クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 | 解答一覧


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1 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 図において、電動機の回転軸に固定された歯車Aが毎分1,600回転するとき、歯車Dの回転数の値は( 1 )〜( 5 )のうちどれか。

ただし、歯車A、B、C及びDの歯数は、それぞれ16、64、25及び125とし、BとCの歯車は同じ軸に固定されているものとする。



詳細

1. 80rpm

2. 100rpm

3. 160rpm

4. 200rpm

5. 240rpm

80rpm

2 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 ワイヤロープ及びつり具に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. フィラー形のワイヤロープは、ストランドを構成する素線の間に細い素線を組み合わせたものである。

2. 「ラングより」のワイヤロープは、ロープのよりの方向とストランドのよりの方向が同じである。

3. クレーンに多く用いられるストランド6よりのワイヤロープの径の測定は、ワイヤロープの同一断面の外接円の直径を3方向から測定し、その平均値を算出する。

4. 「Zより」のワイヤロープは、ロープを縦にして見たとき、左上から右下へストランドがよられている。

5. リフティングマグネットは、電磁石を応用したつり具で、不意の停電に対してつり荷の落下を防ぐため、停電保護装置を備えたものがある。

「Zより」のワイヤロープは、ロープを縦にして見たとき、左上から右下へストランドがよられている。

3 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 クレーンの機械要素に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. 平座金は、当たり面の悪いところ、傷つきやすいところなどに用いられる。

2. 歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、外歯車にはクラウニングが施してあるため、二つの軸のずれや傾きがあっても円滑に動力を伝えることができる。

3. キー板は、固定軸の回転や軸方向への抜け出しを防ぐために用いられる。

4. 転がり軸受は、玉やころを使った軸受で、回転の際の摩擦抵抗が非常に小さい。

5. 六角ボルトを使用する際は、接合部材間の摩擦力を高めるため、ボルトの取付け穴はボルトの径より若干小さめに空ける。

六角ボルトを使用する際は、接合部材間の摩擦力を高めるため、ボルトの取付け穴はボルトの径より若干小さめに空ける。

4 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 クレーンの安全装置などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. ねじ形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、巻上げドラムに連動して回転するスクリューに取り付けられたトラベラーの移動により、リミットスイッチを働かせる方式で、複数の接点を設けることができる。

2. レバー形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、巻上げ過ぎ及び巻下げ過ぎの両方の位置制限を1個のリミットスイッチで行うことができる。

3. カム形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、ワイヤロープを交換したとき、スイッチの作動位置を再調整する必要がある。

4. 同一ランウェイ上に2台のクレーンが設置されている場合の衝突防止装置には、リミットスイッチ式、光式及び超音波式のものがある。

5. 天井クレーンなどでは、運転室からガーダへ上がる階段の途中にフートスイッチを設け、点検などの際に階段を上がると主回路が開いて感電災害を防ぐようになっているものがある。

レバー形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、巻上げ過ぎ及び巻下げ過ぎの両方の位置制限を1個のリミットスイッチで行うことができる。

5 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 クレーンのブレーキに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。 詳細

1. 電磁バンドブレーキは、ブレーキドラムの周りにバンドを巻き付け、電磁石に電流を通じることにより締め付けて制動する。

2. 電動油圧押上機ブレーキは、油圧により押上げ力を得て制動を行い、ばねの復元力によって制動力を解除する。

3. 足踏み油圧式ディスクブレーキは、油圧シリンダ、ブレーキピストン、これらをつなぐ配管などに油漏れがあったり、空気が混入すると、制動力が生じなくなることがある。

4. 巻上装置及び起伏装置のブレーキは、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の1.2倍の制動力を持つものでなければならない。

5. バンドブレーキには、バンドを締め付けたときにバンドが平均して締まるように、バンドの外周にすき間を調整する摩擦パッドが配置されている。

足踏み油圧式ディスクブレーキは、油圧シリンダ、ブレーキピストン、これらをつなぐ配管などに油漏れがあったり、空気が混入すると、制動力が生じなくなることがある。


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6 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 クレーンの運転時の注意事項として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. ジブクレーンで荷をつるときは、マストやジブのたわみにより作業半径が大きくなるので、つり荷の質量が定格荷重に近い場合には、たわみにより大きくなったときの作業半径における定格荷重を超えないことを確認する。

