登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) | 解答一覧


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51 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 鎮咳去痰薬に含まれている成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ノスカピンは、麻薬性鎮咳成分とも呼ばれ、長期連用や大量摂取によって倦怠感や虚脱感、多幸感等が現れることがある。
b マオウは、交感神経系への刺激作用によって、心臓血管系や、肝臓でのエネルギー代謝等にも影響が生じることが考えられる。
c カンゾウを大量に摂取すると、偽アルドステロン症を引き起こすことがある。
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1. 正 正 正

2. 正 正 誤

3. 正 誤 誤

4. 誤 誤 正

5. 誤 正 正

誤 正 正

52 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 次の表は、ある強心薬に含まれている成分の一覧である。この強心薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
4粒中
 ゴオウ 2.0 mg
 センソ 4.0 mg
 ジンコウ末 4.0 mg
 ガジュツ末 3.6 mg
 ニンジン末 4.4 mg
 ユウタン 0.4 mg
 カンゾウ末 1.6 mg
 オウレンエキス 0.6 mg
 ロクジョウ末 1.0 mg

a ゴオウは、ヒキガエル科のシナヒキガエル等の毒腺の分泌物を集めたものを基原とする生薬である。
b センソは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬である。
c ロクジョウ末は、シカ科のジャコウジカの雄の麝香腺分泌物を基原とする生薬である。
d 本剤は、口内で噛み砕いて服用する必要がある。
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1. 正 誤 正 正

2. 正 正 誤 誤

3. 誤 誤 誤 正

4. 誤 正 正 正

5. 誤 誤 誤 誤

誤 誤 誤 誤

53 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 高コレステロール改善薬に含まれている成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a パンテチンは、高密度リポタンパク質(HDL)の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、低密度リポタンパク質(LDL)産生を高める作用がある。
b 大豆油不鹸化物(ソイステロール)は、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
c ビタミンEは、コレステロールからの過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用があるとされる。
d ルチンは、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
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1. 正 正 誤 誤

2. 誤 正 正 誤

3. 正 誤 正 正

4. 誤 誤 誤 誤

5. 誤 正 正 正

誤 正 正 正

54 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 次の表は、ある貧血用薬に含まれている成分の一覧である。この貧血用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
1錠中
 溶性ピロリン酸第二鉄 79.5 mg
 ビタミンC 50 mg
 ビタミンE酢酸エステル 10 mg
 ビタミンB12 50 µg
 葉酸 1 mg

a 本剤により、便が赤色になることがある。
b ビタミンCは、正常な赤血球の形成を目的として配合されている。
c ビタミンB12 は、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として配合されている。
d 服用前後 30 分はタンニン酸を含む飲食物の摂取を控える。
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1. 誤 正 正 誤

2. 誤 誤 正 正

3. 正 誤 正 誤

4. 誤 誤 誤 正

5. 正 正 誤 正

誤 誤 誤 正

55 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 循環器用薬及びその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 生薬成分であるコウカは、末梢の血行を促して鬱血を除く作用があるとされる。
b ユビデカレノンは、肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける。
c ヘプロニカートは、ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。
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1. 正 誤 誤

2. 誤 正 正

3. 正 正 正

4. 誤 正 誤

正 正 正


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56 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 50 歳女性、婦人病の症状に良い漢方処方製剤はないかドラッグストアに相談に来られた。状態や症状を確認したところ、体力は中等度以下でのぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの冷え性、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、不眠症があることがわかった。次の漢方処方製剤のうち、最も推奨すべきものはどれか。 詳細

1. 桃核承気湯

2. 加味逍遙散

3. 温清飲

4. 五積散

加味逍遙散

57 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 次の表は、ある鼻炎用内服薬に含まれている成分の一覧である。この鼻炎用内服薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
4カプセル中
 プソイドエフェドリン塩酸塩 120 mg
 フェニレフリン塩酸塩 10 mg
 クロルフェニラミンマレイン酸塩 8 mg
 ベラドンナ総アルカロイド 0.4 mg
 グリチルリチン酸 45 mg
 無水カフェイン 100 mg

a プソイドエフェドリン塩酸塩は、長期間にわたって連用された場合、薬物依存につながるおそれがある。
b フェニレフリン塩酸塩は、鼻腔内の刺激を伝達する副交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として、配合されている。
c クロルフェニラミンマレイン酸塩は、排尿困難や口渇、便秘等を生じさせることがある。
d ベラドンナ総アルカロイドは、交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として、配合されている。
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1. 正 誤 正 正

