2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 | 解答一覧


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1 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 通風及び換気に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 風圧力による自然換気では、換気量は開口部面積と風速に比例する。

2. 室内外の温度差による自然換気では、給気口と排気口の高低差が大きいほど換気量は大きくなる。

3. 内における必要換気量は、在室人数によらず一定になる。

4. 室内を風が通り抜けることを通風といい、もっぱら夏季の防暑対策として利用される。

内における必要換気量は、在室人数によらず一定になる。

2 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 日照及び日射に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 日照時間は、日の出から日没までの時間をいう。

2. 太陽放射の光としての効果を重視したものを日照といい、熱的効果を重視したものを日射という。

3. 年を通して終日日影となる部分を、永久日影という。

4. 天空日射量とは、日射が大気中で散乱した後、地表に到達する日射量をいう。

日照時間は、日の出から日没までの時間をいう。

3 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 採光及び照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 室内のある点における昼光率は、時刻や天候によって変化する。

2. 昼光率は、室内表面の反射の影響を受ける。

3. 全天空照度は、直射日光による照度を含まない。

4. モデリングは、光の強さや方向性、拡散性などを視対象の立体感や質感の見え方によって評価する方法である。

室内のある点における昼光率は、時刻や天候によって変化する。

4 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 鉄筋コンクリート造の構造形式に関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. シェル構造は、薄く湾曲した版を用いた構造で、大きな空間をつくることができる。

2. 壁式鉄筋コンクリート構造は、室内に梁形や 柱 形が突き出ないため、室内空間を有効に利用できる。

3. フラットスラブ構造は、鉄筋コンクリートの腰壁が梁を兼ねる構造で、室内空間を有効に利用できる。

4. ラーメン構造は、柱 と梁の接合部を剛接合とした骨組で、自由度の高い空間をつくることができる。

フラットスラブ構造は、鉄筋コンクリートの腰壁が梁を兼ねる構造で、室内空間を有効に利用できる。

5 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 鉄骨構造の一般的な特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. トラス構造は、比較的細い部材による三角形を組み合わせて構成し、大きな空間をつくることができる。

2. H 形鋼の大梁に架けられる小梁には、大梁の横座屈を拘束する働きがある。

3. 柱 脚の形式には、露出形式、根巻き形式、埋込み形式がある。

4. 鋼材は不燃材料であるため、骨組は十分な耐火性能を有する。

鋼材は不燃材料であるため、骨組は十分な耐火性能を有する。


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6 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. ダイアフラムは、梁から柱へ応力を伝達するため、仕口部に設ける。

2. エンドタブは、溶接時に溶接線の始終端に取り付けられる。

3. 丸鋼を用いる筋かいは、主に引張力に働く。

4. スチフナーは、ボルト接合の継手を構成するために、母材に添える。

スチフナーは、ボルト接合の継手を構成するために、母材に添える。

7 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 基礎杭に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 既製コンクリート杭の埋込み工法のひとつで、杭の中空部を掘削しながら杭を圧入する中掘工法は、比較的杭径の大きなものの施工に適している。

2. 拡径断面を有する遠心 力 高 強 度プレストレストコンクリート杭(ST 杭)は、拡径部を杭の先端に使用する場合、大きな支持力を得ることができる。

3. 摩擦杭は、硬い地層に杭先端を貫入させ、主にその杭の先端抵抗力で建物を支持する。

4. 場所打ちコンクリート杭は、地盤を削孔し、その中に鉄筋かごを挿 入 した後、コンクリートを打ち込んで造る。

摩擦杭は、硬い地層に杭先端を貫入させ、主にその杭の先端抵抗力で建物を支持する。

8 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 建築物の構造設計における荷重及び外力に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 床の構造計算をする場合と大梁の構造計算をする場合では、異なる単位床面積当たりの積載荷重を用いることができる。

2. 屋根面における積雪 量 が不均等となるおそれのある場合、その影 響 を考慮して積雪荷重を計算する。

3. 風圧力は、その地方における過去の台風の記録に基づいて定められた風速に、風力係数のみを乗じて計算する。

4. 地 上 階における地震 力 は、算定しようとする階の支える荷 重 に、その階の地震層せん断力係数を乗じて計算する。

風圧力は、その地方における過去の台風の記録に基づいて定められた風速に、風力係数のみを乗じて計算する。

9 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 図に示す単 純 梁AB に等変分布荷 重 が作用するとき、支点A の垂 直 反 力 VA 及び支点B の垂直反力 VB の大きさの比率として、正しいものはどれか。
詳細

1.