2. 巻下げ過ぎ防止装置のないクレーンのフックを巻き下げ続けると、逆巻きになるおそれがある。

3. 停止時の荷振れを防止するために行う追いノッチは、移動を続けるつり荷が目標位置の少し手前まで来たときに移動の操作を一旦停止し、慣性で移動を続けるつり荷が振り切れる直前に再び移動のスイッチを入れ、その直後に移動のスイッチを切り、つり荷を停止させる手順で行う。

4. インバーター制御のクレーンは、低速から高速までの無段階の速度制御により、スムーズな加速・減速や微速運転ができるので、つり荷の荷振れが抑えられるため、インチングを行わなくても位置合わせができる。

5. つり荷を降ろしたときに玉掛用ワイヤロープが挟まり手で抜けなくなった場合は、周囲に人がいないことを確認してから、クレーンのフックの巻上げによって荷から引き抜く。

つり荷を降ろしたときに玉掛用ワイヤロープが挟まり手で抜けなくなった場合は、周囲に人がいないことを確認してから、クレーンのフックの巻上げによって荷から引き抜く。

7 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 クレーンの給油及び点検に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。 詳細

1. ワイヤロープの点検で直径を測定する場合は、フックブロックのシーブを通過する頻度が高い部分を避け、エコライザシーブの下方1m程度の位置で行う。

2. 集中給油式は、ポンプから給油管、分配管及び分配弁を通じて、各給油箇所に一定量の給油を行う。

3. 潤滑油としてギヤ油を用いた減速機箱は、箱内が密封されているので油の交換は不要である。

4. 軸受へのグリースの給油は、転がり軸受では毎日1回程度、平軸受(滑り軸受)では6か月に1回程度行う。

5. ワイヤロープには、ロープ専用のギヤ油を塗布する。

集中給油式は、ポンプから給油管、分配管及び分配弁を通じて、各給油箇所に一定量の給油を行う。

8 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 デリックの種類及び形式に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. 鳥居形デリックは、2本のマストとその上端を結ぶ横ばりをガイロープにより支えるもので、通常、数個のつり具の組合せにより荷の巻上げ・巻下げを行う。

2. ガイデリックは、1本の直立したマストを6本以上のガイロープにより支えるもので、ブームはガイロープをくぐるようにして360°まで旋回する。

3. ジンポールデリックは、1本のマストを3本以上のガイロープにより支えるもので、マストを傾斜させて使用する。

4. スチフレッグデリックは、1本の直立したマストを通常135°に開いた2本のガイロープにより後方から支えるもので、ブームはマストより短いものが多く、360°まで旋回する。

5. 二又デリックは、2本のマストを互いに交差させ、2本以上のガイロープにより支えるもので、交差部に巻上げ用ワイヤロープが取り付けられる。

スチフレッグデリックは、1本の直立したマストを通常135°に開いた2本のガイロープにより後方から支えるもので、ブームはマストより短いものが多く、360°まで旋回する。

9 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 デリックに関する用語の記述として、適切なものは次のうちどれか。 詳細

1. ブームを有するデリックで、定格荷重とは、デリックの構造及び材料並びにブームの傾斜角に応じて負荷させることができる最大の荷重をいい、フックなどのつり具分が含まれる。

2. 作業半径とは、ブームの取付ピンとつり具中心との水平距離をいう。

3. 揚程とは、つり具を有効に上げ下げできる上限と下限との間の垂直移動距離をいう。

4. ブームの傾斜角とは、ブームの中心線とマストの中心線とのなす角をいう。

5. 定格速度とは、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって、巻上げ、旋回などの作動を行う場合のそれぞれの最高の速度をいう。

揚程とは、つり具を有効に上げ下げできる上限と下限との間の垂直移動距離をいう。

10 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 デリックの旋回に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. ウインチのスインガードラムは、通常、1個のドラムで構成されている。

2. 旋回専用の電動機で旋回装置を駆動して、ブームを旋回させるデリックがある。

3. 旋回の制限位置の手前で、ブルホイールに取り付けたストライカによりリミットスイッチを作動させる旋回警報装置がある。

4. ブルホイールによる旋回は、スインガードラムによりワイヤロープを介してブルホイールを回転させて行う。

5. ブームの旋回のためのブルホイールは、マスト下部に水平に固定された円形の輪である。

ウインチのスインガードラムは、通常、1個のドラムで構成されている。


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11 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 建設物の内部に設置する走行クレーンに関する記述として、法令上、違反とならないものは次のうちどれか。 詳細

