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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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16ビットのダウンカウントのカウンタを用い、そのカウンタの値が0になると割込みを発生するハードウェアタイマがある。カウンタに初期値として10進数の150をセットしてタイマをスタートすると、最初の割込みが発生するまでの時間は何マイクロ秒か。ここで、タイマクロックは16MHzを32分周したものとする。
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詳細
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1. 0.3
2. 2
3. 150
4. 300
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300
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2 |
平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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セットアソシアティブ方式のキャッシュメモリを含めたメモリシステムの平均メモリアクセス時間を短縮するために行う対策のうち、ライト痔のミスペナルティを増加させるものはどれか。
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詳細
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1. ウェイ数を増加させる。
2. エントリ数を増やす。
3. 仮想アドレス変換時間をなくす。
4. ブロックサイズを大きくする。
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ブロックサイズを大きくする。
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3 |
平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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バスプロトコルに関する記述のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. バスアービタがバスの調停を行い、調停の結果、使用権を取得した装置がバスを使用する。
2. バススレーブがアドレスを出力して、転送相手の装置とその装置内の転送対象を指定する。
3. バススレーブは、バスを使用したデータ転送が終了すると、各信号線の駆動を停止する。
4. バスマスタが、バスを時分割で使用するように調停を行うことによって、複数の装置がバスを使用できる。
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バスアービタがバスの調停を行い、調停の結果、使用権を取得した装置がバスを使用する。
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4 |
平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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多重にハードウェア割込みが発生する組込みシステムにおけるISR(Interrupt Service Routing)の処理の説明のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. ISR処理時間が長い順に高い割込み優先度を与えると、システム全体のリアルタイム応答性が向上する。
2. ISR処理中に、ほかの割込み要求を抑止する場合は、セマフォを用いる。
3. 最大割込み処理時間は、すべてのISR処理時間の合計であり、最も優先度の高い割込みが発生してから、そのISR処理の完了までの時間に相当する。
4. 低い優先度の割込みによるISR処理中に割込み禁止を行うと、その間に発生した高い優先度の割込みに対するISR応答時間は長くなる。
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低い優先度の割込みによるISR処理中に割込み禁止を行うと、その間に発生した高い優先度の割込みに対するISR応答時間は長くなる。
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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1画素当たり24ビットのカラー情報をビデオメモリに記憶する場合、横1,024画素、縦768画素の画面表示に必要なメモリ量は、約何Mバイトか。ここで、1Mバイトは106バイトとする。
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詳細
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1. 0.8
2. 2.4
3. 6.3
4. 18.9
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2.4
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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リアルタイムOSにおけるコンテキストの使用方法に関する記述のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. アプリケーションタスクを、アプリケーションタスク共有のコンテキストで実行させる。
2. アプリケーションタスクを、カーネルのコンテキストで実行させる。
3. カーネルを、アプリケーションタスクのコンテキストで実行させる。
4. 割込み処理を、割込み処理ごとのコンテキストで実行させる。
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割込み処理を、割込み処理ごとのコンテキストで実行させる。
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8 |
平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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10 |
平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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ソフトウェア開発におけるリポジトリの説明はどれか。
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詳細
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1. 開発を支援するために提供されるソフトウェア部品のデータベースのことである。
2. ソフトウェアの開発及び保守における設計情報やプログラムを一元的に管理するためのデータベースのことである。
3. ソフトウェアを開発するためのツールやデータモデルを格納するためのデータベースのことである。
4. リバースエンジニアリングを行うためのソースコード解析用ソフトウェアや解析結果を格納するためのデータベースのことである。
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ソフトウェアの開発及び保守における設計情報やプログラムを一元的に管理するためのデータベースのことである。
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11 |
平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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OSS (Open Source Software)における、ディストリビュータの役割はどれか。
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詳細
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1. OSSやアプリケーションソフトを組み合わせて、パッケージにして提供する。
2. OSSを開発し、活動状況をWebで公開する。
3. OSSを稼働用のコンピュータにインストールし、動作確認を行う。
4. OSSを含むソフトウェアを利用したシステムの提案を行う。
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OSSやアプリケーションソフトを組み合わせて、パッケージにして提供する。
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12 |
平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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LSIの省電力制御技術であるパワーげーティングの説明として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. 動作する必要のない回路ブロックに供給しているクロックを停止することによって、商品電力を減らす。
2. 動作する必要のない回路ブロックへの電力供給を遮断することによって、リーク電流を減らす。
3. 半導体製造プロセスの微細化によって生じるリーク電流を、プロセス技術の改良によって減らす。
4. 複数の電圧の電源供給によって、動作周波数の低い回路ブロックには低い電源電圧を供給することで、動作時電力及びリーク電流を減らす。
