51 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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プロジェクトマネジメントにおけるスコープの管理の活動はどれか。
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詳細
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1. 開発ツールの新機能の教育が不十分と分かったので,開発ツールの教育期間を2日間延長した。
2. 要件定義が完了した時点で再見積りをしたところ,当初見積もった開発コストを超過することが判明したので,追加予算を確保した。
3. 連携する計画であった外部システムのリリースが延期になったので,この外部システムとの連携に関わる作業は別プロジェクトで実施することにした。
4. 割り当てたテスト担当者が期待した成果を出せなかったので,経験豊富なテスト担当者と交代した。
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連携する計画であった外部システムのリリースが延期になったので,この外部システムとの連携に関わる作業は別プロジェクトで実施することにした。
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52 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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PMBOKガイド第7版によれば,WBSの最下位のレベルの作業を何と呼ぶか。
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詳細
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1. WBS辞書
2. アクティビティ・リスト
3. プロジェクト・スコープ
4. ワーク・パッケージ
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ワーク・パッケージ
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53 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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プロジェクトマネジメントにおいて,プロジェクトチームのパフォーマンスを高めるために,チームメンバーを同じ作業場所に集めることを何というか。
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詳細
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1. コロケーション
2. ネットワーキング
3. バーチャルチーム
4. ファシリテーション
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コロケーション
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54 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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プロジェクトマネジメントにおけるファストトラッキングの例として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. クリティカルパス上のアクティビティの開始が遅れたので,そのアクティビティに人的資源を追加した。
2. コストを削減するために,これまで承認されていた残業を禁止した。
3. 仕様の確定が大幅に遅れたので,プロジェクトの完了予定日を延期した。
4. 設計が終わったモジュールから順にプログラム開発を実施するようにして,スケジュールを短縮した。
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設計が終わったモジュールから順にプログラム開発を実施するようにして,スケジュールを短縮した。
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55 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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サービスマネジメントにおいて,中断したサービスを復旧させるときの目標を定めた指標に,RTO(目標復旧時間),RPO(目標復旧時点)及びRLO(目標復旧レベル)がある。RTOとRLOとを定めた例として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. サービスが中断する3時間前の時点の状態にデータを復旧し,利用者の50%以上にサービスを提供できるようにする。
2. サービスが中断する直前の状態にデータを復旧し,当日のサービス終了時刻を,サービスが中断していた時間だけ延長する。
3. サービスの中断から1時間以内に,中断する1時間前の時点の状態にデータを復旧する。
4. サービスの中断から1日以内に,中断したサービスのうちの重要なサービスに限定してサービスを復旧する。
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サービスの中断から1日以内に,中断したサービスのうちの重要なサービスに限定してサービスを復旧する。
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56 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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JIS Q 20000-1:2020(サービスマネジメントシステム要求事項)によれば,継続的改善に関する記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 改善活動では,品質と費用の両方について改善の目標を設定しなければならない。
2. 改善活動は,提供するサービスを改善の対象にして,サービスマネジメントシステムを改善の対象にしない。
3. 改善の機会に対して適用する評価基準には,改善とサービスマネジメントの目的との整合性が含まれなければならない。
4. 実施された改善は,設定した目標に照らして測定するのではなく,改善前と比較した改善の効果を測定する。
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改善の機会に対して適用する評価基準には,改善とサービスマネジメントの目的との整合性が含まれなければならない。
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57 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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入出力データの管理方針の例として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 出力帳票の利用状況を定期的に点検し,利用されていないと判断したものは,情報システム部門の判断で出力を停止する。
2. 出力帳票は授受管理表などを用いて確実に受渡しを行い,情報の重要度によっては業務部門の管理者に手渡しする。
3. チェックによって発見された入力データの誤りは,情報システム部門の判断で迅速に修正する。
4. 入力原票やEDI受信ファイルなどの取引情報は,機密性を確保するために,データをシステムに取り込んだ後に速やかに廃棄する。
