1 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 湿り空気の全圧が一定の場合、乾球温度と相対湿度が定まると、絶対湿度が定まる。
2. 絶対湿度は、湿り空気中に含まれている乾き空気1kgに対する水蒸気の質量で表す。
3. 飽和湿り空気の乾球温度と湿球温度は等しい。
4. 飽和湿り空気を冷却すると、相対湿度は上昇する。
|
飽和湿り空気を冷却すると、相対湿度は上昇する。
|
2 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
水に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 濁度は水の濁りの程度を示し、色度は水の色の程度を示す度数である。
2. CODは、汚濁水を酸化剤で化学的に酸化するときに消費される酸素量をいう。
3. DOは、水に溶けない懸濁性の物質の量を示す指標である。
4. 硬度は、水中に溶存するカルシウムイオン及びマグネシウムイオンの量を示す指標である。
|
DOは、水に溶けない懸濁性の物質の量を示す指標である。
|
3 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 水は、一般的にニュートン流体として扱われる。
2. 1気圧のもとで水の密度は、4℃付近で最大となる。
3. 液体の粘性係数は、温度が高くなるにつれて減少する。
4. 大気圧の1気圧の大きさは、概ね深さ1mの水圧に相当する。
|
大気圧の1気圧の大きさは、概ね深さ1mの水圧に相当する。
|
4 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 単位質量の物体の温度を1℃上げるのに必要な熱量を比熱という。
2. 熱エネルギーが低温部から高温部に移動することを熱移動という。
3. 単一物質では、固体から液体への相変化における温度は変わらない。
4. 熱と仕事は、ともにエネルギーの一種であり、これらは相互に変換することができる。
|
熱エネルギーが低温部から高温部に移動することを熱移動という。
|
5 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
電気設備に関する「機器又は方式」と「特徴」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 進相コンデンサ ――――――― 回路の力率を改善できる。
2. 3Eリレー(保護継電器) ――― 回路の逆相(反相)を保護できる。
3. 全電圧始動(直入始動) ――― 始動時のトルクを制御できる。
4. スターデルタ始動 ―――――― 始動時の電流を抑制できる。
|
全電圧始動(直入始動) ――― 始動時のトルクを制御できる。
|
スポンサー
|
6 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
コンクリート打設後の初期養生に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 硬化中のコンクリートに振動を与えると、締め固め効果が高まる。
2. 養生温度が低い場合は、高い場合よりもコンクリートの強度の発現が遅い。
3. コンクリートの露出面をシートで覆い、直射日光や風から保護する。
4. 湿潤養生は、コンクリートの強度の発現をより促進させる。
|
硬化中のコンクリートに振動を与えると、締め固め効果が高まる。
|
7 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
定風量単一ダクト方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 送風量を一定にして送風温度を変化させる。
2. 各室ごとの温度制御が容易である。
3. 一般的に、空調機は機械室にあるため、維持管理が容易である。
4. 送風量が多いため、室内の清浄度を保ちやすい。
|
各室ごとの温度制御が容易である。
|
8 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
居室の温湿度が下図に示す空気線図上にあるとき、窓ガラス表面に結露を生ずる可能性が最も低いものはどれか。
ただし、窓ガラスの居室側表面温度は10℃とする。
|
詳細
|
1. 居室の乾球温度が22℃、相対湿度が50%のとき。
2. 居室の乾球温度が20℃、相対湿度が55%のとき。
3. 居室の乾球温度が18℃、相対湿度が60%のとき。
4. 居室の乾球温度が16℃、相対湿度が65%のとき。
|
居室の乾球温度が16℃、相対湿度が65%のとき。
|
9 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
熱負荷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 顕熱比(SHF)とは、潜熱負荷に対する顕熱負荷の割合をいう。
2. 暖房負荷計算では、一般的に、日射負荷は考慮しない。
3. 外気負荷には、顕熱と潜熱がある。
4. 日射負荷は、顕熱のみである。
|
顕熱比(SHF)とは、潜熱負荷に対する顕熱負荷の割合をいう。
|
10 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
空気清浄装置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. ロール状ろ材を自動的に巻き取る自動更新方式は、一般空調用に使用される。
2. HEPAフィルターは、クリーンルームなどで最終段フィルターとして使用される。
