51 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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ある組織では,プロジェクトのスケジュールとコストの管理にアーンドバリューマネジメントを用いている。期間10日間のプロジェクトの,5日目の終了時点の状況は表のとおりである。この時点でのコスト効率が今後も続くとしたとき,完成時総コスト見積り(EAC)は何万円か。
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詳細
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1. 110
2. 120
3. 135
4. 150
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150
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52 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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プロジェクトのスケジュールを短縮するために,アクティビティに割り当てる資源を増やして,アクティビティの所要期間を短縮する技法はどれか。
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詳細
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1. クラッシング
2. クリティカルチェーン法
3. ファストトラッキング
4. モンテカルロ法
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クラッシング
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53 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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ソフトウェア開発プロジェクトにおいて,表の全ての作業を完了させるために必要な期間は最短で何日間か。
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詳細
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1. 80
2. 95
3. 100
4. 120
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100
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54 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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プロジェクトのコンティンジェンシ計画において決定することとして,適切なものはどれか。
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詳細
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1. あらかじめ定義された,ある条件のときにだけ実行する対応策
2. 活動リストの活動ごとに必要な資源
3. プロジェクトに適用する品質の要求事項及び規格
4. プロジェクトのステークホルダの情報及びコミュニケーションのニーズ
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あらかじめ定義された,ある条件のときにだけ実行する対応策
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55 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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あるシステムにおけるデータ復旧の要件が次のとおりであるとき,データのバックアップは最長で何時間ごとに取得する必要があるか。
〔データ復旧の要件〕
・RTO(目標復旧時間):3時間
・RPO(目標復旧時点):12時間前
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詳細
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1. 3
2. 9
3. 12
4. 15
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12
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56 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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ITIL 2011 editionでは,可用性管理における重要業績評価指標(KPI)の例として,"保守性を表す指標値"の短縮を挙げている。保守性を表す指標に該当するものはどれか。
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詳細
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1. 一定期間内での中断の数
2. 平均故障間隔
3. 平均サービス・インシデント間隔
4. 平均サービス回復時間
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平均サービス回復時間
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令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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基幹業務システムの構築及び運用において,データ管理者(DA)とデータベース管理者(DBA)を別々に任命した場合のDAの役割として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 業務データ量の増加傾向を把握し,ディスク装置の増設などを計画して実施する。
2. システム開発の設計工程では,主に論理データベース設計を行い,データ項目を管理して標準化する。
3. システム開発のテスト工程では,主にパフォーマンスチューニングを担当する。
4. システム障害が発生した場合には,データの復旧や整合性のチェックなどを行う。
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システム開発の設計工程では,主に論理データベース設計を行い,データ項目を管理して標準化する。
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58 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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事業継続計画(BCP)について監査を実施した結果,適切な状況と判断されるものはどれか。
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詳細
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1. 従業員の緊急連絡先リストを作成し,最新版に更新している。
2. 重要書類は複製せずに,1か所で集中保管している。
3. 全ての業務について,優先順位なしに同一水準のBCPを策定している。
4. 平時にはBCPを従業員に非公開としている。
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従業員の緊急連絡先リストを作成し,最新版に更新している。
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59 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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監査調書に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 監査調書には,監査対象部門以外においても役立つ情報があるので,全て企業内で公開すべきである。
2. 監査調書の役割として,監査実施内容の客観性を確保し,監査の結論を支える合理的な根拠とすることなどが挙げられる。
3. 監査調書は,通常,電子媒体で保管されるが,機密保持を徹底するためバックアップは作成すべきではない。
4. 監査調書は監査の過程で入手した客観的な事実の記録なので,監査担当者の所見は記述しない。
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監査調書の役割として,監査実施内容の客観性を確保し,監査の結論を支える合理的な根拠とすることなどが挙げられる。
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60 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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監査証拠の入手と評価に関する記述のうち,システム監査基準(平成30年)に照らして,適切でないものはどれか。
