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美容師(第40回) |
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皮膚の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 表皮の色素細胞(メラノサイト)は、皮膚の色素であるメラニンをつくる細胞である。
2. 表皮には、ランゲルハンス細胞という免疫に関与する細胞が存在する。
3. 真皮の線維成分は、コラーゲンというタンパク質からなる膠原線維が、その大部分を占める。
4. 表皮の角化細胞(ケラチノサイト)は、エラスチンというタンパク質をつくる細胞系列である。
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表皮の角化細胞(ケラチノサイト)は、エラスチンというタンパク質をつくる細胞系列である。
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美容師(第40回) |
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皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. アポクリン腺は、皮膚表面に汗孔を作って開口している。
2. 脂腺(皮脂腺)は、毛包に開口して、皮膚や毛にあぶらを与えている。
3. 毛の主成分は、ケラチンという硫黄を含むタンパク質である。
4. 爪は、毛と違って成長周期というものはなく、絶えず成長を続けている。
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アポクリン腺は、皮膚表面に汗孔を作って開口している。
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美容師(第40回) |
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皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 表皮角質層のケラチンは、外力に対して強い抵抗力を持っている。
2. 体温調節作用を積極的に行うのは、立毛筋と脂腺である。
3. 皮脂の分泌は20~25歳で最高となる。
4. 経皮吸収には、表皮経路と皮膚付属器官経路がある。
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体温調節作用を積極的に行うのは、立毛筋と脂腺である。
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美容師(第40回) |
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皮膚疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 男性型脱毛症では、男性ホルモンのテストステロンが脱毛をすすめる。
2. 単純性疱疹(単純性ヘルペス)は、感冒や発熱したときに口唇やその周囲にできやすい。
3. 脂漏性皮膚炎は、フケ症やあぶら症の人に多く、黄色調の紅斑や落屑を伴う。
4. 尋常性痤瘡(ニキビ)は、毛包にウイルスが増殖しておこる疾患である。
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尋常性痤瘡(ニキビ)は、毛包にウイルスが増殖しておこる疾患である。
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美容師(第40回) |
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皮膚と皮膚付属器官の保健に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 皮膚の健康に必要な栄養は、体内から血液などによって供給される。
2. 皮膚の老化は、個人の素因や環境の要因に影響されない。
3. あぶら症の皮膚は、毛孔に汚れやほこりがたまりやすく、ニキビができやすい。
4. 保湿剤は、入浴後、水分が残っている間に塗布すると効果的である。
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皮膚の老化は、個人の素因や環境の要因に影響されない。
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美容師(第40回) |
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熱に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 発熱に電気を利用したヘアアイロンのロッド部分には、熱伝導の良い金属が使われる。
2. 液体が沸騰している間、熱を加えても温度は上がらない。
3. 赤外線は、黒色の物体によく吸収され、物体の温度を上げる。
4. 電流によって導線上に発生する熱量は、電流の流れた時間に反比例する。
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電流によって導線上に発生する熱量は、電流の流れた時間に反比例する。
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美容師(第40回) |
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電気に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 乾電池をつないだ回路に流れる一定方向の電流を直流電流という。
2. 電気器具に水が付着して絶縁不良になると漏電を生じることがある。
3. 家庭にあるコンセントから取り出す交流電流の周波数は、国内で統一されている。
4. 電気器具などで電流がする仕事の量(電力)は、電圧に比例する。
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家庭にあるコンセントから取り出す交流電流の周波数は、国内で統一されている。
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美容師(第40回) |
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香粧品の原料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. パラフィンは炭化水素に分類される。
2. ポリビニルピロリドン(PVP)はアミノ酸がペプチド結合でつながった構造を持つ。
3. 水性原料としてメタノールが使用される。
4. グリセリンは防腐剤として使用される。
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パラフィンは炭化水素に分類される。
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34 |
美容師(第40回) |
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香粧品に配合される成分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. ヒアルロン酸は、保湿性に富む高分子で、皮膚では作られない。
2. チオグリコール酸は、パーマ剤第2剤に配合される代表的な酸化剤である。
3. パラフェニレンジアミンは、酸性染毛料に配合される染料である。
4. ポリビニルピロリドンは、皮膜を形成する合成高分子で、ヘアスタイリング剤に配合される。
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ポリビニルピロリドンは、皮膜を形成する合成高分子で、ヘアスタイリング剤に配合される。
