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平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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MPUの高速化技術の一つであるスーパスカラの特徴として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. 同時に実行可能な複数の動作をまとめて一つの命令として実行する。
2. 独立した複数の命令ストリームを用意し、これらの実行を切り替えながら行う。
3. パイプラインの深さを増すとともに、パイプラインピッチを短くして、平均命令実行時間を短縮する。
4. パイプラインを複数用意し、同時に複数の命令を実行する。
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パイプラインを複数用意し、同時に複数の命令を実行する。
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2 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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3 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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コンピュータの命令実行順序として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. オペランド読出し → 命令の解読 → 命令フェッチ → 命令の実行
2. オペランド読出し → 命令フェッチ → 命令の解読 → 命令の実行
3. 命令フェッチ → オペランド読出し → 命令の解読 → 命令の実行
4. 命令フェッチ → 命令の解読 → オペランド読出し → 命令の実行
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命令フェッチ → 命令の解読 → オペランド読出し → 命令の実行
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4 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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容量64kバイト、ブロックサイズ32バイトのキャッシュメモリをもつ32ビットMPUが主記憶から1Mバイトの32ビット整数型配列データを連続して読み出した。このとき、キャッシュメモリのミスヒット率は何%か。ここで、配列データ以外のデータはレジスタに割り当てられているものとし、kは210、Mは220を表す。
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詳細
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1. 0.006
2. 0.05
3. 6.4
4. 12.5
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12.5
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平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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バス幅が16ビット、メモリサイクルタイムが80ナノ秒で連続して動作できるメモリがある。このメモリのデータ転送速度は何Mバイト/秒か。ここで、Mは106を表す。
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詳細
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1. 12.5
2. 25
3. 160
4. 200
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25
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6 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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組込みシステムで使用されるI2Cバスの特徴として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. クロックとデータの2線式バスである。
2. シングルマスタバスである。
3. データ転送の最高速度は、12Mビット/秒である。
4. 一つのバスに接続されるICは、最大15個と決められている。
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クロックとデータの2線式バスである。
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7 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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バスプロトコルに関する記述のうち、適切なものはどれか。
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1. バスアービタがバスの調停を行い、調停の結果、使用権を取得した装置がバスを使用する。
2. バススレーブがアドレスを出力して、転送相手の装置とその装置内の転送対象を指定する。
3. バススレーブは、バスを使用したデータ転送が終了すると、各信号線の駆動を停止する。
4. バスマスタが、バスを時分割で使用するように調停を行うことによって、複数の装置がバスを使用できる。
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バスアービタがバスの調停を行い、調停の結果、使用権を取得した装置がバスを使用する。
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8 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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毎分6,000回転、平均位置決め時間が20ミリ秒、1トラック当たりの記憶容量が20kバイトの磁気ディスク装置がある。1ブロック4kバイトのデータを1ブロック転送するのに要する平均アクセス時間は何ミリ秒か。ここで、磁気ディスクコントローラのオーバヘッドは無視できるものとする。
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詳細
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1. 20
2. 22
3. 27
4. 32
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27
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平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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ホットスタンバイシステムにおいて、現用系に障害が発生して待機系に切り替わる契機として、最も適切な例はどれか。
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詳細
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1. 現用系から待機系へ定期的に送信され、現用系が動作中であることを示すメッセージが途切れたとき
2. 現用系の障害をオペレータが認識し、コンソール操作を行ったとき
3. 待機系が現用系にたまった処理の残量を定期的に監視していて、残量が一定量を上回ったとき
4. 待機系から現用系に定期的にロードされ実行される診断プログラムが、現用系の障害を検出したとき
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現用系から待機系へ定期的に送信され、現用系が動作中であることを示すメッセージが途切れたとき
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平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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あるトランザクションの応答時間は、サーバ処理時間100ミリ秒、総回線伝送時間400ミリ秒及び端末処理時間500ミリ秒の合計から成る。この応答時間を最も短縮させる対策はどれか。ここで、オーバヘッドは無視するものとする。
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詳細
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1. サーバ処理時間を40%と総回線伝送時間を10%改善する。
2. サーバ処理時間を80%改善する。
3. 総回線伝送時間を20%改善する。
4. 端末処理時間を20%改善する。
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端末処理時間を20%改善する。
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11 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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インサーキットエミュレータの説明として、最も適切なものはどれか。
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詳細
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1. MPU、I/O、メモリなどの各信号線にプローブを介して接続し、ソフトウェアやハードウェアのデバッグを行う。
2. MPUの代わりとしてボードに接続し、ソフトウェアやハードウェアのデバッグを行う。
3. ROMの代わりとしてボードに接続し、ソフトウェアのデバッグを行う。
4. 組込みシステムのプログラムの一部に、デバッガの一部又は全部を組み込んで、ソフトウェアのデバッグを行う。
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MPUの代わりとしてボードに接続し、ソフトウェアやハードウェアのデバッグを行う。
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13 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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オープンソースソフトウェアの特徴のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. 一定の条件の下で、ソースコードの変更を許可している。
2. 使用分野及び利用者を制限して再配布できる。
3. 著作権は、放棄されている。
4. 無償で配布しなければならない。
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一定の条件の下で、ソースコードの変更を許可している。