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詳細
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1. アジャイル手法を用いたシステム開発プロジェクトにおいては,管理用ドキュメントとしての体裁が整っているものだけが監査証拠として利用できる。
2. 外部委託業務実施拠点に対する監査において,システム監査人が委託先から入手した第三者の保証報告書に依拠できると判断すれば,現地調査を省略できる。
3. 十分かつ適切な監査証拠を入手するための本調査の前に,監査対象の実態を把握するための予備調査を実施する。
4. 一つの監査目的に対して,通常は,複数の監査手続を組み合わせて監査を実施する。
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アジャイル手法を用いたシステム開発プロジェクトにおいては,管理用ドキュメントとしての体裁が整っているものだけが監査証拠として利用できる。
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61 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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システム管理基準(平成30年)によれば,ITシステムの運用・利用におけるログ管理に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 取得したログは,不正なアクセスから保護し,内容が改ざんされないように保管する。
2. 通常の運用範囲を超えたアクセスや違反行為に関するログを除外し,運用の作業ログ,利用部門の活動ログを記録し,保管する。
3. 特権的アクセスのログは,あまり重要ではないので,分析対象から除外する。
4. 保管したログは,情報セキュリティインシデントが発生した場合にだけ分析し,分析結果に応じて必要な対策を講じる。
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取得したログは,不正なアクセスから保護し,内容が改ざんされないように保管する。
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62 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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SOAの説明はどれか。
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詳細
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1. 会計,人事,製造,購買,在庫管理,販売などの企業の業務プロセスを一元管理することによって,業務の効率化や経営資源の全体最適を図る手法
2. 企業の業務プロセス,システム化要求などのニーズと,ソフトウェアパッケージの機能性がどれだけ適合し,どれだけかい離しているかを分析する手法
3. 業務プロセスの問題点を洗い出して,目標設定,実行,チェック,修正行動のマネジメントサイクルを適用し,継続的な改善を図る手法
4. 利用者の視点から各業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって,業務プロセスとの対応付けや他のソフトウェアとの連携を容易にする手法
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利用者の視点から各業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって,業務プロセスとの対応付けや他のソフトウェアとの連携を容易にする手法
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63 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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BPOの説明はどれか。
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詳細
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1. 災害や事故で被害を受けても,重要事業を中断させない,又は可能な限り中断期間を短くする仕組みを構築すること
2. 社内業務のうちコアビジネスでない事業に関わる業務の一部又は全部を,外部の専門的な企業に委託すること
3. 製品の基準生産計画,部品表及び在庫情報を基に,資材の所要量と必要な時期を求め,これを基準に資材の手配,納入の管理を支援する生産管理手法のこと
4. プロジェクトを,戦略との適合性や費用対効果,リスクといった観点から評価を行い,情報化投資のバランスを管理し,最適化を図ること
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社内業務のうちコアビジネスでない事業に関わる業務の一部又は全部を,外部の専門的な企業に委託すること
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64 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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IT投資効果の評価方法において,キャッシュフローベースで初年度の投資によるキャッシュアウトを何年後に回収できるかという指標はどれか。
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詳細
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1. IRR(Internal Rate of Return)
2. NPV(Net Present Value)
3. PBP(Pay Back Period)
4. ROI(Return On Investment)
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PBP(Pay Back Period)
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65 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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非機能要件の使用性に該当するものはどれか。
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詳細
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1. 4時間以内のトレーニングを受けることで,新しい画面を操作できるようになること
2. 業務量がピークの日であっても,8時間以内で夜間バッチ処理を完了できること
3. 現行のシステムから新システムに72時間以内で移行できること
4. 地震などの大規模災害時であっても,144時間以内にシステムを復旧できること
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4時間以内のトレーニングを受けることで,新しい画面を操作できるようになること
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66 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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UMLの図のうち,業務要件定義において,業務フローを記述する際に使用する,処理の分岐や並行処理,処理の同期などを表現できる図はどれか。
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詳細
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1. アクティビティ図
2. クラス図
3. 状態遷移図
4. ユースケース図
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アクティビティ図
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67 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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PPMにおいて,投資用の資金源と位置付けられる事業はどれか。
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詳細
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1. 市場成長率が高く,相対的市場占有率が高い事業
2. 市場成長率が高く,相対的市場占有率が低い事業
3. 市場成長率が低く,相対的市場占有率が高い事業
4. 市場成長率が低く,相対的市場占有率が低い事業
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市場成長率が低く,相対的市場占有率が高い事業
