51 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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PMBOKガイド第6版によれば,プロジェクトの各フェーズが終了した時点で実施する"フェーズ・ゲート"の目的として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 現在のプロジェクトのパフォーマンスを測定し,ベースラインと比較してプロジェクトの状況を把握する。
2. 第三者がプロジェクトの成果物をレビューすることによって,設計の不具合の有無を確認する。
3. プロジェクトの全体リスク及び特定された個別リスクについて,リスク対応策の有効性を評価する。
4. プロジェクトのパフォーマンスや進捗状況を評価して,プロジェクトの継続や中止を判断する。
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プロジェクトのパフォーマンスや進捗状況を評価して,プロジェクトの継続や中止を判断する。
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52 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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次のプレシデンスダイアグラムで表現されたプロジェクトスケジュールネットワーク図を,アローダイアグラムに書き直したものはどれか。ここで,プレシデンスダイアグラムの依存関係は全てFS関係とする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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53 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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PMBOKガイド第6版によれば,リスクの定量的分析で実施することはどれか。
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詳細
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1. 発生の可能性や影響のみならず他の特性を評価することによって,さらなる分析や行動のためにプロジェクトの個別リスクに優先順位を付ける。
2. プロジェクトの個別の特定した個別リスクと,プロジェクト目標全体における他の不確実性要因が複合した影響を数量的に分析する。
3. プロジェクトの全体リスクとプロジェクトの個別リスクに対処するために,選択肢の策定,戦略の選択,及び対応処置を合意する。
4. プロジェクトの全体リスクの要因だけでなくプロジェクトの個別リスクの要因も特定し,それぞれの特性を文書化する。
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プロジェクトの個別の特定した個別リスクと,プロジェクト目標全体における他の不確実性要因が複合した影響を数量的に分析する。
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54 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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サービスマネジメントシステムにおける問題管理の活動のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 同じインシデントが発生しないように問題は根本原因を特定して必ず恒久的に解決する。
2. 同じ問題が重複して管理されないように,既知の誤りは記録しない。
3. 問題管理の負荷を低減するために,解決した問題は直ちに問題管理の対象から除外する。
4. 問題を特定するために,インシデントのデータ及び傾向を分析する。
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問題を特定するために,インシデントのデータ及び傾向を分析する。
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55 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき,バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。
〔処理条件〕
(1) 毎月初日(1日)にフルバックアップを取る。フルバックアップは1本の磁気テープに1回分を記録する。
(2) フルバックアップを取った翌日から次のフルバックアップを取るまでは,毎日,差分バックアップを取る。差分バックアップは,差分バックアップ用としてフルバックアップとは別の磁気テープに追記録し,1本に1カ月分を記録する。
(3) 常に6か月前の同一日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする。ただし,6か月前の月に同一日が存在しない場合は,当該月の末日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする (例:本日が10月31日の場合は,4月30日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする)。
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詳細
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1. 12
2. 13
3. 14
4. 15
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14
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56 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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"24時間365日"の有人オペレーションサービスを提供する。シフト勤務の条件が次のとき,オペレータは最少で何人必要か。
〔条件〕
(1) 1日に3シフトの交代勤務とする。
(2) 各シフトで勤務するオペレータは2人以上とする。
(3) 各オペレータの勤務回数は7日間当たり5回以内とする。
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詳細
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1. 8
2. 9
3. 10
4. 16
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9
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57 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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経済産業省"情報セキュリティ監査基準 実施基準ガイドライン(Ver1.0)" における,情報セキュリティ対策の適切性に対して一定の保証を付与することを目的とする監査(保証型の監査)と情報セキュリティ対策の改善に役立つ助言を行うことを目的とする監査(助言型の監査)の実施に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 同じ監査対象に対して情報セキュリティ監査を実施する場合,保証型の監査から手がけ,保証が得られた後に助言型の監査に切り替えなければならない。
