1 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
揚貨装置に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. 揚貨装置は、船舶において荷を積卸しするため船舶又は岸壁に設置された荷役設備である。
2. デリック型式の揚貨装置のシングルデリックブームのガイレス荷役方式は、1本のトッピングリフトワイヤロープを使ってデリックブームを旋回させるものである。
3. デリック型式の揚貨装置のシングルデリックブームのガイ装備荷役方式では、ブーム先端の左右にガイロープを張り、それぞれのロープの引込み、巻出しを行うことにより、ブーム先端を所定の位置に動かして位置決めをする。
4. 1個の共通旋回台に2台のジブクレーンを搭載したダブルタイプの揚貨装 置は、荷を斜めづりしたり、船体が左右に大きく傾斜しても、ジブが揺れずに使用できる特長がある。
5. 走行式橋形クレーン型式の揚貨装置は、荷役時には、クレーンガーダの先端部に設けられたデリックブームが船外に張り出す構造となっている。
|
デリック型式の揚貨装置のシングルデリックブームのガイ装備荷役方式では、ブーム先端の左右にガイロープを張り、それぞれのロープの引込み、巻出しを行うことにより、ブーム先端を所定の位置に動かして位置決めをする。
|
2 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
シングルワイヤによるけんか巻き荷役方式の説明に関する次の文中の [ ] 内に入れるAからCの語句又は数字の組合せとして、正しいものは(1)~(5) のうちどれか。
「ブームを固定した状態で、 [ A ] 台のウインチの巻上げ・巻下げ運転だけで貨物の荷役を行うことができる。
デリックブームの仰角は、強度の上では大きくするほど良いが、あまり大きくし過ぎると、デリックブームが [ B ] 危険がある。
つり上げる荷の位置が2本のブームヘッドを結んだ線の [ C ] にないと斜めづりになる。」
|
詳細
|
1. A: 2 B: 立ち上がる C: 真下
2. A: 1 B: 立ち上がる C: 真下
3. A: 1 B: 立ち上がる C: 真横
4. A: 1 B: 倒れる C: 真横
5. A: 2 B: 倒れる C: 真下
|
A: 2 B: 立ち上がる C: 真下
|
3 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
揚貨装具などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. ブロックのシーブの溝底円弧の接触角は、120°以上とする。
2. ロープ、チェーン、フックなどを接続するときに用いるシャックルのうち、D字形の形状のものを特にバウシャックルと呼ぶ。
3. 合成繊維ロープは、天然繊維ロープに比較して軽く強じんであり、衝撃に対しても強く、吸湿性が小さいなどの利点がある。
4. マニラロープは、天然繊維のロープとしては最も多く使用され、日光に対して強く、雨、海水などに対して比較的耐水性がある。
5. リングプレートは、アイプレートにリングを付けたもので、ロープの方向が広範囲に変化する場合などに用いられる。
|
ロープ、チェーン、フックなどを接続するときに用いるシャックルのうち、D字形の形状のものを特にバウシャックルと呼ぶ。
|
4 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
次のワイヤロープAからDについて、「ラングSよりワイヤロープ」及び「普通Zよりワイヤロープ」の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
|
詳細
|
1. ラングSより: A 普通Zより: B
2. ラングSより: A 普通Zより: C
3. ラングSより: B 普通Zより: C
4. ラングSより: B 普通Zより: D
5. ラングSより: C 普通Zより: D
|
ラングSより: C 普通Zより: D
|
5 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
荷役用スリングとその用途の組合せとして、適切なものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. スプレッドビームスリング ……… ドラムかん用
2. プレートフック …………………… スクラップ用
3. キャンバススリング ……………… 巻取紙用
4. バケットスリング ………………… 長尺物用
5. ボックススリング ………………… ばら荷用
|
ボックススリング ………………… ばら荷用
|
スポンサー
|
6 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
つり具及びフックに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. リフティングマグネットは、電磁石を応用したつり具で、鉄、銅、アルミニウムなどあらゆる金属を引きつけることができるので、スクラップなどの荷役に用いられる。