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68 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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アンゾフの成長マトリクスを説明したものはどれか。
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詳細
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1. 外部環境と内部環境の観点から,強み,弱み,機会,脅威という四つの要因について情報を整理し,企業を取り巻く環境を分析する手法である。
2. 企業のビジョンと戦略を実現するために,財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長という四つの視点から事業活動を検討し,アクションプランまで具体化していくマネジメント手法である。
3. 事業戦略を,市場浸透,市場拡大,製品開発,多角化という四つのタイプに分類し,事業の方向性を検討する際に用いる手法である。
4. 製品ライフサイクルを,導入期,成長期,成熟期,衰退期という四つの段階に分類し,企業にとって最適な戦略を立案する手法である。
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事業戦略を,市場浸透,市場拡大,製品開発,多角化という四つのタイプに分類し,事業の方向性を検討する際に用いる手法である。
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69 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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バイラルマーケティングの説明はどれか。
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詳細
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1. 顧客の好みや欲求の多様化に対応するために,画一的なマーケティングを行うのではなく,顧客一人ひとりの興味関心に合わせてマーケティングを行う手法
2. 市場全体をセグメント化せずに一つとして捉え,一つの製品を全ての購買者に対し,画一的なマーケティングを行う手法
3. 実店舗での商品販売,ECサイトなどのバーチャル店舗販売など複数のチャネルを連携させ,顧客がチャネルを意識せず購入できる利便性を実現する手法
4. 人から人へ,プラスの評価が口コミで爆発的に広まりやすいインターネットの特長を生かす手法
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人から人へ,プラスの評価が口コミで爆発的に広まりやすいインターネットの特長を生かす手法
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70 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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半導体産業において,ファブレス企業と比較したファウンドリ企業のビジネスモデルの特徴として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 工場での生産をアウトソーシングして,生産設備への投資を抑える。
2. 自社製品の設計,マーケティングに注力し,新市場を開拓する。
3. 自社製品の販売に注力し,売上げを拡大する。
4. 複数の企業から生産だけを専門に請け負い,多くの製品を低コストで生産する。
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複数の企業から生産だけを専門に請け負い,多くの製品を低コストで生産する。
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71 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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XBRLで主要な取扱いの対象とされている情報はどれか。
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詳細
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1. 医療機関のカルテ情報
2. 企業の顧客情報
3. 企業の財務情報
4. 自治体の住民情報
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企業の財務情報
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72 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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"かんばん方式"を説明したものはどれか。
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詳細
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1. 各作業の効率を向上させるために,仕様が統一された部品,半製品を調達する。
2. 効率よく部品調達を行うために,関連会社から部品を調達する。
3. 中間在庫を極力減らすために,生産ラインにおいて,後工程が必要とする部品を自工程で生産できるように,必要な部品だけを前工程から調達する。
4. より品質の高い部品を調達するために,部品の納入指定業者を複数定め,競争入札で部品を調達する。
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中間在庫を極力減らすために,生産ラインにおいて,後工程が必要とする部品を自工程で生産できるように,必要な部品だけを前工程から調達する。
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73 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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製造業のA社では,NC工作機械を用いて,四つの仕事a~dを行っている。各仕事間の段取り時間は表のとおりである。合計の段取り時間が最小になるように仕事を行った場合の合計段取り時間は何時間か。ここで,仕事はどの順序で行ってもよく,a~dを一度ずつ行うものとし,FROMからTOへの段取り時間で検討する。
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詳細
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1. 4
2. 5
3. 6
4. 7
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4
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74 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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会議におけるファシリテータの役割として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 技術面や法律面など,自らが専門とする特定の領域の議論に対してだけ,助言を行う。
2. 議長となり,経営層の意向に合致した結論を導き出すように議論をコントロールする。
3. 中立公平な立場から,会議の参加者に発言を促したり,議論の流れを整理したりする。
4. 日程調整・資料準備・議事録作成など,会議運営の事務的作業に特化した支援を行う。
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中立公平な立場から,会議の参加者に発言を促したり,議論の流れを整理したりする。
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75 |
令和4年度 春期 応用情報技術者試験 |
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リーダシップ論のうち,PM理論の特徴はどれか。
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詳細
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1. 優れたリーダシップを発揮する,リーダ個人がもつ性格,知性,外観などの個人的資質の分析に焦点を当てている。
2. リーダシップのスタイルについて,目標達成能力と集団維持能力の二つの次元に焦点を当てている。
3. リーダシップの有効性は,部下の成熟(自律性)の度合いという状況要因に依存するとしている。
4. リーダシップの有効性は,リーダがもつパーソナリティと,リーダがどれだけ統制力や影響力を行使できるかという状況要因に依存するとしている。
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リーダシップのスタイルについて,目標達成能力と集団維持能力の二つの次元に焦点を当てている。
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