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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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電動機の制御に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. コースチングノッチは、制御器の第1ノッチとして設けられ、ブレーキにのみ通電してブレーキを緩めるようになっているノッチである。
2. 間接制御は、電動機の主回路に挿入した電磁接触器が主回路の開閉を行い、制御器は、その電磁接触器の電磁コイル回路を開閉する方式である。
3. 直接制御は、間接制御に比べ、制御器は小型・軽量であるが、設備費が高い。
4. 巻線形三相誘導電動機の半間接制御は、電流の多い一次側を電磁接触器で制御し、電流の比較的少ない二次側を直接制御器で制御する方式である。
5. ゼロノッチインターロックは、各制御器のハンドルが停止位置になければ、主電磁接触器を投入できないようにしたものである。
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直接制御は、間接制御に比べ、制御器は小型・軽量であるが、設備費が高い。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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クレーンの三相誘導電動機の速度制御方式に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 巻線形三相誘導電動機の二次抵抗制御は、固定子の巻線に接続した抵抗器の抵抗値を変化させて速度制御するもので、始動時に緩始動ができる。
2. 巻線形三相誘導電動機の電動油圧押上機ブレーキ制御は、機械的な摩擦力を利用して制御するため、ブレーキライニングの摩耗を伴う。
3. 巻線形三相誘導電動機のダイナミックブレーキ制御は、巻下げの速度制御時に電動機の一次側を交流電源から切り離し、一次側に直流電流を通電して励磁することにより制動力を得るもので、つり荷が極めて軽い場合でも低速での巻下げができる。
4. 巻線形三相誘導電動機のワードレオナード制御は、電動機の回転数を検出して指定された速度と比較しながら制御するため、極めて安定した速度が得られるが、低速は最高速度の15%程度までしか得られない。
5. かご形三相誘導電動機のインバーター制御は、電源の周波数を固定したまま電流値を変えて電動機に供給し回転数を制御するもので、精度の高い速度制御ができる。
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巻線形三相誘導電動機の電動油圧押上機ブレーキ制御は、機械的な摩擦力を利用して制御するため、ブレーキライニングの摩耗を伴う。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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回路の絶縁、スパークなどに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. ナイフスイッチは、切るときよりも入れるときの方がスパークが大きいので、入れるときはできるだけスイッチに近づかないようにして、側方などから行う。
2. 絶縁物の絶縁抵抗は、漏えい電流を回路電圧で除したものである。
3. 電気回路の絶縁抵抗は、アンメーターと呼ばれる絶縁抵抗計を用いて測定する。
4. 雲母は、電気の導体である。
5. スパークにより火花となって飛んだ粉が絶縁物の表面に付着すると、漏電や短絡の原因となる。
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スパークにより火花となって飛んだ粉が絶縁物の表面に付着すると、漏電や短絡の原因となる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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電気機器の故障の原因に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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1. 電動機が起動した後、回転数が上がらない場合の原因の一つとして、電源の電圧降下が大きいことが挙げられる。
2. 電動機が全く起動しない場合の原因の一つとして、配線の端子が外れていることが挙げられる。
3. 過電流継電器が作動する場合の原因の一つとして、回路が短絡していることが挙げられる。
4. 三相誘導電動機がうなるが起動しない場合の原因の一つとして、一次側電源回路の配線が2線断線していることが挙げられる。
5. 集電装置の火花が激しい場合の原因の一つとして、集電子が摩耗していることが挙げられる。
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三相誘導電動機がうなるが起動しない場合の原因の一つとして、一次側電源回路の配線が2線断線していることが挙げられる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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感電災害及びその防止に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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1. 接地線には、できるだけ電気抵抗の大きな電線を使った方が丈夫であり、安全である。
2. 接地は、漏電している電気機器のフレームなどに人が接触したとき、感電の危険を小さくする効果がある。
3. 電気火傷は、アークなどの高熱による熱傷のほか、電流通過によるジュール熱によって皮膚や内部組織に傷害を起こす。
4. 感電による人体への影響の程度は、電流の大きさ、通電時間、電流の種類及び体質などの条件により異なる。
5. 感電による危険を電流と時間の積によって評価する場合、一般に、50ミリアンペア秒が安全限界とされている。
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接地線には、できるだけ電気抵抗の大きな電線を使った方が丈夫であり、安全である。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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図のようにO点に同一平面上の三つの力P1、P2、P3が作用しているとき、これらの合力に最も近いものは次のうちどれか。
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1. A
2. B
3. C
4. D
5. E
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C
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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図のような天びん棒で荷Wをワイヤロープでつり下げ、つり合うとき、天びん棒を支えるための力Fの値は次のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、天びん棒及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 49N
2. 196N
3. 245N
4. 441N
5. 490N
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441N
