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泌尿器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 腎臓には、心臓から拍出される血液の1/5~1/4が流れており、血液中の老廃物の除去のほか、水分及び電解質(特にナトリウム)の排出調節が行われている。
b 副腎皮質ホルモンの一つであるアルドステロンは、体内にカリウムを貯留し、塩分と水の排泄を促す作用がある。
c 尿は血液が濾過されて作られるため、糞便とは異なり、健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。
d 女性は尿道が長いため、細菌などが侵入したとき膀胱まで感染が生じることは少ない。 |
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耳に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 蝸牛は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知する部分(半規管)に分けられる。
b 蝸牛の内部はリンパ液で満たされているが、前庭の内部は空洞である。
c 中耳は外耳と内耳をつなぐ部分で、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる。
d 小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し感染が起こりやすい。 |
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目に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 強膜の充血では白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなる。
b 涙腺は上眼瞼の裏側にある分泌腺で、リンパ液から涙液を産生する。
c 水晶体の前には虹彩があり、瞳孔を散大・縮小させて眼球内に入る光の量を調節している。
d 涙液は、リゾチーム、免疫グロブリンを含み、角膜や結膜を感染から防御する。 |
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外皮系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
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骨格系及び筋組織に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われる。
b 骨の関節面は弾力性に富む柔らかな骨髄に覆われ、これが衝撃を和らげ、関節の動きを滑らかにしている。
c 平滑筋は、収縮力が強い随意筋であるが、疲労しやすい。
d 不随意筋は自律神経系に支配されている。 |
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自律神経系の働きに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 副交感神経の節後繊維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンである。
b 概ね、交感神経系は体が食事や休憩等の安息状態となるように働き、副交感神経系は体が闘争や恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働く。
c 副交感神経系が交感神経系より優位に働いたとき、気管及び気管支は収縮する。
d 交感神経系が副交感神経系より優位に働いたとき、膀胱では排尿筋が収縮する。 |
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脳や神経系の働きに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 中枢神経系は脳と脊髄から構成されている。
b 小児は、血液脳関門が発達しており、大人に比べ、医薬品の成分が循環血液中から脳の組織に移行しにくい。
c 延髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを延髄反射と呼ぶ。
d 脳における細胞同士の複雑かつ活発な働きのため、脳において、酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%、血液の循環量は心拍出量の約 15%と多い。 |
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薬の有効成分の吸収に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 内服薬の消化管吸収では、主に大腸から有効成分が吸収される。
b 眼の粘膜に適用する点眼薬は、鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収され、眼以外の部位に到達して副作用を起こすことがある。
c 有効成分が皮膚から浸透して体内の組織で作用する医薬品の場合、加齢等により皮膚が乾燥すると、有効成分が浸潤・拡散しにくくなる。 |
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薬の体内での働きに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 循環血液中に移行した医薬品の有効成分は、多くの場合、標的となる細胞に存在する受容体、酵素、トランスポーターなどのタンパク質と結合し、その機能を変化させることで薬効や副作用を現す。
b 医薬品が効果を発揮するためには、有効成分がその作用の対象である器官や組織の細胞外液中あるいは細胞内液(細胞質という)中に、一定以上の濃度で分布する必要がある。
c 医薬品の有効成分の血中濃度と薬効は比例関係にあり、薬効が頭打ちになることはない。 |
