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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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セメントモルタルによる床タイル圧着張りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. タイルの張付けモルタルは、塗り付ける厚さを5~7mmとし、1度に塗り付けた。
2. タイルの張付けモルタルは、1回に塗り付ける面積をタイル工1人当たり2m2以下とした。
3. タイルの張付け面積が小さかったため、下地となる敷きモルタルは貧調合とした。
4. タイルの張付けは、目地部分に張付けモルタルが盛り上がるまで、木づちでたたき押さえた。
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タイルの張付けモルタルは、塗り付ける厚さを5~7mmとし、1度に塗り付けた。
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27 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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硬質塩化ビニル雨どいの工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. たてどいの継手は、専用の部品により接着剤を用いて取り付けた。
2. たてどいの受け金物は、900mm間隔で通りよく取り付けた。
3. 軒どいの両端は、集水器に接着剤を用いて堅固に取り付けた。
4. 軒どいの受け金物は、所定の流れ勾配をとり、600mm間隔で取り付けた。
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軒どいの両端は、集水器に接着剤を用いて堅固に取り付けた。
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28 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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セルフレベリング材塗りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. セルフレベリング材塗りは、下地となるコンクリートの打込み後、1か月経過したのちに行った。
2. セルフレベリング材の流し込みは、吸水調整材塗布後、直ちに行った。
3. セルフレベリング材の流し込み作業中は、できる限り通風を避けるよう窓や開口部をふさいだ。
4. セルフレべリング材の流し込み後の乾燥養生期間は、外気温が低い冬季であったため、14日間とした。
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セルフレベリング材の流し込みは、吸水調整材塗布後、直ちに行った。
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29 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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外部に面するサッシのガラス工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 熱線反射ガラスは、反射膜コーティング面を室内側とした。
2. 建具下辺のガラス溝内に置くセッティングブロックは、ガラス1枚につき2箇所設置した。
3. グレイジングチャンネルの継目の位置は、ガラスの下辺中央部とした。
4. 厚さ8mmの単板ガラスの留付けは、不定形シーリング材構法とした。
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グレイジングチャンネルの継目の位置は、ガラスの下辺中央部とした。
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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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塗装工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 上塗りに用いる塗料が少量だったため、同一製造所の同種塗料を用いて現場調色とした。
2. 合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、天井面等の見上げ部分では研磨紙ずりを省略した。
3. 木部のクリヤラッカー塗りの下塗りに、ウッドシーラーを用いた。
4. 高粘度、高濃度の塗料による厚膜塗装は、エアレススプレーではなくエアスプレーにより吹き付けた。
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高粘度、高濃度の塗料による厚膜塗装は、エアレススプレーではなくエアスプレーにより吹き付けた。
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31 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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ビニル床シート張りにおける熱溶接工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 床シートの幅木部への巻上げは、シートをニトリルゴム系接着剤により張り付けた。
2. 継目の溝はV字形とし、シート厚さの2/3程度まで溝切りした。
3. 溶接部のシートの溝部分と溶接棒は、250~300℃の熱風で加熱溶融した。
4. 溶接完了後、溶接部が完全に冷却したのち、余盛りを削り取り平滑にした。
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溶接部のシートの溝部分と溶接棒は、250~300℃の熱風で加熱溶融した。
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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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内装改修工事における既存床仕上げ材の除去に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
ただし、除去する資材は、アスベストを含まないものとする。
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詳細
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1. コンクリート下地の合成樹脂塗床材は、ブラスト機械を用いてコンクリート表面とともに削り取った。
2. モルタル下地面に残ったビニル床タイルの接着剤は、ディスクサンダーを用いて除去した。
3. モルタル下地の磁器質床タイルの張替え部は、はつりのみを用いて手作業で存置部分と縁切りをした。
4. 根太張り工法の単層フローリングボードは、丸のこを用いて適切な寸法に切断し、根太下地を損傷しないように除去した。
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モルタル下地の磁器質床タイルの張替え部は、はつりのみを用いて手作業で存置部分と縁切りをした。
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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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事前調査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 解体工事の事前調査として、近接する建物や工作物の現況の調査をすることとした。
2. 鉄骨工事の建方の事前調査として、日影による近隣への影響の調査をすることとした。
3. 敷地内の排水工事の事前調査として、排水管の勾配が公設桝まで確保できるか調査をすることとした。
4. 根切り工事の事前調査として、前面道路や周辺地盤の高低の調査をすることとした。
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鉄骨工事の建方の事前調査として、日影による近隣への影響の調査をすることとした。
