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ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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放射線に関連した量とその単位の組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 電流…………………… A
2. 吸収線量……………… Gy
3. カーマ………………… J・kg⁻¹
4. 粒子フルエンス……… m⁻²
5. LET ………………… eV
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LET ………………… eV
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2 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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放射線検出器とそれに関係の深い用語との組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 電離箱…………………………… グロー曲線
2. 比例計数管……………………… 窒息現象
3. GM計数管……………………… 電子なだれ
4. シンチレーション検出器……… 緑色レーザー光
5. フリッケ線量計………………… ε 値
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GM計数管……………………… 電子なだれ
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3 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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被ばく線量測定のための放射線測定器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 熱ルミネセンス線量計は、放射線に曝されたフッ化リチウムなどの検出素子を加熱して発する蛍光を利用したもので、線量の読取りを繰り返し行うことができる。
2. 蛍光ガラス線量計は、放射線照射により形成された蛍光中心に紫外線を当て、生じる蛍光を測定することにより線量を読み取る線量計で、素子には銀活性リン酸塩ガラスが用いられる。
3. 半導体式ポケット線量計は、固体内での放射線の電離作用を利用した線量計で、検出器にはPN接合型シリコン半導体が用いられている。
4. 電離箱式PD型ポケット線量計は、充電により先端がY字状に開いた石英繊維が放射線の入射により閉じてくることを利用した線量計である。
5. 電荷蓄積式(DIS)線量計は、電荷を蓄積する不揮発性メモリ素子(MOSFETトランジスタ)を電離箱の構成要素の一部とした線量計で、線量の読み取りは専用のリーダを用いて行う。
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熱ルミネセンス線量計は、放射線に曝されたフッ化リチウムなどの検出素子を加熱して発する蛍光を利用したもので、線量の読取りを繰り返し行うことができる。
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4 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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GM計数管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 入射放射線によって生じる一次電子イオン対の量とは無関係にほぼ一定の大きさの出力パルスが得られる。
2. 電離気体としては、通常アルゴン等の不活性ガスが用いられる。
3. 消滅ガスとしては、アルコールやハロゲンガスが用いられる。
4. 入射放射線のエネルギーを分析することができる。
5. プラトーが長く、その傾斜が小さいほど、一般に性能が良い。
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入射放射線のエネルギーを分析することができる。
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5 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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ガンマ線の測定に用いるシンチレーション検出器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. シンチレータには、高純度のシリコン半導体結晶が用いられる。
2. シンチレータにガンマ線が入射すると、可視領域の減衰時間の短い光が放射される。
3. シンチレーションにおいて、一つの光子の発生に必要な平均エネルギーは、約3.6 eV である。
4. 光電子増倍管から得られる出力パルス波高は、入射ガンマ線の線量率に比例する。
5. 光電子増倍管の増倍率は、印加電圧が変動しても影響を受けない。
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シンチレータにガンマ線が入射すると、可視領域の減衰時間の短い光が放射される。
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6 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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放射線防護のための被ばく線量の算定に関する次のAからDの記述について、正しいものの全ての組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 外部被ばくによる実効線量は、法令に基づき放射線測定器を装着した各部位の1cm 線量当量及び70μm 線量当量を用いて算定する。
B 妊娠中の女性の腹部表面の等価線量は、腹・大腿部における1cm 線量当量により算定する。
C 皮膚の等価線量は、ガンマ線については70μm 線量当量により算定する。
D 眼の水晶体の等価線量は、ガンマ線については1mm 線量当量により算定する。
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詳細