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出力帳票は授受管理表などを用いて確実に受渡しを行い,情報の重要度によっては業務部門の管理者に手渡しする。
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58 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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システム監査において,監査手続の適用に際して用いられる技法のうち,データの生成から入力,処理,出力,活用までのプロセス,及び組み込まれているコントロールを,書面上で,又は実際に追跡するものはどれか。
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詳細
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1. ウォークスルー法
2. チェックリスト法
3. 突合・照合法
4. ドキュメントレビュー法
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ウォークスルー法
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59 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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システム監査基準(令和5年)における予備調査についての記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 監査対象先の事務手続やマニュアルなどを通じて,業務内容,業務分掌,体制などを把握する。
2. 監査対象の実態を把握するために,必ず現地に赴いて実施する。
3. 監査の結論を裏付けるために,十分な監査証拠を入手する。
4. 調査の範囲は,監査対象先だけに限定する。
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監査対象先の事務手続やマニュアルなどを通じて,業務内容,業務分掌,体制などを把握する。
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令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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システム監査基準(令和5年)におけるフォローアップの説明として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 監査対象先が,監査報告書の指摘事項及び改善提案を基に改善計画の策定を行うこと
2. 監査部門の責任者が,監査報告書を基に監査の実施状況と指摘事項の妥当性を確認すること
3. システム監査人が,監査報告書に記載した改善提案の実施状況に関する情報を収集し,改善状況をモニタリングすること
4. システム監査人が,時間の関係で調査が終了しなかった監査項目を追跡調査して報告すること
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システム監査人が,監査報告書に記載した改善提案の実施状況に関する情報を収集し,改善状況をモニタリングすること
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令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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経済産業省が取りまとめた"デジタル経営改革のための評価指標(DX推進指標)"によれば,DXを実現する上で基盤となるITシステムの構築に関する指標において,"ITシステムに求められる要素"について経営者が確認すべき事項はどれか。
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詳細
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1. ITシステムの全体設計や協働できるベンダーの選定などを行える人材を育成・確保できているか。
2. 環境変化に迅速に対応し,求められるデリバリースピードに対応できるITシステムとなっているか
3. データ処理において,リアルタイム性よりも,ビッグデータの蓄積と事後の分析が重視されているか
4. データを迅速に活用するために,全体最適よりも,個別最適を志向したITシステムとなっているか。
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環境変化に迅速に対応し,求められるデリバリースピードに対応できるITシステムとなっているか
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令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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官民データ活用推進基本法などに基づいて進められているオープンデータバイデザインに関して,行政機関における取組についての記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 行政機関が保有する個人情報を産業振興などの目的でオープン化する場合は,データ公開に先立ち,個人情報保護委員会への届出が義務化されている。
2. 行政機関において収集蓄積された既存のデータが公開される場合,営利目的の利用は許されておらず,非営利の用途に限って利用が認められている。
3. 行政機関における情報システムの設計において,情報セキュリティを確保する観点から,公開するデータの用途を行政機関同士の相互利用に限定している。
4. 対象となる行政データを,二次利用や機械判読に適した形態で無償公開することを前提に,情報システムや業務プロセスの企画,整備及び運用を行っている。
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対象となる行政データを,二次利用や機械判読に適した形態で無償公開することを前提に,情報システムや業務プロセスの企画,整備及び運用を行っている。
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令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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業務改善の4原則としてのEliminate,Combine,Rearrange,Simplifyは,業務改善を実現する上での視点を示すものである。次の業務改善例のうち,Rearrangeを適用したものはどれか。
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詳細
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1. 経費精算申請業務において,決裁に不要な人を申請フローから外し,決裁までに要する時間を短縮した。
2. 商品配送ルートを可視化した結果,移動距離の無駄が発見された。そこで,配送順を入れ替えることで,一日に配送できる件数を向上させた。
3. 表計算ソフト上で各項目を手入力していたが,一つの項目を入力すれば他の関連項目が自動計算できるように関数を設定し,作業効率を向上させた。
4. 複数部門が集まる会議の議事録を,各部門のスタッフが,それぞれ独自に作成していた。各部門での作成をやめ,代表者1名が作成し,部門間で共有した。