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34 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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仮設計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 施工者用事務所と監理者用事務所は、機能が異なるため、それぞれ分けて設ける。
2. 仮囲いの出入り口は、管理をしやすくするため、人や車両の入退場の位置を限定する。
3. ハンガー式門扉は、扉を吊る梁が車両の積荷高さを制約する場合があるため、有効高さを検討する必要がある。
4. 仮囲いは、工事現場の周辺の状況が危害防止上支障がない場合であっても、設ける必要がある。
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仮囲いは、工事現場の周辺の状況が危害防止上支障がない場合であっても、設ける必要がある。
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35 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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工事現場における材料の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 高力ボルトは、箱の積上げ高さを5段までとして保管する。
2. 型枠用合板は、直射日光が当たらないよう、シートを掛けて保管する。
3. 袋詰めセメントは、風通しのよい倉庫に保管する。
4. 防水用の袋入りアスファルトは、積重ねを10段までとして保管する。
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袋詰めセメントは、風通しのよい倉庫に保管する。
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36 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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総合工程表の立案に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 工程計画上のマイルストーン(管理日)は、工程上の重要な区切りを避けて計画する。
2. 工区分割を行い、後続作業を並行して始めることにより、工期短縮が可能か検討する。
3. 型枠工事の工程計画では、型枠存置期間を考慮して、せき板や支保工の転用を検討する。
4. 工事を行う地域における労務、資材、機材等の調達状況を調査して、手配を計画する。
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工程計画上のマイルストーン(管理日)は、工程上の重要な区切りを避けて計画する。
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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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バーチャート工程表に関する記述として、最も適当なものはどれか。
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詳細
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1. 工事全体を掌握することが容易で、作成しやすい。
2. 工事を構成する各作業を縦軸に記載し、工事の達成度を横軸にして表す。
3. 工程上のキーポイント、重点管理しなければならない作業が判断しやすい。
4. 多種類の関連工事間の工程調整に有利である。
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工事全体を掌握することが容易で、作成しやすい。
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38 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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品質管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 検査とは、性質又は状態を調べた結果と判定基準を比較して、良否の判断を下すことである。
2. 施工品質管理表(QC工程表)には、検査の時期、方法、頻度を明示する。
3. 工程間検査は、作業工程の途中で、ある工程から次の工程に移ってもよいかどうかを判定するために行う。
4. 品質管理とは、品質計画に従って試験又は検査を行うことをいう。
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品質管理とは、品質計画に従って試験又は検査を行うことをいう。
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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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工事現場における試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 吹付けロックウールによる耐火被覆材の厚さの確認は、確認ピンを用いて行った。
2. 外壁タイル張り後のタイル接着力試験は、油圧式簡易引張試験器を用いて行った。
3. 鉄筋のガス圧接部のふくらみの直径の測定は、ダイヤルゲージを用いて行った。
4. コンクリートのスランプフロー試験は、スランプコーンを用いて行った。
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鉄筋のガス圧接部のふくらみの直径の測定は、ダイヤルゲージを用いて行った。
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40 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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鉄筋のガス圧接継手部の試験方法として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 圧縮試験
2. 引張試験
3. 外観試験
4. 超音波探傷試験
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圧縮試験
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41 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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工事現場の安全管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 安全施工サイクル活動とは、施工の安全を図るため、毎日、毎週、毎月に行うことをパターン化し、継続的に取り組む活動である。
2. 新規入場者教育とは、作業所の方針、安全施工サイクルの具体的な内容、作業手順などを教育する活動である。
3. TBM(ツールボックスミーティング)とは、職長を中心に、作業開始前の短時間で、当日の安全作業について話し合う活動である。
4. ZE(ゼロエミッション)とは、作業に伴う危険性又は有害性に対し、作業グループが正しい行動を互いに確認し合う活動である。
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ZE(ゼロエミッション)とは、作業に伴う危険性又は有害性に対し、作業グループが正しい行動を互いに確認し合う活動である。
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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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型わく支保工の組立て等に関し、事業者の講ずべき措置として、「労働安全衛生法」上、定められていないものはどれか。
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詳細
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1. 型わく支保工の材料、器具又は工具を上げ、又はおろすときは、つり綱、つり袋等を労働者に使用させること。
2. 型わく支保工の組立て等作業主任者を選任すること。
3. 型わく支保工の組立て等の作業を行う区域内には、関係労働者以外の労働者の立入りを禁止すること。
4. 型わく支保工の組立て等の作業の方法を決定し、作業を直接指揮すること。