2. グラブバケットの種類には、その作動方式により、単索式、複索式及び電動油圧式があり、単索式にあっては荷の自重によりシェルが開閉する。
3. スプレッダは、クレーン型式の揚貨装置に取り付けて石炭、鉱石、砂利などのばら貨物の荷役に用いられるつり具である。
4. グリッパーは貨物を直接つかんでつり上げることができるつり具で、貨物の荷重そのものにより生ずるつかみ力を利用してつり上げるため、貨物をつかむ部分の形状・寸法は、貨物の種類・形状に応じて有効なものが作られており、木材、箱、ベール梱包貨物など、それぞれの荷姿に合わせたものを使い分ける。
5. カーゴフックには、片フックと両フックがあるが、片フックは40t程度以上の大荷重用に使用される。
|
グリッパーは貨物を直接つかんでつり上げることができるつり具で、貨物の荷重そのものにより生ずるつかみ力を利用してつり上げるため、貨物をつかむ部分の形状・寸法は、貨物の種類・形状に応じて有効なものが作られており、木材、箱、ベール梱包貨物など、それぞれの荷姿に合わせたものを使い分ける。
|
7 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
図において、電動機の回転軸に固定された歯車Aが電動機の駆動により毎分 1600回転し、これにかみ合う歯車の回転により、歯車Dが毎分80回転しているとき、歯車Cの歯数の値として正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、歯車A、B及びDの歯数は、それぞれ16枚、64枚及び120枚とし、BとCの歯車は同じ軸に固定されているものとする。
|
詳細
|
1. 21枚
2. 24枚
3. 28枚
4. 30枚
5. 32枚
|
24枚
|
8 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
油圧駆動式のジブクレーン型式揚貨装置の操作に関する作業開始前の注意事項として、適切でないものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. 船舶側による各部の点検及び注油が完了していることを確認する。
2. 各操作レバーが円滑に動くかどうかを点検するとともに、文字盤に示されている記号などにより各操作レバーの操作方向を確認する。
3. 各操作レバーを順次操作し、巻上げ、巻下げ、起伏、旋回を数回ゆっくり無負荷で行い、異常がなければ荷をつって5~6回試運転を行う。
4. 気温が特に高いときに連続運転をすると、油の温度が上がって粘度が高くなり油圧モータの能力が低下するので、船舶側に連絡し、クーラーをかけてもらい油を冷やす。
5. 試運転の際、油パイプの中に空気が入っていて油圧モータが円滑に回転しないときは、船舶側に連絡し、制御装置又は油圧回路に設けてある空気抜きプラグを緩めて空気抜きをしてもらう。
|
気温が特に高いときに連続運転をすると、油の温度が上がって粘度が高くなり油圧モータの能力が低下するので、船舶側に連絡し、クーラーをかけてもらい油を冷やす。
|
9 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
揚貨装置の制限荷重及び制限角度に関する次のAからDの記述について、適切なもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 制限荷重とは、揚貨装置の構造や材料に応じて安全に負荷させることができる最大の荷重をいう。
B 制限荷重の中には、フック、スイベル、スリングなどのつり具の重量は含まれない。
C デリック型式の揚貨装置の制限荷重は、デリックブーム1本だけで荷をつった場合の最大の荷重のことである。
D デリック型式の揚貨装置に制限角度の標示がある場合は、その制限角度未満の角度で使用しなければならない。
|
詳細
|
1. A,B,C
2. A,C
3. A,D
4. B,C
5. C,D
|
A,C
|
10 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
図はグースネックを示したものであるが、その説明に関する記述として、適切でないものは(1)~(5)のうちどれか。
|
詳細
|
1. ピンテルは、デリックブームの基部金具に連結され、立てピンの働きをする。
2. グースネックブラケットは、グースネックをデリックポストに固定する構造体である。
3. ブロックブラケットは、カーゴワイヤロープ用などの滑車を取り付けるための滑車受けとなる。
4. グリースニップルは摺動部に給油を行うためのものである。
5. グースネックは、デリックブームの伸縮及び旋回を円滑にする働きと、カーゴワイヤロープなどをウインチドラムに正しく巻き込むためのガイド役をする。
|
グースネックは、デリックブームの伸縮及び旋回を円滑にする働きと、カーゴワイヤロープなどをウインチドラムに正しく巻き込むためのガイド役をする。
