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給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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クロスコネクションに関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 給水管と井戸水配管を直接連結する場合、両管の間に逆止弁を設置し、逆流防止の措置を講じる必要がある。
イ 給水装置と受水槽以下の配管との接続はクロスコネクションではない。
ウ クロスコネクションは、水圧状況によって給水装置内に工業用水、排水、ガス等が逆流するとともに、配水管を経由して他の需要者にまでその汚染が拡大する非常に危険な配管である。
エ 一時的な仮設であっても、給水装置とそれ以外の水管を直接連結してはならない。
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詳細
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1. 誤 誤 正 正
2. 誤 正 正 正
3. 正 誤 正 誤
4. 誤 誤 正 誤
5. 正 誤 誤 誤
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誤 誤 正 正
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27 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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呼び径 20 mm の給水管から水受け容器に給水する場合、逆流防止のために確保しなければならない吐水口空間について、下図に示す水平距離(A、B)と垂直距離(C、D)の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
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詳細
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1. A、C
2. A、D
3. B、C
4. B、D
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B、C
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28 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水装置の寒冷地対策に用いる水抜き用給水用具の設置に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 水道メーター下流側で屋内立上り管の間に設置する。
2. 排水口は、凍結深度より深くする。
3. 水抜き用の給水用具以降の配管は、できるだけ鳥居配管やU字形の配管を避ける。
4. 排水口は、管内水の排水を容易にするため、直接汚水ます等に接続する。
5. 水抜き用の給水用具以降の配管が長い場合には、取り外し可能なユニオン、フランジ等を適切な箇所に設置する。
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排水口は、管内水の排水を容易にするため、直接汚水ます等に接続する。
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給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水装置の逆流防止のために圧力式バキュームブレーカを図のように設置する場合、バキュームブレーカの下端から確保しなければならない区間とその距離との組み合わせのうち、適当なものはどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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30 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水方式に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 受水槽式は、配水管の水圧が変動しても受水槽以下の設備は給水圧、給水量を一定の変動幅に保持できる。
イ 圧力水槽式は、小規摸の中層建物に多く使用されている方式で、受水槽を設置せずに、ポンプで圧力水槽に貯え、その内部圧力によって給水する方式である。
ウ 高置水槽式は、一つの高置水槽から適切な水圧で給水できる高さの範囲は 10 階程度なので、それを超える高層建物では高置水槽や減圧弁をその高さに応じて多段に設置する必要がある。
エ 直結増圧式は、給水管の途中に直結加圧形ポンプユニットを設置し、圧力を増して直結給水する方法である。
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詳細
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1. 正 正 誤 誤
2. 正 誤 正 正
3. 誤 誤 正 誤
4. 誤 正 誤 正
5. 正 正 正 誤
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正 誤 正 正
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31 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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受水槽式の給水方式に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 配水管の水圧低下を引き起こすおそれのある施設等への給水は受水槽式とする。
イ 有毒薬品を使用する工場等事業活動に伴い、水を汚染するおそれのある場所、施設等への給水は受水槽式とする。
ウ 病院や行政機関の庁舎等において、災害時や配水施設の事故等による水道の断減水時にも給水の確保が必要な場合の給水は受水槽式とする。
エ 受水槽は、定期的な点検や清掃が必要である。
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詳細
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1. 正 正 誤 正
2. 誤 正 正 正
3. 正 正 正 誤
4. 正 誤 正 正
5. 正 正 正 正
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正 正 正 正
