76 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
感染症と保健所への届出期間の組合せで正しいのはどれか。 |
この問題へ |
77 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
平成24年(2012年)の医療法の改正によって、医療計画には①疾病・②事業及び在宅医療の医療体制に関する事項を定めることとされている。
①と②に入る数字の組合せで正しいのはどれか。 |
この問題へ |
78 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
筋骨格系の加齢に伴う変化が発症の一因となるのはどれか。 |
この問題へ |
79 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
平成25年度(2013年度)の「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果」における養介護施設従事者等による虐待で最も多いのはどれか。 |
この問題へ |
80 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
Aさん(66歳、女性)は、4年前に前頭側頭型認知症(frontotemporal dementia)と診断され、介護老人福祉施設に入所している。時々、隣の席の人のおやつを食べるため、トラブルになることがある。
この状況で考えられるAさんの症状はどれか。 |
この問題へ |
81 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
社会福祉士及び介護福祉士法に基づき、介護福祉士が一定の条件を満たす場合に行うことができる医療行為はどれか。 |
この問題へ |
82 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
精神障害者のリカバリ〈回復〉について正しいのはどれか。 |
この問題へ |
83 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
健常な成人の心臓について、右心室と左心室で等しいのはどれか。2つ選べ。 |
この問題へ |
84 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
難病の患者に対する医療等に関する法律〈難病法〉において国が行うとされているのはどれか。2つ選べ。 |
この問題へ |
85 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
急性期の患者の特徴で適切なのはどれか。2つ選べ。 |
この問題へ |
86 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
甲状腺ホルモンの分泌が亢進した状態の身体所見について正しいのはどれか。2つ選べ。 |
この問題へ |
87 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
下部尿路症状のうち蓄尿症状はどれか。2つ選べ。 |
この問題へ |
88 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
妊娠の成立の機序で正しいのはどれか。2つ選べ。 |
この問題へ |
89 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
Aさん(65歳、女性)は、5年前に乳癌(breast cancer)の左胸筋温存乳房切除術と左腋窩リンパ節郭清術を受けた。1年前に大腿骨転移のため日常生活動作〈ADL〉に一部介助が必要となり、訪問看護を利用し在宅で療養している。Aさんの左上腕内側の皮膚をつまむと健側より厚みがある。
訪問看護師がAさんに指導する左上腕のケア方法で正しいのはどれか。2つ選べ。 |
この問題へ |
90 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
出生体重3,200gの新生児。日齢3の体重は3,100gである。
このときの体重減少率を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。
解答:①.②%
本問題の形式には対応していません。
次の問題にお進みください。
正解:31 |
この問題へ |
91 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
次の文を読み91~93の問いに答えよ。
Aさん(62歳、男性)。1人暮らし。1週前から感冒様症状があり様子をみていたが、呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症(idiopathic pulmonary fibrosis)による間質性肺炎(interstitial pneumonia)と診断され入院した。
既往歴:42歳で糖尿病(diabetes mellitus)と診断された。59歳と61歳で肺炎(pneumonia)に罹患した。
生活歴:3年前から禁煙している(20~59歳は20本/日)。
身体所見:BMI17.6。体温38.8℃、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧140/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉91%。両側下肺野を中心に、吸気終末時に捻髪音あり。呼気時は問題ないが、吸気時に深く息が吸えない。ばち状指を認める。
検査所見:血液検査データは、白血球13,000/μL、Hb10.5g/dL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン2.5g/dL、随時血糖85mg/dL、CRP13.2mg/dL。動脈血液ガス分析で、pH7.35、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO₂〉38Torr、動脈血酸素分圧〈PaO₂〉56Torr。胸部エックス線写真と胸部CTで、下肺野を中心に輪状影、網状影、淡い陰影あり。
