ガス溶接作業主任者（令和5年4月） | 解答一覧

1. 圧力調整器をガス容器に取り付けるときは、圧力調整ハンドルを右に回してスプリングを緩め、圧力調整器内の弁を開いてから行う。

2. 圧力調整器をガス容器に取り付けるときは、圧力調整器出口や安全弁の吹出口が容器の肩の方に向かないようにする。

3. アセチレン用圧力調整器を容器に取り付けるときは、専用の取付金具を用いる。

4. ガス溶接などの作業の途中で圧力調整器の出口圧力を調整するときは、吹管のバルブを閉じた後に圧力調整ハンドルを回して行う。

5. 圧力調整器を長期間保管する場合は、ビニル袋などに入れて密閉し、これを更にダンボール箱などに入れ、粉じん、腐食性ガスなどに触れない場所に保管する。

圧力調整器をガス容器に取り付けるときは、圧力調整ハンドルを右に回してスプリングを緩め、圧力調整器内の弁を開いてから行う。

1. 酸素用ホースを吹管に取り付けたら、燃料ガス用ホースを取り付ける前に、圧力調整ハンドルを回して酸素を送給した後、吹管の酸素バルブ、燃料ガスバルブを順に開き、燃料ガス入口に指先や手首を当てて吸込みの確認を行う。

2. 点火前の空吹きをした後、吹管のバルブを閉め、容器弁、圧力調整器などを開放にしたままで、検知剤をバルブ部、接続部などに塗布して、各部のガス漏れを点検する。

3. 点火するときは、供給ガス（燃料ガス及び酸素）の圧力調整後、吹管の燃料ガスバルブを半回転から１回転ほど開き、次に、酸素バルブを開き、燃料ガスと酸素の混合状況を確認した後に、所定のライターで点火する。

4. 消火するときは、酸素バルブを閉じ、次に燃料ガスバルブを閉じる。

5. 打合せ、休憩などでガス溶接作業を中断するときは、圧力調整器内のガス抜きをしておく。

点火するときは、供給ガス（燃料ガス及び酸素）の圧力調整後、吹管の燃料ガスバルブを半回転から１回転ほど開き、次に、酸素バルブを開き、燃料ガスと酸素の混合状況を確認した後に、所定のライターで点火する。

1. ガス容器は、マニホールドの両側に取り付けるとともに、取り付ける際に、パッキンを点検し、不良品は取り替える。

2. ガス容器をマニホールドに取り付けたときは、ガス容器１本の弁を少し開いて、マニホールド内のガスと空気の混合ガスを放出弁から放出する。

3. 二次側配管にガスを供給する前に、使用に十分なガスの圧力があることを圧力計で確認してから、圧力調整器で最適使用圧力に調整する。

4. ガス容器を取り替え、ガスの圧力を最適使用圧力に調整した後は、低圧ストップ弁を開いて二次側配管にガスを供給する。

5. ガス供給を停止するときは、高圧ストップ弁、低圧ストップ弁、供給弁、主管弁の順で弁を閉め、圧力調整器の圧力調整ハンドルを緩めておく。

ガス供給を停止するときは、高圧ストップ弁、低圧ストップ弁、供給弁、主管弁の順で弁を閉め、圧力調整器の圧力調整ハンドルを緩めておく。

1. 火口が異常に過熱した。

2. 火口にスラグが付いて詰まった。

3. 火口の当たり部がトーチヘッドの接点に密着していなかった。

4. アセチレンホース内へ空気や酸素が流入したまま点火した。

5. 燃料ガスの圧力が高すぎた。

燃料ガスの圧力が高すぎた。

1. ガス切断作業で発生する火花は、わずかな隙間から装置などの裏側へ入り、可燃物の着火源となることがあるので、火花の飛散防止措置を行う。

2. 引火点が常温よりかなり高い作動油、潤滑油などが含まれる装置の修理をガス切断作業により行う場合は爆発・火災の危険性が少なく、またガソリンなどより燃焼熱が小さいため消火作業は容易であるが、ウエスや断熱材など

3. にしみ込んでいるときには消火器を近くに準備しておく。

4. 酸類を貯蔵していた鉄製のタンクの修理をガス切断作業により行う場合は、水素の発生を予測して、作業前にタンク内のガス検知を行う。

5. 引火性液体を貯蔵していたタンク内の可燃物の除去が困難な場合は、窒素、二酸化炭素などの不活性ガスで内部の空気を置換してからガス切断作業を行う。

引火点が常温よりかなり高い作動油、潤滑油などが含まれる装置の修理をガス切断作業により行う場合は爆発・火災の危険性が少なく、またガソリンなどより燃焼熱が小さいため消火作業は容易であるが、ウエスや断熱材など