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1. A,B,C
2. A,C,D
3. A,D
4. B,C
5. B,D
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B,C
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7 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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放射線の測定の用語に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 時定数を小さくすると応答速度は速くなるが、計数率が低い場合、指示値のばらつきが大きくなる。
2. 入射放射線によって気体中に作られたイオン対のうち、電子が電界によって強く加速され、更に多くのイオン対を発生させることを気体(ガス)増幅といい、比例計数管やGM計数管による測定に利用される。
3. 放射線が気体中で1対のイオン対を作るのに必要な平均エネルギーをW値といい、気体の種類にはあまり依存せず、放射線のエネルギーに応じてほぼ一定の値をとる。
4. 線量率計の検出感度が、放射線のエネルギーによって異なる性質をエネルギー依存性という。
5. 積分型の測定器において、放射線が入射して作用した時点からの時間経過とともに線量の読み取り値が減少していく現象をフェーディングという。
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放射線が気体中で1対のイオン対を作るのに必要な平均エネルギーをW値といい、気体の種類にはあまり依存せず、放射線のエネルギーに応じてほぼ一定の値をとる。
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8 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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男性の放射線業務従事者が、透過写真撮影用ガンマ線照射装置を用い、肩から大腿部までを覆う防護衣を着用して放射線業務を行った。
労働安全衛生関係法令に基づき、胸部(防護衣の下)、頭・頸部及び手指の計3箇所に、放射線測定器を装着して、被ばく線量を測定した結果は、次の表のとおりであった。
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詳細
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1. 0.2 mSv
2. 0.3 mSv
3. 0.4 mSv
4. 0.5 mSv
5. 0.6 mSv
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0.5 mSv
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9 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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図のように、¹⁹²Irの点状線源を装備した透過写真撮影用ガンマ線照射装置を用いて検査鋼板の透過写真撮影を行うとき、線源から1 m の距離にある点Pにおける写真撮影中の1 cm 線量当量率は20 mSv/ h である。
露出時間が1枚につき200秒の写真を週35枚撮影するとき、線源から管理区域の境界線上のQ点までの距離に最も近い値は(1)~(5)のうちどれか。
ただし、3か月は13週とし、線源容器等からの散乱線の影響は無視するものとする。
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詳細
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1. 18 m
2. 20 m
3. 22 m
4. 24 m
5. 26 m
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20 m
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10 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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あるサーベイメータを用いて50秒間ガンマ線を測定し、1,200 cps の計数率を得た。
この計数率の標準偏差(c ps)に最も近い値は、次のうちどれか。
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詳細
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1. 0.7
2. 5
3. 24
4. 34
5. 245
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5
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11 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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放射線業務従事者の被ばく限度に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、正しいものはどれか。
ただし、放射線業務従事者は、緊急作業には従事しないものとし、また、被ばく限度に関する経過措置の適用はないものとする。
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詳細
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1. 男性の放射線業務従事者が受ける実効線量の限度は、5年間に100 mSv 、かつ、1年間に30 mSv である。
2. 男性の放射線業務従事者が皮膚に受ける等価線量の限度は、1年間に500mSv である。
3. 男性の放射線業務従事者が眼の水晶体に受ける等価線量の限度は、1年間に300 mSv である。
4. 女性の放射線業務従事者(妊娠する可能性がないと診断されたもの及び妊娠と診断されたものを除く。)が受ける実効線量の限度は、1か月間に5 mSvである。
5. 妊娠と診断された女性の放射線業務従事者が腹部表面に受ける等価線量の限度は、妊娠中に3 mSv である。
