揚貨装置運転士(令和7年4月) | 解答一覧


No. 問題集 詳細No. 内容 操作
26 揚貨装置運転士(令和7年4月) 感電及びその防止に関するAからDまでの記述について、その記述内容が適切でないもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 感電による人体への影響の程度は、電流の大きさ、通電時間、電流の種類、体質などの条件により異なる。
B 感電による危険を電流と時間の積によって評価する場合、一般に、50アンペア秒が安全限界とされている。
C 電気によるやけどには、アークなどの高熱による熱傷のほか、電流通過に伴い発生するジュール熱によって引き起こされる、皮膚や内部組織の傷害がある。
D 船倉内で使用する移動式コンベアは、導電性のカバーなどを導線で船体につなぐ接地を行っている場合には、コンベアの充電部分に身体が直接触れても感電の危険はない。
詳細

1. A,B,C

2. A,C

3. B,C,D

4. B,D

5. C,D

B,D

27 揚貨装置運転士(令和7年4月) 油圧駆動モータに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. 油圧駆動モータは、高圧の油を動力源に用い、回転運動として動力を得る装置であるが、高圧の油を得るために油圧ポンプとそれを駆動する電動機などが必要である。

2. 油圧駆動モータは、作動油の温度変化の影響を受けない構造で、常に一定の効率で駆動することができる。

3. 歯車モータは、ケーシングの中の一組の歯車に圧油を送って歯車を回転させ、モータ軸に回転運動を与える構造である。

4. ベーンモータは、ロータに取り付けたベーンとカムリングで構成する各油室に圧油を送ってロータを回転させ、モータ軸に回転運動を与える構造である。

5. アキシャル形プランジャモータは、プランジャが回転軸と同一方向に配列されている。

油圧駆動モータは、作動油の温度変化の影響を受けない構造で、常に一定の効率で駆動することができる。

28 揚貨装置運転士(令和7年4月) 電動機に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. 三相誘導電動機の回転の向きを変えるには、電源の3線のうち2線を入れ替える。

2. 直流電動機は、交流電動機に比べ速度の制御性能が良い。

3. 直流電動機では、回転子に給電するために整流子が使用される。

4. 巻線形三相誘導電動機では、固定子側を一次側、回転子側を二次側と呼ぶ。

5. 巻線形三相誘導電動機は、かご形三相誘導電動機に比べ、構造が簡単で取扱いも容易である。

巻線形三相誘導電動機は、かご形三相誘導電動機に比べ、構造が簡単で取扱いも容易である。

29 揚貨装置運転士(令和7年4月) 電動機の付属機器に関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 直接制御器は、主幹制御器の操作レバーにより継電器を働かせて、電動機の回路を開閉する電磁接触器を操作するものである。
B 直接制御器は、間接制御器に比べ制御器に流れる電流が大きい。
C サーマルリレーは、電気装置の配線や電動機が故障して短絡を起こし、回路に過大な電流が流れた場合に、電磁接触器の回路を自動的に溶断して回路を断ち、電動機を保護するものである。
D 間接制御器では、制御器をウインチの近くに据え付ける必要はなく、離れた位置で操作ができる。
詳細

1. A,B,C

2. A,C

3. B,C,D

4. B,D

5. C,D

B,D

30 揚貨装置運転士(令和7年4月) 内燃機関に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. ガソリン機関、ディーゼル機関などの内燃機関は一部の小型船の揚貨装置用原動機として使用されている。

2. 内燃機関は、始動回転力(トルク)が小さいため、負荷したままでは始動できない。

3. ディーゼル機関は、常温常圧の空気の中に高温高圧の軽油や重油を噴射して燃焼させる。

4. 4行程式のディーゼル機関は、吸入行程、圧縮行程、爆発行程及び排気行程の順序で作動する。

5. 内燃機関は、逆転運転が簡単にできないため、摩擦クラッチ及び歯車の切替えにより、起動、停止、正転及び逆転の作動を行う。

ディーゼル機関は、常温常圧の空気の中に高温高圧の軽油や重油を噴射して燃焼させる。


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31 揚貨装置運転士(令和7年4月) 図のようにO点に同一平面上の三つの力P1、P2、P3が作用しているとき、これらの合力に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。
詳細

1. A

2. B

3. C

4. D

5. E

32 揚貨装置運転士(令和7年4月) 図のような「てこ」において、質量60kgの荷をワイヤロープによりB点でつり下げ、A点に力Pを加えることによりつり合っているとき、これを支えるために必要なPの値は(1)~(5)のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s²とし、「てこ」及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
詳細