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32 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水装置工事の基本調査に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 基本調査は、計画・施工の基礎となるものであり、調査の結果は計画の策定、施工、さらには給水装置の機能にも影響する重要な作業である。
イ 水道事業者への調査項目は、既設給水装置の有無、屋外配管、供給条件、配水管の布設状況などがある。
ウ 現地調査確認作業は、道路管理者への埋設物及び道路状況の調査や、所轄警察署への現場施工環境の確認が含まれる。
エ 工事申込者への調査項目は、工事場所、使用水量、既設給水装置の有無、工事に関する同意承諾の取得確認などがある。
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詳細
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1. 正 誤 誤 正
2. 誤 正 誤 正
3. 正 誤 正 正
4. 正 正 誤 正
5. 誤 正 正 誤
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正 正 誤 正
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33 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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計画使用水量に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 計画使用水量は、給水管口径等の給水装置系統の主要諸元を計画する際の基礎となるものであり、建物の用途及び水の使用用途、使用人数、給水栓の数等を考慮した上で決定する。
イ 直結増圧式給水を行うに当たっては、 1 日当たりの計画使用水量を適正に設定することが、適切な配管口径の決定及び直結加圧形ポンプユニットの適正容量の決定に不可欠である。
ウ 受水槽式給水における受水槽への給水量は、受水槽の容量と使用水量の時間的変化を考慮して定める。
エ 同時使用水量とは、給水装置に設置されている末端給水用具のうち、いくつかの末端給水用具を同時に使用することによってその給水装置を流れる水量をいう。
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詳細
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1. 正 誤 正 誤
2. 誤 正 誤 正
3. 正 誤 誤 正
4. 正 誤 正 正
5. 誤 正 誤 誤
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正 誤 正 正
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34 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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図- 1 に示す事務所ビル全体( 6 事務所)の同時使用水量を給水用具給水負荷単位により算定した場合、次のうち、適当なものはどれか。
ここで、 6 つの事務所には、それぞれ大便器(洗浄弁)、小便器(洗浄弁)、洗面器、事務室用流し、掃除用流しが 1 栓ずつ設置されているものとし、各給水用具の給水負荷単位及び同時使用水量との関係は、表- 1 及び図- 2 を用いるものとする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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図- 1 に示す給水装置における直結加圧形ポンプユニットの吐水圧(圧力水頭)として、次のうち、最も近い値はどれか。
ただし、給水管の摩擦損失水頭と逆止弁による損失水頭は考慮するが、管の曲がりによる損失水頭は考慮しないものとし、給水管の流量と動水勾配の関係は、図- 2 を用いるものとする。また、計算に用いる数値条件は次の通りとする。
① 給水栓の使用水量 120 L/min
② 給水管及び給水用具の口径 40 mm
③ 給水栓を使用するために必要な圧力 5 m
④ 逆止弁の損失水頭 10 m
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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36 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水装置の構造及び材質の基準(以下本問においては「構造材質基準」という。)に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 厚生労働省令に定められている「構造材質基準を適用するために必要な技術的細目」のうち、個々の給水管及び給水用具が満たすべき性能及びその定量的な判断基準(以下本問においては「性能基準」という。)は 4 項目の基準からなっている。
2. 構造材質基準適合品であることを証明する方法は、製造者等が自らの責任で証明する「自己認証」と第三者機関に依頼して証明する「第三者認証」がある。
3. JIS マークの表示は、国の登録を受けた民間の第三者機関が JIS 適合試験を行い、適合した製品にマークの表示を認める制度である。
4. 厚生労働省では製品ごとの性能基準への適合性に関する情報が、全国的に利用できるよう、給水装置データベースを構築している。
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厚生労働省令に定められている「構造材質基準を適用するために必要な技術的細目」のうち、個々の給水管及び給水用具が満たすべき性能及びその定量的な判断基準(以下本問においては「性能基準」という。)は 4 項目の基準からなっている。
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37 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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個々の給水管及び給水用具が満たすべき性能及びその定量的な判断基準(以下本問においては「性能基準」という。)に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 給水装置の構造及び材質の基準(以下本問においては「構造材質基準」という。)に関する省令は、性能基準及び給水装置工事が適正に施行された給水装置であるか否かの判断基準を明確化したものである。