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男性の放射線業務従事者が皮膚に受ける等価線量の限度は、1年間に500mSv である。
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ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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ガンマ線照射装置を取り扱う放射線業務従事者と、その者が管理区域内で受ける外部被ばくによる線量を測定するために放射線測定器を装着すべき全ての部位の組合せとして、労働安全衛生関係法令上、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 最も多く放射線に曝されるおそれのある部位が胸・上腕部であり、次に多い部位が頭・頸部である男性の放射線業務従事者…………………………… 胸部
2. 最も多く放射線に曝されるおそれのある部位が手指であり、次に多い部位が頭・頸部である女性(妊娠する可能性がないと診断されたものを除く。)の放射線業務従事者……………………………………………………… 手指及び腹部
3. 最も多く放射線に曝されるおそれのある部位が腹・大腿部であり、次に多い部位が頭・頸部である男性の放射線業務従事者……… 腹・大腿部及び胸部
4. 最も多く放射線に曝されるおそれのある部位が腹・大腿部であり、次に多い部位が手指である男性の放射線業務従事者…………… 腹・大腿部及び胸部
5. 最も多く放射線に曝されるおそれのある部位が手指であり、次に多い部位が頭・頸部である男性の放射線業務従事者……… 手指、頭・頸部及び胸部
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最も多く放射線に曝されるおそれのある部位が手指であり、次に多い部位が頭・頸部である女性(妊娠する可能性がないと診断されたものを除く。)の放射線業務従事者……………………………………………………… 手指及び腹部
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ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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透過写真撮影用ガンマ線照射装置又は放射線装置室に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 放射線装置室内でガンマ線照射装置を使用するときは、放射線源送出し装置以外の遠隔操作装置を用いて線源容器から放射線源を取り出すことができる。
2. 装置の外側における外部放射線による1 cm 線量当量率が20 μSv/ h を超えないように遮蔽された構造のガンマ線照射装置については、放射線装置室以外の場所に設置することができる。
3. 1 TBq 以上の放射性物質を装備しているガンマ線照射装置を使用する放射線装置室の出入口で、人が通常出入りするものには、インターロックを設けなければならない。
4. 放射線装置室内に設置するガンマ線照射装置(装備している放射性物質が400 GBq 未満である場合を除く。)で照射しているときは、その旨を自動警報装置を用いて関係者に周知させなければならない。
5. ガンマ線照射装置を設置している放射線装置室は、遮蔽壁等の遮蔽物を設けて、労働者が常時立ち入る場所における外部放射線による実効線量を、1週間につき1 mSv 以下にしなければならない。
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1 TBq 以上の放射性物質を装備しているガンマ線照射装置を使用する放射線装置室の出入口で、人が通常出入りするものには、インターロックを設けなければならない。
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14 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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透過写真撮影用ガンマ線照射装置の定期自主検査に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 線源容器のシャッター及びこれを開閉するための装置の異常の有無については、原則として、1か月以内ごとに1回、定期に、自主検査を行わなければならない。
2. 放射線源のホルダーの固定装置の異常の有無については、原則として、1か月以内ごとに1回、定期に、自主検査を行わなければならない。
3. 線源容器の遮蔽能力の異常の有無については、原則として、6か月以内ごとに1回、定期に、自主検査を行わなければならない。
4. 1か月以内ごとに1回、定期に行った自主検査については、検査の結果等を記録し、これを1年間保存しなければならない。
5. 6か月以内ごとに1回、定期に行った自主検査については、検査の結果等を記録し、これを3年間保存しなければならない。
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1か月以内ごとに1回、定期に行った自主検査については、検査の結果等を記録し、これを1年間保存しなければならない。
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15 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 第一種放射線取扱主任者免状の交付を受けた者は、ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許を受けていなくても、ガンマ線透過写真撮影作業主任者として選任することができる。
2. ガンマ線透過写真撮影作業主任者がその職務に従事するときは、ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許証その他その資格を証する書面を携帯していなければならない。
3. 免許証の交付を受けた者で、免許に係る業務に現に就いているものは、本籍を変更したときは、免許証の書替えを受けなければならない。
4. 満20歳に満たない者は、免許を受けることができない。
5. 免許の取消しの処分を受けた者は、遅滞なく、免許の取消しをした都道府県労働局長に免許証を返還しなければならない。
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免許の取消しの処分を受けた者は、遅滞なく、免許の取消しをした都道府県労働局長に免許証を返還しなければならない。
