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白血球に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 好中球は、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する。
b 単球は、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれる。
c 体内に侵入した細菌やウイルス等の異物に対する防御を受け持つ細胞であり、アレルギーに関与するものはない。
d 感染や炎症などが起きると全体の数が増加するとともに、種類ごとの割合も変化する。 |
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脾臓に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 握りこぶし大のスポンジ状臓器で、胃の後方の左上腹部に位置する。
b 主な働きは、脾臓内を流れる血液から古くなった赤血球を濾し取って処理することである。
c 古くなって柔軟性が失われた赤血球は、脾臓内の網目構造をすり抜け、マクロファージ(貪食細胞)によって壊される。
d リンパ球が増殖、密集する組織(リンパ組織)があるが、血流中の細菌やウイルス等の異物に対する免疫応答には関与しない。 |
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腎臓に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 |
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目に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている。
b 網膜には光を受容する細胞(視細胞)が密集していて、個々の視細胞は神経線維につながり、それが束なって眼球の後方で視神経となる。
c 強膜の充血では白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなるが、結膜が充血したときは、眼瞼の裏側は赤くならない。
d 角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体、硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶが、主に硝子体の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われている。 |
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鼻及び耳に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態を鼻炎という。
b 蝸牛は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知する部分(半規管)に分けられる。
c 鼓室は、耳管という管で鼻腔や咽頭と通じている。
d 外耳道にある耳垢腺(汗腺の一種)や皮脂腺からの分泌物に、埃や外耳道上皮の老廃物などが混じって耳垢(耳あか)となる。 |
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皮膚の機能に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 体表面を包み、体の形を維持し、保護するとともに、細菌等の異物の体内への侵入を防いでいる。
b 体の水分が体外に蒸発しないよう、又は、逆に水分が体内に浸透しないよう遮断している。
c 外界と体内の熱のやり取りをし、体温を一定に保つため重要な役割を担っている。
d 触覚、圧覚、痛覚、温度感覚等の皮膚感覚を得る感覚器としての機能を有している。 |
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毛に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、2箇所の( a )、( b )及び( c )内はそれぞれ同じ字句が入る。
皮膚の付属器として毛がある。毛根の最も深い部分を( a )という。( a )の下端のへこんでいる部分を( b )といい、( b )には毛細血管が入り込んで、取り巻く( c )細胞に栄養分を運んでいる。( c )細胞では細胞分裂が盛んに行われ、次々に分裂してできる新しい細胞が押し上げられ、次第に角化して毛を形成していく。 |
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中枢神経系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 脳において、血液の循環量は心拍出量の約15%、酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%である。
b イオン化した物質は、血液中から脳の組織へ移行しやすい。
c 小児では、血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しにくい。
d 延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等がある。 |
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末梢神経系に関する以下の記述について、 ( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、2箇所の( c )内はそれぞれ同じ字句が入る。
通常、交感神経系と副交感神経系は、互いに( a )して働く。
交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は( b )であり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は( c )である。ただし、汗腺を支配する交感神経線維の末端では、例外的に( c )が伝達物質として放出される。 |
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薬が働く仕組みに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品の作用には、有効成分が消化管などから吸収されて循環血液中に移行し、全身を巡って薬効をもたらす全身作用と、特定の狭い身体部位において薬効をもたらす局所作用とがある。
b 坐剤、経皮吸収製剤では、適用部位から吸収された有効成分が、循環血液中に移行して、全身作用を示すことを目的として設計されたものは存在しない。
c 鼻腔の粘膜に医薬品を適用する場合、その成分は循環血液中に入るが、一般用医薬品には全身作用を目的とした点鼻薬はなく、いずれの医薬品も鼻腔粘膜への局所作用を目的として用いられている。
d 代謝とは、物質が体内で化学的に変化することである。 |
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全身的に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一種である。
b 中毒性表皮壊死融解症は、38℃以上の高熱を伴って広範囲の皮膚に発赤が生じ、全身の10%以上に火傷様の水疱、皮膚の剥離、びらん等が認められ、かつ、口唇の発赤・びらん、眼の充血等の症状を伴う病態である。
c 医薬品により生じる肝機能障害には、有効成分又はその代謝物の直接的肝毒性が原因で起きる中毒性のもののみが存在する。
d 偽アルドステロン症は、副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していないにもかかわらず、体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われることによって生じる病態である。 |
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精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、乗物や危険な機械類の運転操作に従事しないよう十分注意することが必要である。
b 医薬品の副作用が原因の無菌性髄膜炎は、同じ医薬品を使用しても再発することはない。
c 精神神経症状が現れた場合は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、症状によっては医師の診療を受けるなどの対応が必要である。
