1 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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図に示す回路において、コンデンサC1に蓄えられる電荷〔μC〕として、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 100μC
2. 120μC
3. 500μC
4. 600μC
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120μC
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2 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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図に示す強磁性体のヒステリシス曲線に関する記述として、誤っているものはどれか。
ただし、H:磁界の強さ〔A/m〕、B:磁束密度〔T〕
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詳細
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1. 磁化されていない強磁性体に磁界を加え、その磁界を徐々に増加させたときの磁束密度は、0からaに至る曲線に沿って増加する。
2. 磁界の強さを+Hmから−Hmに変化させたときの磁束密度は、aからb、cを通りdに至る曲線に沿って変化する。
3. ヒステリシス損は、ヒステリシス曲線内の面積に反比例する。
4. Brを残留磁気といい、HCを保磁力という。
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ヒステリシス損は、ヒステリシス曲線内の面積に反比例する。
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3 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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図に示すRLC直列回路に交流電圧を加えたとき、当該回路の有効電力の値〔W〕として、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 860W
2. 1,200W
3. 1,785W
4. 2,000W
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1,200W
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4 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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内部抵抗RVが1,000Ω、最大目盛が1Vの電圧計を、最大指示値が1V、5V、10Vの多重範囲電圧計とするために接続する直列抵抗器Rm1、Rm2の抵抗値〔Ω〕の組合せとして、適当なものはどれか。
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詳細
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1. Rm1:3,000Ω Rm2:4,000Ω
2. Rm1:3,000Ω Rm2:5,000Ω
3. Rm1:4,000Ω Rm2:5,000Ω
4. Rm1:4,000Ω Rm2:9,000Ω
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Rm1:4,000Ω Rm2:5,000Ω
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5 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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図に示すシーケンス回路において、スイッチA、B、Cの状態とランプLの点滅の関係として、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. スイッチA:ON スイッチB:OFF スイッチC:OFF ランプL:消灯
2. スイッチA:OFF スイッチB:ON スイッチC:ON ランプL:点灯
3. スイッチA:ON スイッチB:ON スイッチC:OFF ランプL:消灯
4. スイッチA:OFF スイッチB:ON スイッチC:OFF ランプL:点灯
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スイッチA:OFF スイッチB:ON スイッチC:OFF ランプL:点灯
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6 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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同期発電機の並行運転に関する記述として、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 起電力の大きさが異なると、横流が流れ、起電力が等しくなるように作用する。
2. 起電力の位相が異なると、横流が流れ、同期化するように作用する。
3. 発電機の負荷の分担は、発電機の励磁電流の調整により、変更することができる。
4. 発電機の負荷の急変は、周波数の変動や乱調を生じることがある。
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発電機の負荷の分担は、発電機の励磁電流の調整により、変更することができる。
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7 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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変圧器の負荷が、1/2負荷から全負荷になったとき、鉄損と銅損の変化の組合せとして、適当なものはどれか。
ただし、電圧及び力率の変動はないものとする。
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詳細
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1. 鉄損の変化:1倍 銅損の変化:2倍
2. 鉄損の変化:1倍 銅損の変化:4倍
3. 鉄損の変化:2倍 銅損の変化:2倍
4. 鉄損の変化:2倍 銅損の変化:4倍
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鉄損の変化:1倍 銅損の変化:4倍
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8 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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ガス遮断器等に用いられる、六フッ化硫黄( SF6)ガスに関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 化学的に安定であり無色無臭である。
2. 空気と比べてアーク放電に対する消弧性能が高い。
3. 空気と比べて絶縁耐力が高い。
4. 地球温暖化係数が二酸化炭素( CO2)に比べて小さい。
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地球温暖化係数が二酸化炭素( CO2)に比べて小さい。
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9 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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図のような揚水式発電の、揚水時に必要な電力量〔MW・h〕として、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 1,900MW・h
2. 2,400MW・h
3. 3,000MW・h
4. 4,500MW・h
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3,000MW・h
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10 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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変電所の母線保護に用いられる保護継電方式として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 電流差動方式
2. 電圧差動方式
3. 温度継電方式
4. 位相比較方式
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温度継電方式
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11 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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架空送電線における、単導体方式と比較した多導体方式の特徴として、不適当なものはどれか。
ただし、多導体の合計断面積は、単導体の断面積に等しいものとする。
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詳細
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1. 静電容量が小さい。
2. 送電容量が大きい。
3. インダクタンスが小さい。
4. コロナ開始電圧が高い。
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静電容量が小さい。
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12 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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図のような直流2線式環状配電線路において、AB間に流れる電流I〔A〕の値として、正しいものはどれか。
ただし、配電線の1線当たりの抵抗値は、AB間及びAC間が0.1Ω、BC間が0.2Ωとする。
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詳細
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1. 30A
2. 40A
3. 50A
4. 60A
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40A
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13 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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照明に関する用語の記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 光度とは、ある面上の最小照度の、平均照度に対する比をいう。
2. 光量とは、光束の時間積分量をいう。
3. グレアとは、視野の中に輝度の高い光源などがあることにより、不快を感じたり物の見え方を害することをいう。
4. 照度とは、光を受ける面の単位面積当たりに入射する光束をいう。
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光度とは、ある面上の最小照度の、平均照度に対する比をいう。