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型わく支保工の組立て等の作業の方法を決定し、作業を直接指揮すること。
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43 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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用語の定義に関する記述として、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 建築物を移転することは、建築である。
2. 公衆浴場の浴室は、居室ではない。
3. コンクリートや石は、耐水材料である。
4. 基礎は、構造耐力上主要な部分であるが、主要構造部ではない。
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公衆浴場の浴室は、居室ではない。
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44 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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居室の採光及び換気に関する記述として、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 温湿度調整を必要とする作業を行う作業室については、採光を確保するための窓その他の開口部を設けなくてもよい。
2. ふすま、障子その他随時開放することができるもので仕切られた2室は、居室の採光の規定の適用に当たっては、1室とみなすことはできない。
3. 換気設備を設けるべき調理室等に設ける給気口は、原則として、天井の高さの1/2以下の高さに設けなければならない。
4. 居室には、政令で定める技術的基準に従って換気設備を設けた場合、換気のための窓その他の開口部を設けなくてもよい。
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ふすま、障子その他随時開放することができるもので仕切られた2室は、居室の採光の規定の適用に当たっては、1室とみなすことはできない。
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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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建設業の許可に関する記述として、「建設業法」上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 工事1件の請負代金の額が1,500万円に満たない建築一式工事のみを請け負う場合、建設業の許可を必要としない。
2. 建設業の許可は、建設工事の種類ごとに、29業種に分けて与えられる。
3. 国又は地方公共団体が発注者である建設工事を請け負う者は、特定建設業の許可を受けていなければならない。
4. 下請負人として建設業を営もうとする者が建設業の許可を受ける場合、一般建設業の許可を受ければよい。
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国又は地方公共団体が発注者である建設工事を請け負う者は、特定建設業の許可を受けていなければならない。
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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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建設工事の請負契約書に記載しなければならない事項として、「建設業法」上、定められていないものはどれか。
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詳細
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1. 注文者が工事の全部又は一部の完成を確認するための検査の時期及び方法並びに引渡しの時期
2. 工事の完成又は出来形部分に対する下請代金の支払の時期及び方法並びに引渡しの時期
3. 工事の施工により第三者が損害を受けた場合における賠償金の負担に関する定め
4. 天災その他不可抗力による工期の変更又は損害の負担及びその額の算定方法に関する定め
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工事の完成又は出来形部分に対する下請代金の支払の時期及び方法並びに引渡しの時期
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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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労働契約の締結に際し、「労働基準法」上、使用者が定め、原則として、労働者に書面で交付しなければならない労働条件はどれか。
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詳細
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1. 職業訓練に関する事項
2. 安全及び衛生に関する事項
3. 災害補償及び業務外の傷病扶助に関する事項
4. 就業の場所及び従事すべき業務に関する事項
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就業の場所及び従事すべき業務に関する事項
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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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建設業において、「労働安全衛生法」上、事業者が安全衛生教育を行わなくてもよい者はどれか。
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詳細
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1. 新たに選任した作業主任者
2. 新たに職務につくこととなった職長
3. 新たに建設現場の事務職として雇い入れた労働者
4. 新たに雇い入れた短時間(パートタイム)労働者
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新たに選任した作業主任者
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49 |
2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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次の記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 建築物の新築に伴って生じた段ボールは、産業廃棄物である。
2. 建築物の地下掘削に伴って生じた土砂は、産業廃棄物である。
3. 建築物の除去に伴って生じた木くずは、産業廃棄物である。
4. 建築物の杭工事に伴って生じた汚泥は、産業廃棄物である。
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建築物の地下掘削に伴って生じた土砂は、産業廃棄物である。
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2級建築施工管理技士「令和2年(2020年)後期」 |
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次の記述のうち、「道路法」上、道路の占用の許可を受ける必要のないものはどれか。
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詳細
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1. 歩道の一部にはみ出して、工事用の仮囲いを設置する。
2. 道路の上部にはみ出して、防護棚(養生朝顔)を設置する。
3. 工事用電力の引込みのために、仮設電柱を道路に設置する。
4. 屋上への設備機器揚重のために、ラフタークレーンを道路上に設置する。
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屋上への設備機器揚重のために、ラフタークレーンを道路上に設置する。
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