1. クレーンガーダの歩道と当該歩道の上方にある建設物のはりとの間隔が1.7mであるため、当該クレーンガーダの歩道上に歩道からの高さが1.4mの天がいを設けている。

2. クレーンの運転室の端から労働者が墜落するおそれがあるため、当該運転室の端と運転室に通ずる歩道の端との間隔を0.2mとしている。

3. 走行クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分の歩道の幅を0.3mとしている。

4. 走行クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分以外の歩道の幅を0.5mとしている。

5. クレーンガーダに歩道を有するクレーンの集電装置の部分を除いた最高部と、その上方にある建設物のはりとの間隔を0.3mとしている。

クレーンの運転室の端から労働者が墜落するおそれがあるため、当該運転室の端と運転室に通ずる歩道の端との間隔を0.2mとしている。

12 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 次のうち、法令上、クレーンの玉掛用具として使用禁止とされているものはどれか。 詳細

1. 直径の減少が公称径の6%のワイヤロープ

2. 伸びが製造されたときの長さの4%のつりチェーン

3. 使用する際の安全係数が6となるシャックル

4. エンドレスでないワイヤロープで、その両端にフック、シャックル、リング又はアイを備えていないもの

5. ワイヤロープ1よりの間において素線(フィラ線を除く。以下同じ。)の数の9%の素線が切断したワイヤロープ

エンドレスでないワイヤロープで、その両端にフック、シャックル、リング又はアイを備えていないもの

13 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 クレーンを用いて作業を行う場合であって、法令上、つり荷の下に労働者を立ち入らせることが禁止されていないのは、次のうちどれか。 詳細

1. つりチェーンを用いて2箇所に玉掛けをした荷がつり上げられているとき。

2. つりクランプ1個を用いて玉掛けをした荷がつり上げられているとき。

3. 陰圧により吸着させるつり具を用いて玉掛けをした荷がつり上げられているとき。

4. 動力下降以外の方法によって荷を下降させるとき。

5. 複数の荷が一度につり上げられている場合であって、当該複数の荷が結束され、箱に入れられる等により固定されていないとき。

つりチェーンを用いて2箇所に玉掛けをした荷がつり上げられているとき。

14 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 クレーンの組立て時、点検時又は悪天候時に講じなければならない措置に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。 詳細

1. クレーンの組立ての作業を行うときは、作業を指揮する者を選任して、その者の指揮のもとに作業を実施させなければならない。

2. 天井クレーンのクレーンガーダの上で点検の作業を行うときは、原則として、当該天井クレーンの運転を禁止し、かつ、当該天井クレーンの操作部分に運転を禁止する旨の表示をしなければならない。

3. 同一のランウェイに並置されている走行クレーンの点検の作業を行うときは、監視人をおくこと、ストッパーを設けること等労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。

4. 屋外に設置されているクレーンを用いて、瞬間風速が毎秒30mをこえる風が吹いた後に作業を行うときは、あらかじめ、クレーンの各部分の異常の有無について点検を行わなければならない。

5. 大雨のため、クレーンの組立ての作業の実施について危険が予想されるときは、組立作業を行う区域に関係労働者以外の労働者が立ち入ることを禁止し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示した上で当該作業に労働者を従事させなければならない。

大雨のため、クレーンの組立ての作業の実施について危険が予想されるときは、組立作業を行う区域に関係労働者以外の労働者が立ち入ることを禁止し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示した上で当該作業に労働者を従事させなければならない。

15 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 クレーンの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。 詳細

1. 1年以内ごとに1回行う定期自主検査においては、原則として、定格荷重に相当する荷重の荷をつって行う荷重試験を実施しなければならない。

2. 1か月以内ごとに1回行う定期自主検査においては、ワイヤロープ及びつりチェーンの損傷の有無について検査を行わなければならない。

3. 定期自主検査又は作業開始前の点検を行い、異常を認めたとき、その補修は、作業開始後、遅滞なく行わなければならない。

4. 定期自主検査の結果の記録は、3年間保存しなければならない。

5. 1か月をこえる期間使用せず、当該期間中に1か月以内ごとに1回行う定期自主検査を行わなかったクレーンについては、その使用を再び開始する際に、所定の事項について自主検査を行わなければならない。