3. 活性炭などを使用した化学吸着式は、粉じんの除去に使用される。
4. 静電式は、一般空調用に使用される。
|
活性炭などを使用した化学吸着式は、粉じんの除去に使用される。
|
スポンサー
|
11 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
コールドドラフトの防止に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 屋外より侵入する隙間風を減らすため、外壁に面する建具の気密性を高める。
2. 外壁面からの熱損失を減らすため、外壁面の熱通過率を小さくする。
3. 窓面からの熱損失を減らすため、二重ガラスを使用する。
4. 自然対流形の放熱器は、できるだけ内壁側に設置する。
|
自然対流形の放熱器は、できるだけ内壁側に設置する。
|
12 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
吸収冷凍機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 吸収冷凍機は、遠心冷凍機に比べて冷却塔の容量が大きくなる。
2. 吸収冷凍機の容量制御は、蒸発器にて行う。
3. 吸収冷凍機より遠心冷凍機の方が、低い温度の冷水を取り出すことができる。
4. 吸収冷凍機の冷媒は水である。
|
吸収冷凍機の容量制御は、蒸発器にて行う。
|
13 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
換気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 吸収冷温水機室の換気には、第3種機械換気を採用する。
2. エアカーテンは、出入口に特別な気流を生じさせて、外気と室内空気の混合を抑制する。
3. 臭気、燃焼ガスなどの汚染源の異なる換気は、同一系統にしない。
4. 密閉式の燃焼器具を設けた室には、当該器具の燃焼空気のための換気設備を設けなくてもよい。
|
吸収冷温水機室の換気には、第3種機械換気を採用する。
|
14 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
図に示すような室を換気扇で換気する場合、給気口の寸法として、適当なものはどれか。
ただし、換気扇の風量は720m³/h、給気口の有効開口面風速は2m/s、給気口の有効開口率は30%とする。
|
詳細
|
1. 600mm × 400mm
2. 700mm × 400mm
3. 700mm × 500mm
4. 800mm × 600mm
|
700mm × 500mm
|
15 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
上水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 配水管から分水栓又はサドル付分水栓により給水管を取り出す場合、他の給水管の取り出し位置との間隔を15cm以上とする。
2. 簡易専用水道とは、水道事業の用に供する水道から供給を受ける水のみを水源とし、水の供給を受けるために設けられる水槽の有効容量の合計が10m3を超えるものをいう。
3. 浄水施設における緩速ろ過方式は、一般的に、原水水質が良好で濁度も低く安定している場合に採用される。
4. 給水装置とは、水道事業者の敷設した配水管から分岐して設けられた給水管及びこれに直結する給水用具をいう。
|
配水管から分水栓又はサドル付分水栓により給水管を取り出す場合、他の給水管の取り出し位置との間隔を15cm以上とする。
|
スポンサー
|
16 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 建物からの排水が排除基準に適合していない場合には、除害施設等を設けなければならない。
2. 生活に起因する廃水(汚水)や雨水は、下水である。
3. 排水管の土被りは、建物の敷地内では、原則として20cm以上とする。
4. 排水設備の雨水ますの底には、深さ10cm以上の泥だまりを設ける。
|
排水設備の雨水ますの底には、深さ10cm以上の泥だまりを設ける。
|
17 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 水道直結方式は、高置タンク方式に比べ、水質汚染の可能性が低い。
2. 省エネルギー性を向上させる項目には、節水式衛生器具の採用、水道直結方式の採用(低層建物の場合)等がある。
3. 「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づく特定建築物において、雑用水用水槽は法令上の点検は義務付けられていない。
4. 給水管への逆サイホン作用による汚染の防止には、吐水口空間の確保が基本となる。
|
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づく特定建築物において、雑用水用水槽は法令上の点検は義務付けられていない。
|
18 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
給湯設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 給湯配管には、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管を使用する。
2. ヒートポンプ給湯機は、大気中の熱エネルギーを給湯の加熱に利用するものである。
3. 給湯配管をコンクリート内に敷設する場合は、保温材などをクッション材として機能させて、熱膨張の伸縮によって配管が破断しないように措置を行う。