2. 給水装置に使用する給水管で、構造材質基準に関する省令を包含する日本産業規格(JIS規格)や日本水道協会規格(JWWA規格)等の団体規格に適合した製品も使用可能である。
3. 第三者認証を行う機関の要件及び業務実施方法については、国際整合化等の観点から、ISO のガイドラインに準拠したものであることが望ましい。
4. 第三者認証を行う機関は、製品サンプル試験を行い、性能基準に適しているか否かを判定するとともに、基準適合製品が安定・継続して製造されているか否か等の検査を行って基準適合性を認証した上で、当該認証機関の認証マークを製品に表示することを認めている。
5. 自己認証においては、給水管、給水用具の製造業者が自ら得たデータや作成した資料等に基づいて、性能基準適合品であることを証明しなければならない。
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自己認証においては、給水管、給水用具の製造業者が自ら得たデータや作成した資料等に基づいて、性能基準適合品であることを証明しなければならない。
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給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水装置工事における給水装置工事主任技術者(以下本問においては「主任技術者」という。)の職務に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 主任技術者は、公道下の配管工事について工事の時期、時間帯、工事方法等について、あらかじめ水道事業者から確認を受けることが必要である。
イ 主任技術者は、施主から工事に使用する給水管や給水用具を指定された場合、それらが給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に適合していない場合でも、現場の状況に合ったものを使用することができる。
ウ 主任技術者は、工事に当たり施工後では確認することが難しい工事目的物の品質を、施工の過程においてチェックする品質管理を行う必要がある。
エ 主任技術者は、工事従事者の健康状態を管理し、水系感染症に注意して、どのような給水装置工事においても水道水を汚染しないよう管理する。
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詳細
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1. 誤 正 誤 正
2. 正 誤 誤 正
3. 正 誤 正 正
4. 誤 誤 正 誤
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正 誤 正 正
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39 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水装置工事の記録、保存に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
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詳細
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1. 給水装置工事主任技術者は、給水装置工事を施行する際に生じた技術的な問題点等について、整理して記録にとどめ、以後の工事に活用していくことが望ましい。
2. 指定給水装置工事事業者は、給水装置工事の記録として、施主の氏名又は名称、施行の場所、竣工図等の記録を作成し、 5 年間保存しなければならない。
3. 給水装置工事の記録作成は、指名された給水装置工事主任技術者が作成するが、いかなる場合でも他の従業員が行ってはいけない。
4. 給水装置工事の記録については、水道法施行規則に定められた様式に従い作成しなければならない。
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給水装置工事主任技術者は、給水装置工事を施行する際に生じた技術的な問題点等について、整理して記録にとどめ、以後の工事に活用していくことが望ましい。
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給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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建設業法に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 建設業を営む場合には、建設業の許可が必要であり、許可要件として、建設業を営もうとするすべての営業所ごとに、一定の資格又は実務経験を持つ専任の技術者を置かなければならない。
2. 建設業を営もうとする者のうち、 2 以上の都道府県の区域内に営業所を設けて営業をしようとする者は、本店のある管轄の都道府県知事の許可を受けなければならない。
3. 建設業法第 26 条第 1 項に規定する主任技術者及び同条第 2 項に規定する監理技術者は、同法に基づき、工事を適正に実施するため、工事の施工計画の作成、工程管理、品質管理、その他の技術上の管理や工事の施工に従事する者の技術上の指導監督を行う者である。
4. 工事 1 件の請負代金の額が建築一式工事にあっては 1,500万円に満たない工事又は延べ面積が 150 m²に満たない木造住宅工事、建築一式工事以外の建設工事にあっては 500万円未満の軽微な工事のみを請け負うことを営業とする者は、建設業の許可は必要がない。
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建設業を営もうとする者のうち、 2 以上の都道府県の区域内に営業所を設けて営業をしようとする者は、本店のある管轄の都道府県知事の許可を受けなければならない。
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給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水用具に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 単水栓は、給水の開始、中止及び給水装置の修理その他の目的で給水を制限又は停水するために使用する給水用具である。
イ 甲形止水栓は、流水抵抗によって、こまパッキンが摩耗して止水できなくなるおそれがある。
ウ ボールタップは、浮玉の上下によって自動的に弁を開閉する構造になっており、水洗便器のロータンクや受水槽の水を一定量貯める給水用具である。
エ ダイヤフラム式ボールタップは、圧力室内部の圧力変化を利用しダイヤフラムを動かすことにより吐水、止水を行うもので、給水圧力による止水位の変動が大きい。
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詳細