|
スポンサー
|
11 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
揚貨装置などの運転及び玉掛けの業務に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. 限定なしのクレーン・デリック運転士免許で、制限荷重8tの揚貨装置の運転の業務に就くことができる。
2. 揚貨装置運転士免許で、岸壁に設けられたつり上げ荷重7tの荷役用ク ーンの運転の業務に就くことができる。
3. 揚貨装置の運転の業務に係る特別教育の受講で、制限荷重5.9tの揚貨装置の運転の業務に就くことができる。
4. 玉掛け技能講習の修了で、制限荷重4.9tの揚貨装置で行う1tの荷の玉掛けの業務に就くことができる。
5. 玉掛けの業務に係る特別教育の受講で、制限荷重2.9tの揚貨装置で行う 0.5tの荷の玉掛けの業務に就くことができる。
|
玉掛け技能講習の修了で、制限荷重4.9tの揚貨装置で行う1tの荷の玉掛けの業務に就くことができる。
|
12 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
揚貨装置を用いて作業を行うときに用いるフック付きスリング、もっこスリング、ワイヤスリング等のスリングについての点検を行わなければならない時期として、法令上、正しいものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. その日の作業を開始する前に行う。
2. その日の作業の開始後、遅滞なく行う。
3. 揚貨装置を用いた作業中、異常を認めたときに行う。
4. その日の作業を終了した後、直ちに行う。
5. その日の作業を終了した後、異常を認めたときに行う。
|
その日の作業を開始する前に行う。
|
13 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
港湾荷役作業に関する次のAからDの記述について、法令に定められていないもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 港湾荷役作業を開始する前に、当該作業が行われる船倉の内部、ばく露甲板の上又は岸壁の上にある荷の中に、塩素、シアン酸、四アルキル鉛等急性中毒を起こすおそれのある物、腐食性液体その他の腐食性の物、火薬類又は危険物が存するかどうかを調べなければならない。
B 揚貨装置等を用いて、船倉の内部から荷を巻き上げ、又は船倉の内部へ荷を巻き卸す作業を行うときのハッチビーム又は開放されたちょうつがい付きハッチボードの固定の状態についての点検は、当該作業の開始後遅滞なく行わなければならない。
C 船倉の内部の小麦、大豆、とうもろこし等ばら物の荷を卸す作業を行う場合において、シフチングボード、フィーダボックス等荷の移動を防止するための隔壁が倒壊し又は落下することにより、当該作業に従事する労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、当該隔壁が取りはずされた後でなければ、当該作業に労働者を従事させてはならない。
D 揚貨装置等を用いて、綿花、羊毛、コルク等でベール包装により包装されているものの巻上げの作業を行うときは、労働者に、当該包装に用いられている帯鉄、ロープ又は針金にスリングのフックをかけさせなければならない。
|
詳細
|
1. A,B,C
2. B,C,D
3. B,D
4. C,D
5. D
|
B,D
|
14 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
揚貨装置の玉掛けに用いるワイヤロープの安全係数の説明として、法令上、正しいものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. ワイヤロープの許容荷重の値を、当該ワイヤロープの切断荷重の値で除した値である。
2. ワイヤロープの切断荷重の値を、当該ワイヤロープにかかる荷重の最大の値で除した値である。
3. ワイヤロープにかかる荷重の最大の値を、当該ワイヤロープの切断荷重の値で除した値である。
4. ワイヤロープにかかる衝撃荷重の値を、つり荷の質量で除した値である。
5. ワイヤロープにかかる荷重の最大の値を、当該ワイヤロープの断面積で除した値である。
|
ワイヤロープの切断荷重の値を、当該ワイヤロープにかかる荷重の最大の値で除した値である。
|
15 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
港湾荷役作業における労働者の立入り、通行及び作業に関する次のAからDの記述について、法令上、禁止とされていないもののみを全て挙げた組合せは (1)~(5)のうちどれか。
A 揚貨装置を用いて荷の巻上げの作業が行われている場合において、甲板からの深さが3mの船倉への通行設備を使用して通行する労働者に荷が激突するおそれのあるときの、当該通行設備の通行