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1. 溶解アセチレンの24リットルボンベ10本を導管により連結した装置

2. 溶解アセチレンの41リットルボンベ９本を導管により連結した装置

3. 水素ガスの46.7リットルボンベ９本を導管により連結した装置

4. ＬＰガスの118リットルボンベ９本を導管により連結した装置

5. ＬＰガスの71リットルボンベ10本を導管により連結した装置

溶解アセチレンの41リットルボンベ９本を導管により連結した装置

1. ガス等のホース及び吹管については、損傷、摩耗等によるガス等の漏えいのおそれがないものを使用すること。

2. 溶断の作業を行うときは、吹管からの過剰酸素の放出による火傷を防止するため、換気を行わないこと。

3. ガス等のホースにガス等を供給しようとするときは、あらかじめ、当該ホースに、ガス等が放出しない状態にした吹管又は確実な止めせんを装着した後に行うこと。

4. ガス等のホースと吹管及びガス等のホース相互の接続箇所については、ホースバンド、ホースクリップ等の締付具を用いて確実に締付けを行うこと。

5. 作業の中断又は終了により作業箇所を離れるときは、ガス等の供給口のバルブ又はコックを閉止してガス等のホースを当該ガス等の供給口から取りはずし、又はガス等のホースを自然通風若しくは自然換気が十分な場所へ移動すること。

