登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) | 解答一覧


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76 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 胃の薬とその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a いわゆる総合胃腸薬には、制酸と健胃のように相反する作用を期待するものが配合されている場合がある。
b 生薬成分が配合された健胃薬は、通常、散剤をオブラートで包む等、味や香りを遮蔽する方法で服用することが適切である。
c 制酸薬は、食前又は食間に服用することにより、暴飲暴食による胸やけ、吐きけ(二日酔い・悪酔いのむかつき、嘔気)、嘔吐等の症状を予防することができる。
d 消化を助ける効果を期待して用いられるウルソデオキシコール酸は、肝臓の働きを高める作用があるとされるが、肝臓病の診断を受けた人ではかえって症状を悪化させるおそれがある。
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1. (a,b)

2. (a,c)

3. (a,d)

4. (b,c)

5. (c,d)

(a,d)

77 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 胃の薬の配合成分とその配合目的の関係が正しいものはどれか。 詳細

1. 炭酸水素ナトリウム - 中和反応によって胃酸の働きを弱める

2. ボレイ ------- 味覚や嗅覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促す

3. スクラルファート -- 炭水化物、脂質、タンパク質等の分解に働く酵素を補う

4. ジアスターゼ ---- 胃粘膜を覆って胃液による消化から保護する

炭酸水素ナトリウム - 中和反応によって胃酸の働きを弱める

78 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 止瀉薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a ビスマスを含む成分は収斂作用のほか、腸内で発生した有毒物質を分解する作用も持つとされるため、細菌性の下痢や食中毒のときに使用するとよい。
b ベルベリン塩化物、タンニン酸ベルベリンに含まれるベルベリンは、生薬のゴバイシの主成分であり、抗菌作用のほか、抗炎症作用も併せ持つ。
c タンニン酸アルブミンは、牛乳にアレルギーがある人では使用を避ける必要がある。
d ロペラミド塩酸塩は、中枢神経系を抑制する作用があり、副作用としてめまいや眠気が現れることがある。
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1. (a,b)

2. (a,c)

3. (b,c)

4. (b,d)

5. (c,d)

(c,d)

79 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 瀉下薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることで糞便中の水分量を増し、また、大腸を刺激して排便を促すことを目的として配合されている場合がある。
b ヒマシ油は、急激で強い瀉下作用( 峻下作用)を示すため、防虫剤や殺鼠剤を誤って飲み込んだ場合のような脂溶性の物質による中毒に使用するとよい。
c カルメロースカルシウムは、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増やすとともに糞便を柔らかくすることによる瀉下作用を目的として配合されている場合がある。
d ピコスルファートナトリウムは、胃や小腸で分解されることにより、大腸への刺激作用を示す。
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1. 誤 誤 誤 正

2. 正 正 正 正

3. 正 誤 誤 正

4. 誤 正 誤 誤

5. 正 誤 正 誤

正 誤 正 誤

80 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 瀉下薬に配合される生薬とその基原の関係が正しいものの組み合わせはどれか。
a センナ --- マメ科のチンネベリセンナ又はアレキサンドリアセンナの根茎
b ジュウヤク - ドクダミ科のドクダミの花期の地上部
c アロエ --- ユリ科のキダチアロエの葉から得た液汁を乾燥したもの
d ケンゴシ -- ヒルガオ科のアサガオの種子
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1. (a,b)

2. (a,d)

3. (b,c)

4. (b,d)

5. (c,d)

(b,d)


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81 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児への使用は避ける必要がある。
b オキセサゼインは、消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用による鎮痛鎮痙の効果を期待して配合されている場合がある。
c パパベリン塩酸塩は、抗コリン成分と異なり自律神経系を介した作用ではないため、眼圧を上昇させる作用を示さない。
d ブチルスコポラミン臭化物の副交感神経系の働きを抑える作用は、消化管に限定される。
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1. (a,b)

2. (a,c)

3. (b,c)

4. (b,d)

5. (c,d)

(a,b)

