登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア)


No. 問題集 詳細No. 内容 操作
76 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 駆虫薬等に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 駆虫薬は、一度に多く服用すると駆虫効果が高まる。
b 回虫や蟯虫の感染は、その感染経路から、通常、衣食を共にする家族全員にその可能性がある。
c 駆除した虫体や腸管内に残留する駆虫成分の排出を促すために併用される瀉下薬として、ヒマシ油が最適である。
d 回虫は、肛門から這い出してその周囲に産卵するため、肛門部の痒みやそれに伴う不眠、神経症を引き起こすことがある。
この問題へ
77 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、強心薬等に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 白虎加人参湯は、 体力中等度以下で、めまい、ふらつきがあり、ときにのぼせや動悸があるものの立ちくらみ、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏に適すとされる。
b ジャコウは、シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカの雄のまだ角化していない、若しくは、わずかに角化した幼角を基原とする生薬で、強心作用の他、強壮、血行促進等の作用があるとされる。
c 気つけとは、心臓の働きの低下による一時的なめまい、立ちくらみ等の症状に対して、意識をはっきりさせたり、活力を回復させたりする効果のことである。
d センソは、有効域が比較的狭い成分であり、1日用量中センソ5mgを超えて含有する医薬品は劇薬に指定されている。
この問題へ
78 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 高コレステロール改善薬及びコレステロールに関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。 この問題へ
79 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 貧血用薬(鉄製剤)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 食生活を改善し、かつ鉄製剤の使用を2週間程度続けても症状の改善がみられない場合には、鉄製剤の使用を漫然と継続することは適当でない。
b 貧血の症状がみられる以前から予防的に鉄製剤を使用するべきである。
c 複数の貧血用薬と併用すると、胃腸障害や便秘等の副作用が起こりやすくなる。
d 胃への負担を軽減するため、腸溶性とした製品もある。
この問題へ
80 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 以下の循環器用薬の漢方処方製剤である三黄瀉心湯の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

 体力中等度以上で、( a )気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの高血圧の随伴症状、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされるが、体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人、だらだら出血が長引いている人では不向きとされる。
 構成生薬として( b )を含む。
( c )に用いる場合には、漫然と長期の使用は避け、5~6回使用しても症状の改善がみられないときは、いったん使用を中止する。
この問題へ
81 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 次の表はある外用痔疾用薬に含まれている成分の一覧である。この一般用医薬品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

ヒドロコルチゾン酢酸エステル 5mg
テトラヒドロゾリン塩酸塩 1mg
リドカイン 60mg
l-メントール 10mg
アラントイン 20mg
トコフェロール酢酸エステル 60mg
クロルヘキシジン塩酸塩 5mg

a リドカインは、局所の感染を防止することを目的として配合される殺菌消毒成分である。
b テトラヒドロゾリン塩酸塩は、血管収縮作用による止血効果を期待して配合されるアドレナリン作動成分である。
c クロルヘキシジン塩酸塩は、肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して配合される組織修復成分である。
d アラントインは、痛みや痒みを和らげることを目的として配合される局所麻酔成分である。
この問題へ
82 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 次の内服アレルギー用薬に配合される成分のうち、抗ヒスタミン成分ではないものの組み合わせはどれか。

a ヨウ化イソプロパミド
b アゼラスチン
c ブロメライン
d メキタジン
この問題へ
83 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 第1欄の記述は、婦人薬として使用される漢方処方製剤に関するものである。第1欄の記述に該当する漢方処方製剤として正しいものは第2欄のどれか。

第1欄
 体力中等度で皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

第2欄
 1 桂枝茯苓丸  2 柴胡桂枝乾姜湯  3 温清飲  4 四物湯 5 当帰芍薬散
この問題へ
84 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 鼻炎用点鼻薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ナファゾリン塩酸塩は、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す。
b グリチルリチン酸二カリウムは、鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として配合される場合がある。
c アドレナリン作動成分が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻粘膜の血管が反応しなくなり、鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。
d クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対しても有効である。
この問題へ
85 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 点眼薬の使用にあたっての一般的な注意に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 容器の先端が眼瞼(まぶた)や睫毛(まつげ)に触れないように点眼する。
b 結膜嚢内に行き渡らせることにより効果が増すため、一度に何滴も点眼する。
c 開封されてから長期間を経過した製品は、使用期限内であっても使用を避けるべきである。
d 点眼後は、目頭を押さえると、薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐことができ、効果的とされる。
この問題へ
86 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 眼科用薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 点眼薬を一定期間使用して症状の改善がみられない場合には、副作用の可能性も考慮し、漫然と使用を継続せずに、専門家に相談すべきである。
b 結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として、ホウ酸が配合される。
c 点眼薬は、結膜嚢に使用するものであり、通常、無菌的に製造されている。
d 目のかすみが緑内障による症状であった場合、配合されている成分によっては、緑内障の悪化につながるおそれがある。
この問題へ
87 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、眼科用薬の配合成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a ネオスチグミンメチル硫酸塩は、コリンエステラーゼの働きを抑える作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善する効果を目的として用いられる。
b アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として用いられる。
c 硫酸亜鉛水和物は、眼粘膜のタンパク質と結合して皮膜を形成し、外部の刺激から保護する作用を期待して配合されている場合がある。
d ビタミンB6は、視細胞が光を感受する反応に関与していることから、視力調整等の反応を改善する効果を期待して用いられる。
この問題へ
88 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) きず口等の殺菌消毒成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a アクリノールは、真菌、結核菌及びウイルスに対して殺菌・消毒作用を示す。
b ヨウ素系殺菌消毒成分(ポビドンヨードやヨードチンキ)は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対して殺菌・消毒作用を示す。
c チモールは、細菌や真菌類のタンパク質を変性させることにより殺菌・消毒作用を示す。
d クロルヘキシジングルコン酸塩は、結核菌やウイルスに対する殺菌・消毒作用はない。
この問題へ
89 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 一般的な創傷への対応に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 出血しているときは、創傷部に清潔なガーゼやハンカチ等を当てて圧迫し、止血するが、このとき、創傷部を心臓より高くして圧迫すると、止血効果が高い。
b 火傷(熱傷)の場合は、できるだけ早く、水道水などで熱傷部を冷やすことが重要である。
c 火傷(熱傷)による水疱(水ぶくれ)は、ただちに滅菌した器具で破り内容物を取り除く必要がある。
d 殺菌消毒成分により組織修復が妨げられて、かえって治癒しにくくなったり、状態を悪化させることがある。
この問題へ
90 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 歯槽膿漏薬の配合成分と配合目的の組み合わせの正誤について、正しいものはどれか。