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35 |
美容師(第40回) |
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香粧品に配合される油性原料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 高級アルコールは貴重な高級品のアルコールという意味である。
2. シリコーン油は水をはじく性質があり、スタイリング剤に配合される。
3. 炭化水素は口紅には配合されるが、クリームには配合されない。
4. 油脂は脂肪酸と高級アルコールのエステルである。
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シリコーン油は水をはじく性質があり、スタイリング剤に配合される。
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美容師(第40回) |
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界面活性剤に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「界面活性剤の作用の一つに洗浄作用がある。この作用を示すものに石けんがあるが、これは( A )界面活性剤である。また、油性原料を溶解した油相と水溶性原料を溶解した水相とを混合し、エマルジョンを形成させる作用を( B )といい、非イオン(ノニオン)界面活性剤がよく用いられる。その他、ヘアリンス剤に用いられ、毛髪に対して帯電防止効果がある界面活性剤として、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどの( C )アンモニウム塩が挙げられる。」
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詳細
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1. 陽イオン(カチオン) ── 乳化 ── 第一級
2. 陽イオン(カチオン) ── 可溶化 ── 第四級
3. 陰イオン(アニオン) ── 乳化 ── 第四級
4. 陰イオン(アニオン) ── 可溶化 ── 第一級
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陰イオン(アニオン) ── 乳化 ── 第四級
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美容師(第40回) |
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次の高分子化合物のうち、動物から採取されるものはどれか。
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詳細
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1. キトサン
2. ポリビニルアルコール
3. アラビアゴム
4. デンプン
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キトサン
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38 |
美容師(第40回) |
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パーマ剤第1剤に使用されるアルカリ剤に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「アルカリ剤は毛髪を膨潤させる作用を持つが、pHが高いほど膨潤度は( A )なる。アンモニア水とモノエタノールアミンは、ともに( B )であるが、アンモニア水は( C )性が高く、モノエタノールアミンは( C )性がない。このため、第1剤の作用時間中に、アンモニア水は( C )によりアルカリ剤としての作用が徐々に弱まるが、モノエタノールアミンは持続する。」
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詳細
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1. 小さく ─ 強アルカリ剤 ─ 凝集
2. 小さく ─ 弱アルカリ剤 ─ 揮発
3. 大きく ─ 強アルカリ剤 ─ 揮発
4. 大きく ─ 弱アルカリ剤 ─ 凝集
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大きく ─ 強アルカリ剤 ─ 揮発
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39 |
美容師(第40回) |
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酸化染毛剤を用いたヘアカラーリングの前に行う皮膚アレルギー試験(パッチテスト)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 染毛の30分前に行う。
2. 第2剤を皮膚に塗る。
3. 塗った部分は絆創膏等で覆わない。
4. かぶれが生じた場合、別の酸化染毛剤でもう一度試験を行う。
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塗った部分は絆創膏等で覆わない。
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40 |
美容師(第40回) |
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タンパク質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. ケラチンは、タンパク質どうしが強固に結合した繊維状の硬タンパク質である。
2. ペプチド結合は、ヒドロキシ基(-OH)とチオール基(-SH)の間の結合である。
3. シスチン結合は、ポリペプチド鎖間の架橋構造を構成する結合の一つである。
4. タンパク質を酸で加水分解すると、いろいろなアミノ酸を生じる。
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ペプチド結合は、ヒドロキシ基(-OH)とチオール基(-SH)の間の結合である。
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41 |
美容師(第40回) |
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頭部の名称に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. オトガイは、下唇の下に位置する。
2. 鼻唇溝は、鼻根から口角につながる溝である。
3. 鼻翼は、鼻尖と上唇の間に位置する。
4. 眉間は、眉毛と上眼瞼の中間に位置する。
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オトガイは、下唇の下に位置する。
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42 |
美容師(第40回) |
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シザーズの選定と手入れ法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. シザーズを開閉したときに、ヒットゴム(接点)での接触圧が均等であるものがよい。
2. 動刃と静刃の間に、凹レンズ状のあきが正確につくられているものがよい。
3. 使用した後は、毛くずなどの汚れをふき取り、消毒してから清潔に保管する。
4. ネジが緩んでしまうので、オイルはネジの部分に決してつけてはいけない。