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商品配送ルートを可視化した結果,移動距離の無駄が発見された。そこで,配送順を入れ替えることで,一日に配送できる件数を向上させた。
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令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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BPRによって業務を見直した場合,これまで従業員5人で年間計9,000時間掛かっていた業務が7,000時間で実現可能なことと,その7,000時間のうちの2,000時間分の業務は外部委託が可能なことが分かった。この結果を基にBPRを実施した次のシナリオaからdのうち,当該部門において,年間当たりの金額面の効果が最も高いものはどれか。なお,いずれのシナリオも年初から実施することとし,条件に記載した時間や費用以外は考慮しないものとする。
〔条件〕
(1) 年間計9,000時間の内訳は従業員1人当たり1,800時間とする。
(2) 従業員1人当たりの年間の人件費は600万円とする。
(3) 外部委託が可能な2,000時間分の業務を,外部委託した場合の年間費用は700万円とする。外部委託の契約は1年単位で年間費用の700万円は固定である。
(4) 従業員の空いた時間は別の付加価値業務が行えるようになり,従業員1人につき100時間当たり20万円の利益を得ることができる。
(5) 従業員4人で当該業務を行う場合は,残り1人は他部門に異動する。当該部門では,1人分の人件費の削減効果だけを考慮する。
(6) BPR実施後,当該業務に関わらない従業員の人件費は金額面の効果とみなす。
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詳細
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1. シナリオa
2. シナリオb
3. シナリオc
4. シナリオd
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シナリオb
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65 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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システムの要件を検討する際に用いるUXデザインの説明として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. システム設計時に,システム稼働後の個人情報保護などのセキュリティ対策を組み込む設計思想のこと
2. システムの個々のアプリケーションを利用者が享受するサービスとして捉え,その組合せでシステムを構築する設計思想のこと
3. システムを利用する際にシステムの機能が利用者にもたらす有効性,操作性などに加え,快適さ,安心感,楽しさなどの体験価値を重視する設計思想のこと
4. 接続仕様や仕組みが公開されている他社のアプリケーションを活用してシステムを構築することによって,システム開発の生産性を高める設計思想のこと
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システムを利用する際にシステムの機能が利用者にもたらす有効性,操作性などに加え,快適さ,安心感,楽しさなどの体験価値を重視する設計思想のこと
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66 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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UMLの図のうち,業務要件定義において,業務フローを記述する際に使用する,処理の分岐や並行処理,処理の同期などを表現できる図はどれか。
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詳細
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1. アクティビティ図
2. クラス図
3. 状態マシン図
4. ユースケース図
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アクティビティ図
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令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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SCMの目的はどれか。
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詳細
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1. 顧客情報や購買履歴,クレームなどを一元管理し,きめ細かな顧客対応を行うことによって,良好な顧客関係の構築を目的とする。
2. 顧客情報や商談スケジュール,進捗状況などの商談状況を一元管理することによって,営業活動の効率向上を目的とする。
3. 生産,販売,在庫管理,財務会計,人事管理など基幹業務のあらゆる情報を統合管理することによって,経営効率の向上を目的とする。
4. 複数の企業や組織にまたがる調達から販売までの業務プロセス全ての情報を統合的に管理することによって,コスト低減や納期短縮などを目的とする。
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複数の企業や組織にまたがる調達から販売までの業務プロセス全ての情報を統合的に管理することによって,コスト低減や納期短縮などを目的とする。
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68 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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アンゾフの成長マトリクスを説明したものはどれか。
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詳細
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1. 外部環境と内部環境の観点から,強み,弱み,機会,脅威という四つの要因について情報を整理し,企業を取り巻く環境を分析する手法である。
2. 企業のビジョンと戦略を実現するために,財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長という四つの視点から事業活動を検討し,アクションプランまで具体化していくマネジメント手法である。
3. 事業戦略を,市場浸透,市場拡大,製品開発,多角化という四つのタイプに分類し,事業の方向性を検討する際に用いる手法である。
4. 製品ライフサイクルを,導入期,成長期,成熟期,衰退期という四つの段階に分類し,企業にとって最適な戦略を立案する手法である。
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事業戦略を,市場浸透,市場拡大,製品開発,多角化という四つのタイプに分類し,事業の方向性を検討する際に用いる手法である。
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令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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コ・クリエーション戦略の特徴はどれか。