2. 正 正 誤 誤

3. 正 誤 正 誤

4. 誤 誤 誤 正

5. 誤 正 正 正

正 誤 正 誤

58 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)及びその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医療機関でセレギリン塩酸塩等のモノアミン酸化酵素阻害剤が処方されて治療を受けている人は、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された鼻炎用内服薬の使用を避ける必要がある。
b 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きのみを選択的に抑えるので、排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人も問題なく使用できる。
c 皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として、ブロメラインが配合されている場合がある。
d メキタジンについては、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがある。
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1. 正 誤 正 正

2. 正 正 誤 誤

3. 誤 誤 誤 正

4. 誤 正 正 正

5. 誤 誤 正 誤

正 誤 正 正

59 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 次の表は、ある鼻炎用点鼻薬に含まれている成分の一覧である。この鼻炎用点鼻薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
1mL 中
 ナファゾリン塩酸塩 0.5 mg
 クロルフェニラミンマレイン酸塩 5.0 mg
 ベンザルコニウム塩化物 0.2 mg
 リドカイン 3.0 mg

a ナファゾリン塩酸塩は、過度に使用すると鼻粘膜の血管が反応しなくなり、逆に血管が収縮して二次充血を招き、鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。
b クロルフェニラミンマレイン酸塩は、肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示す。
c ベンザルコニウム塩化物は、鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として、配合されている。
d リドカインは、鼻粘膜を清潔に保ち、細菌による二次感染を防止することを目的として、配合されている。
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1. 正 正 正 誤

2. 誤 誤 誤 誤

3. 誤 誤 正 正

4. 誤 正 誤 誤

誤 誤 誤 誤

60 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 妊娠検査薬に関する次の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
 妊娠が成立すると、胎児(受精卵)を取り巻く絨毛細胞から( a )が分泌され始める。妊娠検査薬は、尿中の( a )の有無を調べるものであり、検体としては、( b )の尿が向いている。検査薬が( c )に保管されていたりすると、設計どおりの検出感度を発揮できなくなるおそれがある。
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1. aヒト絨毛性性腺刺激ホルモン  b起床直後  c冷蔵庫内

2. aヒト絨毛性性腺刺激ホルモン  b就寝前   c室温中

3. aヒト絨毛性性腺刺激ホルモン  b起床直後  c室温中

4. aエストラジオール       b起床直後  c室温中

5. aエストラジオール       b就寝前   c冷蔵庫内

aヒト絨毛性性腺刺激ホルモン  b起床直後  c冷蔵庫内


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61 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 胃に作用する薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 消化薬は、胃液の分泌亢進による胃酸過多や、それに伴う胸やけ、腹部の不快感、吐き気等の症状を緩和することを目的とする医薬品である。
b スクラルファートはアルミニウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要がある。
c 味覚や嗅覚に対する刺激作用による健胃成分として、乾燥酵母やカルニチン塩化物が配合されている場合がある。
d 過剰な胃液の分泌を抑える作用を期待して、副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンの働きを抑えるロートエキスやピレンゼピン塩酸塩が配合されている場合がある。
詳細

1. 誤 正 正 誤

2. 誤 正 誤 正

3. 正 誤 正 正

4. 正 誤 正 誤

5. 正 正 誤 正

誤 正 誤 正

62 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 次の表は、ある胃腸薬に含まれている成分の一覧である。この胃腸薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
6錠中
 トリメブチンマレイン酸塩 300 mg
 ビオヂアスターゼ2 0 0 0 120 mg
 リパーゼAP6 45 mg
 カンゾウ末 150 mg
 ロートエキス 30 mg
 炭酸水素ナトリウム 300 mg
 沈降炭酸カルシウム 600 mg
 メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(乾燥物換算) 240 mg

a トリメブチンマレイン酸塩は、腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)ことにより、腸粘膜を保護することを目的として配合されている。
b 本剤の服用により母乳が出にくくなることがある。
c 酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料等での服用は適当でない。
d メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは、胃酸の中和作用のほか、胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成して保護する作用もあるとされる。
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1. 誤 正 正 正