2. 情報セキュリティ監査において,保証型の監査と助言型の監査は排他的であり,監査人はどちらで監査を実施するかを決定しなければならない。
3. 情報セキュリティ監査を保証型で実施するか助言型で実施するかは,監査要請者のニーズによって決定するのではなく,監査人の責任において決定する。
4. 不特定多数の利害関係者の情報を取り扱う情報システムに対しては,保証型の監査を定期的に実施し,その結果を開示することが有用である。
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不特定多数の利害関係者の情報を取り扱う情報システムに対しては,保証型の監査を定期的に実施し,その結果を開示することが有用である。
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58 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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アジャイル開発を対象とした監査の着眼点として,システム管理基準(平成30年)に照らして,適切なものはどれか。
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詳細
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1. ウォータフォール型開発のように,要件定義,設計,プログラミングなどの工程ごとの完了基準に沿って,開発作業を逐次的に進めていること
2. 業務システムの開発チームが,情報システム部門の要員だけで構成されていること
3. 業務システムの開発チームは,実装された機能について利害関係者へのデモンストレーションを実施し,参加者からフィードバックを得ていること
4. 全ての開発作業が完了した後に,本番環境へのリリース計画を策定していること
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業務システムの開発チームは,実装された機能について利害関係者へのデモンストレーションを実施し,参加者からフィードバックを得ていること
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59 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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データの生成から入力,処理,出力,活用までのプロセス,及び組み込まれているコントロールを,システム監査人が書面上で又は実際に追跡する技法はどれか。
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詳細
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1. インタビュー法
2. ウォークスルー法
3. 監査モジュール法
4. ペネトレーションテスト法
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ウォークスルー法
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60 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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システム監査基準(平成30年)に基づいて,監査報告書に記載された指摘事項に対応する際に,
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詳細
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1. 監査対象部門が,経営者の指摘事項に対するリスク受容を理由に改善を行わないこととする。
2. 監査対象部門が,自発的な取組によって指摘事項に対する改善に着手する。
3. システム監査人が,監査対象部門の改善計画を作成する。
4. システム監査人が,監査対象部門の改善実施状況を確認する。
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システム監査人が,監査対象部門の改善計画を作成する。
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61 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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テレワークで活用しているVDIに関する記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. PC環境を仮想化してサーバ上に置くことで,社外から端末の種類を選ばず自分のデスクトップPC環境として利用できるシステム
2. インターネット上に仮想の専用線を設定し,特定の人だけが利用できる専用ネットワーク
3. 紙で保管されている資料を,ネットワークを介して遠隔地からでも参照可能な電子書類に変換・保存することができるツール
4. 対面での会議開催が困難な場合に,ネットワークを介して対面と同じようなコミュニケーションができるツール
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PC環境を仮想化してサーバ上に置くことで,社外から端末の種類を選ばず自分のデスクトップPC環境として利用できるシステム
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62 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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物流業務において,10%の物流コストの削減の目標を立てて,図のような業務プロセスの改善活動を実施している。図中のcに相当する活動はどれか。
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詳細
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1. CSF(Critical Success Factor)の抽出
2. KGI(Key Goal Indicator)の設定
3. KPI(Key Performance Indicator)の設定
4. MBO(Management by Objectives)の導入
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KPI(Key Performance Indicator)の設定
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63 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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事業目標達成のためのプログラムマネジメントの考え方として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 活動全体を複数のプロジェクトの結合体と捉え,複数のプロジェクトの連携,統合,相互作用を通じて価値を高め,組織全体の戦略の実現を図る。
2. 個々のプロジェクト管理を更に細分化することによって,プロジェクトに必要な技術や確保すべき経営資源の明確化を図る。
3. システムの開発に使用するプログラム言語や開発手法を早期に検討することによって,開発リスクを低減し,投資効果の最大化を図る。
4. リスクを最小化するように支援する専門組織を設けることによって,組織全体のプロジェクトマネジメントの能力と品質の向上を図る。