82 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 浣腸薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 繰り返し使用すると直腸の感受性の低下(いわゆる慣れ)が生じて効果が弱くなり、医薬品の使用に頼りがちになるため、連用しないこととされている。
b 注入剤の薬液を注入した後すぐに排便を試みると、薬液のみが排出されて効果が十分得られないことから、便意が強まるまでしばらく我慢する。
c グリセリンが配合された浣腸薬では、排便時に血圧低下を生じても、立ちくらみの症状が現れることはない。
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1. 正 正 誤

2. 誤 正 正

3. 誤 正 誤

4. 正 誤 正

5. 正 正 正

正 正 誤

83 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 強心薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a センソは、ヒキガエル科のシナヒキガエル等の毒腺の分泌物を集めたものを基原とする生薬で、微量で強い強心作用を示し、一般用医薬品では、1日用量がセンソ5mg以下となるよう用法・用量が定められている。
b ロクジョウは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。
c リュウノウは、シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカの雄のまだ角化していない、若しくは、わずかに角化した幼角を基原とする生薬で、強心作用のほか、強壮、血行促進等の作用があるとされる。
d ジャコウは、シカ科のジャコウジカの雄の麝香腺分泌物を基原とする生薬で、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用があるとされる。
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1. (a,b)

2. (a,c)

3. (a,d)

4. (b,c)

5. (b,d)

(a,d)

84 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 血中コレステロールと高コレステロール改善薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医療機関で測定する検査値として、低密度リポタンパク質(LDL)が140mg/dL以上、高密度リポタンパク質(HDL)が40mg/dL未満、中性脂肪が150mg/dL以上のいずれかである状態を、脂質異常症という。
b 大豆油不鹸化物(ソイステロール)には、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
c リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなることがあるが、これは使用の中止を要する副作用等の異常ではない。
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1. 誤 誤 誤

2. 誤 正 正

3. 正 誤 誤

4. 正 正 正

5. 誤 正 誤

正 正 正

85 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 貧血用薬(鉄製剤)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 貧血のうち鉄製剤で改善できるのは、鉄欠乏性貧血のみである。
b 服用の前後30分にビタミンCを含む飲食物を摂取すると、鉄の吸収が悪くなることがあるので、服用前後はそれらの摂取を控えることとされている。
c 鉄分の吸収は満腹時のほうが高いので、食後に服用することが望ましい。
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1. 正 誤 正

2. 誤 正 正

3. 誤 誤 正

4. 誤 正 誤

5. 正 誤 誤

正 誤 誤


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86 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 痔に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 肛門部に過度の負担をかけることやストレス等により生じる生活習慣病である。
b 直腸粘膜には知覚神経が通っていないため、内痔核では自覚症状が少ない。
c 香辛料などの刺激性のある食べ物を避けることは痔の予防に効果的である。
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1. 正 正 誤

2. 誤 誤 誤

3. 誤 正 誤

4. 正 誤 正

5. 正 正 正

正 正 正

87 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 外用痔疾用薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a アラントインは、血管収縮作用による止血効果を期待して用いられる。
b リドカインは、痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として用いられる。
c テトラヒドロゾリン塩酸塩は、痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して用いられる。
d セチルピリジニウム塩化物は、痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として用いられる。
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1. 正 正 誤 誤

2. 誤 正 誤 正

3. 誤 誤 誤 正

4. 正 誤 正 正

5. 誤 正 正 誤

誤 正 誤 正

88 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 婦人薬として用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 加味逍遙散は、まれに重篤な副作用として、肝機能障害、腸間膜静脈硬化症を生じることがあり、構成生薬としてカンゾウを含む。
b 五積散は、発汗傾向の著しい人には不向きとされ、構成生薬としてマオウを含む。
c 桃核承気湯は、妊婦又は妊娠していると思われる女性、授乳婦における使用に関して留意する必要があり、構成生薬としてマオウを含む。
d 当帰芍薬散は、胃腸の弱い人には不向きとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。
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1. (a,b)

2. (a,c)

3. (a,d)

4. (b,c)

5. (b,d)

(a,b)