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1. 誤 正 正 誤
2. 正 誤 誤 正
3. 正 誤 正 誤
4. 誤 誤 正 正
5. 誤 正 誤 正
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誤 正 正 誤
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42 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水用具に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 各種分水栓は、分岐可能な配水管や給水管から不断水で給水管を取り出すための給水用具で、分水栓の他、サドル付分水栓、割 T 字管がある。
2. 仕切弁は、弁体が鉛直方向に上下し、全開・全閉する構造であり、全開時の損失水頭は小さい。
3. 玉形弁は、止水部が吊りこま構造であり、弁部の構造から流れが S 字形となるため損失水頭が小さい。
4. 給水栓は、給水装置において給水管の末端に取り付けられ、弁の開閉により流量又は湯水の温度の調整等を行う給水用具である。
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玉形弁は、止水部が吊りこま構造であり、弁部の構造から流れが S 字形となるため損失水頭が小さい。
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給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水用具に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 減圧弁は、水圧が設定圧力よりも上昇すると、給水用具を保護するために弁体が自動的に開いて過剰圧力を逃し、圧力が所定の値に降下すると閉じる機能を持った給水用具である。
2. 空気弁は、管頂部に設置し、管内に停滞した空気を自動的に排出する機能を持った給水用具である。
3. 定流量弁は、オリフィス、ばね式等による流量調整機構によって、一次側の圧力に関わらず流量が一定になるよう調整する給水用具である。
4. 圧力式バキュームブレーカは、給水・給湯系統のサイホン現象による逆流を防止するために、負圧部分へ自動的に空気を導入する機能を持ち、常時水圧は掛かるが逆圧の掛からない配管部分に設置する。
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減圧弁は、水圧が設定圧力よりも上昇すると、給水用具を保護するために弁体が自動的に開いて過剰圧力を逃し、圧力が所定の値に降下すると閉じる機能を持った給水用具である。
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給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水用具に関する次の記述の 内に入る語句の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
① ア は、個々に独立して作動する第 1 逆止弁と第 2 逆止弁が組み込まれている。各逆止弁はテストコックによって、個々に性能チェックを行うことができる。
② イ は、一次側の流水圧で逆止弁体を押し上げて通水し、停水又は逆圧時は逆止弁体が自重と逆圧で弁座を閉じる構造の逆止弁である。
③ ウ は、独立して作動する第 1 逆止弁と第 2 逆止弁との間に一次側との差圧で作動する逃し弁を備えた中間室からなり、逆止弁が正常に作動しない場合、逃し弁が開いて排水し、空気層を形成することによって逆流を防止する構造の逆流防止器である。
④ エ は、弁体がヒンジピンを支点として自重で弁座面に圧着し、通水時に弁体が押し開かれ、逆圧によって自動的に閉止する構造の逆止弁である。
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詳細
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1. 複式逆止弁 リフト式逆止弁 中間室大気開放型逆流防止器 スイング式逆止弁
2. 二重式逆流防止器 自重式逆止弁 減圧式逆流防止器 スイング式逆止弁
3. 複式逆止弁 自重式逆止弁 減圧式逆流防止器 単式逆止弁
4. 二重式逆流防止器 リフト式逆止弁 中間室大気開放型逆流防止器 単式逆止弁
5. 二重式逆流防止器 自重式逆止弁 中間室大気開放型逆流防止器 単式逆止弁
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二重式逆流防止器 自重式逆止弁 減圧式逆流防止器 スイング式逆止弁
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給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水用具に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 逆止弁付メーターパッキンは、配管接合部をシールするメーター用パッキンにスプリング式の逆流防止弁を兼ね備えた構造である。逆流防止機能が必要な既設配管の内部に新たに設置することができる。
2. 小便器洗浄弁は、センサーで感知し自動的に水を吐出させる自動式とボタン等を操作し水を吐出させる手動式の 2 種類あり、手動式にはニードル式、ダイヤフラム式の 2 つのタイプの弁構造がある。
3. 湯水混合水栓は、湯水を混合して 1 つの水栓から吐水する水栓である。ハンドルやレバー等の操作により吐水、止水、吐水流量及び吐水温度が調整できる。
4. 水道用コンセントは、洗濯機、食器洗い機との組合せに最適な水栓で、通常の水栓のように壁から出っ張らないので邪魔にならず、使用するときだけホースをつなげばよいので空間を有効に利用することができる。
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小便器洗浄弁は、センサーで感知し自動的に水を吐出させる自動式とボタン等を操作し水を吐出させる手動式の 2 種類あり、手動式にはニードル式、ダイヤフラム式の 2 つのタイプの弁構造がある。
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給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水管に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
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詳細
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1. 銅管は、耐食性に優れるため薄肉化しているので、軽量で取り扱いが容易である。また、アルカリに侵されず、スケールの発生も少ないが、遊離炭酸が多い水には適さない。
