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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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クレーンに関する用語の記述として、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 起伏するジブクレーンの定格荷重とは、クレーンの構造及び材料並びにジブの傾斜角及び長さに応じて負荷させることができる最大の荷重から、フックなどのつり具の質量を除いた荷重をいい、クレーンによっては、ジブの傾斜角や長さに応じて定格荷重が変化するものがある。
2. 定格速度とは、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって、巻上げ、走行、横行、旋回などの作動を行う場合の、それぞれの最高の速度をいう。
3. 起伏するジブクレーンの作業半径とは、ジブの取付けピンの中心から、ジブ先端のシーブの中心までの距離をいい、引込みクレーンでは、水平引込み機構により、ジブを起伏させると作業半径が変化する。
4. 天井クレーンのキャンバとは、クレーンガーダに荷重がかかったときに生じる下向きのそり(曲がり)をいう。
5. 天井クレーンの寄りとは、クラブトロリをクレーンガーダ端の停止位置まで寄せたときの、クラブトロリ端部とクレーンガーダ端部との間の最小の水平距離をいう。
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起伏するジブクレーンの定格荷重とは、クレーンの構造及び材料並びにジブの傾斜角及び長さに応じて負荷させることができる最大の荷重から、フックなどのつり具の質量を除いた荷重をいい、クレーンによっては、ジブの傾斜角や長さに応じて定格荷重が変化するものがある。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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図において、電動機の回転軸に固定された歯車Aが電動機の駆動により毎分1600回転し、これにかみ合う歯車の回転により、歯車Dが毎分80回転しているとき、歯車Cの歯数の値として、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、歯車A、B及びDの歯数は、それぞれ16枚、64枚及び120枚とし、BとCの歯車は同じ軸に固定されているものとする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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| 3 |
クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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次の図はクレーンなどで最も多く用いられるフィラー形のワイヤロープの構造を示したものであるが、AからDまでに示す部分の名称の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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| 4 |
クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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クレーンの運動とそれに対する安全装置などの組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。
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詳細
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1. 巻上げ……… ねじ形リミットスイッチを用いた巻過防止装置
2. 巻下げ……… 重錘形リミットスイッチを用いた巻過防止装置
3. 走行………… 走行車輪直径の4分の1以上の高さの車輪止め
4. 横行………… 横行車輪直径の5分の1以上の高さの車輪止め
5. 起伏………… 逸走防止装置
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巻上げ……… ねじ形リミットスイッチを用いた巻過防止装置
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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クレーンの機械要素に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. かさ歯車はベベルギヤとも呼ばれ、平行な軸間で動力を伝えるために用いられるもので、歯のかみ合いが連続的に行われるので、動力の伝達にむらが少なく、クレーンの減速機用の歯車として最も多く用いられている。
2. リーマボルトは、ボルト径が穴径よりわずかに小さく、取付け精度は良いが、横方向にせん断力を受けるため、構造部材の継手に用いることはできない。
3. スラスト軸受は、軸の直角方向の荷重を支える軸受である。
4. 歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、外歯車にはクラウニングが施してあるため、二つの軸のずれや傾きがあると円滑に動力を伝えることができない。
5. フランジ形たわみ軸継手は、二つの軸端に取り付けたフランジをゴムブシュが付いた継手ボルトでつなぎ合わせた構造で、ゴムのたわみ性を利用して、起動及び停止時の衝撃や荷重変化による二軸のわずかなずれや傾きの影響を緩和し、軸の折損や軸受の発熱を防ぐために用いられる。
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フランジ形たわみ軸継手は、二つの軸端に取り付けたフランジをゴムブシュが付いた継手ボルトでつなぎ合わせた構造で、ゴムのたわみ性を利用して、起動及び停止時の衝撃や荷重変化による二軸のわずかなずれや傾きの影響を緩和し、軸の折損や軸受の発熱を防ぐために用いられる。
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| 6 |
クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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クレーンのブレーキに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 電動油圧押上機ブレーキは、ばねにより制動を行い、押上機の油圧の押上げ力によりブレーキの制動を開放する。
2. バンドブレーキには、緩めたときにバンドが平均して緩むように、バンドの外周にすき間を調整するボルトが配置されている。
3. つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の120%に調整する。
4. ドラム形電磁ブレーキは、制動時につり荷を停止位置で安全に支持する無電圧作動型のブレーキである。
5. ディスクブレーキは、ディスクをブレーキ片(パッド)で両側からはさみ付けて制動する構造のものである。
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つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の120%に調整する。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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クレーンの軸受、歯車へのグリース、ギヤー油の給油方式をまとめた下表について、表中のAからEまでの給油方式に関する記述として、適切でないもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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デリックの種類及び型式に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. スチフレッグデリックは、1本の直立したマストを通常135°に開いた2本のガイロープにより後方から支えるもので、ブームはマストより短いものが多く、旋回角度は通常240°が限度である。
2. 鳥居形デリックは、2本の直立したマストを2本のステーにより後方から支えるもので、旋回角度はステーにより制限され、通常は180°が限度である。
3. ガイデリックは、1本の直立したマストを6本以上のガイロープにより支えるもので、ブームはガイロープをくぐるようにして360°まで旋回する。
4. 二又デリックは、下端が互いに交差する2本のマストを2本以上のガイロープにより後方から支えるもので、旋回は120°まで可能である。
5. ジンポールデリックは、1本の直立したマストを2本のガイロープにより後方から支えるもので、旋回角度はガイロープにより制限され、通常は180°が限度である。
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ガイデリックは、1本の直立したマストを6本以上のガイロープにより支えるもので、ブームはガイロープをくぐるようにして360°まで旋回する。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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デリックの取扱いに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. みぞ付きでないドラムにワイヤロープを重ね巻きにするデリックは、ワイヤロープのフリートアングルが制限されている。
2. ウインチを用いるデリックでは、作業中に停電になったときは、ブレーキに歯止め又は止め金を掛け、クラッチを外し、スイッチを切って通電を待つ。
3. 旋回するブームを有するデリックは、旋回範囲の限界を超えて旋回させると、旋回用ワイヤロープの切断などの事故を引き起こすことになる。
4. つり荷から玉掛け用ワイヤロープを引き抜く際、デリックの巻上げ動作で引き抜くと、玉掛け用ワイヤロープが荷に引っ掛かり、荷崩れを引き起こすおそれがある。
5. 構造上、巻過防止装置を備えることができないデリックの場合は、ドラムに目印を付けて巻過ぎを防止する。
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構造上、巻過防止装置を備えることができないデリックの場合は、ドラムに目印を付けて巻過ぎを防止する。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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ガイデリックの作動装置に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. デリック用ウインチには、単胴式と複胴式がある。
2. デリック用ウインチの原動機は、台枠後方に取り付けられる。
3. 旋回に使用されるスインガードラムは、ウインチドラムの前側に設けられ、旋回用ワイヤロープが巻き付けられた二つのドラムを作動させることにより、ブームを旋回させるものである。
4. 巻上げ装置にデリック用ウインチを使用するものでは、巻上げは原動機を正転させ、巻下げは原動機を逆転させることにより行う。
5. 巻上げ装置の巻上げ用ワイヤロープは、ブーム先端のシーブ、マスト下部のシーブ、マストステップの下のシーブを経てドラムに巻き取られる。
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巻上げ装置にデリック用ウインチを使用するものでは、巻上げは原動機を正転させ、巻下げは原動機を逆転させることにより行う。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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建設物の内部に設置する走行クレーン(以下、本問において「クレーン」という。)に関する記述として、法令上、違反となるものは次のうちどれか。
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詳細
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1. クレーンガーダの歩道と当該歩道の上方にある建設物のはりとの間隔が1.7mであるため、当該歩道上に当該歩道からの高さが1.4mの天がいを設けている。
2. クレーンの運転室の端から労働者が墜落するおそれがあるため、当該運転室の端と運転室に通ずる歩道の端との間隔を0.2mとしている。
3. クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分の歩道の幅を0.5mとしている。
4. クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分以外の歩道の幅を0.7mとしている。
5. クレーンガーダに歩道を有するクレーンの集電装置の部分を除いた最高部と、当該クレーンの上方にある建設物のはりとの間隔を0.5mとしている。
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クレーンガーダの歩道と当該歩道の上方にある建設物のはりとの間隔が1.7mであるため、当該歩道上に当該歩道からの高さが1.4mの天がいを設けている。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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クレーンの運転及び玉掛けの業務に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. クレーンの運転の業務に係る特別の教育の受講で、つり上げ荷重4tの機上で運転する方式の天井クレーンの運転の業務に就くことができる。
2. 床上運転式クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許では、つり上げ荷重6tのマントロリ式橋形クレーンの運転の業務に就くことができない。
3. 床上操作式クレーン運転技能講習の修了で、つり上げ荷重8tの無線操作方式の天井クレーンの運転の業務に就くことができる。
4. 玉掛けの業務に係る特別の教育の受講では、つり上げ荷重2tのポスト形ジブクレーンで行う0.9tの荷の玉掛けの業務に就くことができない。
5. クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許で、つり上げ荷重30tのアンローダの運転の業務に就くことができる。
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床上操作式クレーン運転技能講習の修了で、つり上げ荷重8tの無線操作方式の天井クレーンの運転の業務に就くことができる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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次のうち、法令上、クレーンの玉掛用具として使用禁止とされていないものはどれか。
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詳細
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1. ワイヤロープ1よりの間において素線(フィラ線を除く。以下同じ。)の数の10%の素線が切断したワイヤロープ
2. 直径の減少が公称径の8%のワイヤロープ
3. リンクの断面の直径の減少が、製造されたときの当該直径の11%のつりチェーン
4. 使用する際の安全係数が5となるワイヤロープ
5. 伸びが製造されたときの長さの5%のつりチェーン
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伸びが製造されたときの長さの5%のつりチェーン
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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クレーンに係る作業を行う場合における、つり上げられている荷又はつり具の下への労働者の立入りに関する記述として、法令上、違反とならないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. つりチェーンを用いて2箇所に玉掛けをした荷がつり上げられているとき、つり上げられている荷の下へ労働者を立ち入らせた。
2. つりクランプ1個を用いて玉掛けをした荷がつり上げられているとき、つり上げられている荷の下へ労働者を立ち入らせた。
3. ハッカー2個を用いて玉掛けをした荷がつり上げられているとき、つり上げられている荷の下へ労働者を立ち入らせた。
4. 動力下降以外の方法によってつり具を下降させるとき、つり具の下へ労働者を立ち入らせた。
5. 複数の荷が一度につり上げられている場合であって、当該複数の荷が結束され、箱に入れられる等により固定されていないとき、つり上げられている荷の下へ労働者を立ち入らせた。
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つりチェーンを用いて2箇所に玉掛けをした荷がつり上げられているとき、つり上げられている荷の下へ労働者を立ち入らせた。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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次の文章は同一のランウェイに並置されている走行クレーンの修理、調整、点検等(以下、本問において「修理等」という。)の作業を行うときの措置に係る法令条文の一部を抜粋したものであるが、この文中の[ ]内に入れるA及びBの語句の組合せが、当該法令条文の内容と一致するものは(1)~(5)のうちどれか。
「同一のランウェイに並置されている走行クレーンの修理等の作業を行うときは、[ A ] をおくこと、ランウェイの上に[ B ] を設けること等、労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。」
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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つり上げ荷重10tの転倒するおそれのあるジブクレーン(以下、本問において「クレーン」という。)の検査に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. クレーンのジブに変更を加えた者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたものを除き、変更検査を受けなければならない。
2. 変更検査においては、クレーンの各部分の構造及び機能について点検を行うほか、荷重試験及び安定度試験を行うものとする。
3. クレーン検査証の有効期間をこえて使用を休止したクレーンを再び使用しようとする者は、使用再開検査を受けなければならない。
4. 使用再開検査における荷重試験は、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行、旋回等の作動を行うものとする。
