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林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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機械集材装置及び運材索道の運材機に関する記述のうち、その内容が法令に定められていないものは、次のうちどれか。
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詳細
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1. 機械集材装置には、巻過防止装置を備える等巻上げ索の巻過ぎによる労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。
2. 架線集材機械を機械集材装置の集材機として用いる場合を除き、機械集材装置の集材機及び運材索道の運材機は、浮き上がり、ずれ又は振れが生じないように据え付けなければならない。
3. 架線集材機械を機械集材装置の集材機として用いる場合は、アウトリガーを必要な広さ及び強度を有する鉄板等の上で張り出し、又はブレードを地上に下ろす等の転倒又は転落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。
4. 架線集材機械を機械集材装置の集材機として用いる場合は、路肩、傾斜地等であって、架線集材機械の転倒又は転落により労働者に危険が生ずるおそれのある場所においては、転倒時保護構造を有し、かつ、シートベルトを備えたもの以外の架線集材機械を使用しないよう努めるとともに、運転者にシートベルトを使用させるように努めなければならない。
5. 運材索道の運材機については、堅固なヘッドガードを備えたものでなければ使用してはならない。
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運材索道の運材機については、堅固なヘッドガードを備えたものでなければ使用してはならない。
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林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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林業における業務に係る特別教育に関するA~Dまでの記述のうち、法令にその内容が定められているもののみを全て挙げた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。
A 集材機、架線、搬器、支柱及びこれらに附属する物により構成され、動力を用いて、原木又は薪炭材を巻き上げ、かつ、空中において運搬する設備の運転の業務に就かせるときは、特別教育を行わなければならない。
B 林業架線作業主任者免許を受けた者でなければ、特別教育の講師になることはできない。
C 特別教育の科目の全部又は一部について十分な知識及び技能を有していると認められる労働者については、当該科目についての教育を省略することができる。
D 特別教育を行ったときは、特別教育の受講者、科目等の記録を作成して、これを2年間保存しておかなければならない。
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詳細
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1. A,B,D
2. A,C
3. A,D
4. B,C
5. B,C,D
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A,C
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林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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林業架線作業の作業計画を定めたときに関係労働者に周知させなければならない事項として、法令にその内容が定められていないものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 支柱及び主要機器の配置の場所
2. 使用するワイヤロープの種類及びその直径
3. 最大使用荷重
4. 機械集材装置の集材機の種類及び最大けん引力
5. 労働災害が発生した場合の応急の措置及び傷病者の搬送の方法
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機械集材装置の集材機の種類及び最大けん引力
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29 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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機械集材装置で使用するワイヤロープに関する記述のうち、法令上、使用禁止とされていないもののみを全て挙げた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。
A ワイヤロープ1よりの間において素線(フィラ線を除く。以下同じ。)数の9%の素線が切断したもの
B 摩耗による直径の減少が公称径の7%のもの
C 一部に著しい型崩れがあるが、素線の切断がないもの
D よりが締まる方向でキンクしたもの
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詳細
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1. A,B
2. A,B,C
3. A,D
4. B,C,D
5. C,D
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A,B
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30 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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林業架線作業主任者免許に関する記述のうち、その内容が法令に定められているものは、(1)~(5)のうちどれか。
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詳細
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1. 免許に係る業務に従事するときは、当該業務に係る免許証を携帯しなければならない。ただし、屋外作業等、作業の性質上、免許証を滅失するおそれのある業務に従事するときは、免許証に代えてその写しを携帯することで差し支えない。
2. 免許に係る業務に現に就いている者は、氏名を変更したときは、免許証の書替えを受けなければならない。ただし、変更後の氏名を確認することができる他の技能講習修了証等を携帯するときは、この限りでない。
3. 免許証の書替えを受けようとする者は、免許証書替申請書を免許証の交付を受けた都道府県労働局長又はその者の所属する事業場の住所を管轄する都道府県労働局長に提出しなければならない。
4. 免許の取消しの処分を受けた者は、処分を受けた日から起算して30日以内に、免許の取消しをした都道府県労働局長に免許証を返還しなければならない。
5. 労働安全衛生法違反により免許を取り消され、その取消しの日から起算して1年を経過しない者は、免許を受けることができない。
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労働安全衛生法違反により免許を取り消され、その取消しの日から起算して1年を経過しない者は、免許を受けることができない。
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31 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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物体の質量及び重量に関する記述のうち適切でないものは、次のうちどれか。
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詳細
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1. 物体の質量は、物体固有の変化しない量で、場所によって変化せず、その単位はkg[キログラム]、t[トン]などが使用される。
2. 物体の重量は、物体に働く重力の大きさを表す量であり、その単位はN[ニュートン]、kN[キロニュートン]などが使用される。
3. 物体の質量は、その物体の重量に重力加速度を乗じて求められる。
4. 物体の体積をm³[立方メートル]で、質量をt[トン]で表したときの単位体積当たりの質量(t/m³)の値は、その物体の比重と同一となる。
5. 直径35㎝、長さ3.0mの生木のヒノキの丸太の質量は、約271kgである。ただし、生木のヒノキの比重は0.94とする。
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物体の質量は、その物体の重量に重力加速度を乗じて求められる。
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32 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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物体に作用する力に関する記述のうち適切でないものは、次のうちどれか。
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詳細
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1. 力の三要素とは、力の大きさ、力の向き及び力の作用点をいう。
