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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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電動機の制御に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 直接制御は、シーケンサーを使用するので、間接制御に比べ、自動運転や速度制御が容易である。
2. 容量の大きな電動機では、間接制御は、回路の開閉が困難になるので使用できない。
3. ゼロノッチインターロックは、各制御器のハンドルが停止位置にあるときは、主電磁接触器を投入できないようにしたものである。
4. コースチングノッチは、制御器の第1ノッチとして設けられ、ブレーキにのみ通電してブレーキを緩めるようになっているノッチである。
5. 半間接制御は、巻線形三相誘導電動機の一次側を直接制御で、二次側を電磁接触器で制御する方式である。
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コースチングノッチは、制御器の第1ノッチとして設けられ、ブレーキにのみ通電してブレーキを緩めるようになっているノッチである。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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クレーンの三相誘導電動機の速度制御方式に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 巻線形三相誘導電動機の二次抵抗制御は、固定子の巻線に接続した抵抗器の抵抗値を変化させて速度制御するもので、始動時に緩始動ができる。
2. 巻線形三相誘導電動機の電動油圧押上機ブレーキ制御は、機械的な摩擦力を利用して制御するため、ブレーキライニングの摩耗を伴う。
3. 巻線形三相誘導電動機のダイナミックブレーキ制御は、巻下げの速度制御時に電動機一次側を直流励磁して制御するもので、つり荷が極めて軽い場合でも低速での巻下げができる。
4. 巻線形三相誘導電動機のサイリスターレオナード制御は、負荷に適した速度特性が自由に得られるが、設備費が極めて高い。
5. かご形三相誘導電動機のインバーター制御は、電源の周波数を固定したまま電流値を変えて電動機に供給し回転数を制御するもので、精度の高い速度制御ができる。
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巻線形三相誘導電動機の電動油圧押上機ブレーキ制御は、機械的な摩擦力を利用して制御するため、ブレーキライニングの摩耗を伴う。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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回路の絶縁、スパークなどに関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. ナイフスイッチは、切るときよりも入れるときの方がスパークが大きいので、入れるときはできるだけスイッチに近づかないようにして、側方などから行う。
2. 絶縁物の絶縁抵抗は、漏えい電流を回路電圧で除したものである。
3. 電気回路の絶縁抵抗は、アンメーターと呼ばれる絶縁抵抗計を用いて測定する。
4. ベークライトは、電気の導体である。
5. スパークにより火花となって飛んだ粉が絶縁物の表面に付着すると、漏電や短絡の原因になる。
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スパークにより火花となって飛んだ粉が絶縁物の表面に付着すると、漏電や短絡の原因になる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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電気計器の使用方法に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 回路計( テスター )では、測定する回路の電圧や電流の大きさの見当がつかない場合は、最初に測定範囲の最小レンジで測定する。
2. アナログテスターでは、正確な値を測定するため、あらかじめ0点調整を行ってから測定する。
3. 電流計は、測定する回路に直列に接続して測定し、電圧計は、測定する回路に並列に接続して測定する。
4. 電流計で大電流を測定する場合は、交流では変流器を、直流では分流器を使用して測定する。
5. 電圧計で交流高電圧を測定する場合は、計器用変圧器により降圧した電圧を測定する。
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回路計( テスター )では、測定する回路の電圧や電流の大きさの見当がつかない場合は、最初に測定範囲の最小レンジで測定する。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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感電災害及びその防止に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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1. 感電による死亡原因としては、心室細動の発生、呼吸停止及び電気火傷があげられる。
2. 電気火傷には、アークなどの高熱による熱傷のほか、電流通過によるジュール熱によって起きる皮膚や内部組織の傷害がある。
3. 接地は、漏電している電気機器のフレームなどに人が接触したとき、感電の危険を小さくする効果がある。
4. 天井クレーンは、鋼製の走行車輪を経て走行レールに接触しているため、走行レールが接地されている場合には走行トロリ線に身体が接触しても感電の危険はない。
5. 感電による危険を電流と時間の積によって評価する基準によれば、一般に50ミリアンペア秒が安全限界とされている。
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天井クレーンは、鋼製の走行車輪を経て走行レールに接触しているため、走行レールが接地されている場合には走行トロリ線に身体が接触しても感電の危険はない。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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カに関し、誤っているものは次のうちどれか。
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1. 力が物体に作用する位置をその作用線上以外の箇所に移すと、物体に与える効果が変わる。
2. 一直線上に作用する二つの力の合力の大きさは、その二つの力の大きさの和又は差で求められる。
3. 物体の一点に二つ以上の力が働いているとき、その二つ以上の力をそれと同じ効果を持つ一つの力にまとめることができる。
4. 力の作用と反作用とは、同じ直線上で作用し、大きさが等しく、向きが反対である。
5. 力の大きさをF、回転軸の中心から力の作用線におろした垂線の長さをLとすれば、力のモーメントMは、M=F/Lで求められる。
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力の大きさをF、回転軸の中心から力の作用線におろした垂線の長さをLとすれば、力のモーメントMは、M=F/Lで求められる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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長さ1m、幅30cm、高さ20cmの鋳鉄製の直方体の質量の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
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詳細
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1. 162kg
2. 432kg
3. 468kg
4. 534kg
5. 684kg
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432kg