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使用した後は、毛くずなどの汚れをふき取り、消毒してから清潔に保管する。
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43 |
美容師(第40回) |
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スキャルプトリートメントを施す場合の化学的な方法は、次のうちどれか。
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詳細
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1. ヘアトニックを使用する。
2. スキャルプマッサージを行う。
3. ブラシを使用する。
4. ヘアスチーマーなどの湿熱を利用する。
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ヘアトニックを使用する。
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44 |
美容師(第40回) |
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カットに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. ワンレングスカットは、毛髪をすべて同一線上で切る技法である。
2. グラデーションカットのグラデーションの幅の大小は、シェープするパネルの角度の大小によって決まる。
3. レイヤーカットは、ボリュームを調整してスタイルに立体感をあたえる技法である。
4. セイムレングスカットは、ロングスタイルのカッティングに多く用いられる。
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セイムレングスカットは、ロングスタイルのカッティングに多く用いられる。
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45 |
美容師(第40回) |
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パーマネントウェーブに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. かかりにくい新生部には、あらかじめ第1剤を塗布し、ワインディングの後に再び第1剤を塗布するつけ巻き法を用いるとよい。
2. パーマ剤で形成されるフルウェーブには、使用するロッドの3回転分の毛髪の長さが必要である。
3. 第1剤塗布後の放置タイムは、髪質によっても異なるがキャップをかぶせて10分前後を目安に様子をみるとよい。
4. 吸水性毛は、水分は吸収するが、薬液ははじくのでパーマネントウェーブはかかりにくい。
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吸水性毛は、水分は吸収するが、薬液ははじくのでパーマネントウェーブはかかりにくい。
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46 |
美容師(第40回) |
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ヘアカーリングのステムに関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「シェープされたストランドには、1つのステムと1つの角度がある。ストランドでカールを巻くとき、ステムの( A )は毛の流れを左右にし、( B )は仕上がりの( C )に関係する。」
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詳細
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1. ボリューム ─ 位置 ─ 角度
2. 位置 ─ 方向 ─ 長さ
3. 方向 ─ 角度 ─ ボリューム
4. 角度 ─ 長さ ─ 方向
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方向 ─ 角度 ─ ボリューム
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47 |
美容師(第40回) |
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ヘアブリーチに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. ブロッキングの方法はハイライトなど、デザインにより異なる。
2. 脱色しにくいネープラインから塗布する。
3. 塗布は、ブリーチがすすむように時間をかけてゆっくりと行う。
4. 塗布量で時間差を調整するためには最初は少なく、徐々に多く塗布する。
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塗布は、ブリーチがすすむように時間をかけてゆっくりと行う。
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48 |
美容師(第40回) |
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マッサージの基本手技とその説明に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. リンギング ─ こぶしで円を描きながら行う揉撚法
2. ハッキング ─ 手掌の外側面で行う打法
3. ナックリング ─ 手掌で筋肉をよせて持ち上げる揉撚法
4. カッピング ─ こぶしで行う打法
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ハッキング ─ 手掌の外側面で行う打法
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49 |
美容師(第40回) |
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ネイルケア技術に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 爪の表面の凹凸は、キューティクルプッシャーで滑らかにする。
2. カラーリングは、キューティクルオイル、ベースコート、カラーエナメル、トップコートの順に塗布する。
3. カラーエナメルは、左側、中央、右側、フリーエッジの順で2度塗りする。
4. はみ出したカラーエナメルのラインは、ウッドスティックにエナメルリムーバーをつけて整える。
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はみ出したカラーエナメルのラインは、ウッドスティックにエナメルリムーバーをつけて整える。
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美容師(第40回) |
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日本髪に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 現代の日本髪の最初の型とされているのは、高島田である。
2. 日本髪は基本的に、前髪・左右の鬢・髱・髷から構成されている。
3. 丸髷は、少女が結う髷を膨らませた髪型である。
4. 桃割れは明治時代になると既婚女性に結われるようになった。
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日本髪は基本的に、前髪・左右の鬢・髱・髷から構成されている。
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