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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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分散型データベースシステムにおいては、一貫性・可用性・分断耐性の三つの特性のうち,同時には最大二つまでしか満たすことができないとする理論はどれか。
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詳細
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1. BASE 特性
2. CAP定理
3. アムダールの法則
4. ベイズの定理
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CAP定理
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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次のチェックポイントの仕様に従ってトランザクション処理を行う DBMS において,チェックポイントの発生頻度は 1 時間当たり何回か。ここで,トランザクションは毎秒 20 件発生し, 1 トランザクションごとに消費されるデータベースバッファ領域のデータ量及びログファイルに書き出すログ長はどちらも 10 k バイトとする。
データベースバッファ領域の容量は 480M バイトとし,一つのログファイルのサイ ズは 240 M バイトとする。1M バイト=10° k バイトとする。開始時点では、データ ベースバッファ領域, ログファイルともに初期化状態であるとする。DBMS は, ログファイルを二つもち,一方を使い切ったら他方に切り替え,使い切った一方をア ーカイブして初期化する。ログファイルへの書込み処理は WAL プロトコルに従う。
[チェックポイントの仕様]
1. チェックポイントが発生する条件
A. データベースバッファ領域に空きがなくなったとき,又は B. ログファイルが切り替わるとき
2. チェックポイント終了時のデータベースバッファの状態
データベースバッファ領域は,データベースファイルへの反映後,初期化される。
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詳細
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1. 1.5
2. 2
3. 3
4. 6
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3
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3 |
平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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4 |
平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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第1正規形から第 5 正規形までの正規化に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 正規形にする分解は全て関数従属性が保存される。
2. 正規形にする分解は全て情報無損失の分解である。
3. 第3正規形への分解では,情報無損失かつ関数従属性が保存される。
4. 第4正規形から第 5 正規形への分解は自明な多値従属性が保存される分解である。
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第3正規形への分解では,情報無損失かつ関数従属性が保存される。
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第3正規形において存在する可能性のある関数従属はどれか。
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詳細
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1. 候補キーから繰返し属性への関数従属
2. 候補キーの真部分集合から他の候補キーの真部分集合への関数従属
3. 候補キーの真部分集合から非キー属性への関数従属
4. 非キー属性から他の非キー属性への関数従属
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候補キーの真部分集合から他の候補キーの真部分集合への関数従属
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トランザクションの隔離性水準のうち,次の (1), (2) に該当する SQL の指定はどれか
(1) 対象の表のダーティリードは回避できる。
(2) 一つのトランザクション中で,対象の表のある行を 2回以上参照する場合, 1回目の読込みの列値と 2 回目以降の読込みの列値が同じであることが保証されない。
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詳細
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1. READ COMMITTED
2. READ UNCOMMITTED
3. REPEATABLE READ
4. SERIALIZABLE
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READ COMMITTED
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
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3.
4.
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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和両立である関係 RとSがある。R∩Sと等しいものはどれか。ここで,一は差演算,nは共通集合演算を表す。
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詳細
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1. R-(R-S)
2. R-(S-R)
3. (R-S)-(S-R)
4. S-(R-S)
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R-(R-S)
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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分散データベースシステムにおいて, 複数のデータベースサイトを更新する場合に用いられる2相コミットの処理手順のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 主サイトが各データベースサイトにコミット準備要求を発行した場合,各データベースサイトは、準備ができていない場合だけ応答を返す。
2. 主サイトは、各データベースサイトにコミットを発行し、コミットが失敗した場合には,再度コミットを発行する。
3. 主サイトは,各データベースサイトのロックに成功した後,コミットを発行し, 各データベースサイトをアンロックする。
4. 主サイトは, コミットが可能であることを各データベースサイトに確認した後, コミットを発行する。
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主サイトは, コミットが可能であることを各データベースサイトに確認した後, コミットを発行する。
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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分散型データベースで結合演算を行うとき,通信負荷を最も小さくすることができる手法はどれか。ここで,データベースは異なるコンピュータ上に格納されて, かつ結合演算を行う表の行数が,双方で大きく異ならないものとする。
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詳細
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1. 入れ子ループ法
2. インデックスジョイン法
3. セミジョイン法
4. マージジョイン法
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セミジョイン法
