揚貨装置運転士（令和4年4月） | 解答一覧

1. 揚貨装置は、船舶において荷を積卸しするため船舶又は岸壁に設置された荷役設備である。

2. デリック型式の揚貨装置は、デリックポスト、デリックブーム及びウインチを主体に構成されている。

3. ジブクレーン型式の揚貨装置は、巻上げなどの動力には、一般に、油圧モータ又は電動機が使用される。

4. ジブクレーン型式の揚貨装置には、ジブが１本のシングルタイプとジブが２本のダブルタイプがあり、360°旋回も可能である。

5. 走行式橋形クレーン型式の揚貨装置は、クレーンガーダのカンチレバーが船外に張り出す構造となっている。

揚貨装置は、船舶において荷を積卸しするため船舶又は岸壁に設置された荷役設備である。

1. ガイテークルは、組合せ滑車及びワイヤロープで構成された装置で、デリックブームの先端を所定の位置に固定するために用いられる。

2. カーゴワイヤロープは、荷のつり上げ、つり下ろしに使用されるのもので、カーゴフォールともいい、けんか巻き方式ではカーゴランナーともいう。

3. プリベンターガイは、デリックブームの先端を所定の位置に固定するためのワイヤロープのうち、引込み、巻出しを行わない静索で、一端をデリックブームの先端に、他端をブルワークのクリートなどに取り付ける。

4. けんか巻き方式のセンターガイは、２本のデリックブームの先端をつなぐ動索で、ブームを旋回するために用いられる。

5. トッピングリフトワイヤロープは、デリックブームの起伏動作を行うために用いられるが、ブームを旋回させる働きをするものもある。

けんか巻き方式のセンターガイは、２本のデリックブームの先端をつなぐ動索で、ブームを旋回するために用いられる。

1. A:素線　　　　B:ストランド

2. A:素線　　　　B:心綱

3. A:ストランド　B:心綱

4. A:ストランド　B:素線

5. A:心綱　　　　B:素線

A:ストランド　B:素線

1. キャンバススリング ……………… 袋物用

2. スプレッドビームスリング ……… 機関車などの大型重量物用

3. ロープスリング …………………… 各種雑貨用

4. プレートフック …………………… 鋼板用

5. ウェブスリング …………………… スクラップ用

ウェブスリング …………………… スクラップ用

1. グラブバケットは、クレーン型式の揚貨装置に取り付けて石炭、鉱石、砂利などのばら貨物の荷役に用いられるつり具である。

2. リフティングマグネットは、電磁石を応用したつり具で、スクラップなどの荷役に用いられる。

3. グリッパーは、直接貨物をつかむつり具で、貨物の種類・形状に応じて、クラムシェル型及びポリップ型がある。

4. スプレッダは、長尺物の貨物を安定した状態でつるための補助つり具で、貨物の長さに適合したものを用いる。

5. カーゴフックには、片フックと両フックがあるが、両フックは40ｔ程度以上の大荷重用に使用される。

グリッパーは、直接貨物をつかむつり具で、貨物の種類・形状に応じて、クラムシェル型及びポリップ型がある。

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1. 20枚

2. 23枚

3. 25枚

4. 30枚

5. 36枚

30枚

1. ブロックのシーブの溝底円弧の接触角は、120°以上とする。

2. アイ及びアイプレートのうち、プリベンダーガイを取り付けるときに用いるアイは、特にイヤクリートと呼ばれ、主にブルワークに設けられている。

3. シャックルには、ふくらんだ形のバウシャックルとＤ字形のストレートシャックルがあり、ロープ、チェーンなどの接続に用いられる。

4. マニラロープは、天然繊維のロープとしては最も多く使用され、日光に対して強く、雨、海水などに対して比較的耐水性がある。

5. 合成繊維ロープは、天然繊維ロープに比較して軽く強じんであり、衝撃に対しても強く、吸湿性が小さいなどの利点がある。

アイ及びアイプレートのうち、プリベンダーガイを取り付けるときに用いるアイは、特にイヤクリートと呼ばれ、主にブルワークに設けられている。

1. 各操作レバーが円滑に動くかどうかを点検するとともに、文字盤に示されている記号などにより各操作レバーの操作方向を確認する。

2. 各操作レバーを順次操作し、巻上げ、巻下げ、起伏、旋回を数回ゆっくり無負荷で行い、異常がなければ荷をつって５～６回試運転を行う。

3. 試運転の際、荷をつって停止中に切替バルブからの油漏れにより自然降下するときは、船舶側に申し出て修理してもらう。

4. 試運転の際、油パイプの中に空気が入っていて油圧モータが円滑に回転しないときは、船舶側に連絡し、制御装置又は油圧回路に設けてある空気抜きプラグを緩めて空気抜きをしてもらう。