溶断の作業を行うときは、吹管からの過剰酸素の放出による火傷を防止するため、換気を行わないこと。

1. ガス装置室の壁とガス集合装置との間隔については、当該装置の取扱い、ガスの容器の取替え等をするために十分な距離に保たなければならない。

2. ガス装置室の壁の外面は、火気を使用する設備から５ｍ以上離れた場所に設けなければならない。

3. ガス装置室の屋根及び天井の材料は、軽い不燃性の物としなければならない。

4. ガス装置室の壁の材料は、不燃性の物としなければならない。

5. ガス装置室は、ガスが漏えいしたときに、当該ガスが滞留しないものとしなければならない。

ガス装置室の壁の外面は、火気を使用する設備から５ｍ以上離れた場所に設けなければならない。

1. 使用するガスの名称、最小ガス貯蔵量及び最大ガス消費速度を、ガス装置室の見やすい箇所に掲示すること。

2. バルブ、コック等の操作要領及び点検要領をガス装置室の見やすい箇所に掲示すること。

3. ガス装置室には、係員のほかみだりに立ち入ることを禁止し、かつ、その旨を見やすい箇所に掲示すること。

4. 当該作業を行う者に保護眼鏡及び保護手袋を着用させること。

5. 導管には、酸素用とガス用との混同を防止するための措置を講ずること。

使用するガスの名称、最小ガス貯蔵量及び最大ガス消費速度を、ガス装置室の見やすい箇所に掲示すること。

1. １年　　　摩耗　　機能

2. ６か月　　機能　　外観

3. １年　　　損傷　　機能

4. ６か月　　損傷　　外観

5. １年　　　外観　　機能

１年　　　損傷　　機能

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1. Ａ，Ｃ

2. Ａ，Ｄ

3. Ｂ，Ｃ

4. Ｂ，Ｄ

5. Ｃ，Ｄ

Ｃ，Ｄ

1. 一定数のガス容器を枠組みして運搬し、使用する容器の連結方法を、カードル方式という。

2. ガス容器の連結方法であるマニホールド方式は、カードル方式と比べて、比較的圧力の高いガス容器に用いられる。

3. ガス集合溶接装置の圧力調整器は、高圧ストップ弁と低圧ストップ弁の間に設置されている。

4. ガス集合溶接装置に用いられる器具の連結部は、十分な気密が保持されるように溶接するか、適切なパッキンを使用する。

5. 安全器は、圧力調整器から吹管につながる導管の途中に設ける。

ガス容器の連結方法であるマニホールド方式は、カードル方式と比べて、比較的圧力の高いガス容器に用いられる。

1. Ａ，Ｂ

2. Ａ，Ｃ

3. Ｂ，Ｃ

4. Ｂ，Ｄ

5. Ｃ，Ｄ

Ｃ，Ｄ

1. Ａ形溶接器は、通常、一度火炎を調整しておけば、再点火するときに火炎の再調整をする必要がない。

2. Ｂ形溶接器は、ミキサが火口内部に組み込まれており、Ａ形溶接器に比べて火口が重い。

3. Ｂ形溶接器では、火口番号は、１時間当たりのアセチレン消費量(リットル)に対応するとされている。

4. 低圧用溶接器は、中圧アセチレンにも使用できるが、中圧用溶接器は、低圧アセチレンには使用できない。

5. 中圧用３形切断器は、燃料ガスの種類を変えても、十分なガス供給能力が得られれば火口を交換することにより使用することができる。

Ｂ形溶接器は、ミキサが火口内部に組み込まれており、Ａ形溶接器に比べて火口が重い。

1. 酸素用圧力調整器の容器との取付け部は、おねじのものとめねじのものとがあるが、いずれも左ネジである。

2. ＬＰガス用圧力調整器の内部のダイヤフラムには、耐アセトン性ゴムを使用する。

3. ブルドン管式圧力計に異常圧力がかかりブルドン管が破裂した場合の外わく等の飛散防止策として、圧力計の背面に逃がし穴が装備されている場合がある。

4. ＬＰガス用圧力調整器には、通常、高圧圧力計が取り付けられている。

5. ブルドン管圧力計のブルドン管は、ガス圧力が加わると、その断面形状が円形から扁平形に変わり、曲管が伸長する。

ブルドン管式圧力計に異常圧力がかかりブルドン管が破裂した場合の外わく等の飛散防止策として、圧力計の背面に逃がし穴が装備されている場合がある。

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1. 溶解アセチレンは、耐圧容器内の多孔質物に溶剤を浸潤させ、アセチレンを圧入してこの溶剤に溶解させたものである。

2. 溶解アセチレン容器に詰めるマスとしては、けい酸カルシウムを主成分とする多孔質物が使用されている。

3. 溶解アセチレンの溶剤に使用されるＤＭＦ(ジメチルホルムアミド)は、溶解性に優れているが、毒性が強い。

4. 溶解アセチレンの耐圧容器への充?圧力は、15℃でゲージ圧力15ＭPa以下とされている。

5. アセトンを溶剤とする場合、温度が上昇すると、アセチレンのアセトンへの溶解度が減少するので、容器内の圧力は高くなる。

溶解アセチレンの耐圧容器への充?圧力は、15℃でゲージ圧力15ＭPa以下とされている。

1. アセチレン以外の燃料ガスは、一部の混合ガスを除いて溶接性に難点があるため、ガス溶断や加熱用に使用されている。

2. プロパンが漏れた場合、作業場所の低いところに滞留し、爆発性雰囲気を形成するおそれがある。

3. アセチレンは、空気や酸素がなくても着火源があれば分解爆発を起こす。

4. ＬＰガスは、油脂類や天然ゴムを溶解する。

5. 純粋なアセチレンは、無色で芳香を有する麻酔性ガスである。

純粋なアセチレンは、無色で芳香を有する麻酔性ガスである。

1. 酸素は、通常、空気中に約18％含まれている。

2. 酸素は、無色・無臭の気体で、空気より軽い。

3. 可燃性ガスの最小着火エネルギーは、酸素と混合した場合の値の方が空気と混合した場合の値より大きい。

4. 酸素自身は燃えたり爆発したりすることがない。

5. 酸素は、主に、水の電気分解により製造されている。

酸素自身は燃えたり爆発したりすることがない。

1. 火炎の伝ぱ速度が音速を超える激しい爆発を爆ごうといい、爆ごうでは、圧力の上昇が初圧の数十倍に達することがある。

2. 火炎面に一定速度の可燃性ガスと支燃性ガスが供給され続けると燃焼は継続し、発熱と放熱のバランスが保たれると安定的に燃焼する。

3. 爆発とは、一般に、圧力の急激な発生又は開放の結果として、爆音を伴う気体の膨張などが起こる現象をいう。

4. ガス自体の分解反応熱によって爆発する分解爆発は、低圧下で起こりやすく、高圧下で起こりにくい。

5. 化学反応による爆発は、酸化反応によるものと分解反応によるものとに分けられる。

ガス自体の分解反応熱によって爆発する分解爆発は、低圧下で起こりやすく、高圧下で起こりにくい。

1. 酸素容器の容器弁には、容器の耐圧試験圧力の80％以下の圧力で作動する破裂板式安全弁が設けられている。

2. ＬＰガス容器には溶接容器が使用され、耐圧試験は、一般に3.0ＭPaで行われている。

3. アセチレンとＬＰガスの混合ガスの容器には、一般に、溶接容器が使用され、その塗色はねずみ色である。

4. 継目なし容器には、角鋼材から鍛造で作ったものと、継目なし鋼管の両端を鍛造で絞って作ったものがある。

5. ガス容器には、容器使用者の氏名を容器の外面に刻印で明示しなければならない。

ガス容器には、容器使用者の氏名を容器の外面に刻印で明示しなければならない。

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