入院時のAさんの身体状況のアセスメントで適切なのはどれか。 |
この問題へ |
92 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
Aさんは入院後に呼吸機能検査を受けることになった。換気障害の分類を図に示す。
Aさんの呼吸機能検査の結果で考えられるのはどれか。
|
この問題へ |
93 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
入院後18日。Aさんは2日後に自宅へ退院することとなった。Aさんは「病院に来る前は、息苦しくて死ぬかと思った。あのような思いはもうしたくない。家に帰ってまた息苦しくならないか不安だ」と言う。
Aさんが症状を自己管理できるように指導する内容で適切なのはどれか。 |
この問題へ |
94 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
次の文を読み94~96の問いに答えよ。
Aさん(52歳、女性)。自宅で突然激しい頭痛と悪心が出現し、自力で救急車を要請し、搬送された。ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉I-2で頭痛を訴えており、発汗著明であった。瞳孔径は両側3.0mm。上下肢の麻痺はない。Aさんは頭部CTでくも膜下出血(subarachnoid hemorrhage)と診断され、ICUに入室した。入室時のバイタルサインは、体温36.8℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧156/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉95%であった。
ICU入室から24時間以内に注意すべきAさんの症状や徴候はどれか。 |
この問題へ |
95 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
Aさんは脳血管造影で右中大脳動脈に動脈瘤(aneurysm)が確認され、脳血管内治療(コイル塞栓術)が実施された。その後、Aさんは意識清明で問題なく経過していたが、手術後6日から刺激に対する反応が鈍くなり、閉眼していることが多くなった。意識レベルはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-10。左上肢はBarré〈バレー〉徴候陽性を示した。
Aさんに生じていることとして最も考えられるのはどれか。 |
この問題へ |
96 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
手術後14日、頭部CTで右大脳半球に小範囲の脳梗塞(cerebral infarction)が認められた。Aさんは、左上肢の挙上はできるが維持が困難であり、左膝の屈曲はできるが左下肢の挙上は困難である。意識は清明であるが、Aさんは左片麻痺があるため動こうとしない。
Aさんへの看護で最も適切なのはどれか。 |
この問題へ |
97 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
次の文を読み97~99の問いに答えよ。
Aさん(87歳、男性)。3年前にAlzheimer〈アルツハイマー〉型認知症(dementia of Alzheimer type)と診断された。1年前に妻が亡くなってから1人で暮らしている。日常生活は問題なく送れていたが、最近Aさんは薬を飲み忘れることが増えてきたり、電話の応対ができなかったりすることがあり、日常生活に支障が出るようになった。
Aさんの状態に該当する認知症高齢者の日常生活自立度判定基準のランクはどれか。 |
この問題へ |
98 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
その後、Aさんは、コンロの火を消し忘れることや、買い物に行って自宅に戻れないことが何度もあり、在宅での生活が困難になったため、介護老人福祉施設に入所した。Aさんは自分の思い通りにならないときに、大声を出して暴れることがあった。時折落ち着かない様子で施設内を徘徊することがあったが、看護師が話しかけると、立ち止まり「散歩しています」と笑顔で話していた。ある日、Aさんがエレベーター前に1人で立っていたため、看護師がどこへ行くのか尋ねると、Aさんは「家に帰ります」と言った。
このときの看護師の対応として最も適切なのはどれか。 |
この問題へ |
99 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
普段は入浴を楽しみにしていたAさんが、1週前に浴室で誤って冷たい水をかぶってしまい、それ以来「お風呂に入ると寒いから嫌だ」と言って、入浴を拒否するようになった。この日も「お風呂は寒い」と言って入浴を拒否している。看護師が浴室と脱衣室の室温を確認すると26℃~28℃にあたためられていた。また、施設内の温度は一定に設定されており、浴室から部屋まで移動する間も寒さを感じることはなかった。
Aさんへの対応として適切なのはどれか。 |
この問題へ |
100 |
看護師国家試験(第107回)(午後) |
|
次の文を読み100~102の問いに答えよ。
A君(14歳、男子)は、夏休みのサッカー部の部活動で、朝10時から12時まで屋外で練習した。昼食時におにぎり2個とお茶を500mL摂取し、休憩後の13時から15時まで再び練習した。この日は晴天で、外気温は32℃であった。15分休憩し練習を再開したところ、A 君は突然頭痛と悪心とを訴え、グラウンドの隅に座り込んだ。サッカー部担当のB教諭が、A君を日陰で横にして休ませ様子をみていたが、症状が改善せず、顔面蒼白、冷汗が出現した。A君は「気持ち悪い」と言った後に嘔吐した。
B教諭が病院に電話連絡したところ、熱中症(heat illness)の疑いがあるため、A君をタクシーで病院に連れて行くこととなった。このときのA君の意識は清明で、体温は38.7℃であった。
病院到着までに、看護師がB教諭に指示する処置として適切なのはどれか。 |
この問題へ |