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動作する必要のない回路ブロックへの電力供給を遮断することによって、リーク電流を減らす。
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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A/D変換に関する記述のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. サンプリング周期が短いほど、高い周波数の信号まで変換できる。
2. ナイキスト周波数を超える入力信号は、ディジタルフィルタで補正することによって正しく変換できる。
3. 入力信号よりもノイズの周波数が高い場合、ハイパスフィルタを用いることによって正しく変換できる。
4. 変換時間が短いほど、高い分解能で変換できる。
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サンプリング周期が短いほど、高い周波数の信号まで変換できる。
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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DCモータのPWM制御方法はどれか。
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詳細
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1. パルス周期によって、モータの回転角を制御する。
2. パルス数によって、モータの回転角を制御する。
3. パルス数によって、モータの回転数を制御する。
4. パルスのデューティ比によって、モータの回転数を制御する。
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パルスのデューティ比によって、モータの回転数を制御する。
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16 |
平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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MPUがもつウェイト機能とレディ機能の使い方として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. MPUとDMAコントローラとのバス調停を行う。
2. OSが実行すべきタスクがないときに、MPUをウェイト状態とする。
3. アクセス速度の遅いメモリにMPUを同期させる。
4. 入出力装置の処理完了をMPUに知らせる。
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アクセス速度の遅いメモリにMPUを同期させる。
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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TCP/IPネットワークで使用されるARPの説明として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. IPアドレスからMACアドレスを得るためのプロトコル
2. IPアドレスからホスト名(ドメイン名)を得るためのプロトコル
3. MACアドレスからIPアドレスを得るためのプロトコル
4. ホスト名(ドメイン名)からIPアドレスを得るためのプロトコル
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IPアドレスからMACアドレスを得るためのプロトコル
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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ICカードの耐タンパ性を高める対策はどれか。
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1. ICカードとICカードリーダとが非接触の状態で利用者を認証して、利用者の利便性を高めるようにする。
2. 故障に備えてあらかじめ作成した予備のICカードを保管し、故障時に直ちに予備カードに交換して利用者がICカードを使い続けられるようにする。
3. 信号の読出し用プロープの取付けを検出するとICチップ内の保存情報を消去する回路を設けて、ICチップ内の情報を容易に解析できないようにする。
4. 退職者のICカードは業務システム側で利用を停止して、ほかの利用者が使用できないようにする。
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信号の読出し用プロープの取付けを検出するとICチップ内の保存情報を消去する回路を設けて、ICチップ内の情報を容易に解析できないようにする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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22 |
平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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マイコンのJTAGを利用したデバッガの説明として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. RAMを擬似的にROMに見立ててプログラムをロードし、モニタプログラムがMPUに割込みをかけながらプログラムのデバッグを行う。
2. 実機のマイコンを取り外し、マイコンのソケット部に当該マイコンをエミュレーションするプロセッサ及びソフトウェアが搭載されたICEを装着して、デバッグを行う。
3. ターゲットROMに、デバッグ対象プログラムを制御するプログラムを常駐させておき、PCと通信しながら、デバッグを行う。
4. マイコン自身にデバッグに必要となる機能が内蔵されており、それを外部から制御するための端子がある。この端子を利用してデバッグを行う。
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マイコン自身にデバッグに必要となる機能が内蔵されており、それを外部から制御するための端子がある。この端子を利用してデバッグを行う。
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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組込みシステムにおけるコデザインの説明として適切なものはどれか。
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詳細
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1. 開発工程を分析、設計、開発、検証の工程に分け、検証から再度分析に戻り、この工程を繰り返すことで仕様を満たしていることを確認していく手法
2. 上流工程段階で、ハードウェアとソフトウェアとの機能分担を協調シミュレーションによって十分検証することで、仕様を満たしていることを確認していく手法
3. ハードウェアとソフトウェアとの開発を独立に並行して行った後、両者を組み合わせて総合テストを行うことで、仕様を満たしていることを確認していく手法
4. 要求定義、設計、制作、試験、保守の順序で開発を進め、各工程でそれぞれの成果物を確認し、前工程には戻らないことを前提に各工程を完了させていく手法
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上流工程段階で、ハードウェアとソフトウェアとの機能分担を協調シミュレーションによって十分検証することで、仕様を満たしていることを確認していく手法
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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プログラムの誤りの一つに、繰返し処理の判定条件としてA≧aとすべきところをA>aとコーディングすることがある。このような誤りを見つけ出すために有効なテストケース設計技法はどれか。ここで、Aは変数、aは定数とする。
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詳細
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1. 限界値分析
2. 条件網羅
3. 同値分割
4. 分岐網羅
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限界値分析
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平成23年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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CMMIを説明したものはどれか。
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詳細
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1. ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである。
2. ソフトウェア開発のプロセスモデルの一種である。
3. ソフトウェアを中心としたシステム開発及び取引のための共通フレームのことである。
4. プロジェクトの成熟度に応じてソフトウェア開発の手順を定義したモデルである。
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ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである。
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