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第二種衛生管理者(令和4年10月) |
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耳とその機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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1. 耳は、聴覚と平衡感覚をつかさどる器官で、外耳、中耳及び内耳の三つの部位に分けられる。
2. 耳介で集められた音は、鼓膜を振動させ、その振動は耳小骨によって増幅され、内耳に伝えられる。
3. 内耳は、前庭、半規管及び蝸牛(うずまき管)の三つの部位からなり、前庭と半規管が平衡感覚、蝸牛が聴覚をそれぞれ分担している。
4. 半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じ、前庭は、体の回転の方向や速度を感じる。
5. 鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれている。
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半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じ、前庭は、体の回転の方向や速度を感じる。
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第二種衛生管理者(令和4年10月) |
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神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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1. 神経細胞(ニューロン)は、神経系を構成する基本的な単位で、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成る。
2. 脊髄では、中心部が灰白質であり、その外側が白質である。
3. 大脳では、内側の髄質が白質であり、外側の皮質が灰白質である。
4. 体性神経には感覚器官からの情報を中枢に伝える感覚神経と、中枢からの命令を運動器官に伝える運動神経がある。
5. 交感神経系は、心拍数を増加し、消化管の運動を亢進する。
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交感神経系は、心拍数を増加し、消化管の運動を亢進する。
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第二種衛生管理者(令和4年10月) |
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血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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1. 血液は、血漿成分と有形成分から成り、血漿成分は血液容積の約55%を占める。
2. 血漿中の蛋白質のうち、アルブミンは血液の浸透圧の維持に関与している。
3. 白血球のうち、好中球には、体内に侵入してきた細菌や異物を貪食する働きがある。
4. 血小板のうち、リンパ球には、Bリンパ球、Tリンパ球などがあり、これらは免疫反応に関与している。
5. 血液の凝固は、血漿中のフィブリノーゲンがフィブリンに変化し、赤血球などが絡みついて固まる現象である。
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血小板のうち、リンパ球には、Bリンパ球、Tリンパ球などがあり、これらは免疫反応に関与している。
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第二種衛生管理者(令和4年10月) |
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肝臓の機能として、誤っているものは次のうちどれか。
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1. コレステロールを合成する。
2. 尿素を合成する。
3. ビリルビンを分解する。
4. 胆汁を生成する。
5. 血液凝固物質や血液凝固阻止物質を合成する。
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ビリルビンを分解する。
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第二種衛生管理者(令和4年10月) |
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脂肪の分解・吸収及び脂質の代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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1. 胆汁は、アルカリ性で、消化酵素は含まないが、食物中の脂肪を乳化させ、脂肪分解の働きを助ける。
2. 脂肪は、膵臓から分泌される消化酵素である膵アミラーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解され、小腸の絨毛から吸収される。
3. 肝臓は、過剰な蛋白質及び糖質を中性脂肪に変換する。
4. コレステロールやリン脂質は、神経組織の構成成分となる。
5. 脂質は、糖質や蛋白質に比べて多くのATPを産生することができるので、エネルギー源として優れている。
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脂肪は、膵臓から分泌される消化酵素である膵アミラーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解され、小腸の絨毛から吸収される。
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