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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DBMS の多版同時実行制御(MVCC)に関する記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 同時実行される二つのトランザクションのうち、先発のトランザクションがデータを更新し、コミットする前に,後発のトランザクションが同じデータを参照すると,更新前の値を返す。
2. トランザクションがデータを更新する前に専有ロックを,参照する前に共有ロックを掛け,コミットかロールバック後に全てアンロックする。
3. トランザクションがデータを更新する前に専有ロックを,参照する前に共有ロ ックを掛け,専有ロックはコミットかロールバック後までアンロックしないが, 共有ロックは不必要になったらアンロックする。
4. トランザクションがデータを更新する前にロックを掛けず、コミット直前に他のトランザクションがそのデータを更新したかどうか確認し,更新していないと きだけコミットする。
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同時実行される二つのトランザクションのうち、先発のトランザクションがデータを更新し、コミットする前に,後発のトランザクションが同じデータを参照すると,更新前の値を返す。
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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ビッグデータの処理に使用される CEP(複合イベント処理)に関する記述として, 適切なものはどれか。
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詳細
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1. ストリームデータをメモリ上に展開し,あらかじめ設定した条件に合致した場合に対応するアクションを実行する。
2. ビジネスの結果を表す数値データをファクトテーブル,そのデータの解析に必要なデータを次元テーブルに格納して処理する。
3. 分散データベースにおいて、関係する全てのプロセスでコミットが可能かを判定する相と,各プロセスで実際のコミットを行う相の二つを経てコミット処理を実行する。
4. 並列分散環境にある多数のサーバによって,分散ファイルシステムに蓄積された大量データをバッチ処理する。
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ストリームデータをメモリ上に展開し,あらかじめ設定した条件に合致した場合に対応するアクションを実行する。
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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インターネットで電子メールを送信するとき,メッセージの本文の暗号化に共通鍵暗号方式を用い,共通鍵の受渡しに公開鍵暗号方式を用いるものはどれか。
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1. AES
2. IPsec
3. MIME
4. S/MIME
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S/MIME
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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迷惑メールの検知手法であるベイジアンフィルタの説明はどれか。
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詳細
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1. 信頼できるメール送信元を許可リストに登録しておき,許可リストにないメール送信元からの電子メールは迷惑メールと判定する。
2. 電子メールが正規のメールサーバから送信されていることを検証し,迷惑メールであるかどうかを判定する。
3. 電子メールの第三者中継を許可しているメールサーバを登録したデータベースの掲載情報を基に,迷惑メールであるかどうかを判定する。
4. 利用者が振り分けた迷惑メールと正規のメールから特徴を学習し、迷惑メールであるかどうかを統計的に判定する。
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利用者が振り分けた迷惑メールと正規のメールから特徴を学習し、迷惑メールであるかどうかを統計的に判定する。
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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キャッシュメモリの動作に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. キャッシュミスが発生するとキャッシュ全体は一括消去され,主記憶から最新のデータが転送される。
2. キャッシュメモリには,メモリアクセスの実効速度を上げる効果がない。
3. キャッシュメモリにヒットすると,主記憶から最新のデータが転送される。
4. 主記憶のアクセス時間とプロセッサの命令実行時間との差が大きいマシンでは, キャッシュメモリによって実効アクセス時間の短縮が期待できる。
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主記憶のアクセス時間とプロセッサの命令実行時間との差が大きいマシンでは, キャッシュメモリによって実効アクセス時間の短縮が期待できる。
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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Web システムの負荷分散技術の一つである,ロードバランサ方式の特徴として, 最も適切なものはどれか。
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詳細
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1. Webブラウザのキャッシュ機能によって負荷が均等に分散しない場合がある。
2. 接続されたサーバの死活状態をロードバランサは考慮せずに選択する。
3. 複数のサーバそれぞれにグローバル IP アドレスの固定割当てが必要になる。
4. ヘルスチェックに失敗しているサーバをロードバランサは選択しない。
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ヘルスチェックに失敗しているサーバをロードバランサは選択しない。
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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SOA において,異なるアプリケーションソフトウェアやコンポーネントの間でのデータのやり取りを行うために,データ形式の変換,データの振り分け,非同期連携などの機能を実現するものはどれか。
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詳細
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1. BPEL
2. BPMN
3. ESB
4. SOAP
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ESB
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平成31年度 春期 午前Ⅱ データベーススペシャリスト試験 |
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コンテンツの不正な複製を防止する方式の一つである DTCP-IP の説明として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. BS デジタル放送や地上デジタル放送に採用され,コピーワンスの番組を録画するときに使われる方式
2. DLNA とともに用いられ,接続する機器間で相互認証し,保護されたコンテンツの再生を可能にする方式
3. DVD に採用され,映像コンテンツを暗号化して,複製できないエリアにその暗号化鍵を記録する方式
4. HDMI 端子が搭載されたディジタル AV 機器に採用され,HDMI 端子から表示機器にディジタル信号を送るときに受信する経路を暗号化する方式
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DLNA とともに用いられ,接続する機器間で相互認証し,保護されたコンテンツの再生を可能にする方式
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