2. 誤 正 誤 誤

3. 正 誤 正 正

4. 正 正 誤 正

5. 正 誤 正 誤

誤 正 正 正

63 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 止瀉薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 木クレオソートは、殺菌作用のほか、局所麻酔作用もあるとされる。
b ロペラミド塩酸塩は、腸管内の異常発酵等によって生じた有害な物質を吸着させることを目的として用いられる。
c 収斂成分を主体とする止瀉薬は、細菌性の下痢や食中毒のときに使用して腸の運動を鎮めると、かえって状態を悪化させるおそれがある。
d タンニン酸ベルベリンに含まれるベルベリンは、牛乳に含まれるタンパク質から精製された成分である。
詳細

1. 誤 正 正 誤

2. 正 誤 正 正

3. 誤 正 誤 正

4. 正 誤 正 誤

5. 正 正 誤 正

正 誤 正 誤

64 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 瀉下薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスによって便通を促すとされている。
b 酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることにより、糞便中の水分量を減らす作用がある。
c ビサコジルは、大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激して、排便を促すと考えられている。
d ヒマシ油は、瀉下薬としては比較的作用が穏やかなため、主に3歳未満の乳幼児の便秘に用いられる。
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1. (a、b)

2. (a、c)

3. (b、d)

4. (c、d)

(a、c)

65 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。
 体力中等度以下で、ときに便が硬く塊状なものの便秘、便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常醗酵、痔の緩和に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。また、本剤を使用している間は、他の瀉下薬の使用を避ける必要がある。
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1. 苓桂朮甘湯

2. 六君子湯

3. 桔梗湯

4. 麻子仁丸

麻子仁丸


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66 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 胃腸鎮痛鎮痙薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組 せはどれか。
a パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示すほか、胃液分泌を抑える作用もある。
b オキセサゼインは、妊娠中や小児における安全性が確立されておらず、妊婦又は妊娠していると思われる女性、15 歳未満の小児では、使用を避けることとされている。
c ブチルスコポラミン臭化物は、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることが知られている。
d 下痢に伴う腹痛については、胃腸鎮痛鎮痙薬を使用することが適当である。
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1. (a、c)

2. (a、d)

3. (b、c)

4. (b、d)

(b、c)

67 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 浣腸薬及び駆虫薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで直腸粘膜を刺激し、排便を促す効果を期待して、炭酸水素ナトリウムが用いられる。
b グリセリンが配合された浣腸薬では、排便時に血圧低下を生じて、立ちくらみの症状が現れるおそれがある。
c サントニンは、回虫の自発運動を抑える作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
d パモ酸ピルビニウムは、回虫に痙攣を起こさせる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
詳細

1. 誤 正 正 誤

2. 正 誤 正 正

3. 誤 正 誤 正

4. 正 誤 正 誤

5. 正 正 誤 正

誤 正 正 誤

68 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 外用痔疾用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 痔に伴う痒みを和らげることを目的として、デカリニウム塩化物が配合されている場合がある。
b ステロイド性抗炎症成分が配合された注入軟膏では、その含有量によらず長期連用を避ける必要がある。
c メチルエフェドリン塩酸塩が配合された坐剤は、交感神経系に対する刺激作用によって心臓血管系や肝臓でのエネルギー代謝等にも影響を生じることが考えられる。
d 痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、ジフェンヒドラミンが配合されている場合がある。
詳細

1. 正 誤 正 正

2. 正 正 誤 正

3. 正 正 誤 誤

4. 誤 誤 正 正

5. 誤 正 正 誤

誤 正 正 誤

69 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 痔疾用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ジブカイン塩酸塩は、毛細血管を補強、強化して出血を抑える働きがある。
b カルバゾクロムは、痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として用いられる。
c アルクロキサは、痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して用いられる。
d カイカクは、マメ科のエンジュの成熟果実を基原とする生薬で、主に止血効果を期待して用いられる。
詳細

1. (a、b)

2. (a、c)

3. (b、d)

4. (c、d)

(c、d)

70 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 点眼薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 一度に何滴も点眼しても効果が増すわけではない。
b 点眼後は、目頭を押さえると、薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐことができる。
c ソフトコンタクトレンズは水分を含みやすく、防腐剤などの配合成分がレンズに吸着されて、角膜に障害を引き起こす原因となるおそれがあるため、全ての製品で、装着したままの点眼は避けることとされている。
d 正確に点眼するため、容器の先端を眼瞼(まぶた)に触れさせながら点眼する。
詳細

