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給水装置工事主任技術者(令和2年度)学科 |
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給水用具に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 自動販売機は、水道水を冷却又は加熱し、清涼飲料水、茶、コーヒー等を販売する器具である。水道水は、器具内給水配管、電磁弁を通して、水受けセンサーにより自動的に供給される。タンク内の水は、目的に応じてポンプにより加工機構へ供給される。
イ ディスポーザ用給水装置は、台所の排水口部に取り付けて生ごみを粉砕するディスポーザとセットして使用する器具である。排水口部で粉砕された生ごみを水で排出するために使用する。
ウ 水撃防止器は、給水装置の管路途中又は末端の器具等から発生する水撃作用を軽減又は緩和するため、封入空気等をゴム等により自動的に排出し、水撃を緩衝する給水器具である。ベローズ形、エアバック形、ダイヤフラム式、ピストン式等がある。
エ 非常時用貯水槽は、非常時に備えて、天井部・床下部に給水管路に直結した貯水槽を設ける給水用具である。天井設置用は、重力を利用して簡単に水を取り出すことができ、床下設置用は、加圧用コンセントにフットポンプ及びホースを接続・加圧し、水を取り出すことができる。
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詳細
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1. ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正
2. ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
3. ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
4. ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
5. ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
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ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正
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給水装置工事主任技術者(令和2年度)学科 |
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水道メーターに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 水道メーターは、給水装置に取り付け、需要者が使用する水量を積算計量する計量器である。
2. 水道メーターの計量水量は、料金算定の基礎となるもので適正な計量が求められることから、計量法に定める特定計量器の検定に合格したものを設置する。
3. 水道メーターの計量方法は、流れている水の流速を測定して流量に換算する流速式と、水の体積を測定する容積式に分類される。わが国で使用されている水道メーターは、ほとんどが流速式である。
4. 水道メーターは、検定有効期間が8年間であるため、その期間内に検定に合格したメーターと交換しなければならない。
5. 水道メーターは、許容流量範囲を超えて水を流すと、正しい計量ができなくなるおそれがあるため、メーター一次側に安全弁を設置して流量を許容範囲内に調整する。
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水道メーターは、許容流量範囲を超えて水を流すと、正しい計量ができなくなるおそれがあるため、メーター一次側に安全弁を設置して流量を許容範囲内に調整する。
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水道メーターに関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 接線流羽根車式水道メーターは、計量室内に設置された羽根車にノズルから接線方向に噴射水流を当て、羽根車が回転することにより通過水量を積算表示する構造のものである。
イ 軸流羽根車式水道メーターは、管状の器内に設置された流れに平行な軸を持つ螺旋状の羽根車が回転することにより積算計量する構造のものである。
ウ 電磁式水道メーターは、水の流れと平行に磁界をかけ、電磁誘導作用により、流れと磁界に平行な方向に誘起された起電力により流量を測定する器具である。
エ 軸流羽根車式水道メーターのたて形軸流羽根車式は、水の流れがメーター内で迂流するため損失水頭が小さい。
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詳細
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1. ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
2. ア:誤 イ:誤 ウ:誤 エ:正
3. ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
4. ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
5. ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
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ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
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給水装置工事主任技術者(令和2年度)学科 |
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給水用具の故障と対策に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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1. ボールタップの水が止まらなかったので原因を調査した。その結果、弁座が損傷していたので、ボールタップを取り替えた。
2. 湯沸器に故障が発生したが、需要者等が修理することは困難かつ危険であるため、製造者に依頼して修理を行った。
3. ダイヤフラム式定水位弁の水が止まらなかったので原因を調査した。その結果、主弁座への異物のかみ込みがあったので、主弁の分解と清掃を行った。
4. 水栓から不快音があったので原因を調査した。その結果、スピンドルの孔とこま軸の外径が合わなくがたつきがあったので、スピンドルを取り替えた。
5. 大便器洗浄弁で常に大量の水が流出していたので原因を調査した。その結果、逃し弁のゴムパッキンが傷んでいたので、ピストンバルブを取り出しパッキンを取り替えた。
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水栓から不快音があったので原因を調査した。その結果、スピンドルの孔とこま軸の外径が合わなくがたつきがあったので、スピンドルを取り替えた。
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給水用具の故障と対策に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア ピストン式定水位弁の水が止まらなかったので原因を調査した。その結果、主弁座パッキンが摩耗していたので、新品に取り替えた。
イ 大便器洗浄弁の吐水量が少なかったので原因を調査した。その結果、水量調節ねじが閉め過ぎていたので、水量調節ねじを右に回して吐水量を増やした。
ウ ボールタップ付ロータンクの水が止まらなかったので原因を調査した。その結果、フロート弁の摩耗、損傷のためすき間から水が流れ込んでいたので、分解し清掃した。
エ ダイヤフラム式ボールタップ付ロータンクのタンク内の水位が上がらなかったので原因を調査した。その結果、排水弁のパッキンが摩耗していたので、排水弁のパッキンを取り替えた。
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詳細