定期自主検査又は作業開始前の点検を行い、異常を認めたとき、その補修は、作業開始後、遅滞なく行わなければならない。


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16 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 つり上げ荷重10tの転倒するおそれのあるクレーンの検査に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。 詳細

1. クレーンのジブに変更を加えた者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたものを除き、変更検査を受けなければならない。

2. 変更検査においては、クレーンの各部分の構造及び機能について点検を行うほか、荷重試験及び安定度試験を行うものとする。

3. 使用再開検査における荷重試験は、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行、旋回等の作動を行うものとする。

4. 使用再開検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。

5. 登録性能検査機関は、クレーンに係る性能検査に合格したクレーンについて、クレーン検査証の有効期間を原則として2年更新するものとするが、性能検査の結果により2年未満又は2年を超え3年以内の期間を定めて更新することができる。

使用再開検査における荷重試験は、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行、旋回等の作動を行うものとする。

17 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 クレーン・デリック運転士免許及び免許証に関する記述として、法令上、違反とならないものは次のうちどれか。 詳細

1. クレーンの運転の業務に従事している者が、免許証の滅失が心配なため、免許証を携帯せず、その写しを携帯している。

2. 免許証の書替えを受ける必要がある者が、免許証書替申請書を免許証を交付した都道府県労働局長ではなく、本人の住所を管轄する都道府県労働局長に提出した。

3. クレーンの運転中に、重大な過失により労働災害を発生させたため、クレーン・デリック運転士免許の取消しの処分を受けた者が、免許証の免許の種類の欄にクレーン・デリック運転士免許に加えて、他の種類の免許に係る事項が記載されているので、クレーン・デリック運転士免許の取消しをした都道府県労働局長に免許証を返還していない。

4. クレーンの運転の業務に従事している者が、免許証を損傷し、免許証番号、免許の種類の欄及び写真が判読できなくなったが、氏名が判読できるので、免許証の再交付を受けていない。

5. クレーンの運転の業務に従事している者が、氏名を変更したが、本人確認のため免許証とともに戸籍抄本を携帯しているので、免許証の書替えを受けていない。

免許証の書替えを受ける必要がある者が、免許証書替申請書を免許証を交付した都道府県労働局長ではなく、本人の住所を管轄する都道府県労働局長に提出した。

18 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 次の文中の[   ]内に入れるA及びBの数字の組合せとして、法令上、正しいものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。



「デリックの巻過防止装置については、フック、グラブバケット等のつり具の上面又は当該つり具の巻上げ用シーブの上面と、ブームの先端のシーブ等当該上面が接触するおそれのある物(ブームを除く。)の下面との間隔が[ A ]m以上(直働式の巻過防止装置にあっては[ B ]m以上)となるように調整しておかなければならない。」
詳細

1. A:0.05  B:0.15

2. A:0.05  B:0.25

3. A:0.15  B:0.25

4. A:0.25  B:0.05

5. A:0.25  B:0.15

A:0.25  B:0.05

19 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 デリックの運転及び玉掛けの業務に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。 詳細

1. 限定なしのクレーン・デリック運転士免許で、つり上げ荷重100tの鳥居形デリックの運転の業務に就くことができる。

2. クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許では、つり上げ荷重10tのスチフレッグデリックの運転の業務に就くことができない。

3. デリックの運転の業務に係る特別の教育の受講で、つり上げ荷重6tのジンポールデリックの運転の業務に就くことができる。

4. 玉掛け技能講習の修了で、つり上げ荷重7tのガイデリックで行う3tの荷の玉掛けの業務に就くことができる。

5. 玉掛けの業務に係る特別の教育の受講では、つり上げ荷重2tの二又デリックで行う0.5tの荷の玉掛けの業務に就くことができない。

デリックの運転の業務に係る特別の教育の受講で、つり上げ荷重6tのジンポールデリックの運転の業務に就くことができる。

20 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 デリックに係る許可、設置、検査及び検査証に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。

ただし、設置から廃止までの期間が3年間で、設置作業場内の移設はないものとし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。
詳細

1. つり上げ荷重5tのデリックを設置しようとする事業者は、工事の開始の日の30日前までに、デリック設置届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。

2. デリック検査証を受けたデリックを設置している者に異動があったときは、デリックを設置している者は、当該異動後20日以内に、デリック検査証書替申請書にデリック検査証を添えて、所轄労働基準監督署長に提出し、書替えを受けなければならない。