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14 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)の特徴のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. A/D変換及びD/A変換の機能を内蔵しているので、アナログ信号を制御するのに適している。
2. 高速演算器を内臓しているので、大規模な数値計算に適している。
3. シリアル入出力ボードに誤り訂正機能を内蔵しているので、通信制御に適している。
4. 積和演算、浮動小数点演算などの機能を内蔵しているので、ディジタルフィルタを実現するのに適している。
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積和演算、浮動小数点演算などの機能を内蔵しているので、ディジタルフィルタを実現するのに適している。
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15 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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16 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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17 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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複数のLANを接続するために用いる装置で、OSI基本参照モデルのデータリンク層のプロトコル情報に基づいてデータを中継する装置はどれか。
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詳細
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1. ゲートウェイ
2. ブリッジ
3. リピータ
4. ルータ
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ブリッジ
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18 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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TCP、UDPのポート番号を識別し、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの対応関係を管理することによって、プライベートIPアドレスを使用するLANの複数の端末が、一つのグローバルIPアドレスを共有してインターネットにアクセスする仕組みはどれか。
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詳細
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1. IPスプーフィング
2. IPマルチキャスト
3. NAPT
4. NTP3
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NAPT
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19 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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スパムメールの対策として、あて先ポート番号25番のメールに対しISPが実施するOP25Bの説明はどれか。
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詳細
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1. ISP管理外のネットワークからの受信メールのうち、スパムメールのシグネチャに該当するメールを遮断する。
2. 動的IPアドレスを割り当てたネットワークからISP管理外のネットワークに直接送信されたメールを遮断する。
3. メール送信元のメールサーバについてDNSの逆引きができない場合、そのメールサーバからのメールを遮断する。
4. メール不正中継の脆弱性をもつメールサーバからの受信メールを遮断する。
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動的IPアドレスを割り当てたネットワークからISP管理外のネットワークに直接送信されたメールを遮断する。
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20 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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インターネットで公開するソフトウェアにディジタル署名を添付する目的はどれか。
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詳細
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1. ソフトウェアの作成者が保守責任者であることを告知する。
2. ソフトウェアの使用を特定の利用者に制限する。
3. ソフトウェアの著作権者が署名者であることを明示する。
4. ソフトウェアの内容が改ざんされていないことを確認できるようにする。
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ソフトウェアの内容が改ざんされていないことを確認できるようにする。
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21 |
平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。
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詳細
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1. RAID2を採用してハードディスクのMTBFが従来製品の2倍になるようにする。
2. 乾電池のプラスとマイナスを逆にすると乾電池が入らないようにする。
3. 交通管制システムが故障したときには、信号機に赤色が点灯するようにする。
4. ネットワークカードのコントローラを二重化しておき、故障したときには故障したコントローラを切り離して運用する。
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交通管制システムが故障したときには、信号機に赤色が点灯するようにする。
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平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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事象駆動(イベントドリブン)プログラムの開発に際して行う事象応答分析の説明として、適切なものはどれか。
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詳細
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1. システム化の対象を実体と関連を用いてモデル化し、その構造を分析する。
2. システムの改善案を検討する場合などに、ある事象について思いつく様々な着想を図にまとめ、参加者がこれを基に別の視点に立った新しい発想を生み出す。
3. 発生した事象に対して、システムが応答する一連の動作を分析する。
4. 四つの要素(データ、情報、機能及び条件)の相互関係を定義し、システムの機能を入力データ及び出力情報の両面から分析する。
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発生した事象に対して、システムが応答する一連の動作を分析する。
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平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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ハードウェアの保守点検及び修理作業を実施するときに、運用管理者が実施すべき、事前又は事後の確認に関する説明のうち、適切なものはどれか。
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詳細
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1. システムが自動的に回復処置を行った障害については、障害前後のエラーログが残っているので、障害原因や対応処置の報告ではなく、ログの分析結果を確認する。
2. 定期保守時の点検項目は事前に分かっているので、事前と事後の確認は省略できるが、作業の開始と終了については、保守作業者に確認する。
3. 予防保守を遠隔保守方式で行う場合、遠隔地のシステムへの影響は出ないので、作業内容などの事前確認は行わず、事後に作業実施結果を確認する。
4. 臨時保守の場合、事前に保守作業者が障害の発生状況を確認したことを確認し、事後に障害原因や作業実施結果を確認する。
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臨時保守の場合、事前に保守作業者が障害の発生状況を確認したことを確認し、事後に障害原因や作業実施結果を確認する。
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平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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ソフトウェア開発のプロセスモデルのうち、開発サイクルを繰り返すことによって、システムの完成度を高めていくプロセスモデルはどれか。
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詳細
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1. RADモデル
2. ウォータフォールモデル
3. スパイラルモデル
4. プロトタイピングモデル
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スパイラルモデル
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平成21年度 春期 午前Ⅱ エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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ソフトウェアを保守するときなどに利用される技術であるリバースエンジニアリングの説明はどれか。
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詳細
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1. ソースプログラムを解析してプログラム仕様書を作る。
2. ソースプログラムを探索して修正箇所や影響度を調べる。
3. ソースプログラムを見直して構造化プログラムに変換する。
4. ソースプログラムを分かりやすい表現に書き換える。
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ソースプログラムを解析してプログラム仕様書を作る。
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