2.

3.

4.

10 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 図に示す単 純 梁AB のBC 間に等分布荷 重 w が作用したときの曲げモーメント図として、正しいものはどれか。
ただし、曲げモーメントは、材の引張側に描くものとする。
詳細

1.

2.

3.

4.


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11 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 構造用鋼材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 建築構造用圧延鋼材SN 400 の引張強さの下限値は、400 N/mm² である。

2. 引張強さは 250 〜 300 ℃ で最大となり、それ以上の高温になると急激に低下する。

3. 線膨張係数は、約 1.2 × 10⁻⁵(1/℃)である。

4. ヤング係数は、約 3.14 × 10⁵ N/mm²である。

ヤング係数は、約 3.14 × 10⁵ N/mm²である。

12 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 木材の樹種に関する一般的な圧縮 強度の比較として、適当なものはどれか。 詳細

1. ス ギ < ヒノキ < ケヤキ

2. ヒノキ < ス ギ < ケヤキ

3. ケヤキ < ス ギ < ヒノキ

4. ヒノキ < ケヤキ < ス ギ

ス ギ < ヒノキ < ケヤキ

13 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 日本産 業 規格(JIS)に規定する建具の性能試験方法に関する記 述 として、不適当なものはどれか。 詳細

1. 耐風圧性の性能試験では、変位及びたわみを測定する。

2. 遮音性の性能試験では、音響透過損失を測定する。

3. 結露防止性の性能試験では、熱貫流率を測定する。

4. 遮熱性の性能試験では、日射熱取得率を測定する。

結露防止性の性能試験では、熱貫流率を測定する。

14 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 防水材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 金属系シート防水のステンレスシート又はチタンシートは、連続溶接することで防水層を形成する。

2. ウレタンゴム系の塗膜防水材は、塗り重ねることで連続的な膜を形成する。

3. アスファルトプライマーは、下地と防水層の接着性を向上させるために用いる。

4. 防水モルタルに混 入 した防水剤は、塗り付ける下地に浸透して防水効果を高めるために用いる。

防水モルタルに混 入 した防水剤は、塗り付ける下地に浸透して防水効果を高めるために用いる。

15 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 屋外排水工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 内法が 600 mm を超え、かつ、深さ 1.2 m を超える雨水用排水桝には、足掛け金物を取り付けた。

2. 雨水用排水桝及びマンホールの底部には、深さ 50 mm の泥だめを設けた。

3. 地 中 埋設排水管の長さが、その内径又は内法幅の 120 倍を超えない範囲内で、桝又はマンホールを設けた。

4. 排水管を給 水管に平行して埋設する場合、給 水管を 上 方にして、両 配管は 500 mm以上のあきを設けた。

雨水用排水桝及びマンホールの底部には、深さ 50 mm の泥だめを設けた。


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16 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 LED ランプに関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 他のランプ類に比べ耐熱性が低いため、高温にさらされないよう、発熱体の 周 辺への設置は避ける。

2. 他のランプ類に比べ寿 命 が 短 いため、高い天 井 等、ランプの交換がしにくい場所への設置は避ける。

3. 光線に紫外線をほとんど含まないため、屋外照明に使用しても虫が寄り付きにくい。

4. 光の照射方向に熱をほとんど発しないため、生鮮食 料品の劣化を助長しない。

他のランプ類に比べ寿 命 が 短 いため、高い天 井 等、ランプの交換がしにくい場所への設置は避ける。

17 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 建築設備とそれに関連する用語の組合せとして、最も関係の少ないものはどれか。 詳細

1. 給水設備   ―――― バキュームブレーカー

2. 排水設備   ―――― 通気管

3. ガス設備   ―――― マイコンメーター

4. 空気調和設備 ―――― バスダクト

空気調和設備 ―――― バスダクト

18 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 遣方及び墨出しに関する記述として 最も不適当なものはどれか。 詳細