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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物体の質量及び比重に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 鉛1m3の質量は、約11.4tである。
2. 物体の体積をV、その単位体積当たりの質量をdとすれば、その物体の質量Wは、W=V × dで求められる。
3. 銅の比重は、約8.9である。
4. 形状が立方体で均質な材質でできている物体では、縦、横、高さ3辺の長さがそれぞれ4倍になると質量は12倍になる。
5. アルミニウム1m3の質量と水2.7m3の質量は、ほぼ同じである。
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形状が立方体で均質な材質でできている物体では、縦、横、高さ3辺の長さがそれぞれ4倍になると質量は12倍になる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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均質な材料でできた固体の物体の重心に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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1. 直方体の物体の置き方を変える場合、重心の位置が高くなるほど安定性は悪くなる。
2. 物体を構成する各部分には、それぞれ重力が作用しており、それらの合力の作用点を重心という。
3. 複雑な形状の物体であっても、物体の重心は、一つの点である。
4. 重心は、物体の形状によっては必ずしも物体の内部にあるとは限らない。
5. 水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を通るときは、その物体は倒れる。
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水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を通るときは、その物体は倒れる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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ジブクレーンのジブが作業半径15mで3分間に1回転する速度で旋回を続けているとき、このジブの先端の速度の値に最も近いものは次のうちどれか。
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1. 0.5m/s
2. 1.0m/s
3. 1.6m/s
4. 3.9m/s
5. 4.7m/s
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0.5m/s
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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図のように、水平な床面に置いた質量Wの物体を床面に沿って引っ張り、動き始める直前の力Fの値が980Nであったとき、Wの値に最も近いものは次のうちどれか。
ただし、接触面の静止摩擦係数は0.6とし、重力の加速度は9.8m/s2とする。
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詳細
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1. 60kg
2. 100kg
3. 143kg
4. 167kg
5. 200kg
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167kg
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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荷重に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. せん断荷重は、材料をはさみで切るように働く荷重である。
2. クレーンの巻上げドラムの軸には、主に圧縮荷重がかかる。
3. 天井クレーンのクレーンガーダには、主に曲げ荷重がかかる。
4. 両振り荷重は、向きと大きさが時間とともに変わる荷重である。
5. クレーンのシーブを通る巻上げ用ワイヤロープには、引張荷重と曲げ荷重がかかる。
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クレーンの巻上げドラムの軸には、主に圧縮荷重がかかる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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直径1m、高さ2mのコンクリート製の円柱を同じ長さの2本の玉掛用ワイヤロープを用いてつ角度60°でつるとき、1本のワイヤロープにかかる張力の値に最も近いものは次のうちどれか。
ただし、コンクリートの1m3当たりの質量は2.3t、重力の加速度は9.8m/s2とする。また、荷の左右のつり合いは取れており、左右のワイヤロープの張力は同じとし、ワイヤロープ及び荷のつり金具の質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 13kN
2. 18kN
3. 20kN
4. 25kN
5. 35kN
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20kN
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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天井から垂直につるした直径2cmの丸棒の先端に質量400kgの荷をつり下げるとき、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いものは次のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、丸棒の質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 12N/mm2
2. 25N/mm2
3. 31N/mm2
4. 50N/mm2
5. 62N/mm2
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12N/mm2
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成31年(2019年)4月」 |
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図のような組合せ滑車を用いて質量300kgの荷をつるとき、これを支えるために必要な力Fの値に最も近いものは次のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。
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詳細
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1. 245N
2. 368N
3. 420N
4. 490N
5. 980N
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368N
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