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活動全体を複数のプロジェクトの結合体と捉え,複数のプロジェクトの連携,統合,相互作用を通じて価値を高め,組織全体の戦略の実現を図る。
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64 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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A社は,社員10名を対象に,ICT活用によるテレワークを導入しようとしている。テレワーク導入後5年間の効果("テレワークで削減可能な費用"から"テレワークに必要な費用"を差し引いた額)の合計は何万円か。
〔テレワークの概要〕
・テレワーク対象者は,リモートアクセスツールを利用して,テレワーク用PCから社内システムにインターネット経由でアクセスして,フルタイムで在宅勤務を行う。
・テレワーク用PCの購入費用,リモートアクセスツールの費用,自宅・会社間のインターネット回線費用は会社が負担する。
・テレワークを導入しない場合は,育児・介護理由によって,毎年1名の離職が発生する。フルタイムの在宅勤務制度を導入した場合は,離職を防止できる。離職が発生した場合は,その補充のために中途採用が必要となる。
・テレワーク対象者分の通勤費とオフィススペース・光熱費が削減できる。
・在宅勤務によって,従来,通勤に要していた時間が削減できるが,その効果は考慮しない。
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詳細
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1. 610
2. 860
3. 950
4. 1,260
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860
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65 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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RFIを説明したものはどれか。
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詳細
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1. サービス提供者と顧客との間で,提供するサービスの内容,品質などに関する保証範囲やペナルティについてあらかじめ契約としてまとめた文書
2. システム化に当たって,現在の状況において利用可能な技術・製品,ベンダにおける導入実績など実現手段に関する情報提供をベンダに依頼する文書
3. システムの調達のために,調達側からベンダに技術的要件,サービスレベル要件,契約条件などを提示し,指定した期限内で実現策の提案を依頼する文書
4. 要求定義との整合性を図り,利用者と開発要員及び運用要員の共有物とするために,業務処理の概要,入出力情報の一覧,データフローなどをまとめた文書
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システム化に当たって,現在の状況において利用可能な技術・製品,ベンダにおける導入実績など実現手段に関する情報提供をベンダに依頼する文書
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66 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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半導体メーカが行っているファウンドリサービスの説明として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 商号や商標の使用権とともに,一定地域内での商品の独占販売権を与える。
2. 自社で半導体製品の企画,設計から製造までを一貫して行い,それを自社ブランドで販売する。
3. 製造設備をもたず,半導体製品の企画,設計及び開発を専門に行う。
4. 他社からの製造委託を受けて,半導体製品の製造を行う。
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他社からの製造委託を受けて,半導体製品の製造を行う。
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67 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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バリューチェーンの説明はどれか。
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詳細
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1. 企業活動を,五つの主活動と四つの支援活動に区分し,企業の競争優位の源泉を分析するフレームワーク
2. 企業の内部環境と外部環境を分析し,自社の強みと弱み,自社を取り巻く機会と脅威を整理し明確にする手法
3. 財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長の四つの視点から企業を分析し,戦略マップを策定するフレームワーク
4. 商品やサービスを,誰に,何を,どのように提供するかを分析し,事業領域を明確にする手法
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企業活動を,五つの主活動と四つの支援活動に区分し,企業の競争優位の源泉を分析するフレームワーク
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68 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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あるメーカがビールと清涼飲料水を生産する場合,表に示すように6種類のケース(A~F)によって異なるコストが掛かる。このメーカの両製品の生産活動におけるスケールメリットとシナジー効果についての記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. スケールメリットはあるが,シナジー効果はない。
2. スケールメリットはないが,シナジー効果はある。
3. スケールメリットとシナジー効果がともにある。
4. スケールメリットとシナジー効果がともにない。
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スケールメリットはないが,シナジー効果はある。
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69 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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新しい事業に取り組む際の手法として,E.リースが提唱したリーンスタートアップの説明はどれか。
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詳細
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1. 国・地方公共団体など,公共機関の補助金・助成金の交付を前提とし,事前に詳細な事業計画を検討・立案した上で,公共性のある事業を立ち上げる手法
2. 市場環境の変化によって競争力を喪失した事業分野に対して,経営資源を大規模に追加投入し,リニューアルすることによって,基幹事業として再出発を期す手法