3. デリック検査証の有効期間は、原則として3年であるが、所轄労働基準監督署長は、落成検査の結果により当該期間を3年未満とすることができる。

4. つり上げ荷重0.9tのデリックを設置した事業者は、設置後10日以内にデリック設置報告書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。

5. つり上げ荷重1.5tのデリックを製造しようとする者は、原則として、あらかじめ、所轄都道府県労働局長の製造許可を受けなければならない。

つり上げ荷重5tのデリックを設置しようとする事業者は、工事の開始の日の30日前までに、デリック設置届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。


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21 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 電気に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. 交流は、整流器で直流に変換できるが、得られた直流は完全に平滑ではなく波が多少残るため、脈流と呼ばれる。

2. 交流は、電流及び電圧の大きさ並びにそれらの方向が周期的に変化する。

3. 直流は、電流の方向と大きさが一定で、電圧を変圧器によって容易に変えることができる。

4. 工場の動力用電源には、一般に200V級又は400V級の三相交流が使用されている。

5. 発電所から消費地の変電所までの送電には、電力の損失を少なくするため、特別高圧の交流が使用されている。

直流は、電流の方向と大きさが一定で、電圧を変圧器によって容易に変えることができる。

22 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 電圧、電流、抵抗及び電力に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. 抵抗を並列につないだときの合成抵抗の値は、個々の抵抗の値のどれよりも小さい。

2. 回路に流れる電流の大きさは、回路にかかる電圧に比例し、回路の抵抗に反比例する。

3. 抵抗の単位はオーム(Ω)で、1,000,000Ωは1MΩとも表す。

4. 回路が消費する電力は、回路にかかる電圧と回路に流れる電流の積で求められる。

5. 同じ物質の導体の場合、抵抗の値は、長さに反比例し、断面積に比例する。

同じ物質の導体の場合、抵抗の値は、長さに反比例し、断面積に比例する。

23 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 電源の周波数が50Hzで運転したときの同期速度が750rpmの三相誘導電動機がある。この電動機の極数と、この電動機を60Hzで運転したときの同期速度の組合せとして、正しいものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。 詳細

1. 極数:6  同期速度:900rpm

2. 極数:8  同期速度:900rpm

3. 極数:8  同期速度:720rpm

4. 極数:10  同期速度:720rpm

5. 極数:10  同期速度:600rpm

極数:8  同期速度:900rpm

24 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 クレーンの電動機の制御器に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. 制御器は、電動機に正転、停止、逆転及び制御速度の指令を与えるもので、制御の方式により直接制御器と間接制御器に大別され、さらに、両者の混合型である複合制御器がある。

2. ユニバーサル制御器は、一つのハンドルを前後左右に操作できるようにし、二つの制御器を同時に又は単独で操作できる構造になっている。

3. ドラム形直接制御器は、ハンドルで回される円弧状のセグメントと固定フィンガーにより、電動機の主回路を直接開閉する制御器である。

4. 無線操作用の制御器には、切り替え開閉器により、機上運転に切り替えることができる機能を持つものがある。

5. エンコーダー型制御器は、ハンドル位置を連続的に検出し、電動機の主回路を直接開閉する直接制御器である。

エンコーダー型制御器は、ハンドル位置を連続的に検出し、電動機の主回路を直接開閉する直接制御器である。

25 クレーン・デリック運転士(限定なし)「平成30年(2018年)10月」 クレーンの給電装置及び配線に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。 詳細

1. トロリ線に接触する集電子は、クレーン本体から絶縁する必要があるため、がいしなどの絶縁物を介してクレーン本体に取り付けられる。

2. キャブタイヤケーブルは、導体に細い素線を使い、これを多数より合わせており、外装被覆も厚く丈夫に作られているので、引きずったり、屈曲を繰り返す用途に適している。

3. 旋回体、ケーブル巻取式などの回転部分への給電には、トロリバーが用いられる。

4. トロリ線給電のトロリ線取付方法には、イヤー式とすくい上げ式がある。

5. 内部配線は、外部からの損傷や日光の直射を防ぐため、一般に、絶縁電線を金属管などの電線管又は金属ダクト内に収めている。

旋回体、ケーブル巻取式などの回転部分への給電には、トロリバーが用いられる。


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