1. 誤 正 正 誤

2. 正 誤 誤 誤

3. 正 正 誤 誤

4. 誤 正 正 正

5. 正 誤 正 正

正 正 誤 誤


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71 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 次の表は、ある眼科用薬に含まれている成分の一覧である。この眼科用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
15 ml 中
 アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン) 3 mg
 テトラヒドロゾリン塩酸塩 3 mg
 グリチルリチン酸二カリウム 18 mg
 クロルフェニラミンマレイン酸塩 4.5 mg
 コンドロイチン硫酸ナトリウム 15 mg

a アズレンスルホン酸ナトリウムは、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を期待して配合されている。
b テトラヒドロゾリン塩酸塩は、肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑える作用を示す。
c コンドロイチン硫酸ナトリウムは、抗菌作用を目的に配合されている。
d この眼科用薬を連用又は頻回に使用すると、異常なまぶしさを感じたり、かえって充血を招くことがある。
詳細

1. 正 正 正 誤

2. 誤 正 誤 誤

3. 誤 誤 正 正

4. 正 正 誤 正

5. 正 誤 誤 正

正 誤 誤 正

72 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 消毒薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a オキシドール(過酸化水素水)は、一般細菌類、真菌に対する殺菌消毒作用を示すが、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。
b ヨウ素系殺菌消毒成分は、外用薬として用いた場合でも、まれにショック(アナフィラキシー)のような全身性の重篤な副作用を生じることがある。
c マーキュロクロムは、ヨードチンキと混合すると不溶性沈殿を生じて殺菌作用が低下するため、ヨードチンキと同時に使用しないこととされている。
詳細

1. 正 正 正

2. 誤 誤 正

3. 誤 正 正

4. 正 誤 誤

誤 正 正

73 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 外皮用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a エアゾール剤は、強い刺激を生じるおそれがあるため、目の周囲や粘膜(口唇等)への使用は避けることとされている。
b ヒドロコルチゾンは、非ステロイド性抗炎症成分である。
c 外皮用薬として用いられるポビドンヨードは、口腔咽喉薬や含嗽薬として用いられる場合より高濃度で配合されているため、誤って原液を口腔粘膜に適用しないよう注意する必要がある。
d フェノール(液状フェノール)は、細菌や真菌類のタンパク質を変性させることにより殺菌消毒作用を示し、患部の化膿を防ぐことを目的として用いられる。
詳細

1. 正 誤 正 誤

2. 正 誤 正 正

3. 誤 正 誤 正

4. 正 正 誤 誤

5. 誤 正 正 正

正 誤 正 正

74 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 歯痛薬及び歯槽膿漏薬に含まれている成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して、オイゲノールが配合されている場合がある。
b 炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、銅クロロフィリンナトリウムが配合されている場合がある。
c 歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることを目的として、クロルヘキシジングルコン酸塩が配合されている場合がある。
d 炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用を期待して、アラントインが配合されている場合がある。
詳細

1. 誤 正 正 正

2. 誤 正 誤 誤

3. 誤 誤 正 正

4. 正 正 誤 正

5. 正 誤 正 誤

誤 誤 正 正

75 登録販売者試験(令和3年度)(北関東・甲信越エリア) 禁煙補助剤とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 妊婦又は妊娠していると思われる女性は、禁煙することが推奨されるので、積極的に禁煙補助剤を使用することが望ましい。
b 禁煙補助剤を使用するニコチン置換療法は、ニコチンの摂取方法を喫煙以外に換えて離脱症状の軽減を図りながら徐々に摂取量を減らし、最終的にニコチン摂取をゼロにする方法である。
c 咀嚼剤は、大量に使用しても禁煙達成が早まるものでなく、かえってニコチン過剰摂取による副作用のおそれがある。
d アドレナリン作動成分が配合された医薬品(鎮咳去痰薬、鼻炎用薬、痔疾用薬等)との併用により、その作用を減弱させるおそれがある。
詳細

1. 誤 正 正 誤

2. 正 誤 正 正

3. 誤 正 誤 正

4. 正 誤 誤 誤

5. 正 正 誤 正

誤 正 正 誤


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