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16 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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透過写真撮影用ガンマ線照射装置を取り扱う作業場の管理区域について行う外部放射線の作業環境測定に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 測定は、ガンマ線照射装置を固定して使用する場合において使用の方法及び遮蔽物の位置が一定しているときを除き、6か月以内ごとに1回、定期に、行わなければならない。
2. 測定は、原則として1 cm 線量当量率又は1 cm 線量当量について行うものとするが、70 μm 線量当量率が1 cm 線量当量率の10倍を超えるおそれがある場所又は70 μm 線量当量が1 cm 線量当量の10倍を超えるおそれのある場
3. 所においては、それぞれ70 μm 線量当量率又は70 μm 線量当量について行うものとする。
4. 作業環境測定士の資格を有しない者でも、この測定を行うことができる。
5. 測定を行ったときは、その都度、測定日時、測定結果、測定結果に基づいて実施した措置の概要等一定の事項を記録し、5年間保存しなければならない。
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測定は、ガンマ線照射装置を固定して使用する場合において使用の方法及び遮蔽物の位置が一定しているときを除き、6か月以内ごとに1回、定期に、行わなければならない。
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17 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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電離放射線健康診断に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。
ただし、緊急作業はないものとする。
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詳細
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1. 管理区域に一時的に立ち入るが、放射線業務に常時従事していない労働者に対しては、健康診断を行わなくてよい。
2. 雇入れ又は放射線業務に配置替えの際に行う健康診断においては、検査項目のうち、使用する線源の種類等に応じて、白内障に関する眼の検査を省略することができる。
3. 定期の健康診断においては、医師が必要でないと認めるときは、検査項目のうち、皮膚の検査を省略することができる。
4. 事業場において実施した健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者については、その結果に基づき、健康を保持するために必要な措置について、健康診断実施日から3か月以内に、医師の意見を聴かなければならない。
5. 健康診断を受けた労働者に対し、異常の所見がないと診断された者を除き、遅滞なく、当該健康診断の結果を通知しなければならない。
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健康診断を受けた労働者に対し、異常の所見がないと診断された者を除き、遅滞なく、当該健康診断の結果を通知しなければならない。
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18 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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ガンマ線照射装置の放射線源として用いる放射性物質を管理区域の外において運搬するときに使用する容器の構造及び表示に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 容器は、厚生労働大臣の承認を受けたときを除き、その表面における1 cm 線量当量率が2 mS v/ h を超えない構造を具備するものでなければならない。
2. 容器は、厚生労働大臣の承認を受けたときを除き、その表面から1 m の距離における1 cm 線量当量率が0.3 mSv/ h を超えない構造を具備するものでなければならない。
3. 容器には、放射性物質を入れるものである旨を表示しなければならない。
4. 容器には、運搬する放射性物質の種類及び気体、液体又は固体の区別を明記しなければならない。
5. 容器には、運搬する放射性物質に含まれる放射性同位元素の種類及び数量を明記しなければならない。
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容器は、厚生労働大臣の承認を受けたときを除き、その表面から1 m の距離における1 cm 線量当量率が0.3 mSv/ h を超えない構造を具備するものでなければならない。
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ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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次のAからDまでの場合について、所轄労働基準監督署長にその旨又はその結果を報告しなければならないものの全ての組合せは、(1)~(5)のうちどれか。
ただし、労働安全衛生規則を安衛則、電離放射線障害防止規則を電離則という。
A ガンマ線透過写真撮影作業主任者を選任したとき。
B 常時25人の労働者を使用する事業場で、電離則に基づく定期の電離放射線健康診断を行ったとき。
C 常時50人以上の労働者を使用する事業場で、電離則に基づく雇入れ時の電離放射線健康診断を行ったとき。
D 常時50人以上の労働者を使用する事業場で、安衛則に基づく定期健康診断を行ったとき。
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詳細
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1. A,B
2. A,C
3. A,C,D
4. B,C,D
5. B,D
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B,D
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20 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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ガンマ線照射装置を用いて行う透過写真撮影の業務に従事する労働者30人を含めて600人の労働者を常時使用する製造業の事業場の安全衛生管理体制について、労働安全衛生関係法令に違反しているものは、次のうちどれか。