1. ベンチマークは、移動するおそれのない既存の工作物にS箇所設けた。

2. 2階より上階における高さの基準墨は、墨の引通しにより、順次下階の墨を上げた。

3. 水貫は、水杭に示した一定の高さに上端を合わせて、水杭に水平に取り付けた。

4. 鋼製巻 尺 は、同じ精度を有する巻 尺 をS本以 上 用意して、l本は基 準 巻 尺 として保管した。

2階より上階における高さの基準墨は、墨の引通しにより、順次下階の墨を上げた。

19 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 地業工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 土間コンクリートに設ける防湿層のポリエチレンフィルムは、砂利地業の直下に敷き込んだ。

2. 砂利地業の締固めによるくぼみが生じた場合は、砂利を補充して表面を平らにした。

3. 砂利地業に、砕砂と砕石の混合した切込砕石を使用した。

4. 捨てコンクリート地業 は、基礎スラブ及び基礎梁のセメントペーストの 流出 等を防ぐために行った。

土間コンクリートに設ける防湿層のポリエチレンフィルムは、砂利地業の直下に敷き込んだ。

20 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 型枠工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 内 柱 の型枠の加工長さは、階高からスラブ厚さとスラブ用合板せき板の厚さを減じた寸法とした。

2. 柱型枠の足元は、型枠の変形防止やセメントペーストの漏出防止等のため、桟木で根巻きを行った。

3. 壁の窓開口部下部の型枠に、コンクリートの盛り上がりを防ぐため、端部にふたを設けた。

4. 床型枠用鋼製デッキプレート(フラットデッキ)を受ける梁の側型枠は、縦桟木で補強した。

内 柱 の型枠の加工長さは、階高からスラブ厚さとスラブ用合板せき板の厚さを減じた寸法とした。


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21 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 型枠の最小存置期間に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. コンクリートの圧縮 強度による場合、柱とスラブ下のせき板は同じである。

2. コンクリートの圧縮 強度による場合、壁とはり側のせき板は同じである。

3. コンクリートの材齢による場合、柱と壁のせき板は同じである。

4. コンクリートの材齢による場合、基礎と壁のせき板は同じである。

コンクリートの圧縮 強度による場合、柱とスラブ下のせき板は同じである。

22 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 高力ボルト接合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. ナット側の座金は、座金の内側面取り部がナットに接する側に取り付ける。

2. 高力ボルト接合部のフィラープレートは、両面とも摩擦面処理を行う。

3. 摩擦面の錆の発生状態は、自然発錆による場合、鋼材の表面が一様に赤く見える程度とする。

4. ボルトの締付けは、ボルト群ごとに継手の周辺部より中央に向かう順序で行う。

ボルトの締付けは、ボルト群ごとに継手の周辺部より中央に向かう順序で行う。

23 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 加硫ゴム系シート防水接着工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. プライマーを塗布する範囲は、その日にシートを張り付ける範囲とした。

2. 下地への接着剤の塗布は、プライマーの乾燥後に行った。

3. シートは、接着剤を塗布後、オープンタイムを置かずに張り付けた。

4. 仕上塗料塗りは、美観と保護を目的に行った。

シートは、接着剤を塗布後、オープンタイムを置かずに張り付けた。

24 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 金属製折板葺の工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 嵌合形折板は、折板を仮葺せずに本締めを行う。

2. はぜ締め形折板は、本締めの前にタイトフレームの 間 をlm 程度の間隔で部分締めを行う。

3. けらばの変形防止材には、折板の3山ピッチ以上の長さのものを用いる。

4. タイトフレームと下地材との接合は、スポット溶接とする。

タイトフレームと下地材との接合は、スポット溶接とする。

25 2級建築施工管理技士「令和3年(2021年)後期」 コンクリート壁下地のセメントモルタル塗りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 下塗り、中塗り、上塗りの各層の塗り厚は、6 mm 程度とした。

2. 下塗りは、吸水調整材塗りの後、3時間経過後に行った。

3. 下塗り用の砂は、ひび割れを防止するため、粒度が粗いA 種の砂を用いた。

4. 吸水調整材は、下地とモルタルの接着 力を増強するため、厚膜となるように十分塗布した。

吸水調整材は、下地とモルタルの接着 力を増強するため、厚膜となるように十分塗布した。


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