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医薬品の剤形及び適切な使用方法に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 錠剤(内服)は、口中で噛み砕いて服用してはならないが、腸溶錠は例外的に噛み砕いてもよい。
b シロップ剤は粘りがあって容器に残りやすいので、残った部分を水ですすいで、すすぎ液も飲むなどの工夫が必要である。
c カプセル剤は、水なしで服用するとカプセルの原材料であるゼラチンが喉や食道に貼り付くことがある。
d 軟膏剤とクリーム剤は、有効成分が適用部位に留まりやすいという特徴があり、一般的には、適用部位を水から遮断したい場合にはクリーム剤を用いることが多い。 |
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薬が働く仕組みに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 内服した医薬品が全身作用を現すまでには、消化管からの吸収、代謝と作用部位への分布という過程を経る。
b 内服薬は全身作用を示すものが多いが、膨潤性下剤や生菌製剤等のように、有効成分が消化管内で作用するものもあり、その場合に現れる作用は局所作用である。
c 医薬品の薬効と副作用を理解するには、薬物動態に関する知識が不可欠である。 |
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医薬品の副作用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
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医薬品の副作用として現れる中毒性表皮壊死融解症(TEN)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 最初に報告した医師の名前にちなんでライエル症候群とも呼ばれる。
b 両眼に現れる急性結膜炎は、皮膚や粘膜の変化とほぼ同時期又は半日~1日程度先行して生じることが知られている。
c 原因医薬品の使用開始後2週間以内に発症することが多いが、1ヶ月以上経ってから起こることもある。 |
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消化器系に現れる医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 消化性潰瘍は、胆嚢や膵臓の粘膜組織が傷害されて、その一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態である。
b 小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人は、イレウス様症状(腸閉塞様症状)の発症のリスクが高い。
c 浣腸剤や坐剤の使用によって現れる一過性の症状に、肛門部の熱感等の刺激、異物の注入による不快感、排便直後の立ちくらみなどがある。 |
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医薬品の副作用として現れる間質性肺炎に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳、発熱等の症状が現れる。
b 通常の肺炎と異なり、気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものである。
c 症状が一過性に現れ、自然と回復することもあるが、悪化すると肺線維症(肺が線維化を起こして硬くなる状態)に移行することがある。
d 医薬品の使用開始から1~2日程度で起きることが多い。 |
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次の記述は、医薬品医療機器等法第1条の条文である。 ( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
第一条 この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品(以下「医薬品等」という。)の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による保健衛生上の危害の発生及び( a )のために必要な規制を行うとともに、指定薬物の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び再生医療等製品の研究開発の( b )のために必要な措置を講ずることにより、( c )を図ることを目的とする。 |
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医薬品医療機器等法施行規則第 159 条の9の規定に基づき、登録販売者が、登録販売者名簿の登録事項の変更の届出が必要となる事項として、正しいものはどれか。 |
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医薬品医療機器等法第2条において定義されている医薬部外品及び化粧品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医薬部外品の直接の容器又は直接の被包には、「医薬部外品」の文字の表示が義務付けられている。
b 医薬部外品は、その効能効果があらかじめ定められた範囲内であって、成分や用法等に照らして人体に対する作用が緩和であることを要件として、医薬品的な効能効果を表示・標榜することが認められている。
c 化粧品は、医薬品的な効能効果を表示・標榜することは一切認められていない。
d 化粧品は、人の身体の構造に影響を及ぼすことを目的としている。 |
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「医薬品の範囲に関する基準」における医薬品に該当する要素に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 成分本質(原材料)が、人その他の生物(植物を除く。)に由来するものを含むこと