89 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) アレルギー及びアレルギー用薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a アレルゲン(抗原)が皮膚や粘膜から体内に入り込むと、その物質を非特異的に認識した免疫グロブリン(抗体)によって肥満細胞が刺激され、ヒスタミン等の生理活性物質が遊離する。
b パーキンソン病の治療のため医療機関でセレギリン塩酸塩等のモノアミン酸化酵素阻害剤が処方されて治療を受けている人が、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された鼻炎用内服薬を使用した場合、副作用が現れやすくなるおそれが高く、使用を避ける必要がある。
c 一般用医薬品(漢方処方製剤を含む。)には、アトピー性皮膚炎による慢性湿疹等の治療に用いることを目的とするものはない。
d ナファゾリン塩酸塩が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻粘膜の血管が反応しやすくなり、血管が拡張する。
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1. (a,b)

2. (a,c)

3. (a,d)

4. (b,c)

5. (b,d)

(b,c)

90 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 眼科用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 点眼の際には、容器の先端を眼瞼(まぶた)につけて、正確に点眼する。
b 添付文書に使用可能と記載されていなくても、コンタクトレンズを装着したまま点眼してもよい。
c 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものはない。
d 一度に何滴も点眼しても効果が増すわけではない。
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1. 誤 正 正 誤

2. 正 正 誤 正

3. 誤 誤 誤 誤

4. 誤 誤 正 正

5. 正 誤 誤 正

誤 誤 正 正


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91 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 眼科用薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 詳細

1. ネオスチグミンメチル硫酸塩は、コリンエステラーゼの働きを抑える作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善する効果を目的として用いられる。

2. コンドロイチン硫酸ナトリウムは、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として用いられる。

3. イプシロン-アミノカプロン酸は、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を目的として用いられる。

4. スルファメトキサゾールは、細菌感染(ブドウ球菌や連鎖球菌)による結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられる。

イプシロン-アミノカプロン酸は、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を目的として用いられる。

92 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 外皮用薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a スプレー剤は、患部の至近距離から噴霧し、また、連続して噴霧する時間は5秒以内とすることが望ましい。
b 創傷部に殺菌消毒薬を繰り返し適用すると、皮膚常在菌が殺菌されてしまい、また、殺菌消毒成分により組織修復が妨げられて、かえって治癒しにくくなったり、状態を悪化させることがある。
c 温感刺激成分を主薬とする貼付剤では、入浴前後の使用は適当でなく、入浴1時間前には剥がし、入浴後は皮膚のほてりが鎮まってから貼付するべきである。
d 一般的に、みずむしのじゅくじゅくと湿潤している患部には液剤が、皮膚が厚く角質化している部分には軟膏又はクリームが適している。
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1. (a,b)

2. (a,c)

3. (a,d)

4. (b,c)

5. (b,d)

(b,c)

93 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 外皮用薬に用いられるステロイド性抗炎症成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 主なステロイド性抗炎症成分として、デキサメタゾン、プレドニゾロン酢酸エステル、インドメタシン等がある。
b ステロイド性抗炎症成分であるウフェナマートは、副作用として、刺激感、熱感、乾燥感が現れることがある。
c 末梢組織の免疫機能を低下させる作用を示し、細菌、真菌、ウイルス等による皮膚感染(みずむし・たむし等の白癬症、にきび、化膿症状)等の副作用が現れることがある。
d ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1g又は1mL中0.025mgを超えて含有する製品では、特に長期連用を避ける必要がある。
詳細

1. (a,b)

2. (a,c)

3. (b,c)

4. (b,d)

5. (c,d)

(c,d)

94 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 外皮用薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a アクリノールは、黄色の色素で、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌)に対する殺菌消毒作用を示すが、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。
b ブテナフィン塩酸塩が配合された外皮用薬を使用している間及び使用後も当分の間は、天候にかかわらず、戸外活動を避けるとともに、日常の外出時に、紫外線に当たるのを避ける必要がある。
c オキシコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。
d 毛髪用薬には、女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して、女性ホルモン成分の一種であるエストラジオール安息香酸エステルが配合されている場合がある。
詳細