1. 15N

2. 20N

3. 147N

4. 196N

5. 294N

196N

33 揚貨装置運転士(令和7年4月) 下記に掲げるAからDまでの物体の体積を求める計算式として、適切なもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、πは円周率とする。
詳細

1. A,B,C

2. A,C

3. B,C,D

4. B,D

5. D

34 揚貨装置運転士(令和7年4月) 均質な材料でできた固体の物体(以下、本問において「物体」という。)の重心及び安定に関する次のAからEまでの記述について、適切なもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 直方体の物体の置き方を変える場合、重心の位置が高くなるほど安定性は悪くなる。
B 重心の位置が物体の外部にある物体であっても、置き方を変えると重心の位置が物体の内部に移動する場合がある。
C 長尺の荷を揚貨装置でつり上げるため、目安で重心位置を定めてその真上にカーゴフックを置き、玉掛けを行い、地切り直前まで少しだけつり上げたとき、荷が傾いた場合は、荷の実際の重心位置は目安とした重心位置よりも傾斜した荷の高い方の側にある。
D 直方体の物体の置き方を変える場合、物体の底面積が小さくなるほど安定性は悪くなる。
E 水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を通るときは、その物体は元の位置に戻らないで倒れる。
詳細

1. A,B,C,D

2. A,D

3. B,C,E

4. C,D,E

5. D,E

A,D

35 揚貨装置運転士(令和7年4月) 物体の運動に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. 物体の運動の「速い」、「遅い」の程度を示す量を速さといい、単位時間に物体が移動した距離で表す。

2. 物体が円運動をしているとき、遠心力は向心力(求心力)に対して力の大きさが等しく方向が反対である。

3. 物体の速度が2秒間に10m/sから20m/sになったときの加速度は、5m/s²である。

4. 運動している物体には、外から力が作用しない限り、静止している状態に戻ろうとする性質があり、この性質を慣性という。

5. 静止している物体を動かしたり、運動している物体の速度を変えるためには力が必要である。

運動している物体には、外から力が作用しない限り、静止している状態に戻ろうとする性質があり、この性質を慣性という。


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36 揚貨装置運転士(令和7年4月) 図のように、水平な床面に置いた質量Wの物体を床面に沿って引っ張り、動き始める直前の力Fの値が980Nであったとき、Wの値に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、接触面の静止摩擦係数は0.3とし、重力の加速度は9.8m/s²とする。
詳細

1. 30㎏

2. 100㎏

3. 167㎏

4. 250㎏

5. 333㎏

333㎏

37 揚貨装置運転士(令和7年4月) 荷重に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. カーゴフックには、主に圧縮荷重及び曲げ荷重がかかる。

2. 走行式橋形クレーン型式の揚貨装置のガーダ(桁)には、主に、曲げ荷重がかかる。

3. ウインチのドラム軸には、曲げ荷重とねじり荷重がかかる。

4. 衝撃荷重は、極めて短時間に急激に加わる荷重である。

5. せん断荷重は、材料をはさみで切るように働く荷重である。

カーゴフックには、主に圧縮荷重及び曲げ荷重がかかる。

38 揚貨装置運転士(令和7年4月) 垂直につるした直径2cmの丸棒の先端に質量500 ㎏の荷をつり下げるとき、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s²とし、丸棒の質量は考えないものとする。
詳細

1. 8N/mm²

2. 16N/mm²

3. 31N/mm²

4. 39N/mm²

5. 78N/mm²

16N/mm²

39 揚貨装置運転士(令和7年4月) 下記に掲げるAからCまでの図のとおり、同一形状で質量が異なる三つの荷を、それぞれ同じ長さの2本の玉掛け用ワイヤロープ(以下、本問において「ワイヤロープ」という。)を用いて、それぞれ異なるつり角度でつり上げるとき、これらの荷を、1本のワイヤロープにかかる張力の値が大きい順に並べたものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、いずれも荷の左右のつり合いは取れており、左右のワイヤロープの張力は同じとし、ワイヤロープの質量は考えないものとする。
詳細

1. A B C

2. A C B

3. B A C

4. C A B

5. C B A

A B C

40 揚貨装置運転士(令和7年4月) 下図に掲げるAからEまでの滑車を用いて、質量Wの荷をつり上げるとき、荷を支えるために必要な力Fを求める式がそれぞれの図の下部に記載してあるが、これらの力Fを求める式として、適切なもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、gは重力の加速度とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。
詳細

1. A,B,C

2. A,D,E

3. B,C

4. B,C,D

5. C,D,E

B,C


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