4. ガス瞬間湯沸器の先止め式とは、機器の出口側(給湯先)の湯栓の開閉でバーナーを着火・消火できる方式をいう。
|
給湯配管には、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管を使用する。
|
19 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 排水トラップのディップとは、水底面頂部のことである。
2. 自己サイホン作用とは、トラップ内や器具排水管内を排水が満流状態で流れるためサイホン作用が生じ、封水が誘引されて損失する現象をいう。
3. 伸頂通気管は、排水立管の上部を通気管として延長し大気中に開口する。
4. 排水管の管径は、器具排水トラップの口径より小さくしてよい。
|
排水管の管径は、器具排水トラップの口径より小さくしてよい。
|
20 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
排水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 器具排水負荷単位法において、排水横主管は同じ管径であれば勾配に関係なく許容される排水負荷単位数は同じである。
2. 排水管径40mmの排水勾配は1/50とする。
3. 地中埋設排水管の管径は、50mm以上が望ましい。
4. ボトルトラップはSトラップと比べて封水損失は少ない。
|
器具排水負荷単位法において、排水横主管は同じ管径であれば勾配に関係なく許容される排水負荷単位数は同じである。
|
スポンサー
|
21 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
屋内消火栓設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 1号消火栓は、防火対象物の階ごとに、その階の各部からの水平距離が25m以下となるように設置する。
2. 屋内消火栓箱には、床面からの高さが1.2mの位置に、ポンプによる加圧送水装置の停止用押しボタンを設置する。
3. 2号消火栓(広範囲型を除く。)は、防火対象物の階ごとに、その階の各部からの水平距離が15m以下となるように設置する。
4. 屋内消火栓の開閉弁は、自動式のものでない場合、床面からの高さが1.5m以下の位置に設置する。
|
屋内消火栓箱には、床面からの高さが1.2mの位置に、ポンプによる加圧送水装置の停止用押しボタンを設置する。
|
22 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 液化石油ガス(LPG)のバルク供給方式は、工場や集合住宅等に用いられる。
2. 都市ガスの低圧供給方式は、一般的に、0.1MPa以上の圧力で供給される。
3. 液化石油ガス(LPG)の一般家庭用のガス容器には、一般的に、10kg、20kg、50kgのものがある。
4. 「ガス事業法」による特定ガス用品の基準に適合している器具には、PSマークが表示される。
|
都市ガスの低圧供給方式は、一般的に、0.1MPa以上の圧力で供給される。
|
23 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
浄化槽に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 厨房排水等、油脂類濃度が高い排水が流入する場合には、前処理として油脂分離槽又は油脂分離装置を設ける必要がある。
2. 処理工程の一次処理とは、主として沈降性の浮遊物を除去することである。
3. 小規模合併浄化槽では、窒素やりん等はほとんど除去することができる。
4. 生物処理法のひとつである嫌気性処理法では、有機物がメタンガスや二酸化炭素等に変化する。
|
小規模合併浄化槽では、窒素やりん等はほとんど除去することができる。
|
24 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
設備機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. ボイラーの容量は、最大連続負荷における毎時出力によって表され、温水ボイラーは熱出力〔W〕で表す。
2. インバータ制御方式のパッケージ形空気調和機は、インバータを用いて電源の周波数を変化させて電動機の回転数を変化させることにより、冷暖房能力を制御する。
3. 大便器、小便器、洗面器等の衛生器具には、陶器以外にも、ほうろう、ステンレス、プラスチック等の器具がある。
4. 汚水用水中モーターポンプは、浄化槽への流入水等、固形物も含んだ水を排出するためのポンプである。
|
汚水用水中モーターポンプは、浄化槽への流入水等、固形物も含んだ水を排出するためのポンプである。
|
25 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)前期」 |
|
飲料用給水タンクに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
|
詳細
|
1. 鋼板製タンク内の防錆処理は、エポキシ樹脂等の樹脂系塗料によるコーティングを施す。
2. FRP製タンクは、軽量で施工性に富み、日光を遮断し紫外線にも強い等優れた特性を持つ。
3. ステンレス鋼板製タンクを使用する場合、タンク内上部の気相部は塩素が滞留しやすいので耐食性に優れたステンレスを使用する。
4. 通気口は、衛生上有害なものが入らない構造とし、防虫網を設ける。
|
FRP製タンクは、軽量で施工性に富み、日光を遮断し紫外線にも強い等優れた特性を持つ。
|
スポンサー
|