b 医薬品的な効能効果が標榜又は暗示されていること(製品表示や添付文書によるほか、チラシ、パンフレット、刊行物、インターネット等の広告宣伝物等による場合も含む。)
c 服用時期、服用間隔、服用量等の医薬品的な用法用量の記載があること(調理のために使用方法、使用量等を定めている場合を除く。) |
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保健機能食品等の食品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 特定保健用食品は、健康増進法に基づく許可又は承認を受けて、食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品である。
b 特別用途食品は、健康増進法に基づく許可又は承認を受けて、乳児、幼児、妊産婦又は病者の発育又は健康の保持若しくは回復の用に供することが適当な旨を医学的・栄養学的表現で記載し、かつ、用途を限定した食品である。
c 機能性表示食品は、安全性及び機能性に関する審査を受け、消費者庁長官の許可を受けた食品である。
d 特定保健用食品、特別用途食品、機能性表示食品を総称して、保健機能食品といい、食生活を通じた健康の保持増進を目的として摂取される食品である。 |
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薬局に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 第三類医薬品をあらかじめ小分けし、販売することが認められている。
b 学校薬剤師の業務のため、当該薬局において恒常的に薬剤師が不在となる時間は、医薬品医療機器等法施行規則第1条第2項第3号に規定されている薬剤師不在時間として認められている。
c 鍵がかけられていない陳列設備に第一類医薬品を陳列する場合、医薬品医療機器等法施行規則第1条第2項第3号に規定されている薬剤師不在時間内は、調剤室の閉鎖に加え、第一類医薬品陳列区画を閉鎖しなければならない。
d 薬局開設者は、医薬品の貯蔵設備を設ける区域に立ち入ることができる者の特定を講じなければならない。 |
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店舗販売業に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 薬剤師が従事している店舗においては、調剤を行うことが認められている。
b 過去5年間のうち、配置販売業において一般従事者として薬剤師又は登録販売者の管理及び指導の下に実務に従事した期間が通算して2年ある登録販売者は、指定第二類医薬品を販売する店舗における店舗管理者になることができる。
c 店舗管理者は、その店舗の所在地の都道府県知事(その店舗の所在地が保健所を設置する市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長)の許可を受けた場合を除き、その店舗以外の場所で業として店舗の管理その他薬事に関する実務に従事する者であってはならない。
d 店舗販売業の許可は、6年ごとに、その更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。 |
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配置販売業に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 配置販売業の許可は、一般用医薬品を配置しようとする区域をその区域に含む都道府県ごとに、その都道府県知事が与える。
b 配置販売業者又はその配置員は、医薬品の配置販売に従事しようとする区域の都道府県ごとに、その都道府県知事が発行する身分証明書を携帯しなければ、医薬品の配置販売に従事してはならない。
c 配置販売業者又はその配置員は、医薬品の配置販売に従事しようとするときは、配置販売業者の氏名及び住所、配置販売に従事する者の氏名及び住所並びに区域及びその期間を、あらかじめ、配置販売に従事しようとする区域の都道府県知事に届け出なければならない。
d 配置販売業者は、その業務に係る都道府県の区域のうち、区域管理者が薬剤師である区域において、第一類医薬品を開封して分割販売することが認められている。 |
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薬局における要指導医薬品又は一般用医薬品のリスク区分に応じた情報提供等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 第三類医薬品を販売する場合、販売した薬剤師又は登録販売者の氏名、当該薬局の名称及び当該薬局の電話番号その他連絡先を、当該医薬品を購入しようとする者に伝えなければならない。
b 指定第二類医薬品については、積極的な情報提供の機会が確保されるよう、陳列方法を工夫する等の対応が求められる。
c 薬局開設者は、薬剤師等(薬剤師、薬局開設者、医薬品の製造販売業者、製造業者若しくは販売業者、医師、歯科医師若しくは獣医師又は病院、診療所若しくは飼育動物診療施設の開設者をいう。)に販売し、又は授与する場合を除き、要指導医薬品を使用しようとする者以外の者に対して、正当な理由なく要指導医薬品を販売し、又は授与してはならない。
d 第一類医薬品を分割販売する場合、その直接の容器又は直接の被包に分割販売を行う薬局の名称及び所在地を表示又は記載しなければならないが、分割販売を行う薬局開設者の氏名又は名称は表示及び記載する必要はない。 |
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薬局開設者が、第一類医薬品を販売する場合、薬剤師に必要な情報を提供させるにあたって用いる書面に、医薬品医療機器等法施行規則第 159 条の 15 第2項の規定に基づき、必ず記載しなければならない当該医薬品に関する事項として、正しいものの組合せはどれか。
a 有効成分の名称
b 効能又は効果
c 使用の期限
d 製造番号又は製造記号 |
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