B ハッチボードの開閉の作業が行われている場所の下方で、ハッチボードが落下することにより労働者に危険を及ぼすおそれのあるところへの立入り
C 揚貨装置のブームの起伏の作業が行われている場合において、当該ブームが倒れることにより労働者に危険を及ぼすおそれのあるところへの立入り
D 揚貨装置を用いて巻出索又は引込索により荷を引いているときの、当該索の外角側への保護帽を着用した労働者の立入り
|
詳細
|
1. A,B,C
2. A,D
3. B,C
4. B,C,D
5. D
|
D
|
スポンサー
|
16 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
船内荷役作業主任者(以下、本問において「作業主任者」という。)の選任及 び職務に関する次のAからEの記述について、法令上、正しいもののみを全て 挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 事業者は、総トン数600tの船舶において、荷を積み、荷を卸し、又は 荷を移動させる作業については、揚貨装置を用いないで行うものであっても、作業主任者を選任しなければならない。
B 事業者は、「揚貨装置運転士免許」を有する者又は「船内荷役作業主任 者技能講習」を修了した者のうちから、作業主任者を選任しなければならない。
C 事業者は、作業主任者を選任したときは、当該作業主任者の氏名及びその者に行わせる事項を作業場の見やすい箇所に掲示する等により関係労働者に周知させなければならない。
D 事業者は、作業主任者に、作業の方法を決定させるとともに、作業を直接指揮させなければならない。ただし、業務の都合上やむを得ない場合に、 周辺の作業者に連絡調整を行わせるときは、当該作業を直接指揮しなくても差支えない。
E 事業者は、作業主任者に、通行設備、荷役機械、保護具並びに器具及び 工具を点検整備させるとともに、これらの使用状況を監視させなければならない。
|
詳細
|
1. A,B,C
2. A,C,E
3. B,C,D,E
4. B,D
5. C,E
|
A,C,E
|
17 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
次のうち、法令上、揚貨装置の玉掛用具として使用禁止とされているものはどれか。
|
詳細
|
1. 使用する際の安全係数が6となるシャックル
2. ワイヤロープ1よりの間において素線(フィラ線を除く。以下同じ。)の数の9%の素線が切断したワイヤロープ
3. 直径の減少が公称径の8%のワイヤロープ
4. 伸びが、当該鎖が製造されたときの長さの4%の鎖
5. リンクの断面の直径の減少が、製造されたときの当該直径の9%の鎖
|
直径の減少が公称径の8%のワイヤロープ
|
18 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
揚貨装置の取扱いなどに関する記述として、法令に定められているものは次 のうちどれか。
|
詳細
|
1. 揚貨装置等を用いて、荷の巻出しの作業を行うときは、巻出索に用いるみぞ車を、ビームクランプ、シャックル等の取付具により船のフレームに取り付けてはならない。
2. 揚貨装置を用いて、荷の巻上げ又は巻卸しの作業を行うときは、当該作業の開始後遅滞なく、揚貨装置の作動状態について点検し、異常がないことを確認しなければならない。
3. 揚貨装置の運転者を荷をつったままで作業位置から離れさせてはならない。 ただし、作業の性質上やむを得ない場合又は安全な作業の遂行上必要な場合に、揚貨装置の運転を停止し、かつ、ブレーキをかけるときは、この限りでない。
4. 揚貨装置の玉掛けに用いるワイヤロープの安全係数については、5以上としなければならない。
5. 揚貨装置等を用いて、船倉の内部の荷で、ハッチの直下にあるもの以外のものを巻き上げる作業を行うときは、巻出索を使用する等により、あらかじめ、当該荷をハッチの直下に移してから行わなければならない。
|
揚貨装置等を用いて、船倉の内部の荷で、ハッチの直下にあるもの以外のものを巻き上げる作業を行うときは、巻出索を使用する等により、あらかじめ、当該荷をハッチの直下に移してから行わなければならない。
|
19 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
揚貨装置を用いて作業を行うときの、揚貨装置の運転についての合図に関する法令条文に基づく次のAからDの記述について、その記述内容が、法令に定められているもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 事業者は、「一定の合図」を定め、「合図を行う者」を揚貨装置ごとに指名しなければならない。
B 「合図を行う者」は、船内荷役作業主任者の資格を有する者の中から指名しなければならない。
C 「合図を行う者」は、定められた合図を行わなければならない。
D 揚貨装置を用いて行う作業に従事する労働者は、「合図を行う者」が行う合図に従わなければならない。
|
詳細
|
1. A,B,C,D
2. A,B,D
3. A,C,D
4. B,C
5. C,D