5. 使用再開検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。
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使用再開検査における荷重試験は、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行、旋回等の作動を行うものとする。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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クレーン・デリック運転士免許及び免許証に関するAからEまでの記述について、法令上、正しいもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 免許証を他人に譲渡又は貸与したときは、免許の取消し又は効力の一時停止の処分を受けることがある。
B 労働安全衛生法違反により免許の取消しの処分を受けた者は、処分を受けた日から起算して30日以内に、免許の取消しをした都道府県労働局長に免許証を返還しなければならない。
C 労働安全衛生法違反により免許を取り消され、その取消しの日から起算して1年を経過しない者は、免許を受けることができない。
D 免許に係る業務に現に就いている者は、氏名を変更したときは、免許証の書替えを受けなければならない。ただし、変更後の氏名を確認することができる他の技能講習修了証等を携帯するときは、この限りでない。
E 免許証の書替えを受けようとする者は、免許証書替申請書を免許証の交付を受けた都道府県労働局長又はその者の所属する事業場の住所を管轄する都道府県労働局長に提出しなければならない。
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詳細
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1. A,B,C
2. A,C
3. A,C,E
4. B,D,E
5. C,E
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A,C
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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つり上げ荷重4tのデリック(以下、本問において「デリック」という。)の使用等に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. デリックの直働式以外の巻過防止装置は、フック等のつり具の上面又は当該つり具の巻上げ用シーブの上面とブームの先端のシーブその他当該上面が接触するおそれのある物(ブームを除く。)の下面との間隔が0.05m以上になるように調整しておかなければならない。
2. ブームを有するデリックを、デリック明細書に記載されているブームの傾斜角の範囲をこえて使用するときは、作業を指揮する者を選任して、その者の直接の指揮のもとに作業を実施しなければならない。
3. デリックの運転者は、荷をつったままで運転位置から離れてはならない。ただし、作業の性質上やむを得ない場合又は安全な作業の遂行上必要な場合に、デリックの運転を停止し、かつ、ブレーキをかけるときは、この限りでない。
4. デリック検査証を受けたデリックを貸与するときは、デリック検査証とともにするのでなければ、貸与してはならない。
5. 限定なしのクレーン・デリック運転士免許を有する労働者は、デリックの運転の業務に従事中にデリックの安全装置を臨時に取りはずす必要が生じたときは、あらかじめ事業者の許可を得ずに取りはずすことができる。ただし、当該安全装置を取りはずしたときは、直ちに事業者にその旨を報告しなければならない。
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デリック検査証を受けたデリックを貸与するときは、デリック検査証とともにするのでなければ、貸与してはならない。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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デリックに係る許可、設置、検査及び検査証に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
ただし、設置から廃止までの期間が3年間で、設置作業場内の移設はないものとし、計画の届出に係る免除認定を受けていない場合とする。
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詳細
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1. つり上げ荷重4.9tのデリックを製造しようとする者は、原則として、あらかじめ、所轄都道府県労働局長の製造許可を受けなければならない。
2. つり上げ荷重3.9tのデリックを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたデリックを除き、落成検査を受けなければならない。
3. デリックを設置している者は、デリック検査証を滅失したときは、デリック検査証再交付申請書にデリック検査証を滅失した旨を明らかにする書面を添えて、所轄労働基準監督署長に提出し、再交付を受けなければならない。
4. デリック検査証の有効期間は、原則として2年であるが、所轄労働基準監督署長は、落成検査の結果により当該期間を2年未満とすることができる。
5. つり上げ荷重1.9tのデリックを設置した事業者は、設置後10日以内にデリック設置報告書を提出しなければならない。
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つり上げ荷重1.9tのデリックを設置した事業者は、設置後10日以内にデリック設置報告書を提出しなければならない。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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デリックの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 1年以内ごとに1回行う定期自主検査においては、原則として、定格荷重に相当する荷重の荷をつって行う荷重試験を実施しなければならない。
2. 1か月以内ごとに1回行う定期自主検査においては、フック、グラブバケット等のつり具の損傷の有無について検査を行わなければならない。