3. 持続可能な事業を迅速に構築し,展開するために,あらかじめ詳細に立案された事業計画を厳格に遂行して,成果の検証や計画の変更を最小限にとどめる手法
4. 実用最小限の製品・サービスを短期間で作リ,構築・計測・学習というフィードバックループで改良や方向転換をして,継続的にイノベーションを行う手法
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実用最小限の製品・サービスを短期間で作リ,構築・計測・学習というフィードバックループで改良や方向転換をして,継続的にイノベーションを行う手法
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令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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SFAを説明したものはどれか。
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詳細
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1. 営業活動にITを活用して営業の効率と品質を高め,売上・利益の大幅な増加や,顧客満足度の向上を目指す手法・概念である。
2. 卸売業・メーカが小売店の経営活動を支援することによって,自社との取引量の拡大につなげる手法・概念である。
3. 企業全体の経営資源を有効かつ総合的に計画して管理し,経営の効率向上を図るための手法・概念である。
4. 消費者向けや企業間の商取引を,インターネットなどの電子的なネットワークを活用して行う手法・概念である。
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営業活動にITを活用して営業の効率と品質を高め,売上・利益の大幅な増加や,顧客満足度の向上を目指す手法・概念である。
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71 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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IoT活用におけるディジタルツインの説明はどれか。
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詳細
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1. インターネットを介して遠隔地に設置した3Dプリンタへ設計データを送り,短時間に複製物を製作すること
2. システムを正副の二重に用意し,災害や故障時にシステムの稼働の継続を保証すること
3. 自宅の家電機器とインターネットでつながり,稼働監視や操作を遠隔で行うことができるウェアラブルデバイスのこと
4. ディジタル空間に現実世界と同等な世界を,様々なセンサで収集したデータを用いて構築し,現実世界では実施できないようなシミュレーションを行うこと
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ディジタル空間に現実世界と同等な世界を,様々なセンサで収集したデータを用いて構築し,現実世界では実施できないようなシミュレーションを行うこと
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令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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個人が,インターネットを介して提示された単発の仕事を受託する働き方や,それによって形成される経済形態を表すものはどれか。
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詳細
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1. APIエコノミー
2. ギグエコノミー
3. シャドーエコノミー
4. トークンエコノミー
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ギグエコノミー
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73 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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IoTの技術として注目されている,エッジコンピューティングの説明として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 演算処理のリソースをセンサ端末の近傍に置くことによって,アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行う。
2. 人体に装着して脈拍センサなどで人体の状態を計測して解析を行う。
3. ネットワークを介して複数のコンピュータを結ぶことによって,全体として処理能力が高いコンピュータシステムを作る。
4. 周りの環境から微小なエネルギーを収穫して,電力に変換する。
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演算処理のリソースをセンサ端末の近傍に置くことによって,アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行う。
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74 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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リーダシップ論のうち,ハーシィ&ブランチャードが提唱するSL理論の特徴はどれか。
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詳細
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1. 優れたリーダシップを発揮する,リーダ個人がもつ性格,知性,外観などの個人的資質の分析に焦点を当てている。
2. リーダシップのスタイルについて,目標達成能力と集団維持能力の二つの次元に焦点を当てている。
3. リーダシップの有効性は,部下の成熟(自律性)の度合いという状況要因に依存するとしている。
4. リーダシップの有効性は,リーダがもつパーソナリティと,リーダがどれだけ統制力や影響力を行使できるかという状況要因に依存するとしている。
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リーダシップの有効性は,部下の成熟(自律性)の度合いという状況要因に依存するとしている。
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75 |
令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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いずれも時価100円の株式A~Dのうち,一つの株式に投資したい。経済の成長を高,中,低の三つに区分したときのそれぞれの株式の予想値上がり幅は,表のとおりである。マクシミン原理に従うとき,どの株式に投資することになるか。
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詳細
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1. A
2. B
3. C
4. D
|
A
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