5. 気温が特に高いときに連続運転をすると、油の温度が上がって粘度が高くなり油圧モータの能力が低下するので、船舶側に連絡し、クーラーをかけてもらう。

気温が特に高いときに連続運転をすると、油の温度が上がって粘度が高くなり油圧モータの能力が低下するので、船舶側に連絡し、クーラーをかけてもらう。

1. Ａ，Ｂ，Ｃ

2. Ａ，Ｃ，Ｄ

3. Ｂ，Ｃ，Ｄ

4. Ｂ，Ｄ

5. Ｃ，Ｄ

Ａ，Ｃ，Ｄ

1. Ａ，Ｂ

2. Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ

3. Ｂ，Ｃ，Ｄ

4. Ｂ，Ｄ，Ｅ

5. Ｃ，Ｅ

Ｂ，Ｃ，Ｄ

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1. 揚貨装置運転士免許で、制限荷重９ｔの揚貨装置の運転の業務に就くことができる。

2. 玉掛け技能講習の修了で、制限荷重10ｔの揚貨装置で行う７ｔの荷の玉掛けの業務に就くことができる。

3. 揚貨装置の運転の業務に係る特別教育の受講では、制限荷重６ｔの揚貨装置の運転の業務に就くことができない。

4. 揚貨装置運転士免許で、岸壁に設けられたつり上げ荷重６ｔの荷役用クレーンの運転の業務に就くことができる。

5. 玉掛けの業務に係る特別教育の受講では、制限荷重２ｔの揚貨装置で行う0.5ｔの荷の玉掛けの業務に就くことができない。

揚貨装置運転士免許で、岸壁に設けられたつり上げ荷重６ｔの荷役用クレーンの運転の業務に就くことができる。

1. フック又はシャックルにかかる荷重の最大の値を、それぞれ当該フック又はシャックルの断面積で除した値である。

2. フック又はシャックルの許容荷重の値を、それぞれ当該フック又はシャックルの切断荷重の値で除した値である。

3. フック又はシャックルにかかる衝撃荷重の値を、つり荷の質量で除した値である。

4. フック又はシャックルにかかる荷重の最大の値を、それぞれ当該フック又はシャックルの切断荷重の値で除した値である。

5. フック又はシャックルの切断荷重の値を、それぞれ当該フック又はシャックルにかかる荷重の最大の値で除した値である。

フック又はシャックルの切断荷重の値を、それぞれ当該フック又はシャックルにかかる荷重の最大の値で除した値である。

1. 港湾荷役作業を行うときは、当該作業を安全に行うため必要な照度を保持しなければならない。

2. 揚貨装置等を用いて、船倉の内部から荷を巻き上げ、又は船倉の内部へ荷を巻き卸す作業を行うときは、当該作業を開始する前に、ハッチビーム又は開放されたちょうつがい付きハッチボードの固定の状態について点検しなければならない。

3. 船倉の内部の小麦、大豆、とうもろこし等ばら物の荷を卸す作業を行う場合において、荷の移動を防止するための隔壁が倒壊することにより、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、当該作業中は当該隔壁を取りはずしてはならない。

4. 揚貨装置等を用いて、綿花、羊毛、コルク等でベール包装により包装されているものの巻上げの作業を行うときは、労働者に、当該包装に用いられている帯鉄、ロープ又は針金にスリングのフックをかけさせてはならない。

5. 港湾荷役作業を行うときは、物体の飛来又は落下による労働者の危険を防止するため、当該作業に従事する労働者に保護帽を着用させなければならない。

船倉の内部の小麦、大豆、とうもろこし等ばら物の荷を卸す作業を行う場合において、荷の移動を防止するための隔壁が倒壊することにより、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、当該作業中は当該隔壁を取りはずしてはならない。

1. 巻出索　　外角側　　フック

2. 台付索　　外角側　　みぞ車

3. 巻出索　　外角側　　スリング

4. 台付索　　内角側　　スリング

5. 引込索　　内角側　　みぞ車

引込索　　内角側　　みぞ車

1. 総トン数600ｔの船舶において、荷を積み、荷を卸し、又は荷を移動させる作業については、揚貨装置を用いないで行うものであっても、作業主任者を選任しなければならない。