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1. ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
2. ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
3. ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
4. ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
5. ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
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ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
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給水装置工事の工程管理に関する次の記述の( )内に入る語句の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
工程管理は、一般的に計画、実施、( ア )に大別することができる。計画の段階では、給水管の切断、加工、接合、給水用具据え付けの順序と方法、建築工事との日程調整、機械器具及び工事用材料の手配、技術者や配管技能者を含む( イ )を手配し準備する。工事は( ウ )の指導監督のもとで実施する。
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詳細
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1. ア:検査 イ:作業従事者 ウ:技能を有する者
2. ア:管理 イ:作業主任者 ウ:技能を有する者
3. ア:管理 イ:作業主任者 ウ:給水装置工事主任技術者
4. ア:管理 イ:作業従事者 ウ:給水装置工事主任技術者
5. ア:検査 イ:作業主任者 ウ:給水装置工事主任技術者
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ア:管理 イ:作業従事者 ウ:給水装置工事主任技術者
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給水装置工事における施工管理に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 道路部掘削時の埋戻しに使用する埋戻し土は、水道事業者が定める基準等を満たした材料であるか検査・確認し、水道事業者の承諾を得たものを使用する。
2. 工事着手に先立ち、現場付近の住民に対し、工事の施工について協力が得られるよう、工事内容の具体的な説明を行う。
3. 配水管からの分岐以降水道メーターまでの工事は、あらかじめ水道事業者の承認を受けた工法、工期その他の工事上の条件に適合するように施工する必要がある。
4. 工事の施工に当たり、事故が発生し、又は発生するおそれがある場合は、直ちに必要な措置を講じた上で、事故の状況及び措置内容を水道事業者及び関係官公署に報告する。
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道路部掘削時の埋戻しに使用する埋戻し土は、水道事業者が定める基準等を満たした材料であるか検査・確認し、水道事業者の承諾を得たものを使用する。
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給水装置の品質管理について、穿孔工事後に行う水質確認項目に関する次の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
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詳細
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1. 残留塩素、 大腸菌、 水温、 濁り、 色
2. 残留塩素、 におい、 濁り、 色、 味
3. 残留塩素、 全有機炭素(TOC)、 大腸菌、 水温、 濁り
4. pH値、 全有機炭素(TOC)、 水温、 におい、 色
5. pH値、 大腸菌、 水温、 におい、 味
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残留塩素、 におい、 濁り、 色、 味
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給水装置工事主任技術者(令和2年度)学科 |
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公道における給水装置工事の安全管理に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 工事の施行に当たっては、地下埋設物の有無を十分に調査するとともに、当該道路管理者に立会いを求めることによってその位置を確認し、埋設物に損傷を与えないよう注意する。
イ 工事中、火気に弱い埋設物又は可燃性物質の輸送管等の埋設物に接近する場合は、溶接機、切断機等火気を伴う機械器具を使用しない。ただし、やむを得ない場合は管轄する消防署と協議し、保安上必要な措置を講じてから使用する。
ウ 施工従事者の体調管理に留意し、体調不良に起因する事故の防止に努めるとともに、酷暑期には十分な水分補給と適切な休養を促し、熱中症の予防に努める。
エ 工事施行中の交通保安対策については、当該道路管理者及び所轄警察署長の許可条件及び指示に基づき、適切な保安施設を設置し、通行車両や通行者の事故防止と円滑な通行の確保を図らなければならない。
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詳細
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1. ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
2. ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正
3. ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
4. ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
5. ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:誤
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ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
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建設工事公衆災害防止対策要綱に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 施工者は、仮舗装又は覆工を行う際、やむを得ない理由で周囲の路面と段差が生じた場合は、10パーセント以内の勾配ですりつけなければならない。
2. 施工者は、歩行者用通路と作業場との境は、移動さくを間隔をあけないように設置し、又は移動さくの間に安全ロープ等をはってすき間ができないよう設置する等明確に区分しなければならない。
3. 施工者は、通行を制限する場合の標準として、道路の車線が1車線となる場合は、その車道幅員は3メートル以上、2車線となる場合は、その車道幅員は5.5メートル以上確保する。
4. 施工者は、通行を制限する場合、歩行者が安全に通行できるよう車道とは別に幅0.9メートル以上、高齢者や車椅子使用者等の通行が想定されない場合は幅0.75メートル以上歩行者用通路を確保しなければならない。
5. 施工者は、道路上に作業場を設ける場合は、原則として、交通流に対する背面から工事車両を出入りさせなければならない。ただし、周囲の状況等によりやむを得ない場合においては、交通流に平行する部分から工事車両を出入りさせることができる。
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施工者は、仮舗装又は覆工を行う際、やむを得ない理由で周囲の路面と段差が生じた場合は、10パーセント以内の勾配ですりつけなければならない。
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