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14 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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電気化学に関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 水溶液中でイオンとなる物質を電解質といい、このイオンを含んだ水溶液を電解液という。
2. 電気的に中性の分子が陽イオンと陰イオンに分かれることを電気分解という。
3. 硫酸銅水溶液を電気分解すると陰極に銅が析出する。
4. 電気分解により析出する物質の析出量は、通電した電気量に比例する。
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電気的に中性の分子が陽イオンと陰イオンに分かれることを電気分解という。
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15 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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三相誘導電動機の速度制御に関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 極数切換による制御は、固定子巻線をY−Δに変えて行う制御方式である。
2. 二次抵抗制御は、比例推移の原理により、回転子に接続する抵抗を加減して行う制御方式である。
3. V/f一定制御は、電源の電圧と周波数を同時に可変して行う制御方式である。
4. ベクトル制御は、電動機に流れる電流を励磁電流成分とトルク電流成分に分けて、各々独立して行う制御方式である。
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極数切換による制御は、固定子巻線をY−Δに変えて行う制御方式である。
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16 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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火力発電の熱サイクルに関する次の記述に該当する用語として、適当なものはどれか。
「高圧タービンで断熱膨張した蒸気をボイラに送り、過熱して蒸気の湿り度を少なくし再び低圧タービンに送り膨張させ、熱効率を向上させる熱サイクル」
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詳細
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1. 再生サイクル
2. 再熱サイクル
3. ランキンサイクル
4. カルノーサイクル
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再熱サイクル
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17 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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水力発電に用いる水車に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. フランシス水車には、ランナの出口から放水面までの接続管として吸出し管が設置される。
2. フランシス水車は、負荷が変化しても効率は、ほぼ一定である。
3. ペルトン水車のノズル内には、負荷に応じて使用流量を調整するためのニードル弁が設けられる。
4. ペルトン水車は、急激な負荷変化でも水圧管内の圧力上昇を抑制することが可能である。
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フランシス水車は、負荷が変化しても効率は、ほぼ一定である。
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18 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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変電所に用いられるガス絶縁開閉装置( GIS )の特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 気中絶縁に比べて小型化が可能であり、その小型化の効果は電圧が高いほど大きい。
2. 露出充電部がなく外気の影響を受けにくいため、信頼性が高い。
3. 内部事故の場合、事故部分を一括取替することにより、気中絶縁に比べて迅速な復旧が可能である。
4. 規模に応じて、組立調整、熱伸縮吸収、地震時の過渡変位吸収などのために伸縮継手が必要となる。
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内部事故の場合、事故部分を一括取替することにより、気中絶縁に比べて迅速な復旧が可能である。
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1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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電力系統の保護継電方式の基本的な考え方として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 事故の発生及び事故点を検出し、遮断器に遮断指令を与える。
2. 事故除去のための遮断区間を必要最小限にとどめ、余分な区間までの停止を避ける。
3. 隣り合った保護区間は保護範囲が重ならないようにして、事故を検出する。
4. 主保護が何らかの原因で不動作となっても事故が除去できるよう、後備保護を検討する。
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隣り合った保護区間は保護範囲が重ならないようにして、事故を検出する。
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20 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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電力系統の供給信頼度の向上対策に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 大容量機器は信頼度が高いため、大容量機器を少数設置する。
2. 系統どうしを互いに並列化して運転する。
3. 発電機、変圧器などの機器は、できる限り並列接続する。
4. 機器の定期点検は、負荷が最大になる時期に集中しないように計画する。
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大容量機器は信頼度が高いため、大容量機器を少数設置する。
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21 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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架空送電線における支持点間の電線のたるみの近似値D〔m〕及び電線の実長の近似値L〔m〕を求める式の組合せとして、正しいものはどれか。
ただし、各記号は次のとおりとし、電線支持点の高低差はないものとする。
S:径間〔m〕
T:電線の最低点の水平張力〔N〕
W:電線の単位長さ当たりの重量〔N/m〕
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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22 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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架空送電線路のフラッシオーバに関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 鉄塔逆フラッシオーバを防止するため、埋設地線を施設する。
2. がいし表面が塩分などで汚損されると、交流に対するフラッシオーバ電圧が上昇する。
3. 径間逆フラッシオーバを防止するため、架空地線のたるみを電線のたるみより小さくする。
4. アークホーン間隔は、遮断器の開閉サージでフラッシオーバしないように設定する。
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がいし表面が塩分などで汚損されると、交流に対するフラッシオーバ電圧が上昇する。
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23 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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送電系統のフェランチ現象に関する次の記述のうち、( )に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「フェランチ現象は、送電線路のこう長が( ア )ほど著しくなり、同じ長さの場合( イ )の方が発生しやすい。」
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詳細
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1. ア:長い イ:地中ケーブル
2. ア:長い イ:架空電線
3. ア:短い イ:地中ケーブル
4. ア:短い イ:架空電線
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ア:長い イ:地中ケーブル
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24 |
1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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架空送電線における電線の微風振動防止対策として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. アーマロッドを取り付ける。
2. 電線を太線化する。
3. ダンパを取り付ける。
4. 電線の張力を大きくする。
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電線の張力を大きくする。
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1級電気工事施工管理技士(令和2年度) |
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低圧の電力系統に分散型電源を連系する場合において、分散型電源を自動的に解列しなければならない事象として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、定められていないものはどれか。
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詳細
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1. 分散型電源の単独運転又は逆充電
2. 連系している電力系統における高調波の発生
3. 分散型電源の異常又は故障
4. 連系している電力系統の短絡事故、地絡事故又は高低圧混触事故
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連系している電力系統における高調波の発生
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