d 心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感(体がふわふわと宙に浮いたような感じ)、不安定感(体がぐらぐらする感じ)等が生じることがある。 |
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医薬品の副作用として現れる間質性肺炎に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
間質性肺炎を発症すると、肺胞と毛細血管の間のガス交換効率が( a )し、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳) 、発熱等の症状を呈する。
一般的に、医薬品の使用開始から( b )程度で起きることが多い。
症状が悪化すると( c )に移行することがある。 |
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泌尿器系に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 副交感神経系の機能を亢進する成分が配合された医薬品を使用すると、膀胱の排尿筋の収縮が抑制され、尿が出にくい、尿が少ししか出ない、残尿感がある等の症状を生じることがある。
b 膀胱炎様症状では、尿の回数増加(頻尿)、排尿時の疼痛、残尿感等の症状が現れる。
c 排尿困難が進行すると、尿意があるのに尿が全く出なくなったり(尿閉) 、下腹部が膨満して激しい痛みを感じるようになる。
d 腎障害では、一時的に尿が増える症状は現れない。 |
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薬疹に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品によって引き起こされるアレルギー反応ではない。
b 医薬品の使用後1~2週間で起きることが多いが、長期使用後に現れることもある。
c 医薬品を使用した後に発疹・発赤等が現れた場合は、薬疹の可能性を考慮すべきであるが、原因と考えられる医薬品の使用を直ちに中止しなくてもよい。
d 痒み等の症状に対して、一般の生活者が自己判断で対症療法を行うことは、原因の特定を困難にするおそれがあるため、避けるべきである。 |
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医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律第145号)に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、2箇所の( a ) 、( b )内はそれぞれ同じ字句が入る。
この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び( a )の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による( b )上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な規制を行うとともに、指定薬物の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び( a )の( c )のために必要な措置を講ずることにより、( b )の向上を図ることを目的とする。 |
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医薬品に関する記述のうち、正しいものはどれか。 |
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一般用医薬品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 店舗販売業での販売が認められている。
b あらかじめ定められた用量等に基づき、適正使用することによって効果を期待するものである。
c 効能効果の表現に関しては、通常、診断疾患名(例えば、胃炎、胃・十二指腸潰瘍等)で示されている。
d 使用方法として注射が用いられているものもある。 |
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毒薬又は劇薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用医薬品で劇薬に該当するものはないが、要指導医薬品で劇薬に該当するものはある。
b 業務上劇薬を取り扱う者は、それらを他の物と区別して貯蔵、陳列しなければならず、貯蔵、陳列する場所には、かぎを施さなければならない。
c 毒薬又は劇薬を、18歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付することは禁止されている。
d 毒薬又は劇薬を、一般の生活者に対して販売又は譲渡する際には、当該医薬品を譲り受ける者から、品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名、住所及び職業が記入され、署名又は記名押印された文書の交付を受けなければならない。 |
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一般用医薬品のリスク区分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品のうちその使用に関し特に注意が必要なものとして厚生労働大臣が指定するものは、第一類医薬品に分類される。
b 第二類医薬品のうち、特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するものを指定第二類医薬品としている。
c 第三類医薬品は、第一類医薬品及び第二類医薬品以外の一般用医薬品で、副作用等により身体の変調・不調が起こるおそれはない。 |
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一般用医薬品の直接の容器又は被包に記載されていなければならない事項として、正しいものの組み合わせはどれか。ただし、厚生労働省令で定める表示の特例に関する規定は考慮しなくてよい。
a 効能又は効果
b 一般用医薬品のリスク区分を示す識別表示
c 相談時及び緊急時の電話番号その他連絡先
d 重量、容量又は個数等の内容量 |
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医薬部外品に表示・標榜することが認められている効能効果として、誤っているものはどれか。 |
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医薬部外品又は化粧品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことを目的とするものは、化粧品に含まれない。
b 化粧品に、医薬品的な効能効果を表示・標榜することは一切認められていない。
c 医薬部外品に、化粧品的な効能効果を表示・標榜することは一切認められていない。
d 化粧品を販売する場合には、医薬品のような販売業の許可は必要ない。 |
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食品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 外形上、食品として販売等されている製品であっても、その成分本質、効能効果の標榜内容等に照らして医薬品とみなされる場合がある。
b 顆粒剤、散剤の形状については、食品である旨が明示されている場合でも、形状のみをもって医薬品であると判断される。
c いわゆる健康食品に医薬品的な効能効果を標榜した場合には、無承認無許可医薬品として、取締りの対象となることがある。
d 特定保健用食品は、特定の保健の目的が期待できる(健康の維持及び増進に役立つ)という食品の機能性を表示することはできるが、機能性表示食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではない。 |
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薬局に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医療用医薬品の他、要指導医薬品及び一般用医薬品を取り扱うことができる。
b 薬局開設者は、薬剤師でなければならない。
c 医薬品をあらかじめ小分けし、販売する行為が認められている。
d 厚生労働大臣の許可を受けなければ、開設してはならない。 |
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