2. 作業主任者は、揚貨装置運転士免許を有する者のうちから選任しなければならない。

3. 作業の方法を決定し、作業を直接指揮することは、作業主任者の職務である。

4. 通行設備、荷役機械、保護具並びに器具及び工具を点検整備し、これらの使用状況を監視することは、作業主任者の職務である。

5. 周辺の作業者との連絡調整を行うことは、作業主任者の職務である。

作業主任者は、揚貨装置運転士免許を有する者のうちから選任しなければならない。

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1. その日の作業を開始する前に行う。

2. その日の作業の開始後、遅滞なく行う。

3. その日の作業を開始する前及び終了した後に行う。

4. 当該船舶における作業を開始する前に行う。

5. その日の午前及び午後の作業を開始する前並びに終了した後に行う。

その日の作業を開始する前に行う。

1. Ａ，Ｂ

2. Ａ，Ｃ

3. Ａ，Ｃ，Ｄ

4. Ｂ，Ｃ

5. Ｃ，Ｄ

Ａ，Ｃ

1. リンクの断面の直径の減少が、製造されたときの当該直径の 11％の 鎖

2. 伸びが、当該鎖が製造されたときの長さの６％の鎖

3. 直径の減少が公称径の６% のワイヤロープ

4. エンドレスでないワイヤロープで、その両端にフック、シャックル、リング又はアイのいずれも備えていないもの

5. ワイヤロープ１よりの間において素線(フィラ線を除く。以下同じ。)の数の11% の素線が切断したワイヤロープ

直径の減少が公称径の６% のワイヤロープ

1. 故意により、免許に係る業務について重大な事故を発生させたときは、免許の取消し又は効力の一時停止の処分を受けることがある。

2. 労働安全衛生法違反により免許の取消しの処分を受けた者は、処分を受けた日から起算して30日以内に、免許の取消しをした都道府県労働局長に免許証を返還しなければならない。

3. 免許に係る業務に従事するときは、当該業務に係る免許証を携帯しなければならない。ただし、屋外作業等、作業の性質上、免許証を滅失するおそれがある業務に従事するときは、免許証に代えてその写しを携帯することで差し支えない。

4. 免許に係る業務に現に就いている者は、免許証を滅失したときは、免許証の再交付を受けなければならない。ただし、当該免許証の写し及び事業者による当該免許証の所持を証明する書面を携帯するときは、この限りでない。

5. 免許に係る業務に現に就いている者は、氏名を変更したときは、免許証の書替えを受けなければならない。ただし、変更後の氏名を確認することができる他の技能講習修了証等を携帯するときは、この限りでない。

故意により、免許に係る業務について重大な事故を発生させたときは、免許の取消し又は効力の一時停止の処分を受けることがある。

1. Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ

2. Ａ，Ｄ

3. Ｂ，Ｃ，Ｄ

4. Ｂ，Ｅ

5. Ｃ，Ｄ，Ｅ

Ｂ，Ｃ，Ｄ

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1. 直流はＡＣ、交流はＤＣと表される。

2. 直流は、変圧器によって容易に電圧を変えることができる。

3. 電力として配電される交流は、同一地域内であっても家庭用と工場の動力用では周波数が異なる。

4. 交流は、整流器で直流に変換できるが、得られた直流は完全に平滑ではなく波が多少残るため、脈流と呼ばれる。

5. 単相交流を三つ集め、電流及び電圧の大きさ並びに電流の方向が時間の経過に関係なく一定となるものを三相交流という。

交流は、整流器で直流に変換できるが、得られた直流は完全に平滑ではなく波が多少残るため、脈流と呼ばれる。

1. 電圧の単位はボルト(Ｖ)で、1000Ｖは 1kVも表す

2. 抵抗に電流が流れたときに発生する熱をジュール熱という。

3. 回路に流れる電流の大きさは、回路の電圧に比例し、抵抗に反比例する。

4. 電力とは、電気エネルギーが単位時間当たりにする仕事の量をいう。

5. 100Ｖで200Ｗの作業灯を25日間点灯し続けたときの消費電力量は、200kＷhである。

100Ｖで200Ｗの作業灯を25日間点灯し続けたときの消費電力量は、200kＷhである。

1. 抵抗の単位はオーム(Ω)で 、1000000Ω も表す は１ＭΩと 。

2. 回路の抵抗は、回路にかかる電圧を回路に流れる電流で除して求められる。

3. ３Ωと６Ωの抵抗を直列に接続したときの合成抵抗の値は、９Ωである

4. 抵抗を並列に ときの合成抵抗の値は、個々の抵抗の値のどれより 接続したも小さい。

5. 導体でできた円形断面の電線の場合、断面の直径が同じまま長さが２倍になると抵抗の値は２倍になり、長さが同じまま断面の直径が２倍になると抵抗の値は２分の１になる。

導体でできた円形断面の電線の場合、断面の直径が同じまま長さが２倍になると抵抗の値は２倍になり、長さが同じまま断面の直径が２倍になると抵抗の値は２分の１になる。

1. 雲母は、電気の導体である。

2. 黒鉛は、電気の絶縁体である。

3. 磁器は、電気の導体である。

4. ガラスは、電気の絶縁体である。

5. 空気は、電気の導体である。

ガラスは、電気の絶縁体である。

1. 電流計及び電圧計には、直流用、交流用及び交直両用がある。

2. 交流用の電圧計や電流計は、一般に電圧又は電流の最大値ではなく実効値で目盛られている。

3. 電圧計は、交流の場合は回路に並列に接続し、直流の場合は回路に直列に接続して測定する。

4. 回路計(テスター)では、測定する電圧や電流の見当がつかない場合は、最初に測定範囲の最大計測値のレンジで測定してから、順次適当なレンジに切り替える。

5. アナログテスターでは、正確な値を測定するため、あらかじめ調整ねじで指針を「０」に合わせる０点調整を行ってから測定する。

電圧計は、交流の場合は回路に並列に接続し、直流の場合は回路に直列に接続して測定する。

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