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詳細
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1. 企業の営業部門と製造部門が協働し,特定の商品・サービスに限定して徹底的に自前主義にこだわることによって強みを発揮する。
2. 顧客が自らのアイデアを商品の仕様に具体的に落とし込み,企業に製品を製造してもらう。
3. 顧客や企業ネットワークの力を活用し,商品・サービスだけでなく,顧客の経験までを含めて差別化可能な価値を創造する。
4. 自社に不足する経営資源をM&Aによって強化し,従来にない価値をより素早く創造する。
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顧客や企業ネットワークの力を活用し,商品・サービスだけでなく,顧客の経験までを含めて差別化可能な価値を創造する。
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令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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企業における研究,開発,事業化,そして産業化へとステージが移行する過程の中で,事業化から産業化に移行するときの,競合製品との競争過程にある障壁を何と呼ぶか。
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詳細
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1. キャズム
2. 死の谷
3. ダーウィンの海
4. 魔の川
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ダーウィンの海
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71 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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生成AIのビジネス活用において,独自のデータを学習させることにより基盤モデルを自社の業務やサービスに特化したモデルへとカスタマイズすることを何と呼ぶか。
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詳細
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1. アノテーション
2. クラスタリング
3. ファインチューニング
4. プロンプトエンジニアリング
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ファインチューニング
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72 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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製造業のA社では,NC工作機械を用いて,四つの仕事a~dを行っている。各仕事間の段取り時間は表のとおりである。合計の段取り時間が最小になるように仕事を行った場合の合計段取り時間は何時間か。ここで,仕事はどの順序で行ってもよく,a~dを一度ずつ行うものとし,FROMからTOへの段取り時間で算出する。
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詳細
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1. 4
2. 5
3. 6
4. 7
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4
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73 |
令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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構成表の製品Aを300個出荷しようとするとき,部品bの正味所要量は何個か。ここで,A,a,b,cの在庫量は在庫表のとおりとする。また,他の仕掛残,注文残,引当残などはないものとする。
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詳細
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1. 200
2. 600
3. 900
4. 1,500
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600
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令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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企業経営において,経営理念,経営戦略,事業戦略は,経営理念を最上位とするピラミッドを形成している。経営理念,経営戦略,事業戦略の関係性で適切なものはどれか。
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詳細
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1. 経営理念,経営戦略,事業戦略のピラミッドは上位ほど具体的な内容であるのに対して,下位にいくほど抽象的な内容となっている。
2. 経営理念,経営戦略,事業戦略のピラミッドは上位ほど短期的な視点であるのに対して,下位にいくほど中長期的な視点となっている。
3. 経営理念を達成するために経営戦略を策定し,経営戦略という目標を達成するために事業戦略に分解する。
4. 経営理念を達成するために事業戦略を策定し,事業戦略という目標を達成するために経営戦略に分解する。
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経営理念を達成するために経営戦略を策定し,経営戦略という目標を達成するために事業戦略に分解する。
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令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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A社とB社がそれぞれ2種類の戦略を採る場合の市場シェアが表のように予想されるとき,ナッシュ均衡,すなわち互いの戦略が相手の戦略に対して最適になっている組合せはどれか。ここで,表の各欄において,左側の数値がA社のシェア,右側の数値がB社のシェアとする。
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詳細
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1. A社が戦略a1,B社が戦略b1を採る組合せ
2. A社が戦略a1,B社が戦略b2を採る組合せ
3. A社が戦略a2,B社が戦略b1を採る組合せ
4. A社が戦略a2,B社が戦略b2を採る組合せ
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A社が戦略a1,B社が戦略b2を採る組合せ
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