - N + E
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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CPU時間を多く必要とするタスクAと、入出力処理が多くCPU時間をほとんど必要としないタスクBで構成されているシステムがある。このシステムのスループットを高くする方法として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. タスクAとタスクBの優先度を同じにして、一定時間感覚ごとに処理を切り替えることによって平等に処理する。
2. タスクAとタスクBの優先度を同じにして、先に開始したタスクが終了後に別のタスクを処理する。
3. タスクAの優先度を高くして、タスクAを優先して処理する。
4. タスクBの優先度を高くして、タスクBを優先して処理する。
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タスクBの優先度を高くして、タスクBを優先して処理する。
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10 |
平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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コンパイラによる最適化において、オブジェクトコードの所要記憶容量が削減できるものはどれか。
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詳細
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1. 関数のインライン展開
2. 定数の畳込み
3. ループ内不変式の移動
4. ループのアンローリング
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定数の畳込み
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11 |
平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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OSS (Open Source Software) における、ディストリビュータの役割はどれか。
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1. OSSやアプリケーションソフトを組み合わせて、パッケージにして提供する。
2. OSSを開発し、活動状況をWebで公開する。
3. OSSを稼働用のコンピュータにインストールし、動作確認を行う。
4. OSSを含むソフトウェアを利用したシステムの提案を行う。
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OSSやアプリケーションソフトを組み合わせて、パッケージにして提供する。
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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アドレス線が10本で、1Mワードの容量をもつDRAMがある。リフレッシュのためにDRAM内の全ROWアドレスを51.2ミリ秒の間に少なくとも1回は選択する必要がある。このときの平均リフレッシュ周期は何マイクロ秒か。
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詳細
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1. 0.049
2. 12.8
3. 50
4. 2560
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50
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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MPUがもつウェイト機能及びレディ機能の使い方として、適切なものはどれか。
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1. MPUとDMAコントローラとのバス調停を行う。
2. OSが実行すべきタスクがないときに、MPUをウェイト状態とする。
3. アクセス速度の遅いメモリにMPUを同期させる。
4. 入出力装置の処理完了をMPUに知らせる。
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アクセス速度の遅いメモリにMPUを同期させる。
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14 |
平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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15 |
平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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NFC (Near Field Communication) の説明として、適切なものはどれか。
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1. 静電容量式のタッチセンサで、位置情報を検出するために用いられる。
2. 接触式ICカードの通信方法として利用される。
3. 通信距離が最大10m程度である。
4. ピアツーピアで通信する機能を備えている。
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ピアツーピアで通信する機能を備えている。
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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操作に不慣れな人も利用するシステムでは、間違ったデータが入力されることが想定される。誤入力が発生しても、プログラムやシステムを異常終了させずに、エラーメッセージを表示して次の操作を促すような設計を何というか。
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詳細
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1. フールプルーフ
2. フェールセーフ
3. フェールソフト
4. フォールトトレランス
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フールプルーフ
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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並列に動作する事象間の同期を表現することが可能な、ソフトウェアの要求モデルはどれか。
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1. E-Rモデル
2. データフローモデル
3. ペトリネットモデル
4. 有限状態機械モデル
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ペトリネットモデル
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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ハードウェアとソフトウェアとの協調設計(コデザイン)の説明として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. 検証なしでハードウェアとソフトウェアとの切り分けを行い、それぞれ設計を並行して行ってから、完成時に結合テストを行う。
2. 上流設計までハードウェアとソフトウェアとを切り分けずに統一的に設計する。
3. ハードウェア設計及びソフトウェア設計のステップを細分化し、ステップごとに結合テストを行って検証する。
4. ハードウェアとソフトウェアとの分担をシミュレーションで検証してから、ハードウェアとソフトウェアの切り分けを行う。
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ハードウェアとソフトウェアとの分担をシミュレーションで検証してから、ハードウェアとソフトウェアの切り分けを行う。
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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共通フレームにおける、システム適格性確認テストで確認する内容を明確にするアクティビティはどれか。
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詳細
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1. システム方式設計
2. システム要件定義
3. ソフトウェア方式設計
4. ソフトウェア要件定義
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システム要件定義
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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組込みソフトウェアなどの設計にも有効な技法であって、システムをプラットフォームに依存する部分と依存しない部分とに分けてモデル化することを特徴とする技法はどれか。
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詳細
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1. CSM
2. MDA
3. OMT
4. UML
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MDA
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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サーバの負荷分散に使われるDNSラウンドロビンに関する記述のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. DNSにおいて、一つのIPアドレスに対して複数のサーバ名を割り当てることによって実現する。
2. DNSにおいて、一つのサーバ名に対して複数のサーバのIPアドレスを割り当てることによって実現する。
3. 接続先サーバがダウンしている場合は、DNSがサーバのダウンを検知して、他のサーバに接続先を変える。
4. 接続先サーバの負荷の状況によって、DNSが接続先を変えることができる。
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DNSにおいて、一つのサーバ名に対して複数のサーバのIPアドレスを割り当てることによって実現する。
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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SSLに関する記述のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. SSLで使用するWebサーバのディジタル証明書にはIPアドレスの組込みが必須なので、WebサーバのIPアドレスを変更する場合は、ディジタル証明書を再度取得する必要がある。
2. SSLで使用する個人認証用のディジタル証明書は、ICカードなどに格納できるので、格納場所を特定のPCに限定する必要はない。
3. SSLはWebサーバを経由した特定の利用者間の通信のために開発されたプロトコルであり、Webサーバ提供者への事前の利用者登録が不可欠である。
4. 日本国内では、SSLで使用する共通鍵の長さは、128ビット未満に制限されている。
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SSLで使用する個人認証用のディジタル証明書は、ICカードなどに格納できるので、格納場所を特定のPCに限定する必要はない。
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平成26年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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ICカードの耐タンパ性を高める対策はどれか。
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1. ICカードとICカードリーダとが非接触の状態で利用者を認証して、利用者の利便性を高めるようにする。
2. 故障に備えてあらかじめ作成した予備のICカードを保管し、故障時に直ちに呼びカードに交換して利用者がICカードを使い続けられるようにする。
3. 信号の読出し用プローブの取付けを検出するとICチップ内の保存情報を消去する回路を設けて、ICチップ内の情報を容易に解析できないようにする。
4. 退職者のICカードは業務システム側で利用を停止して、他の利用者が使用できないようにする。
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信号の読出し用プローブの取付けを検出するとICチップ内の保存情報を消去する回路を設けて、ICチップ内の情報を容易に解析できないようにする。
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