3. 定期自主検査を行ったときは、当該自主検査結果を、デリック検査証に記録しなければならない。
4. 1か月をこえる期間使用せず、当該期間中に1か月以内ごとに1回行う定期自主検査を実施しなかったデリックについては、その使用を再び開始する際に、所定の事項について自主検査を行わなければならない。
5. 作業開始前の点検においては、ワイヤロープが通っている箇所の状態について点検を行わなければならない。
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定期自主検査を行ったときは、当該自主検査結果を、デリック検査証に記録しなければならない。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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原動機及び電気に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 直流は、乾電池やバッテリーから得られるほか、シリコン整流器などにより交流を整流しても得られる。
2. 交流はDC、直流はACと表される。
3. 交流は、電流及び電圧の大きさ並びにそれらの方向が周期的に変化する。
4. 工場の動力用電源には、一般に、200V級又は400V級の三相交流が使用されている。
5. 電動機は、電気エネルギーを機械力に変換する機能を持っている。
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交流はDC、直流はACと表される。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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図のような回路について、AE間に60Vの電圧をかけたときの電流I(A)、電圧E(V)、抵抗R(Ω)の値に関する記述として、適切でないものは(1)~(5)のうちどれか。
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詳細
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1. AB間の電圧の値は48Ⅴである。
2. BC間の電圧の値は12Ⅴである。
3. AE間の抵抗の値は10Ωである。
4. B点を流れる電流の値は6Aである。
5. D点を流れる電流の値は4Aである。
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D点を流れる電流の値は4Aである。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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クレーンの電動機に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 直流電動機は、一般に、速度制御性能が優れているが、整流子及びブラシの保守が必要である。
2. 同期速度が毎分1000回転の三相誘導電動機の回転子は、滑りが5%のとき、毎分950回転で回転する。
3. 三相誘導電動機の同期速度は、周波数を一定とすれば、極数が少ないほど遅くなる。
4. 巻線形三相誘導電動機では、固定子側、回転子側ともに巻線を用いた構造になっており、固定子側を一次側、回転子側を二次側と呼ぶ。
5. かご形三相誘導電動機の回転子は、鉄心の周りに太い導線(バー)がかご形に配置された簡単な構造である。
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三相誘導電動機の同期速度は、周波数を一定とすれば、極数が少ないほど遅くなる。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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クレーンの電動機の制御器に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 制御器は、電動機に正転、停止、逆転及び制御速度の指令を与えるもので、制御の方式により直接制御器と間接制御器に大別され、更に、両者の混合型である複合制御器がある。
2. ユニバーサル制御器は、1本の操作ハンドルを前後左右や斜めに操作することにより、3個の制御器を同時に又は単独で操作できる構造にしたものである。
3. レバーハンドル式の制御器は、操作レバーを水平方向に回して操作する構造である。
4. 無線操作用の制御器には、押しボタン式とハンドル操作式があり、誤操作を防止するため、複数の操作を1回のスイッチ操作で行うことができるように工夫されている。
5. エンコーダー型制御器は、ハンドル位置を連続的に検出し、電動機の主回路を直接開閉する直接制御器である。
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制御器は、電動機に正転、停止、逆転及び制御速度の指令を与えるもので、制御の方式により直接制御器と間接制御器に大別され、更に、両者の混合型である複合制御器がある。
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クレーン・デリック運転士(限定なし)「令和7年(2025年)4月」 |
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クレーンの給電装置及び配線に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. トロリ線の材料には、溝付硬銅トロリ線やレールなどが用いられる。
2. キャブタイヤケーブルは、導体に細い素線を使い、これを多数より合わせており、外装被覆も厚く丈夫に作られているので、引きずったり、屈曲を繰り返す用途に適している。
3. トロリ線給電のうち絶縁トロリ線方式のものは、一本一本のトロリ線が、すその開いた絶縁物で被覆されており、集電子はその間を摺動して集電する。
4. 旋回体、ケーブル巻取式などの回転部分への給電には、トロリバーが用いられる。
5. 内部配線は、一般に、絶縁電線を金属管などの電線管又は金属ダクト内に収め、外部からの損傷を防いでいる。
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旋回体、ケーブル巻取式などの回転部分への給電には、トロリバーが用いられる。
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