2. 耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管は、鋼管の内面に耐熱性硬質ポリ塩化ビニルをライニングした管である。この管の用途は、給水・給湯等であり、連続使用許容温度は95℃以下である。
3. ステンレス鋼鋼管は、鋼管と比べると特に耐食性に優れている。軽量化しているので取り扱いは容易であるが、薄肉であるため強度的には劣る。
4. ダクタイル鋳鉄管は、鋳鉄組織中の黒鉛が球状のため、靱性がなく衝撃に弱い。しかし、引張り強さが大であり、耐久性もある。
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銅管は、耐食性に優れるため薄肉化しているので、軽量で取り扱いが容易である。また、アルカリに侵されず、スケールの発生も少ないが、遊離炭酸が多い水には適さない。
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47 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水管の継手に関する次の記述の 内に入る語句の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
① 架橋ポリエチレン管の継手の種類としては、メカニカル式継手と ア 継手がある。
② ダクタイル鋳鉄管の接合形式は多種類あるが、一般に給水装置では、メカニカル継手、イ 継手及びフランジ継手の 3 種類がある。
③ 水道用ポリエチレン二層管の継手は、一般的に ウ 継手が用いられる。
④ ステンレス鋼鋼管の継手の種類としては、 エ 継手とプレス式継手がある。
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詳細
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1. EF RR 金属 スライド式
2. 熱融着 プッシュオン TS スライド式
3. EF プッシュオン 金属 伸縮可とう式
4. 熱融着 RR TS 伸縮可とう式
5. EF RR 金属 伸縮可とう式
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EF プッシュオン 金属 伸縮可とう式
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48 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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軸流羽根車式水道メーターに関する次の記述の 内に入る語句の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
軸流羽根車式水道メーターは、管状の器内に設置された流れに平行な軸を持つ螺旋状の羽根車を回転させて、積算計量する構造のものであり、たて形とよこ形の 2 種類に分けられる。たて形軸流羽根車式は、メーターケースに流入した水流が、整流器を通って、 ア
に設置された螺旋状羽根車に沿って流れ、羽根車を回転させる構造のものである。水の流れが水道メーター内で イ するため損失水頭が ウ 。
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詳細
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1. 垂 直 迂 流 小さい
2. 水 平 直 流 大きい
3. 垂 直 迂 流 大きい
4. 水 平 迂 流 大きい
5. 水 平 直 流 小さい
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垂 直 迂 流 大きい
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49 |
給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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水道メーターに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 水道の使用水量は、料金算定の基礎となるもので適正な計量が求められることから、水道メーターは計量法に定める特定計量器の検定に合格したものを設置する。
2. 水道メーターは、検定有効期間が 8 年間であるため、その期間内に検定に合格した水道メーターと交換しなければならない。
3. 水道メーターの技術進歩への迅速な対応及び国際整合化の推進を図るため、日本産業規格(JIS 規格)が制定されている。
4. 電磁式水道メーターは、水の流れと平行に磁界をかけ、電磁誘導作用により、流れと磁界に平行な方向に誘起された起電力により流量を測定する器具である。
5. 水道メーターの呼び径決定に際しては、適正使用流量範囲、一時的使用の許容範囲等に十分留意する必要がある。
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電磁式水道メーターは、水の流れと平行に磁界をかけ、電磁誘導作用により、流れと磁界に平行な方向に誘起された起電力により流量を測定する器具である。
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給水装置工事主任技術者(令和4年度)学科 |
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給水用具の故障と修理に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 受水槽のボールタップの故障で水が止まらなくなったので、原因を調査した。その結果、パッキンが摩耗していたので、パッキンを取り替えた。
イ ボールタップ付ロータンクの水が止まらなかったので、原因を調査した。その結果、フロート弁の摩耗、損傷のためすき間から水が流れ込んでいたので、分解し清掃した。
ウ ピストン式定水位弁の水が止まらなかったので、原因を調査した。その結果、主弁座パッキンが摩耗していたので、主弁座パッキンを新品に取り替えた。
エ 水栓から不快音があったので、原因を調査した。その結果、スピンドルの孔とこま軸の外径が合わなく、がたつきがあったので、スピンドルを取り替えた。
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詳細
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1. 正 誤 正 正
2. 正 誤 誤 正
3. 誤 正 誤 正
4. 誤 正 正 誤
5. 正 誤 正 誤
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正 誤 正 誤
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