1. 正 誤 誤 誤

2. 正 誤 正 正

3. 正 正 正 誤

4. 誤 誤 正 誤

5. 誤 正 誤 正

正 誤 正 正

95 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 歯痛・歯槽膿漏薬及び口内炎用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 歯痛薬(外用)は、歯の齲蝕(むし歯)を修復し、歯痛を鎮めることを目的とする。
b 歯槽膿漏薬は、患部局所に適用する外用薬のほか、内服薬もある。
c 口内炎用薬は、口腔内を清浄にしてから使用することが重要であり、口腔咽喉薬、含嗽薬などを使用する場合には、十分な間隔を置くべきである。
詳細

1. 誤 誤 正

2. 誤 正 正

3. 正 誤 誤

4. 正 正 正

5. 正 誤 正

誤 正 正


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96 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) ニコチン及び禁煙補助剤(咀嚼剤)に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

 タバコの煙に含まれるニコチンは、肺胞の毛細血管から血液中に取り込まれると、すみやかに脳内に到達し、脳の情報を司る部位に働いて( a )、リラックス効果などをもたらす。
 また、ニコチンは、( b )を興奮させる作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を( c )させるおそれがある。
 口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が( d )するため、禁煙補助剤(咀嚼剤)を使用する際には注意が必要である。
詳細

1. a覚醒 b副交感神経系 c増強 d増加

2. a覚醒 b交感神経系  c減弱 d低下

3. a鎮静 b交感神経系  c増強 d増加

4. a鎮静 b副交感神経系 c減弱 d増加

5. a覚醒 b交感神経系  c増強 d低下

a覚醒 b交感神経系  c増強 d低下

97 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) ビタミン成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 詳細

1. 妊娠3ヶ月前から妊娠3ヶ月までの間にビタミンAを1日10000国際単位以上摂取した妊婦から生まれた新生児において先天異常の割合が低下したとの報告がある。

2. ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用がある。

3. ビタミンB6は、タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持に重要な栄養素である。

4. ビタミンEは、体内の脂質を酸化から守り、細胞の活動を助ける栄養素である。

妊娠3ヶ月前から妊娠3ヶ月までの間にビタミンAを1日10000国際単位以上摂取した妊婦から生まれた新生児において先天異常の割合が低下したとの報告がある。

98 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 漢方の特徴・漢方薬使用における基本的な考え方に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 漢方薬は、作用が穏やかであり、重篤な副作用が起きることはない。
b 漢方薬は、使用する人の体質や症状その他の状態に適した処方を既成の処方の中から選択して用いられる。
c 現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、中薬と呼ばれ、漢方薬とは明らかに別物である。
d 漢方処方製剤は、症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多いが、1ヶ月以上継続して服用されることはない。
詳細

1. (a,b)

2. (a,c)

3. (b,c)

4. (b,d)

5. (c,d)

(b,c)

99 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 殺虫剤に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

 ジクロルボスは、( a )系殺虫成分であり、殺虫作用は、アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と( b )に結合してその働きを阻害することによる。ほ乳類において、高濃度又は多量に曝露した場合(特に、誤って飲み込んでしまった場合)には、神経の異常な興奮が起こり、( c )、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがある。
詳細

1. a有機塩素 b可逆的  c縮瞳

2. a有機塩素 b不可逆的 c散瞳

3. a有機リン b不可逆的 c縮瞳

4. a有機リン b可逆的  c散瞳

a有機リン b不可逆的 c縮瞳

100 登録販売者試験(令和元年度)(中国エリア) 一般用検査薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 詳細

1. 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。

2. 経口避妊薬や更年期障害治療薬などのホルモン剤を使用している人では、妊娠していなくても妊娠検査薬の検査結果が陽性となることがある。

3. 尿糖・尿タンパク同時検査の場合、早朝尿(起床直後の尿)を検体とするが、尿糖が検出された場合には、食後の尿について改めて検査して判断する必要がある。

4. 尿糖又は尿タンパクを検出する部分を長い時間尿に浸すことで、正確な検査結果が得られる。

尿糖又は尿タンパクを検出する部分を長い時間尿に浸すことで、正確な検査結果が得られる。


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