2. 物体に作用する力は、その作用する点を作用線上の物体の任意の位置に移しても、その働きは変わらない。
3. 物体の一点に二つ以上の力が働いているとき、その二つ以上の力をそれと同じ効果を持つ一つの力にまとめることができる。
4. 物体の一点に30Nと40Nの二つの力が直角に作用するとき、二つの力の合力の大きさは、50Nとなる。
5. 2つの物体が互いに及ぼしあう力の作用と反作用は、同一の線上で作用し、大きさと向きが同じである。
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2つの物体が互いに及ぼしあう力の作用と反作用は、同一の線上で作用し、大きさと向きが同じである。
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33 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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図のようにO点に三つの力P₁、P₂、P₃が作用しているとき、これらの合力は(1)~(5)のうちどれか。
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詳細
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1. A
2. B
3. C
4. D
5. E
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C
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34 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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図のように、質量3tの荷を2本のスリングを用いて、スリングの角度60°でつるとき、1本のスリングにかかる張力の値に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、sin30°=0.5、cos30°=0.866、tan30°=0.577とし、重力の加速度は9.8 m/s²とする。
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詳細
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1. 1 5 kN
2. 1 7 kN
3. 2 5 kN
4. 2 9 kN
5. 3 4 kN
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1 7 kN
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35 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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図のような天びんで荷Wをつり下げ、つり合うとき、天びん棒を支えるための力Fの値は(1)~(5)のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8 m/s²とし、天びん棒及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 294kN
2. 392kN
3. 490kN
4. 588kN
5. 686kN
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686kN
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36 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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物体の重心及び安定に関する記述のうち適切でないものは、次のうちどれか。
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詳細
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1. 直方体の物体の置き方を変える場合、重心の位置が低くなるほど安定性は良くなる。
2. 重心は、どのような形状の物体でも必ずその物体の内部にある。
3. 物体を1本のひもでつったとき、重心はつった点を通る鉛直線上にある。
4. 物体を構成する各部分には、それぞれ重力が作用しており、それらの合力の作用点を重心という。
5. 水平面上に置いた直方体の物体を手で傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を外れるときは、手を離すとその物体は元の位置に戻らないで倒れる。
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重心は、どのような形状の物体でも必ずその物体の内部にある。
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37 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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図のような組合せ滑車を用いて質量6tの荷をつるとき、これを支えるために必要な力Fの値は、(1)~(5)のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s²とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。
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詳細
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1. 4.9kN
2. 7.4kN
3. 8.7kN
4. 9.8kN
5. 14.7kN
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9.8kN
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38 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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物体の運動に関する記述のうち適切でないものは、次のうちどれか。
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詳細
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1. 物体の運動の速い遅いの程度を示す量を速さといい、単位時間に物体が移動した距離で表す。
2. 物体が円運動をしているとき、物体には円の外に飛び出そうとする見かけの力である遠心力が働く。
3. 物体が一定の加速度で加速し、その速度が2秒間に0m/sから20m/sになったときの加速度は、5m/s²である。
4. 静止している物体を動かしたり、運動している物体の速度を変えるためには力が必要である。
5. 運動している物体の運動の方向を変えるために要する力は、物体の質量が大きいほど大きくなる。
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物体が一定の加速度で加速し、その速度が2秒間に0m/sから20m/sになったときの加速度は、5m/s²である。
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39 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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質量570㎏の物体を傾斜角27°の斜面に置き、この物体の重量を斜面に平行な方向の力Pと斜面に垂直な方向の力Qに分解するとき、Qの値に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、sin27°=0.454、cos 27°=0.891、t a n 27°=0.510とし、重力の加速度は9.8 m /s²とする。
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詳細
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1. 2.5kN
2. 2.8kN
3. 5.0kN
4. 5.6kN
5. 10.0kN
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5.0kN
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40 |
林業架線作業主任者(令和7年4月) |
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直径6mmの鋼線の先端に質量180kgの荷をつり下げるとき、鋼線に生じる引張応力の値に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9. 8 m /s²とし、鋼線の質量は考えないものとする。
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詳細
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1. 16N/mm²
2. 31N/mm²
3. 62N/mm²
4. 64N/mm²
5. 94N/mm²
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62N/mm²
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