|
A,C,D
|
20 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
次の文章は揚貨装置運転士免許証に係る法令条文を抜粋したものであるが、 [ A ] この文中の 内に入れるA及びBの語句の組合せが、当該法令条文の内容 と一致するものは(1)~(5)のうちどれか。
「労働安全衛生法違反により免許の取消しの処分を受けた者は、 [ A ] 、免許の取消しをした [ B ] に免許証を返還しなければならない。」
|
詳細
|
1. A: 遅滞なく B: 都道府県労働局長
2. A: 遅滞なく B: 労働基準監督署長
3. A: 処分を受けた日から起算して14日以内に B: 労働基準監督署長
4. A: 処分を受けた日から起算して30日以内に B: 都道府県労働局長
5. A: 処分を受けた日から起算して30日以内に B: 労働基準監督署長
|
A: 遅滞なく B: 都道府県労働局長
|
スポンサー
|
21 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
電気に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. 交流は、シリコン整流器等で直流に変換できるが、得られた直流は完全に平滑ではなく波が多少残るため、脈流と呼ばれる。
2. 交流は、電流及び電圧の大きさ及び方向が周期的に変化する。
3. 工場の動力用電源には、一般に三相交流が使用されている。
4. 直流は、変圧器によって容易に電圧を変えることができる。
5. 直流はDC、交流はACと表される。
|
直流は、変圧器によって容易に電圧を変えることができる。
|
22 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
電圧、電流、抵抗などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. 電流の単位はアンペア(A)で、0.001Aは1mAとも表す。
2. 抵抗に電流が流れたときに発生する熱をジュール熱という。
3. 電力とは、電気エネルギーが単位時間当たりにする仕事の量をいう。
4. 回路の抵抗が同じ場合、電流が大きいほど消費電力は大きくなる。
5. 100Vで200Wの作業灯を25日間点灯し続けたときの消費電力量は、200kWh である。
|
100Vで200Wの作業灯を25日間点灯し続けたときの消費電力量は、200kWh である。
|
23 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
電気抵抗に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. 抵抗の単位はオーム(Ω)で、100000Ωは1MΩとも表す。
2. 抵抗を並列に接続したときの合成抵抗の値は、個々の抵抗の値のどれよりも小さい。
3. 6Ωと12Ωの抵抗を直列に接続したときの合成抵抗の値は、18Ωである。
4. 導体でできた円形断面の電線の場合、断面の直径が同じであれば、抵抗の値は長さに比例する。
5. 導体でできた円形断面の電線の場合、長さが同じまま断面の直径が2倍になると、抵抗の値は4分の1になる。
|
抵抗の単位はオーム(Ω)で、100000Ωは1MΩとも表す。
|
24 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
一般的に電気をよく通す導体及び電気を通しにくい絶縁体(不導体)に区分されるものの組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。
|
詳細
|
1. 導体: 鋼 絶縁体(不導体) : 鋳鉄
2. 導体: 磁器 絶縁体(不導体) : 雲母
3. 導体: 黒鉛 絶縁体(不導体) : ガラス
4. 導体: 銅 絶縁体(不導体) : 海水
5. 導体: 空気 絶縁体(不導体) : 大理石
|
導体: 黒鉛 絶縁体(不導体) : ガラス
|
25 |
揚貨装置運転士(令和5年10月) |
|
電気計器に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
|
詳細
|
1. 電圧計はボルトメーターとも呼ばれ、回路の電圧の大きさを計ることを目的とした計器であり、ボルト単位、ミリボルト単位などの目盛りのものがある。
2. 電流計は、測定する回路に並列に接続して測定し、電圧計は、測定する回路に直列に接続して測定する。
3. 回路計(テスター)は、直流電圧、交流電圧、直流電流などを、スイッチを切り替えることによって計測できる計器である。
4. アナログテスターでは、正確な値を測定するため、あらかじめ調整ねじで指針を「0」に合わせる0点調整を行ってから測定する。
5. 交流用の電圧計や電流計は、一般に電圧又は電流の最大値ではなく実効値で目盛られている。
|
電流計は、測定する回路に並列に接続して測定し、電圧計は、測定する回路に直列に接続して測定する。
|
スポンサー
|