a イソプロピルメチルフェノール ― 歯肉溝での細菌の繁殖を抑える
b チョウジ油          ― 歯周組織からの出血を抑える
c ビタミンE          ― 歯周組織の血行を促す
d 銅クロロフィリンナトリウム  ― 炎症を起こした歯周組織の修復を促す
この問題へ
91 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 歯痛及び口内炎に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。 この問題へ
92 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 禁煙補助剤の相互作用に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。 この問題へ
93 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、ビタミンに関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a ビタミンAは、夜間視力を維持し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
b ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素である。
c ビタミンB12は、脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
d ビタミンEは、タンパク質の代謝に関与し、神経機能の維持に重要な栄養素である。
この問題へ
94 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 滋養強壮保健薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a システインは、腎臓においてアルコールを分解する酵素の働きを助けている。
b アスパラギン酸ナトリウムは、乳酸の分解を促す働きを期待して用いられる。
c ヘスペリジンは、ビタミンCの吸収を助ける作用があるとされている。
d コンドロイチン硫酸ナトリウムは、関節痛、筋肉痛等の改善を促す作用を期待してビタミンB1等と組み合わせて配合されている。
この問題へ
95 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 以下のビタミンDに関する記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

 ビタミンDは、( a )でのカルシウム吸収及び( b )でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素である。
 ビタミンDの過剰症として、高カルシウム血症、( c )が知られている。
この問題へ
96 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 漢方処方は、処方全体としての適用性等、その性質からみて処方自体が一つの有効成分として独立したものという見方をすべきものである。
b 患者の「証」に合った漢方処方が選択されれば、効果が期待でき、間質性肺炎のような重篤な副作用が起こることはない。
c 用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後6ケ月未満の乳児には使用しないこととされている。
d 症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ケ月位)継続して服用されることがある。
この問題へ
97 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、殺虫成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 有機リン系殺虫成分であるダイアジノンは、アセチルコリンエステラーゼと不可逆的に結合してその働きを阻害することにより、殺虫作用を示す。
b オキサジアゾール系殺虫成分であるメトキサジアゾンは、アセチルコリンエステラーゼと可逆的に結合してその働きを阻害することにより、殺虫作用を示す。
c ピレスロイド系殺虫成分であるフェンチオンは、シラミの駆除を目的とする製品に配合される場合があり、殺虫成分で唯一人体に直接適用されるものである。
d 有機塩素系殺虫成分は、残留性や体内蓄積性の問題から、現在ではすべての品目が使用されていない。
この問題へ
98 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、代表的な衛生害虫に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a ツツガムシは、ツツガムシ病リケッチアを媒介するダニの一種である。
b ノミによる保健衛生上の害としては、主に吸血による痒みであり、病原細菌を媒介することはない。
c ケナガコナダニの糞や死骸がアレルゲンとなって気管支喘息やアトピー性皮膚炎などを引き起こすことがある。
d トコジラミの防除には、ハエ、蚊、ゴキブリと同様の殺虫剤を使用することはできない。
この問題へ
99 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 一般用検査薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 検査に用いる検体は、尿、糞便、鼻汁、唾液、涙液など採取に際して侵襲(採血や穿刺等)のないものである。
b 一般の生活者が正しく用いて健康状態を把握し、速やかな受診につなげることで疾病を早期発見するためのものである。
c 検体中に検査対象物質が存在していないにもかかわらず、検査対象外の物質と非特異的な反応が起こって検査結果が陽性となった場合を擬陽性という。
d 正しい方法で検体を採取し、一般用検査薬を正しく使用すれば、擬陰性・擬陽性を完全に排除することができる。
この問題へ
100 登録販売者試験(令和2年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、尿糖・尿タンパク検査及びその検査薬に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 尿は、食事その他の影響を受けることがなく常に正確な検査結果が得られる。
b 出始めの尿では、尿道や外陰部等に付着した細菌や分泌物が混入することがあるため、中間尿を採取して検査することが望ましい。
c 尿タンパク検査の場合、原則として食後2~3時間後の尿を検体とする。
d 尿糖・尿タンパク検査薬は、尿中の糖やタンパク質の有無を調べるものであり、その結果をもって直ちに疾患の有無や種類を判断することはできない。
この問題へ

学習時間記録ツール

Google Play で手に入れよう

スポンサー