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2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 湿り空気を加熱すると、その絶対湿度は低下する。
2. 不飽和湿り空気の湿球温度は、その乾球温度より低くなる。
3. 露点温度とは、その空気と同じ絶対湿度をもつ飽和湿り空気の温度をいう。
4. 相対湿度とは、ある湿り空気の水蒸気分圧と、その温度と同じ温度の飽和湿り空気の水蒸気分圧との比をいう。
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湿り空気を加熱すると、その絶対湿度は低下する。
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2 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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水に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 大気圧において、1kgの水の温度を1℃上昇させるために必要な熱量は、約4.2kJである。
2. 0℃の水が氷になると、その容積は約10%増加する。
3. 硬水は、カルシウム塩、マグネシウム塩を多く含む水である。
4. 大気圧において、空気の水に対する溶解度は、温度の上昇とともに増加する。
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大気圧において、空気の水に対する溶解度は、温度の上昇とともに増加する。
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3 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 液体は、気体に比べて圧縮しにくい。
2. 大気圧において、水の粘性係数は空気の粘性係数より小さい。
3. 管路を流れる水は、レイノルズ数が大きくなると層流から乱流に変化する。
4. 流水管路において、弁の急閉はウォーターハンマーが発生する要因となる。
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大気圧において、水の粘性係数は空気の粘性係数より小さい。
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4 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 体積を一定に保ったまま気体を冷却すると、圧力は低くなる。
2. 気体では、定容比熱より定圧比熱のほうが大きい。
3. 潜熱とは、物体の相変化を伴わず、温度変化のみに費やされる熱をいう。
4. 熱は、低温の物体から高温の物体へ自然に移ることはない。
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潜熱とは、物体の相変化を伴わず、温度変化のみに費やされる熱をいう。
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5 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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電気設備に関する用語の組合せのうち、関係のないものはどれか。
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詳細
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1. 漏電遮断器 ―――― 地絡保護
2. 配線用遮断器 ――― 短絡保護
3. 接地工事 ――――― 感電防止
4. サーマルリレー ―― 力率改善
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サーマルリレー ―― 力率改善
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6 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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鉄筋コンクリートの特性に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. コンクリートと鉄筋の線膨張係数は、ほぼ等しい。
2. 異形棒鋼は、丸鋼と比べてコンクリートとの付着力が大きい。
3. コンクリートはアルカリ性のため、コンクリート中の鉄筋はさびにくい。
4. 鉄筋コンクリート造は、剛性が低く振動による影響を受けやすい。
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鉄筋コンクリート造は、剛性が低く振動による影響を受けやすい。
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7 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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変風量単一ダクト方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 負荷変動が異なる室が複数ある場合には、代表室に設置したサーモスタットにより給気温度の制御を行う。
2. 送風量の制御は、一般的に、インバーターにより空気調和機の送風機を回転数制御する。
3. 定風量単一ダクト方式に比べ、間仕切り変更や負荷の変動にも容易に対応しやすい。
4. 使用しない室や使用しない時間帯に対応するために、VAVユニットは全閉機能付きのものを使用する。
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負荷変動が異なる室が複数ある場合には、代表室に設置したサーモスタットにより給気温度の制御を行う。
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8 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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下図に示す冷房時の湿り空気線図のd点に対応する空気調和システム図中の位置として、適当なものはどれか。
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詳細
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1. ①
2. ②
3. ③
4. ④
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③
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9 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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熱負荷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 構造体の空気層は、熱通過率には影響を与えない。
2. 非空調室と接する内壁の単位面積当たりの熱負荷は、空調対象室と非空調室の温度差と熱通過率より求める。
3. 冷房負荷計算では、人体や事務機器からの負荷を室内負荷として考慮する。
4. 暖房負荷計算では、一般的に、外壁、屋根、ピロティの熱負荷には方位係数を乗じる。
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構造体の空気層は、熱通過率には影響を与えない。
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10 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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空気清浄装置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. ろ過式には、粗じん用、中性能、HEPA等がある。
2. ろ過式の構造には、自動更新型、ユニット交換型等がある。
3. ろ過式のろ材には、粉じん保持容量が大きく、空気抵抗が大きいことが求められる。
4. 静電式は、高電圧を使って粉じんを帯電させて除去する。
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ろ過式のろ材には、粉じん保持容量が大きく、空気抵抗が大きいことが求められる。
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11 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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温水暖房における膨張タンクに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 開放式膨張タンクの容量は、装置全水量の膨張量から求める。
2. 開放式膨張タンクにボイラーの逃がし管を接続する場合は、メンテナンス用バルブを設ける。
3. 密閉式膨張タンクは、一般的に、ダイヤフラム式やブラダー式が用いられる。
4. 密閉式膨張タンク内の最低圧力は、装置内が大気圧以下とならないように設定する。
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開放式膨張タンクにボイラーの逃がし管を接続する場合は、メンテナンス用バルブを設ける。
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12 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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パッケージ形空気調和機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. ガスエンジンヒートポンプ方式は、一般的に、デフロスト運転は不要である。
2. インバーター制御のものは、高調波対策を考慮する必要がある。
3. 冷暖房能力は、外気温度、冷媒管長、屋外機と屋内機の設置高低差等により変化しない。
4. 省エネルギー性能の評価指標には、APF(通年エネルギー消費効率)がある。
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冷暖房能力は、外気温度、冷媒管長、屋外機と屋内機の設置高低差等により変化しない。
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13 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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換気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 換気回数とは、換気量を室容積で除したものである。
