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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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電動機の制御に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 半間接制御は、巻線形三相誘導電動機の一次側を直接制御器で制御し、―次側を電磁接触器で制御する方式である。
2. 間接制御は、電動機の主回路に挿入した電磁接触器が主回路の開閉を行い、制御器は、その電磁接触器の電磁コイル回路を開閉する方式である。
3. 直接制御は、電動機の主回路を制御器の内部接点で直接開閉する方式で、間接制御に比べ制御器のハンドル操作が重い。
4. 間接制御は、直接制御に比べ、制御器は小型軽量であるが、設備費が高い。
5. 操作用制御器の第1ノッチとして設けられるコースチングノッチは、ブレーキにのみ通電してブレーキを緩めるようになっているノッチで、停止時の衝撃や荷振れを防ぐために有効である。
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半間接制御は、巻線形三相誘導電動機の一次側を直接制御器で制御し、―次側を電磁接触器で制御する方式である。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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クレーンの巻線形三相誘導電動機の速度制御方式に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 二次抵抗制御は、回転子の巻線に接続した抵抗器の抵抗値を変えることにより速度制御を行うものである。
2. 渦電流ブレーキ制御は、電気的なブレーキのためブレーキライニングのような消耗部分がなく、制御性も優れている。
3. ダイナミックブレーキ制御は、巻下げの速度制御時に電動機の一次側を交流電源から切り離し、一次側に直流電流を通電して励磁することにより制動力を得るものであるが、つり荷が重い場合には低速での巻下げができない。
4. 電動油圧押上機プレーキ制御は、速度制御用に設置した電動油圧押上機ブレーキの操作電源を巻線形三相誘導電動機の二次側回路に接続し、制動力を制御するもので、巻下げ時に電動機の回転速度が遅くなれば制動力が小さくなるように自動的に調整し、安定した低速運転を行うものである。
5. サイリスター一次電圧制御は、電動機の一次側に加える電圧を変えると、同じ負荷に対して回転数が変わる性質を利用して速度制御を行うものである。
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ダイナミックブレーキ制御は、巻下げの速度制御時に電動機の一次側を交流電源から切り離し、一次側に直流電流を通電して励磁することにより制動力を得るものであるが、つり荷が重い場合には低速での巻下げができない。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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一般的に電気をよく通す導体、電気を通しにくい絶縁体及びその中間の性質を持つ半導体に区分されるものの組合せとして、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. ( 導体 )銅 ( 絶縁体 )磁器 ( 半導体 )シリコン
2. ( 導体 )アルミニウム ( 絶縁体 )塩水 ( 半導体 )ポリエチレン
3. ( 導体 )鋳鉄 ( 絶縁体 )黒鉛 ( 半導体 )ゲルマニウム
4. ( 導体 )ステンレス ( 絶縁体 )大地 ( 半導体 )ベークライト
5. ( 導体 )雲母 ( 絶縁体 )空気 ( 半導体 )セレン
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( 導体 )銅 ( 絶縁体 )磁器 ( 半導体 )シリコン
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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電気計器の使用方法に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 回路計( テスター )では、測定する回路の電圧や電流の大きさの見当がつかない場合は、最初に測定範囲の最大レンジで測定する。
2. アナログテスターでは、正確な値を測定するため、あらかじめ0点調整を行ってから測定する。
3. 電流計は、測定する回路に直列に接続して測定し、電圧計は、測定する回路に並列に接続して測定する。
4. 電流計で大電流を測定する場合は、交流では変流器を、直流では分流器を使用して測定する。
5. 電圧計で交流高電圧を測定する場合は、計器用変圧器により昇圧した電圧を測定する。
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電圧計で交流高電圧を測定する場合は、計器用変圧器により昇圧した電圧を測定する。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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感電災害及びその防止に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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1. 感電による死亡原因としては、心室細動の発生、呼吸停止及び電気火傷があげられる。
2. 感電による人体への影響の程度は、電流の大きさ、通電時間、電流の種類、体質などの条件により異なる。
3. 電気火傷は、アークなどの高熱による熱傷のほか、電流通過によるジュール熱によって皮膚や内部組織に傷害を起こす。
4. 天井クレーンは、鋼製の走行車輪を経て走行レールに接触しているため、走行レールが接地されている場合は、クレーンガーダ上で走行トロリ線の充電部分に身体が接触しても、感電の危険はない。
5. 接地抵抗は小さいほど良いので、接地線は十分な太さのものを使用する。
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天井クレーンは、鋼製の走行車輪を経て走行レールに接触しているため、走行レールが接地されている場合は、クレーンガーダ上で走行トロリ線の充電部分に身体が接触しても、感電の危険はない。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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カに関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 力の三要素とは、力の大きさ、力のつり合い及び力の作用点をいう。
2. 力の大きさをF、回転軸の中心から力の作用線に下ろした垂線の長さをLとすれば、力のモーメントMは、M=F/Lで求められる。
3. 一つの物体に大きさが異なり向きが一直線上にない二つの力が作用して物体が動くとき、その物体は大きい力の方向に動く。
4. 多数の力が一点に作用し、つり合っているとき、これらの力の合力は0になる。
5. 力の大きさと向きが変わらなければ、力の作用点が変わっても物体に与える効果は変わらない。
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多数の力が一点に作用し、つり合っているとき、これらの力の合力は0になる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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図のように天井クレーンで質量20tの荷をつるとき、レールAが受ける力の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、ガーダ、クラブトロリ及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 28 kN