ただし、衛生管理者及び産業医の選任の特例はないものとする。
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詳細
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1. 衛生管理者は、3人選任している。
2. 選任している衛生管理者のうち、1人は、この事業場に専属でない労働衛生コンサルタントである。
3. この事業場に専属の全ての衛生管理者は、衛生管理者としての業務以外の業務を兼任している。
4. この事業場に専属の衛生管理者のうち、衛生工学衛生管理者の免許を有している者は1人である。
5. 産業医は、事業場に専属の者ではないが、産業医としての法定の要件を満たしている医師を選任している。
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この事業場に専属の全ての衛生管理者は、衛生管理者としての業務以外の業務を兼任している。
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21 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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同位体又は放射性壊変に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 同位体どうしは、質量数が異なる。
2. 電子捕獲では、原子番号が1減少し、質量数は変わらない。
3. α壊変では、原子番号が2減少し、質量数が4減少する。
4. β⁺ 壊変では、原子番号が1増加し、質量数は変わらない。
5. 一般に、原子核の壊変に伴い、原子核から放出される電磁波をガンマ線という。
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β⁺ 壊変では、原子番号が1増加し、質量数は変わらない。
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22 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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透過写真撮影用ガンマ線照射装置の線源に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. ⁶⁰Co、¹³⁷Cs、¹⁶⁹Yb及び¹⁹²Irのうち、鉛に対する半価層が最も大きいものは⁶⁰Coである。
2. ⁶⁰Coは、¹⁹²Irに比べて、放出されるガンマ線のエネルギーが高い。
3. ¹⁹²Irの半減期は、約74日である。
4. ⁶⁰Co、¹³⁷Cs、¹⁶⁹Yb及び¹⁹²Irのうち、半減期の最も短いものは¹⁹²Irである。
5. ⁶⁰Coの半減期は、約5.2年である。
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⁶⁰Co、¹³⁷Cs、¹⁶⁹Yb及び¹⁹²Irのうち、半減期の最も短いものは¹⁹²Irである。
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23 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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ガンマ線と物質との相互作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. コンプトン効果は、主にK殻電子と光子との相互作用により生じる。
2. コンプトン効果による散乱ガンマ線は、入射ガンマ線のエネルギーが高くなるほど、後方に散乱されやすくなる。
3. 光電効果が起こる確率は、入射ガンマ線のエネルギーが高くなると大きくなる。
4. 光電効果によって原子から放出される光電子の運動エネルギーは、入射ガンマ線のエネルギーより小さい。
5. エネルギーが約1MeV のガンマ線は、主に電子対生成によって減弱する。
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光電効果によって原子から放出される光電子の運動エネルギーは、入射ガンマ線のエネルギーより小さい。
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24 |
ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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単一エネルギーの細いガンマ線束が物体を透過するときの減弱に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 半価層h(cm)は、線減弱係数μ (cm⁻¹)に比例する。
2. 半価層は、ガンマ線のエネルギーが変わっても変化しない。
3. 半価層は、ガンマ線の線量率が高くなると大きくなる。
4. ガンマ線のエネルギーが同じ場合、アルミニウム板の半価層は、鉛板の半価層より小さい。
5. 透過する物体が同じ場合、一般にガンマ線のエネルギーが高くなるほど線減弱係数の値は小さくなる。
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透過する物体が同じ場合、一般にガンマ線のエネルギーが高くなるほど線減弱係数の値は小さくなる。
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ガンマ線透過写真撮影作業主任者(令和7年4月) |
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単一エネルギーで太い線束のガンマ線が物体を透過するときの減弱式における再生係数(ビルドアップ係数)Bを表す式として、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、IP、ISは、次のガンマ線の強度を表すものとする。
IP:物体を直進して透過し、測定点に到達した透過線の強度
IS:物体により散乱されて、測定点に到達した散乱線の強度
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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