2. 必要換気量とは、室内の汚染質濃度を許容値以下に保つために循環する空気量をいう。
3. 自然換気には、風力によるものと温度差によるものがある。
4. シックハウスを防ぐには、室内中のTVOC(総揮発性有機化合物の濃度)を低く保つ必要がある。
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必要換気量とは、室内の汚染質濃度を許容値以下に保つために循環する空気量をいう。
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14 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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機械換気を行う室のうち、第三種換気方式を用いることが適当でないものはどれか。
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詳細
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1. シャワー室
2. 書庫・倉庫
3. エレベーター機械室
4. ボイラー室
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ボイラー室
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15 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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上水道の取水施設から配水施設に至るまでのフローのうち、適当なものはどれか。
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詳細
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1. 取水施設 → 導水施設 → 浄水施設 → 送水施設 → 配水施設
2. 取水施設 → 導水施設 → 送水施設 → 浄水施設 → 配水施設
3. 取水施設 → 送水施設 → 導水施設 → 浄水施設 → 配水施設
4. 取水施設 → 浄水施設 → 送水施設 → 導水施設 → 配水施設
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取水施設 → 導水施設 → 浄水施設 → 送水施設 → 配水施設
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16 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 公共下水道と敷地内排水系統の排水方式において、分流式と合流式の定義は同じである。
2. 管きょの接合方法には、水面接合、管頂接合、管中心接合及び管底接合がある。
3. 公共下水道の設置、改築、修繕、維持その他の管理は、市町村が行う。
4. 取付管は、本管の中心線から上方に取り付ける。
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公共下水道と敷地内排水系統の排水方式において、分流式と合流式の定義は同じである。
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17 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 水道直結直圧方式を採用する場合は、夏季等の水圧が低くなる時期の本管水圧で決定する。
2. 飲料用給水タンクは、保守点検及び清掃を考慮し、容量に応じて2槽分割等にする。
3. 飲料用給水タンクの上部には、原則として、飲料水以外の配管を設けてはならない。
4. 飲料用給水タンクのオーバーフロー管には、トラップを設け、虫の侵入を防止する。
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飲料用給水タンクのオーバーフロー管には、トラップを設け、虫の侵入を防止する。
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18 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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給湯設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 潜熱回収型給湯器は、燃焼排ガス中の水蒸気の凝縮潜熱を回収することで、熱効率を向上させている。
2. 先止め式ガス瞬間湯沸器の能力は、それに接続する器具の必要給湯量を基準として算定する。
3. Q機能付き給湯器は、出湯温度を短い時間で設定温度にする構造のものである。
4. シャワーに用いるガス瞬間湯沸器は、湯沸器の湯栓で出湯を操作する元止め式とする。
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シャワーに用いるガス瞬間湯沸器は、湯沸器の湯栓で出湯を操作する元止め式とする。
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19 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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衛生器具の「名称」と当該器具の「トラップの最小口径」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 掃除流し ―――――― 50mm
2. 壁掛け小型小便器 ―― 40mm
3. 汚物流し ―――――― 75mm
4. 大便器 ――――――― 75mm
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掃除流し ―――――― 50mm
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20 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 通気管は、管内の水滴が自然流下によって排水管に流れるように勾配をとる。
2. 通気管を設ける主な目的は、トラップが破封しないようにすることである。
3. 排水槽に設ける通気管の最小管径は、50mmとする。
4. ループ通気方式は、自己サイホン作用の防止に有効である。
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ループ通気方式は、自己サイホン作用の防止に有効である。
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21 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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屋内消火栓ポンプ回りの配管に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 吸水管には、ろ過装置(フート弁に附属するものを含む。)を設ける。
2. 水源の水位がポンプより高い位置にある場合、吸水管には逆止め弁を設ける。
3. 吸水管は、ポンプごとに専用とする。
4. 締切運転時における水温上昇防止のため、逃し配管を設ける。
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水源の水位がポンプより高い位置にある場合、吸水管には逆止め弁を設ける。
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22 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 都市ガスの引込みで、本支管分岐個所から敷地境界線までの導管を供給管という。
2. 液化天然ガス(LNG)には、一酸化炭素が含まれている。
3. 液化石油ガス(LPG)の一般家庭向け供給方式には、戸別供給方式と集団供給方式がある。
4. 液化石油ガス(LPG)の充填容器の設置においては、容器が常に40℃以下に保たれる措置を講じる。
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液化天然ガス(LNG)には、一酸化炭素が含まれている。
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23 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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浄化槽の構造方法を定める告示に示された分離接触ばっ気方式(処理対象人員30人以下)の処理フローとして、適当なものはどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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24 |
2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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空気調和機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. ユニット形空気調和機は、冷却、加熱の熱源装置を持たず、ほかから供給される冷温水等を用いて空気を処理し送風する機器である。
2. ファンコイルユニットは、冷温水を使用して室内空気を冷却除湿又は加熱する機器である。
3. パッケージ形空気調和機は、空気熱源のものと水熱源のものがある。
4. 気化式加湿器は、通過する空気に水を噴霧気化させることで加湿を行う。
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気化式加湿器は、通過する空気に水を噴霧気化させることで加湿を行う。
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2級管工事施工管理技士(令和3年度)後期 |
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送風機及びポンプに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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詳細
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1. 斜流送風機は、ケーシングが軸流式の形状のものと、遠心式の形状のものがある。
2. 遠心送風機のうち、多翼送風機は、羽根車の出口の羽根形状が回転方向に対して前に湾曲している。
3. 水中モーターポンプは、耐水構造の電動機を水中に潜没させて使用できるポンプである。
4. 給水ポンプユニットの末端圧力一定方式は、ポンプ吐出側の圧力を検知し水量の増減に関係なく圧力が一定になるように制御する方式である。
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給水ポンプユニットの末端圧力一定方式は、ポンプ吐出側の圧力を検知し水量の増減に関係なく圧力が一定になるように制御する方式である。
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