2. 39 kN
3. 82 kN
4. 114 kN
5. 140 kN
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82 kN
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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長さ2m、幅1m、厚さ3mmのアルミニウム板100枚の質量の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
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詳細
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1. 1.4 t
2. 1.6 t
3. 4.3 t
4. 4.7 t
5. 5.3 t
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1.6 t
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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固体の物体の重心に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 直方体の物体の置き方を変える場合、重心の位置が高くなるほど安定性は良くなる。
2. 重心の位置判定が難しい荷をつり上げるときは、目安で重心位置を定めてその真上にフックを置き、床面近くで少しだけつり上げ動作を行い、荷がつり上がる直前の段階でつり荷の状態を確認し、荷が水平に上がるまで玉掛け位置の調整を繰り返す。
3. 水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を外れるときは、その物体は元の位置に戻る。
4. 複雑な形状の物体の重心は、二つ以上の点になる場合があるが、重心の数が多いほどその物体の安定性は良くなる。
5. 重心が物体の外部にある物体は、置き方を変えると重心が物体の内部に移動する場合がある。
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重心の位置判定が難しい荷をつり上げるときは、目安で重心位置を定めてその真上にフックを置き、床面近くで少しだけつり上げ動作を行い、荷がつり上がる直前の段階でつり荷の状態を確認し、荷が水平に上がるまで玉掛け位置の調整を繰り返す。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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天井クレーンで荷をつり上げ、つり荷を移動させるためにクレーンを毎秒1mの速度で走行させながら毎秒1mの速度で横行させ続けているとき、つり荷が1秒あたりに移動する距離の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
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詳細
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1. 0.5 m
2. 1.0 m
3. 1.4 m
4. 2.0 m
5. 2.8 m
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1.4 m
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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図のように、水平な床面に置いた質量W kgの物体を床面に沿って引っ張り、動き始める直前の力Fの値が490Nであったとき、この物体の質量Wの値は( 1 )~( 5 )のうちどれか。
ただし、接触面の静止摩擦係数は0.4とし、重力の加速度は9.8m/s2とする。
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詳細
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1. 20 kg
2. 50 kg
3. 100 kg
4. 125 kg
5. 196 kg
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125 kg
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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荷重に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 天井クレーンのガーダには、主に引張荷重がかかる。
2. クレーンのシーブを通る巻上げ用ワイヤロープには、引張荷重と曲げ荷重がかかる。
3. 繰返し荷重と衝撃荷重は、動荷重である。
4. せん断荷重は、材料をはさみで切るように働く荷重である。
5. クレーンの巻上げドラムの軸には、曲げ荷重とねじり荷重がかかる。
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天井クレーンのガーダには、主に引張荷重がかかる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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図のような形状のコンクリート製の直方体を2本の玉掛け用ワイヤロープを用いてつり角度70゜でつるとき、1本のワイヤロープにかかる張力の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、コンクリートの1m3当たりの質量は2.3t、重力の加速度は9.8m/s2、cos35°=0.82とし、ワイヤロープ及び荷のつり金具の質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 2.8 kN
2. 22.5 kN
3. 23.4 kN
4. 26.l kN
5. 27.5 kN
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27.5 kN
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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天井から垂直につるした直径7mmの丸棒の先端に質量310kgの荷をつり下げるとき、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、丸棒の質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 14 N/mm2
2. 20 N/mm2
3. 39 N/mm2
4. 68 N/mm2
5. 79 N/mm2
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79 N/mm2
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)4月」 |
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図のような組合せ滑車を用いて質量200kgの荷をつるとき、これを支えるために必要な力Fの値は( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。
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詳細
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1. 245 N
2. 280 N
3. 327 N
4. 490 N
5. 653 N
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245 N
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