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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図のようなジブクレーンにおいて、質量300kgの荷をつり上げ、A点からジブの先端方向にB点まで移動させたとき、荷がAの位置のときの支点OにおけるモーメントM汲び荷がBの位置のときの支点OにおけるモーメントM2の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、荷以外の質量は考えないものとする。
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詳細
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1. M1:0.6 kN・m M2: 1.5 kN・m
2. M1:4.4 kN・m M2: 7.4 kN・m
3. M1:5.9 kN・m M2: 7.4 kN・m
4. M1:5.9 kN・m M2:14.7 kN・m
5. M1:8.8 kN・m M2:14.7 kN・m
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M1:5.9 kN・m M2:14.7 kN・m
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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物体の重心及び安定に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 重心は、物体の形状によらず、物体の内部にある。
2. 複雑な形状の物体の重心は、二つ以上の点になる場合がある。
3. 物体を構成する各部分には、それぞれ重力が作用しており、それらの合カの作用点を重心という。
4. 水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を外れるときは、その物体は元の位置に戻る。
5. 直方体の物体の置き方を変える場合、重心の位置が低くなるほど安定性は悪くなる。
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物体を構成する各部分には、それぞれ重力が作用しており、それらの合カの作用点を重心という。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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天井クレーンを40m/minで走行させながら30m/minで横行させるとき、つり荷の速度の値は( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
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詳細
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1. 10 m/min
2. 30 m/min
3. 40 m/min
4. 50 m/min
5. 70 m/min
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50 m/min
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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図のように、水平な床面に置いた質量120kgの物体を床面に沿って引っ張るとき、動き始める直前の力Fの値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、接触面の静止摩擦係数は0.4とし、重力の加速度は9.8m/s2とする。
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詳細
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1. 470 N
2. 588 N
3. 706 N
4. 1,176 N
5. 2,940 N
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470 N
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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荷重に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 円筒形の丸棒の一端の面を壁に当てて、丸棒を壁に垂直に固定し、棒の軸を中心として他方の端を回転させようとするときに働く荷重は、せん断荷重である。
2. 天井クレーンのガーダには、主に引張荷重がかかる。
3. 荷重には静荷重と動荷重があり、動荷重には繰返し荷重と衝撃荷重がある。
4. 荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには、圧縮荷重がかかる。
5. クレーンのフックには、曲げ荷重と圧縮荷重がかかる。
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荷重には静荷重と動荷重があり、動荷重には繰返し荷重と衝撃荷重がある。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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直径1m、高さ1mのコンクリート製の円柱を2本の玉掛用ワイヤロープを用いてつり角度80゜でつるとき、1本のワイヤロープにかかる張力の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、コンクリートの1m3当たりの質量は2.3t、重力の加速度は9.8m/s2、cos40°=0.77とし、ワイヤロープ及び荷のつり金具の質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 10.3 kN
2. 11.5 kN
3. 12.5 kN
4. 17.7 kN
5. 46.0 kN
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11.5 kN
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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天井から垂直につるした直径2cmの丸棒の先端に質量400kgの荷をつり下げるとき、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、丸棒の質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 12.5 N/mm2
2. 25.0 N/mm2
3. 31.2 N/mm2
4. 62.4 N/mm2
5. 124.8 N/mm2
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12.5 N/mm2
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成29年(2017年)10月」 |
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図のような組合せ滑車を用いて質量200kgの荷をつるとき、これを支えるために必要な力Fの値は( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。
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詳細
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1. 123 N
2. 163 N
3. 184 N
4. 218 N
5. 245 N
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245 N
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